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2007年08月09日
「理想のデザインが見つかる陶板表札」【週刊ウンチク】

お店ばたけ 週刊ウンチク
第330回(2007.8.9)
「理想のデザインが見つかる陶板表札」
提供:川田美術陶板 川田 裕康さん
◆「理想の表札」とは?
◆陶板表札の制作 川田美術陶板(石川県白山市)
『理想の陶器の表札』―なんと魅惑的な言葉でしょう。
皆さん。焼き物の、陶磁器の看板や表札があったら素敵だと思いませんか。
信楽や備前の土味溢れる風情の看板や表札。
マイセン窯やセーブル窯の純白の気品溢れる磁器にハンドペインティングの絵付けが施された風合いの看板や表札。
九谷焼や伊万里焼きのように色鮮やかな彩色を施された看板や表札。
ウエッジウッドのジャスパーウエアやロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートの様な、格調高いレリーフを施した焼き物の看板や表札。
こんな思いを抱きつつ、私たち川田美術陶板は、焼き物の表札や看板を作っています。
◆理想の表札とは?
今回は、特に表札について考えてみたいと思います。
さて、 理想の表札の条件とは一体なんでしょうか。
幾つか挙げてみます。
1.家が素敵に見える。
表札が無いより有った方が家がより引き立つというです。または、その家の資産価値が上がる。は、言い過ぎでしょうか。
2.誰の家なのかがすぐ分かる
(これは、昨今、個人情報の保持とか漏洩とかでかまびすしいけど)。つまり分かりやすいけど目立っちゃ駄目って事。
3.長持ちする
―腐らない 色落ちしない 壊れない。
4.住んでいる人がその表札を見るたびにうれしくなる
―家から出かける時に、そして家に帰ってくる時に表札を見てうれしくなる。
云わば『行ってらっしゃい・お帰りなさい』の心の声かけ機能を持つ。
◆理想のデザインの表札とは?

じゃあああ、『理想のデザイン』の表札とは、一体どんな表札でしょうか。
(このああは、金沢弁というか石川弁の「ああ」で、言葉の意味を強調するときに単語の後尾に付けるのです。この場合、話題転換したいことを強調しているわけです。東京弁のそいでさーのさーとか、関西弁のほんでなーのなー)
コレハ、1,000人いれば1,000人の理想があると思いますが・・・・
川田美術陶板流に、敢えて類型化するならば、こんな感じです。
1.和風
(侘び寂び・余白の美・単純化・非対称・平面的)
2.欧米風
(対称・立体的・写実的―欧米の皆様済みません。敢えて言うならばです。)
3.エスニック風
(乱暴で大雑把な分類の仕方と、ご不満の方もおありでしょうが、和風・欧米風以外のものをエスニックというくくりで総括してます。和と欧米以外の皆様済みません)
4.モダン現代風(抽象的な線や形を複合的に配置したもの)
―これは能登の真脇遺跡の縄文式土器の中で、とっくの昔から表現されています。
紀元前4,000年の時代に風光明媚な、光り輝く入り江に暮らす間脇の人々が、イルカを食べていた頃に美意識・技術はすでに到達していた。だからモダン=プリミティブなのです。真脇遺跡は同じ石川県人として誇るべき高度な文明だと思います。)
5.動植物やキャラクターもの
―これは人間は寂しがりやだから、人間同志だけの交流は勿論のこと、この世の命あるものすべてと共に在りたいという欲求から、デザインとして必要不可欠なものです。万物の霊長の人類こそが地球上の全ての生命体の要素を遺伝子の中に網羅しているそうだから、これが無いと物足りないんでしょうね。
地球上に生命が誕生して38億年、人類が登場して、たかだか600万年だそうです。全ての生命を大切にする精神性。それを焼き物の表札作りで少しは出来ているかな。
6.絢爛豪華で、まばゆいばかりの装飾を、これでもかこれでもかと施したもの
―これは金と玉、つまり黄金と宝飾。これでもかこれでもかと施された、極限の職人芸。これを備えた物。
以上が理想のデザインの要素という見方も有りでしょうか。
◆川田美術陶板で、理想のデザインの陶板表札を作るには?
じゃあああ、川田美術陶板で『理想のデザインの陶板表札』を作るには―
1.「理想のデザインの表札」がすでに決まっているお客様の場合―
表札の色・形・サイズ・取付方法を確認し、製作内容の詳細を版下原稿に表し、お客様にそれを伝えて了承をいただきます。
2.「理想のデザインの表札」は、決まっていないけど、焼き物で表札を作りたいお客様は―
お客様と一緒になって、ご希望の表札作りのお手伝いいたします。
表札作りの流れ
(1)川田美術陶板の陶板表札の中から理想の表札に近いものを選んでいただく。
(2)それを基に、希望のものとどう違うかを、色・形・肌合いについて教えていただく。
(見本通りで良ければそれで製作開始)
(3)手書きでもいいのでイメージを描いていただく。
(4)お客さまの具体的イメージがはっきりしない場合は、表札を取り付ける場所を撮影した写真を送っていただく

(5)それを基に、弊社の陶板表札を取付壁面に取り付けたシミュレーション画像を作成し、お客様に見てもらう。

或いは、写真が無い場合版下原稿を弊社で作成し、お客様に見ていただく。

そこから出来上がりをイメージしながら理想のデザインの表札を作っていく。
(6)書体・色・つやの有無・取付方法についてご了承いただく。
(7)製作開始
◆表札陶板を作る陶工の思い
陶工は、少しでも良い焼き上がりイメージを、少しでも鮮明に頭にイメージとして描くことが出来た時に、初めて焼き物を作陶したいと思います。
そしてそれが窯から出てきたときに思い描いたものと寸分違わず焼きあがっているか、或いは思い描いた以上に良い出来栄えの時には、無上の喜びを感じます。炎の不思議を感じる時です)。
ですから、実は満足いく焼き上がりなんて稀有なのです。
また、同じやり方で、同じように焼きあがると確認できた途端に、次の領域に挑戦したくなります。
作り手とご注文主は、焼き物を通しての一期一会。
家を建てたり、リフォームした際に、ご注文いただく表札。これは大袈裟に言うならば、ご注文主にとっては人生の集大成。歌舞伎の演技のひとつの『見得を切る』に相当すること。
毎回同じ作り方・材料で作っても同じになることの無い、焼き物の表札。
理想のデザインを追い求めて、私たちは作り続けたいのです。
◆リンク集
・理想のデザインの表札を作りませんか。
…陶板、陶板表札、アートタイル…の陶板専門店 白山窯 川田美術陶板
・川田美術陶板スタッフが綴る日記ブログ
…白山窯の陶板通信
投稿者 お店ばたけ事務局 : 2007年08月09日 14:18