第230回「タヌキの住む家」【週刊ウンチク】

第230回(2005.8.4)「タヌキの住む家」

提供:林農産 林浩陽さん

タヌキのポン太のすけ



林農産こと、お米とおもちの林さんちに、今年はツバメだけでなく、なんとタヌキがすみつきました。

この不思議な住人、愛称「ポン太のすけ」について、

社長の林浩陽さんがお話しくださいました。



タヌキの棲む家

林さんちの庭に、タヌキが出没しています。

数週間前から、林さんちにタヌ キに似た猫がいると噂が広まっていたのですが、まったくのデマと思い、取り合っていませんでした。数少ない最初の頃の目撃者の、母親は、タヌキがいる と主張していましたが、これもやはり家族の誰も、信じていませんでした。

と ころが、6月30日のお昼に、ついに姿を現して、たまたま家にあったデジカメで、妻が完璧に撮影しました。

● 6月30日参照→http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-k-log/ky200506.html

その時は、私は会議に出席中で、家に帰ると家族もスタッフも、みんなでタヌキが出たと大騒ぎ。しかも証拠写真もあると言うのでビックリ。しかし、この時は、たまたま庭にあるびわの実を食べに、現れたのだと思っていました。

ところが、次の日もお昼の同時刻12時半頃に、現れたのです。そして良く観察すると、林家の床下から出てくることが判明。ということは、まさか林家に住み着いているのでは?ということになり、さらに観察すると、ほぼ毎日12時半頃になると、ガリガリ、ガタガタ、床下の何かを避けながら、本宅と昔、下宿をやっていた頃のトイレとの隙間から、ひょっこり顔を出しました。あ~やっぱり、林家に住み着いている!との確信を得ました。

この時は、次男がデジカメで、さらに至近距離撮影。 こうなると、疑われていた母親は、タヌキの画像を何枚も私にプリントアウトさせて、近所に配る始末。同じく、初期の頃の目撃者達も、一斉に、疑いを晴らすべく、近所でよるとさわると、タヌキの話でした。まあ、私もHP等で公開していたのですが、あんまり騒ぐと、クマのように害獣として駆除されるかもと考えるようになり、静観するようにと周りには指示を出していました。

林さん家に住みついたタヌキくん
これが、林家の住人 タヌキくんです。



しかし、噂を聞きつけた地元新聞社の記者が、7月8日に取材に来るに至りました。こうなると観念して、取材に応じましたが、くれぐれも、害獣扱いにならないような記事にするようにお願いしました。おかげで、ほのぼのとした記事で、次男の画像で日曜日の朝刊に載りました。

それからは、会う方会う方に、「タヌキがいるんやて?」とか、「新聞見たよ!」と言われるようになりました。しまいには、「タヌキ屋敷の林さん」と言われたり、妻が健康診断で行った病院で、「もしかしてタヌキの林さん?」と言われるまでに。でも、林さんちは、ツバメや猫だけでなく、タヌキにとっても癒される場所だと考えるようにしました。ひるがえって考えると、タヌキが住める里山がどこかで無くなってしまい、ここに来たのではと想像すると、少し悲しい気持ちにもなります。

そして、庭のびわの実も、そろそろ無くなって来ました。このびわの実が無くなったら、一体どこに行くのだろうか?と、心配でなりません。できれば、どこかの里山に帰ることを祈っています。