「杉玉の作り方」酒屋の軒先にあるアレ、杉玉のひみつ【週刊ウンチク】

酒屋の前につり下がっている緑の玉は、杉玉と言います。お店ばたけ 週刊ウンチク

第257回(2006.3.16)

「杉玉の作り方」

提供:松波酒造 金七聖子さん

◆杉玉の作り方と意味・・・ご家庭・お酒好き・飲食店様へ

新酒のできる冬に酒蔵の軒先で見かける「緑色のアレ!?」は、「杉玉 すぎだま ・杉林 すぎばやし・ 酒林 さかばやし」と言います。近所の小学生には「蜂の巣!?」っと指をさされる人気者です。

 

「杉玉」の大まかな意味は、

冬の青々としている時は「新酒ができましたよ!」の合図

秋頃に茶色く日に焼けた頃は、「お酒が熟成されておいしい秋あがりになりましたよ!」の合図です。



神社などでいただいたり、購入したり、通販で購入(25,000~50,000円)など方法はありますが、松波酒造では社長が手作りで作ってます。 今年で3回目の冬でした。

そこで簡単にできる「杉玉」の作り方。

●杉玉の作り方●

材料は、杉の枝・金網・針金・ヒモ 

杉の枝は山から切ってくるのがベストですが、難しい場合は、知り合いを探して頂くべし。

作りたいサイズの2~3倍ほどの枝葉が要ります。 松波酒造では雪の中山から新鮮な枝を切ってきます。

松波酒造社長の杉玉制作風景。(1)金網で丸い芯を作る。 完成品の1/3の大きさを目安に!針金で止める。

(2))枝をさくさくと網の穴に入れる。

床に敷物をひいてね。枝ぶりを見て、隙間に入れる。枝の根本の部分の葉っぱは「抜け毛防止」 なので刈らない!

(3)もさもさのマリモヘッドが・・・

思った以上に大きな杉のかたまりになります。

あれば家の梁、無ければ物干し竿その他しっかり吊せるところにロープで引っかける。

(4)必ずはまります。「剪定」

センスが問われます。360度しっかりチェックして切りましょう。

(5)できあがり。

がんばれば、半日でできます。葉が散らかるのでおそうじ。

杉の枝を手に入れること、作業時間と労力とセンスがそろえば作れます。

小さい物から始めると楽しいですよ!



<リンク集>

清酒「大江山」奥能登の地酒・・・松波酒造株式会社


●能登の地酒とおいしいものと酒蔵風景をお届けするブログ・・・大江山 若女将の酒楽日記