第59回「たもと酒」【週刊ウンチク】

第59回(2002.4.11)「たもと酒」
提供:酒のこんちきたい 越野俊彦さん


越野俊彦さん

春真っ盛りの今日この頃ですが、1年を通じ結婚式が一番多いシーズンであります。
結婚式と私ども酒屋とは、切っても切れない深いつながりがあります。
若い二人が結婚式にたどり着くまでには色々な儀式があります。
その儀式のひとつに、≪たもと酒≫という儀式があります。

この≪たもと酒≫については、地域により、色々とあるようですが、当店では、お客さまよりご相談を受けたときには、<お酒を1本箱に入れ、飾りのしをつけたものと、寿留女(するめ)を5枚、これにも飾りをつけたもの及び、手土産(和菓子)>をご用意させていただき、次のようにお話をさせていただいております。


◆この≪たもと酒≫を持って、先様へお伺いいたしますが、先様宅では、手土産でご挨拶をし、お酒と寿留女は、目立たない様、部屋の隅か車の中において置きます。

ご挨拶の口上ですが、

『この度は、お宅様で大切にお育てなされた・・・・・・・様と、私どもの・・・・・がお付き合いをさせていただき、ありがとうございます。 つきましては、二人が結婚を希望し、決意も固いため、本日は参上いたした次第でございます。 何卒、よろしくお願い申し上げます。』

でよろしいかと思います。

◆先様より承諾のお返事いただいた時、目立たない様に置いてあったお酒とするめを『ありがとうございます』と言いながら差し出します。

◆先様では、いただいたお酒を、冷酒のままお銚子に入れ、寿留女は軽く焼いて出します。 そして、 みんなで祝います。(一人々に寿留女を〆結んで出します)
結納の日取りもそのときに決めておくのが良いようですよ。

お祝い仕様のみごとな熨斗

結納については、次の機会にお話いたしたいと思います。

左:お祝い用の熨斗がかけられたお酒。
 (酒のこんちきたい店内ディスプレイより)


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