「町内句碑めぐり【6】鶴来公民館」【週刊ウンチク】

鶴来公民館の安居句碑
お店ばたけ 週刊ウンチク
第439回(2009.9.24)
「町内句碑めぐり【6】鶴来公民館」
提供:明光自動車サービス
三納鶴仙さん

(明光自動車サービス(株)様は、2012年5月退店されました。記事は掲載当時の内容です。)



 

◆白山麓・石川県白山市鶴来本町にある鶴来公民館には、月江庵六世 安居の句碑があります。明光自動車サービス 会長の三納嘉一さんが執筆されている、「高根社」の句会報からご紹介します。

◆句碑めぐり【6】鶴来公民館

鶴来公民館の安居句碑


秋天耳         月江庵六世
白山楚ひ畫 光里合ふ   安居


句碑の表には、流麗な安居の筆跡で右のように書かれている。裏面には-


  碑句    月江庵六世
                安居
秋天に 白山そひえ 光り合ふ

                 松石山房写記
平成二年六月建立


と、松石山房(谷口正幸さん)筆跡の鋳造板が嵌められている。
場所は鶴来公民館(旧社教センター)の北駐車場の一隅である。

山本四方著「鶴の巣だち」によれば、

家業は先代から鍛治業を営み、現在鉄工所を建てて國有鉄道の指定工場ともなり、盛大に営業されている。
立机式は昭和二十七年五月二十五日に行われた。俳画は木村杏園画伯に師事し、その技は円熟を加え(中略)寔に霽風名月の雅士として讃えられている-とある。

先年、目名製作所は月橋町へ移転されたが、それまでは鶴来本町四丁目にあったから、工場を出ると、道路をはさんだ植込みの中に句碑が見られた訳である。

月江庵六世安居は本名を保次といい、明治十九年十一月三日、鶴来町ヲ四七番地に、父目名与三松、母つよの長男として生れた。俳号は「安居」の他に翠嶺、白峯山人の雅号も有していた。

若くして俳諧を嗜み、茗事、華道に通じ、俳画をも好んだ。また謡曲、仕舞にも秀れ、多くの子弟を教授している。

俳諧では殊に鶴来俳壇の作風を克く伝え、昭和二十七年月江庵六世を継承した。みずからの庵を「梨笠山麓高楼望峰」と呼び、斯道の研鑽を怠らず、近郷はもとより筵を能登路にまで延ばし、同好知友の交わりを深めていた。

晩年は家族と共に横浜に居を移し、湘南、伊豆、鎌倉、富士岳麓を紀行する悠々の日月を送り、昭和四十八年三月二十九日、
横浜市南区で没した。享年八十六才。


以上は『俳画賛』(平成二年三月刊)の冒頭に記された「略伝」から拾った。

 ※なお句碑の集字には、雪の降る中、句友大宮昌子さんの手を煩わした。感謝。

石川県白山市 鶴来公民館「安居句碑」


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