「いまさらですが、和食のすすめ」【週刊ウンチク】

アート薬局 管理薬剤師の中村智子さん

お店ばたけ 週刊ウンチク

第326回(2007.7.12)

「いまさらですが、和食のすすめ」

提供:アート薬局 中村智子さん



◆和食は日本人の体にあった食事なのです・・・アトピー、アレルギーのご相談 アート薬局 管理薬剤師の中村智子さんがお話しします。


◆人のからだを石炭ストーブにたとえると・・・。

 いつも、お店やメールでアトピーやアレルギーのご相談をお受けするとき、

やはり、気をつけていただかないといけないことのひとつは、“食事”です。   

かなり以前に読んだ本なのですが、“粗食のすすめ”の著者で有名な幕内秀夫さんが、

“じょうぶな子どもの食生活”という題である雑誌に書かれていた文章が

とてもわかりやすかったので、ご紹介したいと思います。

幕内さんは今の子どもの多くが“現代型栄養失調”だと書いておられます。

昔は本当に食料が不足して栄養失調を起こしていましたが、

今の子どもたちはあふれる食べ物の中で栄養失調を起こしていると。

(現実は子供たちだけでなく、大人も・・・ですね。)

そして、その原因を分かりやすいように子どもの体を石炭ストーブ

(ちょっと古いですが……。私が通っていた小学校にはその頃まだ石炭ストーブがありました)

にたとえて書いておられます。



《1》 燃料の入れすぎ

適量の燃料を入れることでストーブはきちんと燃焼します。

入れすぎると不完全燃焼を起こしてしまいます。

今の子どもたちは外遊びが減って(ビデオやゲームばかり?)、

運動量も減っているのに、おなかのすかない状態でお菓子やジュースなど、口当たりがよいものを食べてしまいます。

これが燃料の入れすぎとなり、肥満の子どもが増えています。

《2》 燃料の間違い

石油やガスの方がパワーがあるからといって石炭ストーブの中に入れたら……  

故障します。

日本人の体質には日本の風土に合った和食があっています。

輸入小麦粉や砂糖、油脂類、肉類、乳製品など欧米化した食事は

石炭ストーブの中に石油を入れているようなもの!?



《3》 空気(酸素)不足

ストーブにいくら燃料を入れても空気が不足していたら完然燃焼できません。

体にとっての空気はビタミンやミネラル類などの微量の栄養素です。

白米や精製した小麦粉、白砂糖、精製塩といった精製食品や加工食品の増加が酸素不足の原因です。



《4》 エントツが詰まっている

体のエントツは排泄です。

便秘の原因は穀類、イモ類、豆類という食物繊維の不足と精製食品の増加です。

きちんとした便通は、本当に大切ですね!



《5》 不純物を入れている

ストーブに異物が入っていたらうまく燃えないだけでなく、危険です。

私たちの体にとっての不純物は農薬や食品添加物、合成洗剤のことです。



以上、5つの原因を改善していけば、現代型栄養失調を防ぐことができるということです。

つまり、私たちの体質に合った和食に戻せば自然と問題もかたづいていくということです。

◆いまさらですが、和食のすすめ!

また、幕内先生は除去食についてはあまりにも行き過ぎるのはよくないし、

もう一つの間違いは、無農薬無添加食品にこだわるあまり、

お金も手間も時間もかけて、国産小麦のパンや低温殺菌牛乳、

無添加ハムを買い求め、「安全洋食?」を作ろうと必死になっていることだと

述べています。

私たち日本人は昔からごはん、味噌汁、漬物、お茶をベースにした和食を食べていました。

そこにいわゆる「常備食」をプラスすればよい。

野菜の常備食は「漬物」、海藻は「のり」、豆は「納豆や煮豆」、魚は「小魚の佃煮」です。

確かに私も思います。

今の標準的な献立は毎日食べるには本当はご馳走すぎるのでは・・・!?

今現在、こんなにアトピー・アレルギーが増えた原因のひとつには、

たんぱく質と油脂の取りすぎの部分もあると感じます。

(中華風や洋風はどうしても上記のものが増えますよね。)

昔は「ハレの日(何か行事や特別なことがある日)の食事」と、

「ケの日(普段の日)の食事」があり、

「ケの日の食事」はわりと質素な食事だった。

でも、今のお母さんが毎日作る食事は昔の「ハレの日の食事」を

毎日作っているようにご馳走すぎる!

昔のお母さんたちはそんなに手間ヒマかけて食事を作っていたのでしょうか?

炊飯器もない、掃除機もない、洗濯機もない。しかも子どもはたくさんいる。

そんな中で、食事だけに時間をかけていたはずはありません。

和食は面倒という人は「ハレの日の食事」を「和食」だと勘違いしている人が多いからでしょう。

和食は本当はお金もかからず、手間も時間もかかりません。

しかも日本人にとって、とても安全な食事なのです。

こう考えると、毎日のご飯づくりがもう少し、気楽になるのではないでしょうか。

「粗食」の献立がわからない!という人は本屋さんで「粗食のすすめ」を参考にしてみてくださいね。

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