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2005年07月27日
第68回「こんなものも作ります」【週刊ウンチク】
第68回(2002.6.13)「こんなものも作ります」
提供:イソザキ時計宝石店 磯崎優子さん

もうすぐ父の日!の今週は、イソザキ時計宝石店 磯崎優子さんによる
「おやっさん」の職人技紹介です。
技術を陰から支えているのは、やはりご家族のお心遣いのようです。
機械時計は約100個、多いもので300個の部品から出来ています。
分解掃除をする時は全部バラバラにして、一つ一つベンジンで手洗いし、
超音波洗浄器で回転しながら、もう一度洗浄します。
そして、それらをジグソーパズルのようにまとめていくのです。
(余りにも部品数が多い時は分解前にスケッチします。デジカメで撮った方が楽なんじゃないかな?と思いますが、やはりスケッチした方が覚えられるみたいです)

古い腕時計ですと、部品が壊れている時が多々あります。
そういう時は、マイスターの腕が鳴る!おやっさんの出番です。
旋盤を使って、自分で部品を作るのです。
(左:おやっさんこと磯崎輝男さん。)
↓ これは実際に作ったものです ↓
巻き真
(約1.5cm)
ゼンマイを巻いたり針を合わせたり、カレンダーを合わせるのに使う部品
天真
(約3mm)
人間で言うと「心臓部分」の中核の部品

このような細かい作業をしながら、時計修理は進んでいきます。
磯崎家では父親が時計修理中、
「物音を立てない、話し掛けない、くしゃみは小さく、ジョンを吠えさせない」
などなど、暗黙のルールがたくさんあります。
6月16日は父の日。プレゼントに腕時計も素敵です。
時には静かなイソザキ時計宝石店に、是非遊びに来て下さいね!
イソザキ家の父の日 ~お父さんへの手紙
イソザキ時計店でも、先日、父の日用に時計が1本売れたそうです。
「優しい娘さんだなー」 そう言う優子さんは・・・?

お父さんへ
私はお店を手伝うまで、お父さんの仕事の事はあまりよく知りませんでした。でも、自分の家のホームページを作るようになり、お父さんが猛勉強してCMWの試験に合格した事、地道で苦労した丁稚奉公の事、子供2人育てるために一生懸命働いていた事・・・いろいろお父さんの生きてきた道のりを知り、私は150度くらい、お父さんに対する見方が変わりました。
「お父さんすごく頑張ったんだ」「お父さんの仕事ってすごいんだ」と本当に思いました。多分、生れて初めてこんな気持ちになったと思います。
そして、私は今まで何もお父さんの事わかってなかったんだ、と思い、ずっと気づかずにいた事がちょっとショックでした。
昔は「尊敬」の気持ちって、わかってるようでわかってなかったと思うけど、今はお父さんの事を尊敬して、感謝しています。
最近、修理が全国からたくさん来て、疲れて元気が無い日が多く、お母さんと2人で心配してます。
「コラー、優子ー!」と元気に(?)怒っている方がお父さんらしくていいや、と思います。
仕事も大事ですが、無理して体を壊さないように、ずっと元気なお父さんでいて下さいね。
優子より

マイスター、時計職人だからお酒も飲まないワン。
でも、ゴルフ打ちっ放しはすきなのワン。
たまには一緒にあそんでほしいワン。
投稿者 お店ばたけ事務局 : 2005年07月27日 09:37