「正しい油のしぼり方は、どっち?」【週刊ウンチク】

えごま油 アート薬局おすすめ

お店ばたけ 週刊ウンチク

第339回(2007.10.11)

「正しい油のしぼり方は、どっち?」

提供:アート薬局 中村智子さん

◆健康的な油の選び方・・・圧搾法と抽出法、リノール酸とリノレン酸、どの油を選びますか?


◆正しい油のしぼり方は・・どっち?

 今、あなたのおうちで使われている油。

どんな作り方をした油かご存知ですか?

食用油の作り方については、大きく2種類あります。

《1》圧搾法(あっさくほう)

昔ながらの作り方で、原料となる菜種やゴマを

とにかく圧力をかけて、ぎゅ~~~っと絞って絞って、油を搾り取る方法。


化学薬品を使わないので安心だし、また、含有されるビタミンEなども 豊富に残り、また、加熱しても比較的酸化しにくい。

でも、効率がいいとはいえないので、一般に値段は高くなります。

《2》抽出法(ちゅうしゅつほう)

字のごとく、油などをよく溶かす有機溶媒を使って、

化学的、工業的に食用油を"抽出"する方法。


原料の中に油を溶かす性質のある薬剤(ノルマルヘキサンなど)を入れ、

そのあと蒸留して薬剤を分離させて取り除きます。

(n-ヘキサンについては発ガン性も疑われているが、

いずれにしても熱をかけて揮発させてしまうから関係ないらしい。)

さらに脱色・、脱臭剤・着色料・消泡剤・酸化防止剤や、

不純物を吸着させたり沈殿させたりする薬剤も加えらるそうです。

非常に回収率のよい搾油方法で、大豆油をはじめ、

多くの油はこの方法で生産されます。

非常に工業的、化学的に油を溶かし出すという製法のためロスが少なく

少ない原料からより多くの油を生産することができます。

だから、値段は安くできます。

(実際には、《圧搾・抽出併用法》といって、

圧搾法である程度絞った後、さらに圧搾カスに対して抽出法をおこない

効率を上げるという方法もあるそうです。)

さて、あなたなら、

圧搾法、抽出法、どちらの方法で作った油を選びますか?

◆もうひとつ、正しい油の種類は何だ???

さて、油の作り方だけではなく、油の成分の種類も問題です。

10年余り前には動物性脂肪が体によくなくて、

リノール酸がいいと、もてはやされたことがありました。

紅花油、コーン油、綿実油、大豆油などが代表的なリノール酸を多く含んだ油です。

しかしその後、リノール酸の取り過ぎがガン・成人病や

アレルギー過敏症を増やしているという研究結果が出てきています。

リノール酸はガンの発生や転移を促進する・・・と今では言えるそうです。

でも、戦後どんどん油の摂取量の増えている現在、

現代人のリノール酸摂取量は、発ガンを促進するのに充分な飽和に近い値だそうです。

特に欧米型のガン(乳がんや大腸がんなど)は

リノール酸の取り過ぎも一因とはっきり言われております。

さらに膠原病や自己免疫疾患のような難病の発症も

うつ病、若者の「すぐきれる」という行動パターンの背景も

リノール酸の取り過ぎが原因ではないかと言う意見もあります。

それから、そのリノール酸を加熱、加水分解して、 再合成した加工油脂が、"ジアシルグリセロール"です。

"体に脂肪がつきにくい"とか"コレステロールが気になる方に"とかいって、

とっても健康によさそうに歌っている、あの!油です。

(お中元やお歳暮のシーズン前になるとCMが増える気がする。)

あれは、合成して作られた油なんです。

つまり、本来、自然の食物には含まれない、不自然な油・・・。

ジアシルグリセロールは、加工油脂で、乳化剤・可塑剤・増粘安定剤として

使われている食品添加物
なんですって!

生体にとって望ましくないトランス型不飽和脂肪酸(トランス酸)も含有しています。

トランス型酸はその加工油脂を加熱調理に使うことでさらに増え、

アレルギー反応が過敏になるほうに働きます。

いつもならアレルギー反応が出ない少量のアレルゲンの油でも、

アレルギー反応を起こす危険な食用油に変わってしまう。

アレルギーのある方は特に、その加工油脂を加熱して

揚げ物や炒め物を使うことは特にやめたほうがよさそうですね!

 

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☆このあたりの詳しいことは、

消費者リポート第1241号(2003年11月17日発行)なども参考にして下さい。

京都バイオサイエンス研究所長の西岡一先生が

「この物質は発癌のプロモーターの可能性があり、

発ガンプロモーターの可能性が疑われる化学物質は絶対に採用されるべきではない」

と言われていますし、またこの商品は合成化学物質であるにもかかわらず、

これが「大豆と菜種からできている」と表示されているのも問題だと指摘しておられます。

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では、体にいい油はないの???ということで、

どちらかというと、摂取してもよさそうなのは

やはり、αーリノレン酸の含有量が多い油ですね。

最近、有名なところでは、しそ油(えごま油)、亜麻仁油、なたね油など。

それに いわし・さんまなどの青魚に含まれる魚油も、

EPAやDHAが豊富なので、摂取していい油です。

アート薬局では、コレ! ですね。

実際には油の成分のバランスが大切なので、

リノール酸:α-リノレン酸の比を4:1にするのが理想的だそうです。

でも、リノール酸はイヤでも過剰に取れすぎてしまうので、

極力摂取を控え、逆にα-リノレン酸の多い油を意識して摂取するのがよいようです。

外食や加工食品から知らず知らずに、入ってくるのは、

やはりお値段の安いリノール酸の多い油ですので。

もちろん、油の摂取量そのものを抑えることもやはり、

メタボの予防にも、ダイエットにも、アレルギーにも大切ですね。

どうしても、油の摂取量の多くなる揚げ物などは、

加熱されて油も酸化されて悪い油に変わりやすいし、

極力回数を減らしたほうがいいですね!!

その中で、ほんの少し使う油は、

しそ油や圧搾法の菜種油がいいのではないでしょうか?



☆今回いろいろ調べていて、

とても参考にさせていただいたのは下記のサイトです。

"鬼の元薬剤部長の辛口薬事放談「おくすり千一夜」"

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    メール  art-ph@art-kanazawa.com



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