第47回「柚餅子総本家中浦屋」輪島が育てた銘菓「丸柚餅子」を全国に発信【今月のお店】

【今月のお店】第47回「柚餅子総本家中浦屋」
輪島が育てた銘菓「丸柚餅子」を全国に発信
柚餅子総本家中浦屋 中浦政克さん、沖崎まりさん

今月のお店 柚餅子総本家中浦屋 中浦政克さん、沖崎まりさん

能登の観光名所として人気のある"輪島の朝市"が開かれる朝市通りに店舗を構え、銘菓「丸柚餅子(まるゆべし)」などを販売している「(株)柚餅子総本家中浦屋」。
柚子をくりぬき餅を詰め、4ヶ月かけて蒸し上げた「丸柚餅子」は、茶菓子の他、吸い物や茶碗蒸しに、また洋酒のおつまみにと人気の商品です。
今回は、(株)柚餅子総本家中浦屋 代表取締役社長の中浦政克さん、ネットショップご担当の沖崎まりさんにお話を伺いました。

中浦屋の看板商品「丸柚餅子」
輪島名物「丸柚餅子」。柚餅子総本家を称する中浦屋の看板商品。

柚子と蜂蜜を使った飲み物「ゆず香」
柚餅子以外の商品も、柚子をテーマに展開。お客様に柚子~柚餅子~中浦屋のイメージを印象づける。写真は柚子ドリンク「ゆず香(ゆずか)


中浦屋の茶房「輪風庵」
中浦屋本店2階の茶房「輪風庵」。抹茶や漆茶、ぜんざいやあんみつなどが、輪島塗の美しい器でいただける。朝市の帰りに…。


■きっかけ

Q.柚餅子総本家中浦屋様のお店の歴史と、ネットショップを開設したきっかけについてお聞かせください。

<中浦屋の歴史>
地域の菓子店として、1代目が明治43年に創業し、私で4代目になります。
私の先代、3代目は、実はケーキ職人の修業をしていました。3代目が家業を継いだ時は、半分洋菓子を販売していたのです。
地域が育てた中浦屋の「丸ゆべし」そんな時に、おつきあいのある輪島塗の塗師さんから「個性を持った菓子屋になれ」と言われました。
また、「県外の、こだわりのあるお客様へ納品に行くときに、手土産にできる菓子が欲しいのだが、輪島らしい個性のある菓子といえば、柚餅子だと思う。柚餅子を作ってくれないか」との依頼がありました。

確かにこの菓子は、見た目もとてもユニークで、差し上げると「これは何?」と話題になります。また、塗師さんが味の評価も伝えてくれるので、それを商品開発に活かすことができました。当店の「丸柚餅子」は、菓子屋が作ったお菓子ではなく、輪島塗を扱う皆さんによって支えられ、作られたお菓子なのです。

輪島の柚餅子は、明治時代、各菓子店で年間50個程度が作られていたものですが、このように当店の個性として柚餅子の生産に力を入れた結果、今では年間6万個を生産するようになりました。

<ネットショップ開設のきっかけ>
ホームページを立ち上げたのは比較的早い時期からで、15、6年前には、会社パンフレット代わりのホームページを立ち上げていました。
10年前、ちょうど当店が柚餅子商品に注力し始めたころに独自ドメインysn.am(ysnは柚餅子総本家中浦屋の略。amはアルメニアドメイン)を取得し、柚餅子店としての個性をよりPRし始めました。

その後、インターネットの普及により、ホームページを見たお客様から購入のお問い合わせを頂くようになり、また、今まではお電話の問い合わせが殆どでしたが、輪島観光のテレビ番組等で紹介されると、ホームページで確認し、メールで問い合わせをされる方が多くなりました。

こうしたニーズに応え、2005年末にネットショップとしてのホームページにリニューアルしました。


■最近の出来事と取り組み
Q.柚餅子総本家中浦屋さんの、最近の出来事と取り組みについて教えてください。

<実店舗では、地元向け新商品の開発>
当店の主力商品は柚餅子ですので、県外の方向けには、丸柚餅子のイメージを印象づけるためにも、柚子にこだわった商品展開をしていますが、こちらは定番品となっています。
中浦屋が作る「櫛比饅頭(くしひまんじゅう)」案内ポスターしかし、地元の方向けには、地域の菓子店として四季折々の和菓子や新商品を提供しています。 そのような地元向け商品の開発でも、菓子屋は地域あってのものだと感じています。

最近では、2006年2月に門前町が輪島市に合併した事により、門前町のまちづくりにご縁をいただき、総持寺周辺地域「櫛比(くしひ)の庄」の地名を残すそば饅頭「くしひ饅頭」を作ることになりました(左写真)。
こちらの商品は、総持寺売店、総持寺通り商店街の数店舗、能登空港、中浦屋本店でのみ販売いたします。

その他、門前町の特産であるそばを使った水羊羹なども販売し始めました。

<ネットショップでの最近の出来事>
昨年末にネットショップとしてオープンし、アクセス件数はぐんと増えました。
また、当店ホームページでは、連休明けにアクセスが増えるという現象が起こっています。これは、休みの間に中浦屋の商品をお土産に貰った方が、しおりに書かれているURLにアクセスしてくださっているためで、ホームページがある事で、お土産の効果を読み取る事ができました。


■これからの展望
Q.柚餅子総本家中浦屋さんの、これからの目標や夢を教えてください。

昨年末にリニューアルしたばかりのホームページですが、インターネットのお客様にも、実店舗と変わらないサービスを提供していきたいと思っています。そのためにも、担当の沖崎さんには、1店舗の<店長>としてお客様を理解できるよう頑張ってもらいたいです。

今後の夢は、当社の柚餅子に関わりのある醤油、柚子、また柚餅子を料理に使っていただいている料亭を紹介する姉妹サイトを開設し、お客様や地域に貢献したいと思っています。


-----ありがとうございました。 <レポーターから一言>
「地域あっての当店です。」という中浦社長の言葉には、菓子づくりやご商売に対しての謙虚な思いがありますが、そのような思いが、柚餅子を代表とする当店の菓子に輪島の風土や歴史を漂わせ、風格を持たせているように感じました。

「柚餅子総本家中浦屋」ホームページが、柚餅子販売を通して、輪島の魅力を全国に発信しより発展されることを期待しております。(お店ばたけ事務局)

柚餅子総本家中浦屋 店舗外観会社名 株式会社柚餅子総本家中浦屋
代 表 中浦 政克
所在地 〒928-0001 石川県輪島市河井町わいち4部97番地
TEL 0768-22-0131
FAX 0768-22-8610
E-Mail info@yubeshi.jp


営業時間 8:00~18:00 (年中無休)
お店URL http://yubeshi.jp/
ブログURL http://yubeshi.blogzine.jp/yuzunohana/


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