第73回(2002.7.18)「最近の結婚式事情」
提供:ベルビー 北川英明さん
※お店ばたけ2004.9卒業
=最近の結婚式事情とベルビーの思い入れ=
こんにちは、二人らしいオリジナルウエディングのベルビー/ステップアップの北川です。
今回はじめて”うんちく”に投稿させていただきます。
弊社の業務内容について訊ねられた時に「ブライダルプリント&ギフトです」と言ってもよくわかっていただけないようで、「結婚式の招待状や席順表などの印刷物とウエルカムボード・引き出物などの製作販売です」とお応えすると少しわかっていただけるようです。
「じゃあ、式場さんに納品されているんですか?」と聞かれます。
「いえ、ネットで個人の方に直接ご注文いただき宅急便でお送りしていています」とお答えすると、40代以上の方ならほとんどの方がちょっとびっくりした表情をされます。
弊社はここ5-6年の「オリジナルウエディング」ブームにのって商売をさせていただいているわけです。
「オリジナルウエディング」という言葉は、これから結婚予定の方もしくはここ5-6年以内に結婚された方なら聞きなれていると思いますが、それ以前に結婚された方にはあまり聞きなれない言葉だと思います。
私たちが結婚した10年以上前には私自身聞いたことがありませんでした。
ちょっと前(5-10年)までは、結婚式といえば、式場さんやホテルというのが定番でした。ところが最近は、レストランウエディング・ガーデンウエディング・ハウスウエディングに軽井沢ウエディング・海外挙式などそのバリエーションは一口では語れないほど多様化しそれと共に「オリジナルウエディング」という言葉を雑誌などで見かけるようになりました。
それではなぜ、結婚式が多様化しオリジナルウエディングというブームが起こったのでしょうか。
ちょっと硬い話になりますが、それは「結婚」というものの捉え方が大きく変わってきたためだと思います。従来日本で「結婚」といえば「家と家との結びつき」を重要視する傾向がありました。しかし、最近の結婚は「個人と個人の結びつき」と捉える欧米型の考え方に変わってきています。それに伴い、婚式のスタイルも「神前式」から「チャペル式」や「人前式」など自分たちの好みにあった結婚式のスタイルと披露宴会場を選ぶように変わってきています。
つまりそれは式場さんが用意した画一的なスタイルではなく、「自分たちが考えもっともふたりらしさを表現できるスタイルでお客様に心から喜んでいただき、二人らしさを感じていただく=オリジナルな結婚式や披露宴スタイル」を求めるようになってきたからだと思います。
弊社のアイテムでいうとたとえば「招待状」ひとつをとっても単に、式場さんにお願いするのではなく自分たちで手配する方が増えてきています。それは「ふたりのウエディングテーマやイメージ」にあったものが式場さんにあればよいのですが、実際はなかなか気に入ったものが見つからなくネットを検索して弊社のWebShopにたどりつく方も多いようです。
つまり、どんな結婚式をしたいのかが明確なカップルほど招待状をはじめとするペーパーアイテムや演出さらには引き出物にまでこだわりを求めます。
例えば「ナチュラルでアットホーム」なパーティがいいのか、「フォーマルで洗練された雰囲気」のパーティがよいのか、二人が求めるイメージはまさに十組十色です。
ベルビーでは、そんな多様化するお客様一組一組のご要望にお応えできるようできるだけお客様の声に耳を傾けるようにしています。
「このカップルがしたい結婚式や披露宴はどんなもの?」をいつも考えながら毎日の業務にあたっています。もしこの”うんちく”を読まれたカップルがいらっしゃたらどんなことでもお気軽にご相談くださいね。
それでは、ウエブショップ&リアルショップ「ベルビー」でご来店をお待ちしています。
◆北川コーディネイターのおすすめアイテム◆

○上写真 ウエルカムテーブル:「ノエル」ひまわりコーディネイト」
受付テーブルそれはパーティのはじまり。
今日のパーティはちょっと違う、と感じていただけるはず。


○左写真 「招待状リーフ」
ゲストにナチュラルでアットホームなパーティを
連想させる招待状
○右写真 「席順表クラシック」
フォーマルで洗練された都会的なイメージを。お揃いの席札なども。