第127回「大野町・日吉神社の祭礼」【週刊ウンチク】

第127回(2003.8.7)「大野町・日吉神社の祭礼」
提供:金沢・ヤマト醤油 山本晴一さん


「押し寿司」は金沢のお祭り料理

金沢のお祭りでは左写真の押し寿司と、えびす(べろべろ寒天とも)は、金沢ならではのものだそうです。これと、小豆貝(巻貝の種類)の煮物が、夏のお祭り料理の代表選手です。

今週は金沢・大野町、田舎の夏祭りの話です。

●大野町・日吉神社の祭礼

今年の本祭りは、7月27日(日)。見所は夕方4時からの大通り(宝生寿し前)で繰り広げられる”お練り”。

大野町は、奈良時代に京都の寺社の荘園だったという記録があります。
そのころから数えるともうやがて1,270有余年
日吉神社は、京都というか近江・坂本の日吉大社の末社。
祭礼の巡幸は、一年に一回だけ、日吉神社の神様が、大野町の町内を巡幸して、健康・平安を祈念するとの主旨だと思う。

行列は、まず、奴さん(町内の20歳の成人が役割を担当する。)、
次に榊御輿(42歳の厄年男衆が、厄除けのために担ぐことになっている。県外に暮らして勤めている人も、この日のために帰省します。)、そして神官・巫女さん神社の総代さん、五郎十郎(護衛の武者姿)、荷物持ち(やかもち)の衣装をつけた人達の行列。
その後に金ぴかぴかの本神輿(日吉神社の神様)。
そして金沢市の無形文化財・山王悪魔払い(確か高校2年生がやることになっている。)の踊り。
それから獅子舞(壮年会の担当)ときて、
からくり人形(からくり記念館を楽しむ会が担当)のパフォーマンスが加わり、ここまでで約300人。その前後に各丁の子どもの曳き山や、太鼓行列があり、これを入れると総勢約500人の一大行列になる。
大野町の戸数は、約500軒であるから、各家庭から最低1人は出ないと、祭りは支えられないことになっている。
今では金沢市内でも珍しい町を上げての大人の祭りだ。
ココが凄いねえ・・・。

大野町日吉神社のお祭り

醤油の町に祭囃子が響く


勇姿、山王悪魔払い
←高校生の山王悪魔払い


幼稚園児による、獅子舞。かわいいね。男の子も、女の子も一日朝から夕方まで、がんばります。

かわいい園児の獅子舞

こわ~い獅子に立ち向かう


「ヤー」うわっ、やられたぁ!

まいったか!参りました~


獅子舞は、幼稚園生・小学生・中学生と、大人による4部編成。舞い方も大人と子供では、その迫力に大きな違いが出ます。

いろんな年代が獅子舞を演じます

ヤー!

成人の獅子舞は、迫力があります


からくり人形。からくり記念館を楽しむ会が担当しています。(大野からくり記念館は、大野町のここ!

大野町にある、からくり記念館にちなんで


さあ、夕闇迫る頃、参加者は、皆、町内で振舞われたお酒も入って少し気持ち良くなってくる頃。
そろそろ祭りは大人のための時間に入ってきます。


↓榊神輿

エンヤ、エンヤ

宝生寿司の前で←本神輿


ここ、大野町では「エンヤ、エンヤ」という掛け声で神輿は走ります。

提灯の光が、街を幻想的に彩ります

暗くなってきた・・・

暮れゆく空に、灯籠の光


私の好きな、美しい日本の夏の風景がここにあります。


いよいよクライマックス。日吉神社にお神輿が戻られて、最後に獅子舞の奉納を行って、祭りの行列は終了です。

祭りを締めくくる獅子舞

最後の舞だ。気合いが入る。


沢山の町民が舞を見守る

獅子を演じた若者たち

最後の舞が終了!


コレにて全て終了!


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