第171回「ヤギブーム?」【週刊ウンチク】

第171回(2004.6.17)「ヤギブーム?」

提供:無添加漬物 風来 西田栄喜さん

母ヤギのハナと子ヤギのメイ。



無農薬野菜 風来の畑には

ちょっと変わった、茶色いヤギの親子がいます。

母ヤギのハナちゃんは、この春子ヤギのメイを出産。

今週は、このヤギの話題を、

風来オーナーの西田栄喜さんがお届けします。


 

 [源さん畑通信Vol.27 ヤギブーム?]

さてコヤギが生まれたということで、今日はヤギの話題。

私の親の世代にはヤギ乳で育ったという人も少なくありません。

うちのヤギを見に来ると上の世代の方々は「珍らしい~」というより「懐かしい」という方が多いです。

かつて(1955年当時)全国で67万頭ものヤギが自家家畜として飼われており、かなり身近が動物だったようです。

そんなヤギも農業の近代化とともに商品家畜の牛、豚、鶏にとって代わられ急速に激減しました。

一時期は1万頭を割り込みました。ところが最近になってヤギを見直す動きが出てきました。そんな動きもあって今では3万頭まで増えています。世界的にも国連食糧農業機関(FAO)では、これからの食糧不足の備えてヤギやヒツジのような中小家畜を飼うのを薦めています。

今、年に一度「全国山羊サミット」があります。1998年に発足して最初7000人の集まりだったのですが、毎年参加人数も増えてきています。そんな密かなヤギブームはどこから来ているのでしょう。

実際飼ってみて分かったのは、ヤギは日本に向いているということでした。

飼うまでは、どんなエサを食べるのか、どんな小屋が必要なのか、どんな管理が必要なのか、色々悩みましたが、「なんて簡単なんだ~」というのが実感です。

ヤギは元々、砂漠や不毛地帯で生き続けた家畜だけに、粗食に耐え、辛抱強く、雑草はもちろん、親指ぐらいの太さの木の枝でもバリバリ食べます。

実際、植木屋で飼っている人もいて、切ってきた残木などを与えると喜んで食べるそうです。

またヤギミルクは母乳に近くアレルギー成分もないので健康食品としても見直されています。

そしておとなしく小柄なので、子どもや女性でも安心して飼え、何といっても人なつっこく、愛らしいです。

余談ですが、ヤギの糞はコロコロしていて大変取り扱いやすく(実際簡単に撒けます)動物を飼うのに一番厄介な糞尿の処理も簡単に出来ます。

一家に1頭ヤギの時代は近いかも・・・



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