
お店ばたけ 週刊ウンチク
第414回(2009.4.2)
「肩こり改善のポイントは?」
提供:アート薬局
中村智子さん
◆肩こり改善のポイントは?肩こりの種類と対処法について、アート薬局管理薬剤師の中村智子さんがお話しします。
◆肩こり”…それは人類のお悩み。
肩こりは、人間が二本足で歩くようになったことによる、
宿命とも言われています。(ー_ー)!!
あんなに重い“頭”を上にのせて、細い首で支えているわけですから、
(中には、細くない方もいらっしゃいますが、)
その土台の“肩”が凝るのは、無理もないことかも。
肩こりは大きく2つに分けられます。
「単純性(本態性)肩こり」と「症候性肩こり」
「単純性(本態性)肩こり」はいわゆる一般的な肩こりで、
その原因は単純に、筋肉の疲れや、目の疲れ、姿勢の悪さ、
運動不足、また精神的なストレスなどです。
それに対し、「症候性肩こり」というは、
他の臓器の疾患や病気から影響して出てくり肩こりを指します。
(ちょっと要注意のものもありますね。)
☆左肩から背中にかけての痛み、こり、重だるさ。
⇒ 心筋梗塞・狭心症
☆右肩・背中が痛み、時には腹痛も伴う。
⇒ 胆石・肝臓病・膵炎
☆早朝から肩がこる。
⇒ 高血圧
☆背中の下あたりに痛みを伴う肩こり。
⇒ 消化器系疾患
☆夜間に痛むことが多い。(寝ている時も疼く。)
⇒ 五十肩
☆のぼせ・ほてり・イライラなどを伴う肩こり。
⇒ 更年期障害
(もちろん各疾患は、これだけで判断できるわけではありませんので、
怪しいかなと思ったら、ちゃんと医療機関で診察してもらってくださいね。)
また、東洋医学的にみると下記の6つのタイプに分けることもできます。
《水の流れが悪いむくみタイプ》
身体がむくみやすい、だるい、水太りのタイプ。
むくみが血行を邪魔して方がこる。
《水の少ない筋張ったタイプ》
身体が硬いタイプで、乾いたスポンジと同様に体が乾燥して、
硬くなるタイプ。
《血が少ない貧血タイプ》
貧血、目が疲れる、頭がぼーっとするなどの症状があるタイプ。
《血行が悪くて痛むタイプ》
触れると痛みがあり、肩が凝って硬くなるタイプ。
《“気”の少ないタイプ》
疲れやすく、肩が重い感じになるタイプ。
《“気”の流れが悪い緊張タイプ》
筋肉が緊張しやすいタイプ。
つい肩に力が入り、ストレスを感じやすい。
一言に“肩こり”といっても、いろんなタイプがありますね。(^_^;)
東洋医学的にみると、いわゆる“お血”や“血虚”が主な原因となりますが、
“気”や“水”のバランスの乱れからも肩こりは起こってきます。
でも、病的な原因がない場合は、
上記のような東洋医学的な考え方の漢方薬で、
見違えるようにぐっと楽になる場合も、珍しくありませんよ。(^_-)-☆
◆それでは、改善のポイント!
さて、それでは解決方法を!
上記の“症候性肩こり”の場合は、
そのもととなっている疾患のほうから対処が必要となてきますので、
医療機関の受診が必要なものもありますし、
また、漢方治療などで改善がみられるものもあります。
それらはまた、別の機会とさせていただいて、
今回は、病気が原因ではない“本態性肩こり”の改善方法を!
■ 姿勢が悪くならないように、机やイスの高さ、パソコンの配置などを見直す。
猫背にならないよう、意識的に背筋を伸ばす。
■ 視力が低下していないか、メガネはあっているかを確認し、
目の疲労を予防する。
また、1時間に5分程度は遠くを見るなどして、目を休める。
■ 1週間に数回はスポーツやジムで体を動かす機会を!
また、自宅や職場では、適度なストレッチを習慣づける。
■ 精神的ストレスをためずに適度に発散させ、また睡眠不足に気をつける。
■ 半身浴や足湯をして、体を温める。
■ 服装などに注意して、足・腰・肩周りなど、体を冷やさないように気をつける。
“頭痛”に対する対処法と
半分以上は同じですね!!(^_-)-☆
◆食生活も重要
肩こりを解消するのに役立つ食物として、
筋肉や末梢神経に必要なエネルギーを作り出す働きがある食物
(大豆、レバー、豚肉などビタミンB類の豊富なもの)や、
血行不良を改善する働きがある食物(ゴマ、ニンニク、ナッツ類など)
を、意識的に取るとさらにいいですね。(*^_^*)
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