第207回「界面活性剤について」【週刊ウンチク】

第207回(2005.2.24)「界面活性剤について」

提供:ルバンシュ 千田和弘さん

食用成分100%の化粧品 ルバンシュ 千田和弘社長

今週は、食用成分100%の化粧品

自然派化粧品ルバンシュ 千田和弘さんが化粧品に使われる界面活性剤とは何?何に含まれるの?体に悪いものばかりなの?

お答えします。ご覧ください。






【化粧品に使用される界面活性剤は悪者!?】

界面活性剤を化粧品に入れる目的は、大きく分けて2つあります。

・洗浄剤・・・(代表的な商品)シャンプー、洗顔料、クレンジングなど

・乳化剤・・・(代表的な商品)リンス、クリーム、乳液など

1つは、シャンプーのように汚れを落とす目的で、洗浄剤として使われます。そしてもう1つは、乳液やクリームのように、仲の悪い‘水と油’を混ぜ合わせる目的で、乳化剤として使われます。乳化剤が入っているかどうかは、見れば大体わかります。

クリームなどのように、見た目が白いものはまず乳化剤が入っています。現在、化粧品に使用されている界面活性剤のほとんどは、化学合成された界面活性剤です。

実は、いまから30年以上前に洗剤を誤って飲んでしまい、亡くなってしまったという惨事がありました。死因は、洗剤に主成分として配合されている石油系界面活性剤でした。もちろん今は、当時より安全な界面活性剤が数多く使われておりますが、お肌のためには、出来る限り界面活性剤は使用しない方がいいのです。

でも、現状は界面活性剤がないと作れない商品がほとんどです。そして、悪者扱いされる界面活性剤の中にも、天然原料を使った安全なものもあるのです。例えば、石けん成分やアミノ酸、大豆や卵黄から採れる天然レシチンなどです。

マヨネーズは、卵に含まれるレシチンが、本来混ざり合わない酢と油を乳化することにより出来るのです。

これらの天然系の界面活性剤は、原料の価格が化学合成品のものと比べはるかに高くなりますが、肌や環境にとっては、とても良い原料といえます。

ルバンシュ化粧品にも界面活性剤が入っていますが、安全な石けん成分や天然レシチンなどを使用しております。

(参考:化粧品で多用される合成界面活性剤の表示名)

・洗浄剤・・・ラウレス-12硫酸Na、ラウリル硫酸Na、PEG-2水添ヒマシ油など

・乳化剤・・・PEG-(20~60)水添ヒマシ油、ステアリン酸PEG-(2~150)

       セテス(1~45)、オレス(2~50)、ポリソルベート(20~80)など