第210回「科学とは」【週刊ウンチク】

第210回(2005.3.17)「科学とは」
提供:無添加漬物風来  西田栄喜さん

風来の畑から見る春の青空

今回のウンチクは、無添加漬物風来西田栄喜さんが、農のこと、食のこと、そのほか様々な話題で毎日書かれているメールマガジン「デイリー畑通信」よりご紹介します。

源さんデイリー畑通信「科学とは」

科学は英語でサイエンス。つまり問題をパート、パートに分けて問題を解いていくという考え方です。
科学の反語はなんだと思います。実は哲学なのです。
哲学は「全体学」物事を全体で考える。人にとって全体とはつまりはいかに幸せに生きるかです。これも今は考え過ぎてしまった感もありますが・・

それぞれパート、パートに分けてそれぞれ評価していく。そしてどんどん全体像(幸せ)から離れていく。今の日本がまさにそんな状態ではないでしょうか。 医療も今はトリアージといってどんな科が一番適しているかを最初に診る考えも出てきましたが、まだまだ全体で考えるとはいえないようです。

この考えは人間を機械と捉え、悪いところはその部分だけを切る、直す、つけかえるというヨーロッパの発想から来ています。
「手術には成功した。でも患者は亡くなった。」医者がよく言う冗談だそうです。

本来自然相手の農業でも近代は科学農法ということで、すべての事象を分けた考えが進んでいます。しかし、収量だけを追い求めるのは非常に刹那的であるとも思います。

ところでサイエンスに「科学」と和訳をつけた人はスゴイと思います。「科」は禾ヘンに斗。禾ヘンは稲をあらわし、斗は升をあらわします。つまり稲(米)を升ではかっていく、つまり計り分けていくという意味になります。計り分けていく学問。それが科学です。


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