「生産者&野菜ソムリエが教える "本当に美味しい"キュウリの選び方」【週刊ウンチク】


お店ばたけ 週刊ウンチク
第385回(2008.9.4)
「生産者&野菜ソムリエが教える
"本当に美味しい"キュウリの選び方」
提供:ユウキファーム山岸 七草会 山岸 邦夫さん

※ユウキファーム山岸 七草会様は平成24年5月退店しました。



 

◆七尾市中島町の有機農家、有機JAS認定きゅうりを生産するユウキファーム山岸さんが、安全で美味しいキュウリの選び方をご紹介します。

 石川県七尾市中島町で、有機野菜(きゅうり、ほうれん草、小松菜など)の生産をしております、ユウキファーム山岸の山岸邦夫です。
夫婦で有機農家を営み、また、妻は野菜ソムリエの資格を取得し、地域グループ「七草会」(漬物などの生産)のリーダーをつとめております。

今回は、キュウリの選び方についてお話しします。


 
◆キュウリの原産地と名の由来

夏の野菜の代表選手である「キュウリ」。
キュウリの原産地は、ヒマラヤ山脈の山麓、東インド・シッキム地方といわれています。

日本には6~10世紀の間に中国からもたらされました。本格的に普及したのは江戸時代の後期からです。
その頃は、苦みが多かったので黄色くなった完熟した物を食べていたので黄瓜と言われていたそうです。
その後、品種改良が進み現在のような美味しいキュウリが生産されるようになりました。

◆ピカピカなきゅうり「ブルームレスのキュウリ」について

キュウリの畑(ハウス栽培)最近は、スーパーなどでは、見た目には緑が濃く、ピカピカで鮮度が良く見えるキュウリ=ブルームレスのキュウリが出回っています。
 
 病気に弱いキュウリ栽培においては、接木(つぎき)という技術があって、病気に強いカボチャの上にキュウリの穂を接ぐことで連作障害を克服したり、収量を上げることができるのですが、たまたまその台木(かぼちゃ)の種類の違いでピカピカのキュウリが出来ることが、約25年ぐらい前に発見されて一躍、脚光を浴びるようになりました。

このブルームレスのキュウリは緑が濃くてピカピカで見栄えがよいし、皮が硬いことで日持ちがするため流通業者には好都合のキュウリです。見るまに市場を独占するようになり、ブルームのある昔のキュウリはなかなかお目にかかりにくくなりました。
 キュウリの美味しさはしっかりとしたシャキシャキ感とみずみずしさ、薄くてパリパリした皮のバランスにあるのですが、 実はブルームレスのキュウリは皮が厚く硬いし、身が柔らかいので食味が劣りますし、香りも少ないと言われています。

◆本当に美味しい「ブルームありのキュウリ」を選びたい

 昔のきゅうりはこのように、暖かくなると果皮にブルームという、キュウリ自身が分泌する白い物質で覆われてきます。

(これはブドウなどでもよく見られる現象です)
ブルームありキュウリ


 この白い物質(ブルーム)が、農薬のように思われたり、見た目も悪く消費者や流通業者に嫌われて、現在ブルームありきゅうりは、ほとんど市場には出てきません。
 でも、キュウリ本来の美味しさやシャキシャキ感はこのキュウリでないと味わえません。

ユウキファームの有機JAS認定キュウリ ユウキファーム山岸では、このブルームありキュウリにこだわって、30数年の栽培キャリアがあります(しかも20年前からは、農薬や化学肥料は一切使用していない有機JAS認定キュウリです)。

 現在は栽培終了していますが、例年だと栽培期間は5月から7月一杯です。

 これからも、おいしくて安全なキュウリ作りにまい進します。

 
◆リンク集

有機きゅうり、ほうれんそう、小松菜、中島菜等の生産直売と、手作り漬物のお取り寄せ・・・
 ユウキファーム山岸・七草会
・ユウキファーム山岸のまじめな胡瓜。「有機JASキュウリ」のご紹介
・有機おじさんこと、ユウキファーム山岸代表 山岸邦夫さんのブログ・・・
  能登半島で楽しい、楽しい農業をやってま~す!
・有機おじさんのブログ有機JASキュウリの記事。生育状況や出荷状況についてご紹介しています。


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