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2005年07月27日

第164回「砂と土」【週刊ウンチク】

第164回(2004.4.29)源さん畑通信Vol.4より 「砂と土」
提供:無添加漬物風来 西田栄喜さん

風来 源さん

今週は、野菜を無農薬で育てることから始める漬物作り
無添加漬物風来 キムチの源さんが畑の土台となる、
砂から土に変わる過程についてお話下さいます。

 

 
 皆さんは砂と土の違いご存知でしょうか?これは農的見地ということですが、砂は岩が細かくなったもの。つまり岩の粉で無機質です。

土は落ち葉やミミズの糞、動物の死骸などが堆肥化したものと砂が混ざりあいながら、有機質になっていきます。

風来の畑を始める時に客土といいまして、田んぼに山砂を入れました。
風来の畑がある一帯では土地が低く、そのままだと水がついて畑作が出来ないからです。そのころは砂と土の違いも分りませんでした。

元が無機質の砂ですから一年目は雑草も生えず、無農薬栽培で一番難しい雑草対策をしなくても大丈夫でした。しかし砂には作物を育てる力がないので野菜も大きくなりませんでした。

つまり雑草も生えない畑だったのです。それが二年目になると、どこからきたのか、あちこちに雑草が生えてきました。

それまで雑草は敵だと思っていたのですが、雑草が生えた後はあきらかに土に変化してました。雑草そのものが枯れて有機化したり、雑草を求めてミミズがきたり、そのミミズを求めて小鳥やモグラがきたり、つまり土が肥えてきたのです。

「風の谷のナウシカ」というアニメをご存知でしょうか?あの中で腐海というのが出てきます。人も寄せ付けないところで人々は忌み嫌うのですが腐海のあと、自然が戻ってきているのです。つまり腐海が荒れ果てた大地を浄化しているのでした。

それと同じ働きが、嫌われものの雑草にあるのではないか、と思えるようになりました。今、風来は一面の雑草に覆われています。(~_~;)それと同時に土も出来てきました。

三年目にミミズがたくさんいるようになった時はホント嬉しかったですね。
ミミズを見て涙が出そうになるとは数年前には思いもしなかったです。
最初から客土に土を使えば、一番手っ取り早かったのですが、砂が土に変化していく過程が感じられて、今では良かったと思っています。


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投稿者 お店ばたけ事務局 : 2005年07月27日 11:13

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