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2005年07月27日
第123回「林さんちのコイン精米機物語・奮闘編」【週刊ウンチク】
第123回(2003.7.10)「林さんちのコイン精米機物語・奮闘編」
提供:林農産 林浩陽さん

お米、大豆、実りの季節に向けて稲作奮闘中の林農産 林浩陽さん。
"林さんち"のお店では、<コイン精米機>が大繁盛。
いつ行ってもお客さんがいて、さまざまなドラマが繰り広げられています。
今回は、たのしいコイン精米機でも避けられない「トラブル」についてのお話です。
林さんちのコイン精米機物語・奮闘編
「お~い!米ヌカ吹いてるぞ~」と近所の方から声がかかる。
「またか、、、」と思い、担当の専務に連絡すると同時に、修理中の看板をかけ、カギをかける。
林さんちのコイン精米機でよく見かける光景です。
皆さん、道端に設置してあるコイン精米機を見かけることがあると思います。
何気なく見ているコイン精米機も、なかなか繁盛するには大変な努力が必要です。その奮闘振りを今回、書いてみました。

林さんちのコイン精米機は、やって来たのは平成8年5月。この年、お米を農家が自由に売ってよくなったんです。林さんちでも、この頃からお米を販売し始めたんだけど、せっかく作ったお店の前の4車線道路が工事中、、、、(T_T) 白米にしてお店に置いていても、ドンドン精米日が古くなって売れない。そこで考えたのが、保存の利く玄米で売ってお客様にコイン精米してもらう方法。 安い美味い楽しいの3拍子が揃った方法です。
冒頭の話は、米ヌカのトラブルです。
林さんちの米ヌカは、別タンクに貯めて一杯になったら、大きな1トン袋に出して、専用の米ヌカ倉庫に入れて、欲しいお客様が自分で持って行く仕組み。もちろん無料!
別タンクでなくコイン精米機内部で貯めてお客様が取り出すタイプもあるのに、なぜ、こんな面倒な方法かと言うと、内部に米ヌカを貯めると、虫が湧くのです。例え綺麗なお米を精米しても、その虫が、うつってしまうのです。しかも米ヌカには、油成分が多く含まれていて、周りが真っ黒に汚れてしまうからです。
ところが、この大きなタンクも、少し油断すると満杯になって、米ヌカの噴火になってしまいます。しかも隣は交番、、、(-_-;) パトカーが白くなってしまい謝りに行くこともありました。最初は、「今日は、黄砂がたくさん降るな」とか「今日は、花粉がひどいなあ」と思われていたようですが、今では完全にバレテいます。
しかし今年は、何度抜いても噴火する事件が、ありました。しかも田植え期間中の超繁忙期。原因は、タンク上部の装置やパイプに、設置してから8年分のアクが溜まり度々、動脈硬化を起こしていたのです。
仕方ないので、専務が田植えを休んで、一日かかってばらして修理しました。
林さんちのコイン精米機の中には、雑記帳が置いてあり、お客様との交流に一役買っています。その中の多くの要望が、米ヌカに関してです。問題は「米ヌカマニア」によって起こされます。林さんちの米ヌカは1トン袋で取り出すので、そうそう無くなるはずはないのですが、無料!ということで、そんなに持って行ってどうするの?と言う位持ち出す方がいて困っています。
こんな方は、きっと山菜採りに行っても、根こそぎ持って行くタイプじゃないかと思います。季節的には、春にはタケノコのアク取り、夏になると釣りの撒餌の増量剤用に。秋には漬物用、冬にはボカシ肥料用にと、用途は色々あります。
林さんちの米ヌカは回転が速いので、本当に真っ白で綺麗。人気なのも頷けます。
あと珍しい副産物が、「石入りお米」。コイン精米機には石抜き機が付いていて、玄米に混じった石を抜いてくれます。これも米ヌカと一緒に取り出します。これは、近所の鶏のエサにあげて、代わりに卵をもらっています。
この雑記帳の効果は、また私の返事を読みに、必ず利用にこられるので、返事は重要です。なんだか、交換日記をやっているようで、見知らぬお客様の顔を思い浮かべながらせっせと書いています。
あと、コイン精米機によくあるトラブルが、お金が中に貯まり過ぎてコインが中で詰まること。中の金庫が意外に小さくて、新米の時期には油断するとすぐに、あふれてしまいます。泥棒さんに、やられてもあまり盗られないようにと言う配慮かなと思います。
次が、100円で10キロ精米出来るはずが、出来ない場合。多くは、お米が古かったり虫がついていたりと、品質に問題があるのですが、お客様にはそうも言えず、追加の100円をおあげしています。
レアなトラブルでは、コインにキズがあって、詰まることも。意外にコインってキズ付いている場合が多いですね。
最悪は、コインをお米と一緒に精米してしまうトラブル。これは、マズイ!
非常にマズイ!途中、コイン除去装置があるのですが、ここを通過すると一気に心臓部を破壊してしまいます。くれぐれも、コインは、お米を入れてから慎重にお願いします。もし入ったら、大至急、精米機内部にある緊急連絡先にお電話を下さい。
次は、サイフの忘れ物。隣が交番にも関わらず、忘れ物や落し物、果ては道を聞きに、林さんちに来ます。まだ、忘れたサイフを盗まれたことはなく、ちゃんと届けられているので、林さんちのお客様のモラルには感謝しています。
サイフは、お金を出したら絶対に、コイン精米機内部に置かないこと。やれやれと車にお米を載せたら安心して出発していますから。
こんなコイン精米機が全国で活躍しています。もし近所で、精米機をお探しの方は、最寄の農協にお問い合わせください。
首都圏の方は、こちらを見てください。もしかするとお近くにあるかも。
それでも、近くにない方で、玄米を購入し精米したい方は、こちらをお買い求めください。林さんちのコイン精米機の超ミニ版です。
価格は少々高いですが、性能は、林さんちも絶賛の精米機です。
それでは、コイン精米を体験したい方は、ぜひ林さんちへお越しください。
操作が分からない時は、遠慮なくお店に来て聞いてください。
手取り足取りお教えします。
■精米機がある、林さんちのお店はこちら。 …野々市町、アピタ松任の近くです。
■揚げてビールのおつまみに。かきもち販売中! …林さんちWeb通販
■コイン精米機物語 …精米機をめぐる、お客様と林さんちの交流物語。
投稿者 お店ばたけ事務局 : 2005年07月27日 10:32
