「町内句碑めぐり【3】鶴来別院(その1)」【週刊ウンチク】


お店ばたけ 週刊ウンチク
第433回(2009.8.13)
「町内句碑めぐり【3】鶴来別院(その1)」
提供:明光自動車サービス
三納鶴仙さん

 

◆白山麓・石川県白山市鶴来にある鶴来別院には、鶴来の俳壇「高根社」の始祖である梅嶺の句碑があります。明光自動車サービス 会長の三納嘉一さんが執筆されている、「高根社」の句会報からご紹介します。

◆町内句碑めぐり【3】鶴来別院(その1)

鶴来別院 梅嶺の日


散るさ可里花の盛利や寺の萩   梅嶺

昭和三十七壬寅歳 仲秋渟日 建立
発起 高根社
長基 梅渓
月江庵六世安居
外 同人

◆梅嶺
  碓井治郎左エ門は、寛政十二(一八〇〇)年に越中砺波石動福町 村中屋喜平次の弟として生まれ、文政二(一八一九)年
二月、十九歳で米屋七代幸右エ門の養子となった。若くして京の猪飼敬所に学び、帰ってから家業の酒造業を継いだ。それがコメヤ薬局の前身である。

 長基家では平成十一年四月に「加賀鶴来米屋四百年」を刊行された。
(現在のコメヤ薬局の社長長基健司氏は十四代目)

 梅嶺は、魯堂、桂舎、無味斉、月江庵とも云い、詩歌、俳諧、茶道にも堪能であった。勤皇の志にも厚く、天誅組(てんちゅうぐみ)の藤本鉄石らに軍用金を贈ったり、小川幸三らが京へ上るときは餞別を贈っている。

 そのほかに、天保十一(一八四〇)年の、月江庵社中「天満宮奉納千韻」(八十帖一巻)があり、梅嶺が後ろに跋文を書いている。
その他梅嶺の著作に「聴句要諦」「作句要法」や優れた俳文などが遺っている。

 先に目名安居が、碑石を見つけてあったので、碑文の文字は安居の筆である。
鶴来別院の本堂を、外から左奥に進むと、涅槃堂があり、その近くにこの句碑は建立されている。
私も月江庵を継いでいるご縁で、「句碑の由来」を撰し、僭越ながら書かせてもらった。


散るさかり 花の盛りや 寺の萩
            月江庵一世 梅嶺

 梅嶺は俳号である。 諱に顯古などがある。米屋八代目で、碓井治郎左エ門と称した。詩文・和歌を能くし、殊に俳諧に秀でて遺作が多い。
藩政期に組合員・算用聞役などの公職を兼ね、とりわけ勤皇の志に篤く、後年従五位を贈られた。
明治元年十二月十五日歿 享年六十九。
鶴来俳壇高根社の始祖として、いまも多くの市民から景仰されている。

 平成十八年八月吉日
            月江庵十二世 鶴仙書
 


【三納鶴仙さんの「町内句碑めぐり」】
【1】白山ひめ神社
第一の句碑「風薫る越の白根を国の花」芭蕉 紹介記事はこちらです。
第二の句碑「大手取 故がね波宇つ 村の秋」一畝 紹介記事はこちらです。
第三の句碑「朝光の白山葱の先揃ふ」桜の園 紹介記事はこちらです。

【2】金剱宮 紹介記事はこちらです。


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