第113回「筍の季節、もう食べました?」【週刊ウンチク】

第113回(2003.5.1)「筍の季節、もう食べました?」
提供:お店ばたけ事務局 totoさん


竹の子ごはん、おさしみ、煮物、お吸い物!
今週は、旬のたけのこをよりおいしく食べられる情報
お店ばたけ事務局totoさんがご紹介いたします。

筍の季節、もう食べました?

竹の種類は、実に600種ほどあるらしいです。
あちこちで見かける竹林はたいがい孟宗竹という種類。
ほかにも籠を編むのに適した根曲竹(ねまがりだけ)とか、つり竿に使われるものは、布袋竹(ほていちく)というそうです。

竹の子掘り。たくさん採るぞ!

筍は、桜が散る頃、孟宗竹林から採れます。
時々、料理で細い筍が出てきますが、別の種類なんでしょうね。

狭いながらも我が家の孟宗竹林では、普通の筍以外に、太さが1~2センチ程度の新芽を見かけることがありますが、おそらく孟宗竹以外の種類でしょう。

ちなみに、筍の皮で食品を包んだ商品がありますが、竹の成分に強力な殺菌効果があるからなんです。古の頃、おむすびや乾し飯をこの皮に包んで旅をしたのは、先人の知恵ですね。
ちまきの笹(チマキザサ)や、笹寿司の熊笹も同じ理由でしょう。

竹の成長は、びっくりするぐらいに早いですよ。
4月下旬に、「少し小さいから、3日後に採ろう」と思っているところへ、雨が降って、2,3日遅れたりすると、日当たりの良い場所に、背丈を超えるほど伸びているものを見つけます。
条件次第で、1日に15~20センチは成長しているかも知れません。

竹の子の皮がぐんぐん伸びて、竹になる。

筍を食べるには、をむいていきますが、その1枚1枚が、竹の節にあたります。(つまり、竹の子として生まれた時点で、すでに節の数が決まってるんですね)
1~2年で10~20メートルにまで成長する竹の生命力に想いを馳せ筍を食して、健康になりましょうね。


筍ご飯、吸い物、刺身に、煮物や天ぷら・・。
竹の精とかいう中国茶もあるようです。数年前に、中国展でパッケージを見かけました。

採れたての筍は、直ぐに灰汁抜きをすると、苦みはほとんど残りません。普通なら1~2時間かかるところ、米ぬか(もしくは米の研ぎ汁)で20分ほど炊けば柔らかくなります。
包丁で切るとき、竹の繊維に「カリカリ」と引っかからなければ、相当根っこの方まで、食べられますよ。「食物繊維」ばやりのこの時代、筍は筆頭グループに入りますね。
採れたてをゆがいて、ワサビ醤油で食べる筍のお刺身が最高。とくに先端が美味しい!

毎年、筍採りに行って小休憩するとき、チョッとしたリフレッシュ気分に浸ります。
清生とした竹林のなかに腰を下ろして、風に竹の葉がさやさやという音を聞くともなく聞き、柔らかい初夏の木漏れ日を浴びるのは、至福のひと時です。ノコギリ、ナタを振るって汗ばんでいればなおさら、清々しい気分になっていくのを実感しますね。

我が家の直ぐそばに竹林があるなら、椅子と本を持ち込みたい雰囲気です。
竹とっくりと猪口で、仲間と一杯引っかけるのも、おつなもの。


追伸 あっ、そうは言っても、竹林に無闇に入らないようにしましょう。
    特に筍の季節は。・・・筍泥棒と間違えられますから。

耳より事典

竹は地下茎で繋がっている

竹は東南アジアを中心に広く繁茂しています。
孟宗竹<モウソウチク>は、昔々、中国に孟宗という孝行息子がいて、病身の母に食べさせたい一心で、雪をかき分けて筍を掘り出し、食べさせたという故事から名付けられた日本名。
 地下茎は、地中を水平に長く伸び、竹林から15メートル以上も離れたところから筍の頭を出すこともしばしば。
 学問上は、「イネ科」だそうです。ちなみに竹のほかに、ササの類も「イネ科」。ラーメンに入っているメンマも、漢名「麻竹(マチク)」の竹の子です。


お店ばたけプラスホームページ

お店ばたけプラスホームページへ
ISICOバーチャルモール「お店ばたけプラス」は、(公財)石川県産業創出支援機構が運営するインキュベーションモールです。

アーカイブ

ブログを購読する(RSS)

  • RSS2.0を購読する
  • RSS2.0を購読する