「町内句碑めぐり【1】白山比め神社(その2)」【週刊ウンチク】

白山比め神社、神馬舎の横に建つ句碑
お店ばたけ 週刊ウンチク
第419回(2009.5.7)
「町内句碑めぐり【1】白山比め神社(その2)」
提供:明光自動車サービス
三納鶴仙さん

(明光自動車サービス(株)様は、2012年5月退店されました。記事は掲載当時の内容です。)



 

◆白山比め神社(愛称「白山さん」)、神馬舎の横に建つ句碑について、明光自動車サービス 会長の三納嘉一さんが執筆されている、地元鶴来の俳壇「高根社」の句会報からご紹介します。

◆町内句碑めぐり【1】白山比め神社(その2)

白山比め神社、神馬舎の横に建つ句碑 写真


大手取 故がね波宇つ 村の秋  古稀一畝
  ○

 白山さんの神馬舎の横に舘一畝の句碑がある。石は手取の自然石と思われる。

句碑の表には

 大手取
   黄金波打つ
      村の秋
        古稀一畝

また裏には 

 昭和四十八年師走建之
   俳諧道宗家花本十四世
           舘 一畝

と刻してある。
 もちろん画も書も能くした一畝の自筆であろう。
  昭和五十九年の夏、鶴来町立博物館の主催で、花本十四世・古杉庵舘一畝の『俳句書画展』が開かれている。
  その目録から、彼の生い立ちと功績を拾ってみよう。

 舘一畝の本名は新一で、明治丗六(一九〇三)年六月五日、舘畑村字行町に生れた。大正十(一九二一)年、俳諧道花本宗家理事長古杉庵二世竹内菊園宗匠に入門し、「一歩」の雅号を受けた。のち昭和五(一九三〇)年俳諧宗家花本十一世上田聴秋宗匠に入門し、その後三年で萩本宗匠に推された。

  昭和十(一九三六)年に竹内菊園宗匠から古杉庵三世を継いだ。昭和十五年には最高位の柿本宗匠に列した。これを機に「一畝」と改名した。第二次大戦後、郷里舘畑村に「石南会」を結成し、昭和廿三年に花本宗家の理事に就任し、昭和廿六(一九五一)年に、これを耕楽吟社と改めた。画を山科杏亭ほかに師事した。

 花本十四世を継いだのは昭和四十六年(一九七一)年であった。鶴来町では氏の功績を讃え、昭和五〇年十一月三日に『鶴来町文化賞』を贈った。

【出品目録】
◆仏画 親鸞聖人図
      観音図
       解脱図

◆山水画 清山無尽
       渓声先耳
        漁樵清談
        渓山新趣図
        渓山楽清閑図
        春嵐

◆仏書 蓮師御消息

◆俳画 爽秋花鳥図 杏亭廻文の賛
      杏亭画舘一畝句賛 大手取ほか


  ○

 なお、花本系図については、小著、俳句俳論集『舟岡山』を参照されたい。

(この項おわり)

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