「メタボ対策とアレルギー・アトピー対策」【週刊ウンチク】

アート薬局 中村智子さん
お店ばたけ 週刊ウンチク

第365回(2008.4.17)

「メタボ対策とアレルギー・アトピー対策」

提供:アート薬局 中村智子さん


 

◆平成20年4月から義務化されたメタボ検診。アレルギー、アトピーの相談、アート薬局 管理薬剤師の中村店長が、メタボとアトピー、アレルギー共通の改善対策をお話しします。


◆4月から何かと話題のメタボ健診!

 この春から始まる、“メタボ検診”がなにかと話題です。

何しろ初めての試みで、まだ誰もがいまいちよくわかっていない・・・。

 でも、この4月からは“義務化”されるようなので、

特に心当たりのある方は、よく把握しておきましょう!?



 メタボ検診ではまず、BMIと腹囲(おへその位置のウェスト)のサイズ、

それから血圧、血糖値、コレステロール値
の4項目が検査されます。

《BMIとは?:厚生労働省のマンガチックな説明ページ》



BMIと腹囲のサイズで大まかな脂肪の量を割り出し、

さらに、血圧、血糖値で生活習慣病の程度を把握し、

コレステロール値によって、動脈硬化や肥満、食生活の乱れなどを判断します。

メタボ健診ではこれらが基準値を上回った場合には、

医師、保健士、管理栄養士などから指導を受けることになります。

(どうしてここに、薬剤師という文字が入っていないのでしょうか?)

今までの健康診断では、“要精検”と結果が出ても、実際に改めて医療機関を

受診するかどうかは、ある意味個人の勝手でした。

でも、今からは健康診断で“要指導”と判断された人は、

半強制的に、専門家の“動機付け支援”や“積極的支援”とやらを受けねばならない!


という点です。

(言うことを聞かないと、何年後かにはその会社や自分たちの払う、

健康保険料の支払いを増やすぞ!というペナルティも付きそう
です。)



アート薬局に来られるメーカーさんや問屋の担当者さんの中にも、

“いかにも・・・”という体型の方が何人かおられます。(@_@)



仕事のお忙しさにかまけて、運動不足。

でも、20代の頃と同じつもりで、食事量は減らず、

おまけに宴会や飲み会で、夜遅くに食事をしたり、

アルコールをたっぷり飲んだり・・・。

その挙句に、“飲んだあとのラーメンはうまい!”とか言いながら、

夜中の2時3時に油こってりのラーメンを食べて帰り、すぐ寝る。(>_<)

そりゃ、内臓脂肪も貯まりますよね。



内臓脂肪が貯まると、善玉ホルモンのアディポネクチンが減ります。

(アディポネクチンは脂肪組織から分泌される蛋白(ホルモン)で、 主に筋肉や肝臓で脂肪を燃焼させる作用を有しているため、

減少することで血糖値・コレステロールを上昇させ、血管内膜の肥厚から動脈硬化を進行させる。)



さらに、内臓脂肪増加によって、悪玉ホルモンは増加してしまいます。

☆脂肪細胞が分泌する悪玉ホルモン、

  ・PAI-1(通称パイワン):血栓をつくる悪玉ホルモン。

  ・TNF-α:インスリンの働きを鈍らせて、血糖値を上げてしまい、糖尿病をもひきおこす。

  ・アンジオテンシノーゲン:血圧を上げる働きがあります。)



内臓脂肪の増加は、善玉ホルモン“アディポネクチン”を減らし、

悪玉ホルモンを増やすので、いろいろな生活習慣病の原因になり、

虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の危険度が、

正常な人に比べ36倍も高くなる
そうです。



このごろ、30代40代での突然死を意外と耳にしますが、

その年齢では、子供さんもまだ小さい場合が多く、

残された奥様や子供さんは本当に大変です・・・。(ToT)



でも、あるたとえによると、

皮下脂肪は一度蓄えると中々落としにくいので、“定期預金”(>_<)

それに引き換え、内臓脂肪は、出し入れがカンタンな“普通預金”(~o~)

だから、内臓脂肪はちゃんと対処さえすれば、意外と改善しやすい!

アート薬局でも、○○ダイエットや下記のサプリメントで

意外と簡単にやせていかれるのは、男性に多いです。(*^_^*)

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 去年のメルマガ、 “タダでできるダイエット法は?”

ぜひ!参考にしてくださいね。(^_-)-☆



■メタボ対策とアレルギー・アトピー対策の共通点は?

 では、メタボ対策とアレルギー・アトピー対策の共通点はなに??

それはやはり、“食事”ですよね。

メタボな体型を治していくには、適度な運動とともに、

やはり、“摂取カロリーを落としていく!”ことが必要
です。

メタボは、もともとカロリーの取りすぎが大元にあるわけですから、

ダイエットすることが絶対必要!!

でも、かといって

じゃあ、食事を減らせばいいんでしょ?といって、

ただ食事を抜くだけでは、カロリーは確かに減るかも知れないけれど、

必要な栄養も入ってこないので、

体は少しでも溜め込む体制に変わってしまう。

そうすると、運動不足ともあいまって、

筋肉量も落ち、さらにさらに余計に太りやすい体質に変化していく

そうするとなおさら、体重は落ちない!!!

(それでなくても基礎代謝が40歳以降は落ちるのに!・・・)



だから・・・



★ ───────── ─ ─ - -

    食事を取らないのではなく、

    お野菜たっぷりのバランスのとれた

    低カロリー食にすること!

- - ─ ─ ────────── ★



そのためにはカロリーに直結する

“脂肪分”と“糖分”を取りすぎないことが大切です。



脂肪分はなんと言っても、1グラムあたりのカロリーが9Kcalと

単位あたりのカロリーがとても大きくなりますので、

いかにして、摂取する脂肪分を減らしていくかが重要です。

(でも、現代の“おいしい”メニューには、なんと脂肪分が多いことか!)

それから、次にエネルギーに直結しやすいのが、糖分、特に砂糖ですね。

一方、アトピー・アレルギーの症状にもよくないもの、

症状を悪化させるものが、やはり油ものとお砂糖
です。



と、ここで振り返ってみて、

“脂肪分”と“糖分”のセーブが必要ということでは、

メタボ対策もアレルギー対策も共通します。

だから、アトピー・アレルギーの方にいつも、

“基本は和食を心がけて、お野菜をしっかり取り、

お肉よりはお魚料理の回数を増やして。”とお話しするのですが、

その時に、そのアトピー・アレルギーにいい食事は、つまり、

お父さんにお母さんにとっても、

生活習慣病の予防になるお食事ですよ
とお話します。



実際に、肥満傾向を解消して、花粉症やアトピーが、

軽くなる方もおられます
よ。(*^_^*)



ついでに、肥満の方は、ホルモンの関係で不妊症になりやすい。

(それは、女性だけでなく、男性もだそうです。)

実は当店でおすすめした健康食品で、スリムになったら、

あきらめていたのに、おめでたになった というお客様が、過去に2人いらっしゃいました。

過度の肥満になると、体脂肪が多いことから、

卵胞ホルモンが脂肪の中に蓄積されて働かなくなり、

そのためホルモンのバランスが乱れて、排卵を起こしにくくなるからです。

さらに、下半身が太っているということは、下半身の血液循環も悪く、

骨盤内の血流が滞って、子宮内の環境を悪くします。



でも、逆に過度のダイエットや急激過ぎるダイエットは、

まずは飢餓状態に備えて、生命を守ることを優先させるため、

排卵を促すホルモンを停止してしまい、

無月経になって、当然妊娠しない状態になってしまうため、

やはり、バランスのとれた適度な体型が必要です!

だから、いずれにしてもダイエットをするときは、

ただ食事を減らしたり抜いたりするのではなく、

必要な栄養はちゃんと摂りながら、

カロリーを上手にコントロールする
ということが、

とってもとっても大切です。(^_-)-☆

◆┓お肌と健康のご相談は下記へどうぞ!

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