「“低血糖”でキレる」【週刊ウンチク】

アート薬局管理薬剤師 中村智子さん

お店ばたけ 週刊ウンチク

第306回(2007.2.15)

「“低血糖”でキレる」

提供 アート薬局 中村智子さん

◆食原性低血糖(砂糖の撮りすぎによる低血糖)について、管理薬剤師の中村智子さんがお話しします。


◆低血糖でキレる!

今年は年明け早々、 “バラバラ殺人”のニュースが続き、それも家族や身内で・・・。

“世の中は一体どうななっちゃたの?” というご感想をお持ちの方も少なくないと思います。 

昨年末、岩手大学名誉教授の大沢博先生のご講演をお聞きする機会がありました。

「心の問題と食原性低血糖」という演題でした。

そのお話を聞いて驚いたのは、食べること、飲むことによって低血糖、つまり、血液の中のブドウ糖が足りないという状態が起きるというのです。

私たち薬剤師は、糖尿病で血糖値を下げるためのお薬を飲まれている患者さんに、

“お薬が効きすぎて低血糖の症状が出ることがありますから、注意してくださいね。”

とお話しすることはあるのですが、食べたから(飲んだから)といって“低血糖”が起こると聞いて、正直驚きました。



今までは、高カロリーの揚げ菓子や甘いジュースをしばしば飲んで、高血糖になったり、小児肥満症の問題が取り上げられていたのですが、それらを急激に摂ることにより、逆に一時的に低血糖になるというのです。

先生のお話によると、一度に大量の砂糖が身体に入ると血糖値が急激に上がります。身体は命の危険を感じて、血糖値を下げるために膵臓から大量のインスリンを分泌。すると今度は血糖値が低くなりすぎ“低血糖”になると考えられています。

低血糖では、脳のエネルギー源となる血液中のブドウ糖が極端に減るので、ボーッとする、イライラする、振え、錯乱などの症状を起こします。

また、低血糖になると今度は副腎からアドレナリンを分泌し、血糖値を上げようとします。

アドレナリンは交感神経を刺激して、興奮状態を引き起こします。

イライラし暴力的になる原因の一つが、そのアドレナリンにあります。

もともとアドレナリンというのは、大昔、人間が食べ物が足りないという時に体の中で出される信号です。飢え死にしないためには、闘争本能に火をつけさせ、獲物をとらなければならない。狩猟時代に生きてきた人間の本能の名残なのだそうです。

食べ物が無ければ餓死する可能性もある。

アドレナリンは、そんな危機から逃れるために、闘争本能を全開にするホルモン
でもあるのです。

だから、暴力的になる・・・。(>_<)

さらに、体に入った砂糖を分解するときには、ビタミンB1が使われます。

また、体が酸性になるのを防ぐために、カルシウムが使われます。

清涼飲料水1本分に含まれている砂糖で、200mlの牛乳50本分のカルシウムが壊れるそうです。

すると、カルシウム不足で余計イライラする。

殺人まではいかないにしても、いじめや家庭内暴力に発展するかも!?

2 キレない子供、キレない大人になるには!?

《クイズ》

砂糖の取り過ぎは、低血糖症という恐ろしい病気になる可能性を含んでいます。

では、次のおやつの中で、最も砂糖を多く含んでいるおやつはどれですか。

   ア、チョコレート 1枚    イ、シュークリーム 1こ 

   ウ、ショートケーキ 1個   エ、清涼飲料水500ml 1本  

   オ、プリン 1カップ     カ、チョコレートパフェ 1杯

この資料は沼田市立沼田東中学校の千明浩己先生の「キレる」の授業から引用させていただきました。

http://www3.ocn.ne.jp/~chigiran/kireru2.html



さて、答えです。

チョコレート 19g シュークリーム8g ショートケーキ 31g

清涼飲料水 50g プリン 11g  チョコレートパフェ 28g



圧倒的に、清涼飲料水の中の砂糖の含有量が多いのです。

コーラなどは350mlの缶で50gの砂糖を飲んだことになるそうです。

500mlの清涼飲料水で50gですから、2リットルだと200gですね。

それをジュースですからゴクゴクっと短時間で飲めてしまいます。

(ん~~~!血糖値が上がるはず・・・そのあと急降下ですね。)

 

いま、スーパーに行くと2リットル入りのペットボトルのジュースがいっぱい安売りされています。

また、大きい方がとってもお得!

それを何人かで分けて飲むならまだいいのですが、1人でがぶ飲みする ⇒ ⇒ ⇒ とっても危険!!!

おまけに2リットル入りのペットボトルのジュースを飲みながら、カロリーの高いポテトチップなどをバリバリ食べる!

お~~! もっと危険!!

これなら明日からあなたもキレられる!!?

やっぱり、あなたの身体はすべて口から入れるもので出来上がっているのです。

だから食事とおやつは、とっても大切ですね。

《あなたのからだの原料はなに?》

http://www.art-kanazawa.com/news/2005/03/no3.html



千明先生も最後に生徒さんに、

“よく考えて食べないと、おやつのせいで「キレ」てしまうことがあることを理解して、上手におやつを食べてください。”と締めくくられていらっしゃいました。



少しでもバランスのよいお食事のお手伝いはこちらに。

http://www.art-kanazawa.com/LG21.htm

その中でも特に“リナちゃん”はカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも強化!

その原料も、卵殻カルシウムではなくて、貝カルシウムなので、卵アレルギーの方も安心です!

http://www.art-kanazawa.com/shop-cgi/shop/detail.cgi?code=06201

お薬のことやアレルギーのことなどでわからないことや迷われることがありましたら、どうぞご遠慮なくご連絡くださいね。

◆ご連絡は下記へどうぞ!

アート薬局  金沢市中橋町11-12

電話   076-233-2406

メール  art-ph@art-kanazawa.com

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