「正月飾りついて~北陸の冠婚葬祭(1)後編」【週刊ウンチク】

正月飾り、鏡餅の意味を解説します。
お店ばたけ 週刊ウンチク
第348回(2007.12.13)
「正月飾りついて~北陸の冠婚葬祭(1)後編」
提供:アート工房 越田 雅宏さん


◆鏡餅など、正月飾りの意味を、アート工房の越田雅宏さんがご紹介します。正月飾りはいつから飾る?「干し柿」の隙間の意味は?

◆正月飾りについて~北陸の冠婚葬祭【干支と正月飾りについて】(1)後編

北陸の冠婚葬祭についてお話しします。ブライダルプロデュース、デジタルアルバムアート工房 越田 雅宏です。
本日12月13日は「正月事始め(しょうがつごとはじめ)」。正月を迎える準備をはじめる日です。
さて、今回も前回「干支(えと)について」に引き続き、「干支と正月飾り」のウンチク、2回シリーズの後編、 「正月飾りについて」をお話しいたします。

 
◆『正月飾りについて』

正月飾り

正月には、どの家にもその年の神様、歳神様が降りてくると考えられていました。
五穀豊穣を約束してくれる歳神様は、農耕民族である日本人にはもっとも大切な神様です。

正月飾りの飾りつけ

正月飾りの飾りつけは、27日くらいから始めるのが一般的ですが、29日と31日を避けるのがしきたりです。
29日は9が「苦」に通じるところから、「苦待つ」などといって嫌われます。
31日に飾ると「一夜飾り」になって不吉だ、といいますから、出来ればやめたほうがいいでしょう。


鏡餅
鏡餅と各名称

鏡餅は歳神様へのお供えものですが、その飾りには意味があり、さまざまな願いが込められています。
北陸(石川県)では 「益々夫婦仲むつましく、代々幸せに暮らせますように」といい、独特の飾りを行います。

橙(だいだい)
木から落ちずに大きく実が育つことにあやかって、代々家が大きくなるように願った縁起物。

御幣(ごへい)
四方に大きく手を広げ、繁盛するように。紅白の赤い色には魔除けの意味がある。

海老(えび)
その姿になぞられ、腰が曲がるまで長生き出来るようにと祈るものです。

裏白(うらじろ=しだ
古い葉とともに、新しい葉がしだいに伸びてくるので、久しく栄えわたるという縁起をかつぐものです。

四方紅(しほうべに)
お供え物をのせる色紙で、四方を「紅」でふちどることで 「天地四方」を拝し災いを払い、一年の繁栄を祈願する。


これ以外に、石川県では「十串」といい干し柿を十個さしたお供え物があります。
(中央に6個、間を空けて左右に2個ずつ干し柿を刺したもの)

また、北陸ではこの飾り全体を意味して 「益々(一升餅が二つ)夫婦仲むつましく(十串:二つ二つ真ん中に六つ)、代々(橙)幸せに(シダ合わせに)暮らせますように」との願いとも言われています。


アート工房 越田 雅宏さんいかがでしたでしょうか。
今後も「北陸の冠婚葬祭」シリーズとして、以降も、冠婚葬祭などの風習についてご紹介していきますので、お楽しみに。

それでは、良いお年を!

 
◆リンク集

お急ぎください!年賀状制作・・・
似顔絵年賀状、フォト年賀状作成。フォトアルバム制作、ブライダルプロデュース・・・アート工房
週刊ウンチク247「紅白の鏡餅?!」・・・林農産の林さんが、地域独特の餅文化をご紹介します。


お店ばたけホームページ

お店ばたけホームページへ
ISICOバーチャルモール「お店ばたけ」は、(公財)石川県産業創出支援機構が運営するインキュベーションモールです。

アーカイブ

ブログを購読する(RSS)

  • RSS2.0を購読する
  • RSS2.0を購読する