第102回「のしと水引」【週刊ウンチク】

第102回(2001.2.13)「のしと水引」
提供:越山甘清堂 徳山康彦さん


結納の水引細工

贈り物や結納などの行事には、わかりにくいしきたりが沢山あります。
今週は、金沢でお馴染みの和菓子店、
越山甘清堂 徳山康彦さんが、のしと水引の起源、マナーをご紹介します。

ギフトラッピング
日本のしきたり...日本の伝統的なラッピング作法「のし」「水引」

のしと水引(蝶結び)

右は贈り物に使われる「のし」の例です。

「お中元」の文字右にある折り紙が「のし(熨斗)」
真ん中で蝶結びになっている細い紐束が「水引」です。
のし・水引の絵を印刷した簡易な「のし紙」もあります。


 
<のし>

-何故そう言うのでしょうか
それは、昔祝い事の肴によく魚介類が使われ、詳しい理由は知りませんが、中でも鮑(あわび)がよく使われました。そのうちに縁起をかついで、喜び(いい事)が長く続きますようにと、鮑を乾かしてのす(伸ばし)た物を包んで進物として供えたのが「のし」の起源だと言われています。

ですから、のしをよく見ると下に薄く伸ばしたひらひらの物が付いています。それが、昔の鮑の伸した物を表しています。その成り立ちの関係で、進物が魚類、海草、鶏、卵等の場合はその物がのしの役目をしているので、重複を避けてのしは付けません。

また、弔事にも付けないのが一般的です。


<水引>

結び方と、色で使い方が決まっています。

結びきり
その事が二度繰り返されないように
と言う意味が込められています。
弔事、病気見舞、結婚等二度有って欲しくない そういう意味(思い)が込められています。

蝶結び
その事が何度でもあって欲しい。
受章、喜び事色々、など、こういう事は、何度あってもいいよ、頑張ってと言う意味(思い)が込められています。
蝶結びの水引を結んだ贈答品
一度、この二つの結び方をよく見てみてください。理由がすぐ解ります。


ミニリンク集
加賀金沢 津田水引折型
...金沢の水引専門店。津田さんの作品は、大河ドラマ「利家とまつ」でも使用された。
和菓子で見る金沢の風習...饅頭、和菓子Web通販越山甘清堂ホームページ。

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