「合羽(カッパ)の由来」【週刊ウンチク】

金沢市尾張町の石野テントがカッパについて語ります。
お店ばたけ 週刊ウンチク
第343回(2007.11.8)
「合羽(カッパ)の由来」
提供:石野テント 石野貴義さん


◆合羽、かっぱ、カッパの由来(語源)は?尾張町の老舗、石野テントのWeb店長、石野貴義さんがご紹介します。

◆合羽、かっぱ、カッパの由来(語源)

石野テント 石野貴義さんこんにちは、金沢市尾張町の石野テントNETSHOP! 石野貴義です。

つい先日まで暑い暑いと言っていた時期もいつのまにか過ぎ去り、特に朝晩が大分冷え込んでくるようになりました。
今度は寒い寒いと呟く時期がやってくると思うと少しブルーです。

さて、皆さんご存じの通り、金沢は北陸ならではの曇り以下の天気が多く、これから冬になってくれば、ますますそういった日が増えてきます。
そんな時に役立つのが合羽(カッパ)です。今回は合羽の由来について書きたいと思います。

合羽とは?
ポルトガル語の「Capa」に由来する言葉で、16世紀に来日したポルトガル人やスペイン人が着ていた「袖もなく、すそ広きもの」が元となっている。

 合羽は当初は羅紗(現在の羊毛)を材料としており、見た目が豪華だったため権力者である織田信長や豊臣秀吉などの武士階級に珍重された。
  しかしながら江戸時代に入ると富裕な商人や医者が贅を競ったため、幕府が数度に渡って着用を禁止し、町人の羅紗合羽着用がなくなった。その後木綿が国内で生産されるようになり、富裕な町人たちが木綿合羽を着始めるようになる。

  程なくしてわらび糊を使い和紙を継ぎ合わせ、その上に桐油と柿渋を引いた「紙合羽」「桐油合羽」が誕生する。
これにより 武家中間=赤色の半合羽「赤合羽」/武家僧侶=もえぎ色の羅紗製半合羽/一般町人=木綿の長合羽と格差がつくようになる。

  江戸後期になると、羅紗を使った袖合羽も一般化し、丈の長短で長合羽・半合羽と呼ばれるようになった。

 幕末以降、西洋の外套を模倣した「とんび」「廻し」が着用されるようになり合羽は姿を一時的に消すが、明治末にゴム引きの防水マントが出現し再び世に出ることになる。これらは「カッパ」「雨合羽」と呼ばれ昭和まで愛用されることになり、現在に至る。

  武士階級に珍重された頃は現在のようにポリエステルが使われていたわけではな く、羅紗(羊毛)が使用されていたためにとても暖かく、高価であったことが推測されますね。
  現在は乗用車等の普及で合羽の機能や効用が問い直されていますが、作業に特化した作業用合羽水産用合羽、透湿加工等、特殊機能を備えた高機能合羽等、形を変えて発展していっています。

ハイテクスーツ 石野テント石野さん愛用 私は雨天時のテント設営等で、強力防水かつ汗の水蒸気を外に出すエントラント加工付きの合羽ハイテクスーツを使用しています。確かに値段は通常の合羽に比べて多少張りますが、全く作業の邪魔にならず雨が浸入して衣服が濡れたこともありません。着心地も合羽独特のゴワゴワ感がなく、非常に快適です。改めて合羽の便利さと丈夫さを思い知る次第です。

 雨や雪の多くなってくる時期を前に、一つ皆さんも合羽の良さを見直してみてはいかがでしょうか?

◆リンク集

合羽、テント、アウトドア用品の通信販売・・・石野テントNETSHOP!
石野テントのウンチクコンテンツ
 昭和21年~金沢の天気「尾張町の天気記録
 合羽の語源「合羽とは
 河童の由来「河童について
石野テント公式ページ(会社紹介)


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