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2007年02月08日
「能登の漁師のお正月『起舟祝い』」【週刊ウンチク】

お店ばたけ 週刊ウンチク
第305回(2006.2.8)
「能登の漁師のお正月『起舟祝い』」
提供:松波酒造 金七聖子さん
◆奥能登の冬の行事「起舟祝い(きしゅういわい)」と、酒造りについて、松浪酒造の若女将が語ります。
◆「起舟祝い(きしゅういわい)」能登の漁師の正月は、2月11日
奥能登の地酒 松浪酒造 若女将の金七聖子です。
新年を迎える1月が終わり、2月に入りましたが、皆様いかがお過ごしですか?
能登はブリ、鱈、カニなどおいしい海産物の宝庫です。
そんなおいしい海の恵みをとって来る漁師さんには、2月11日に「起舟祝い」というお正月があります。
~起舟の由来~
時化(しけ)の多い冬季は、小舟を陸に引き揚げて裏返しにして置きます。
春の兆しが見え始める2月11日に、各浦々では一斉に舟を起こして海に浮かべ、その年の大量と安全を祈願します。
その後、網元の家に漁師達が集まり、盛大かつ無礼講の祝宴も催される、めでたい儀式の事を「起舟」と呼びます。
また、江戸時代初期より、この日は北陸地方の漁師の正月とされています。
奥能登の地酒 松波酒造では、昨年、寒ブリで有名な宇出津の「いか釣生産直販協同組合」さんから「起舟」のオリジナルラベルのお話をいただき、作りました。
(「能登起舟」は石川県いか釣生産直販協同組合が商標登録しています。
<第4000167号>デザインとロゴの使用許可をいただいています。)
名前は「能登起舟 のときしゅう」、海の幸にもぴったり、豪快に1升瓶で飲みましょう。
日本酒作りでも作業が終了すると裏返すものがあります。
酒米を蒸す「甑 こしき」です。
蒸米が終ると、五右エ門風呂の様な大きな釜をひっくり返し、次の冬まで待ちます。「甑倒し こしきだおし」と呼びます。
松波酒造では、現在、個人・団体・少人数での酒蔵見学を受け付けております。(無料/要連絡)
12月から3月まで、昔ながらの古い道具を使い、能登杜氏による極寒仕込みを行っています。現在毎日たれ口からお酒がしぼられています。うまいです。
◆リンク集
●清酒「大江山」奥能登の地酒・・・松波酒造株式会社
●海の男にはこのお酒。松波酒造「能登起舟」。 新酒・にごり酒「波の花」も本数限定で販売中です。
●能登の地酒とおいしいものと酒蔵風景を松波酒造からお届けするブログ・・・大江山 若女将の酒楽日記
投稿者 お店ばたけ事務局 : 2007年02月08日 14:00
コメント
私の里は、先祖代々漁師でした。(今は絶えてしまいましたが・・)
「起舟」の儀式の事はよーく覚えています。
座敷の床の間には、ゑ比寿様のお軸が掛けられて、お神酒が供えられて・・・。
船の乗り込み員の方々がいっぱい、飲めや歌えで、それは賑やかでした。
何時の間にか、芸者衆が来て三味線の音が聞こえたりして、子供の私は毎年「起舟」のこの日、とっても、イヤーな日でした。
でも今思えば、「板っこ一枚地獄」・・・・・
この「起舟」の日、漁師さん達は漁に出ないで、思う存分飲んだんでしょうね。
投稿者 弥栄子 : 2007年02月17日 23:57