「町内句碑めぐり【7】郷社神田白山神社」【週刊ウンチク】

塩田紅果は白山市の「郷社神田白山神社」にある。
お店ばたけ 週刊ウンチク
第441回(2009.10.8)
「町内句碑めぐり【7】郷社神田白山神社」
提供:明光自動車サービス
三納鶴仙さん

(明光自動車サービス(株)様は、2012年5月退店されました。記事は掲載当時の内容です。)



 

◆白山麓・石川県白山市にある郷社神田白山神社には、紅果の句碑があります。明光自動車サービス 会長の三納嘉一さんが執筆されている、「高根社」の句会報からご紹介します。

◆句碑めぐり【7】郷社神田白山神社


杉能浦 世を距て多る 楚良の寂   紅果

塩田紅果句碑は、白山市安養寺の郷社神田白山神社にある。

杉の花 世を距てたる 空の寂   紅果

高さ二尺にも足らぬ、小さな自然石である。裏面には-

昭和貳拾五年水無月  蟻塔會 願主山本四方

とある。

場所は、旧舘畑村安養寺の郷社神田白山神社の鳥居をくぐり、本殿に向かい、左を気にしながらゆっくり歩むと小さい句碑を見つけることができる。

さて、塩田紅果(しおだこうか)は本名親雄、芭蕉の生誕地である上野に生まれた。
沼波瓊音(ぬなみけいおん )に師事して俳句を学んだ。判事となった後、金沢で弁護士を開業している。
昭和二(一九二七)年、京都で「蟻乃塔」を創刊し、金沢蟻塔会を主宰した。

伊賀市上野の愛染院に句碑がある。

・はなやかに咲いてさびしき冬桜   紅果

金沢市小坂神社の上にも句碑がある。

・白梅の一ひらにある陽のぬくみ   紅果

或る時期、鶴来へも月一回は足を運んで俳句の選や指導をされた。


山本四方については北陸俳壇史(竹谷蒼郎著)に、次のように記されている。


 すなわち昭和三十八(一九六三)年の十一月十日、金沢市本多町の松風閣で北国俳句大会および石川県俳文学協会の総会が開かれた席上、鶴来町安養寺町蟻塔所属の山本 四方に、山本清嗣会長から三十八年度石川県俳文学賞が贈られている。
 山本四方は多年郷土俳壇の発展に尽力し、ことに近著「親鸞と芭蕉」は、俳壇の本質をあきらかにし、今後の同行および針路を示唆したほか、仏教と俳文学の関連性を述べ、親鸞と芭蕉の思想の帰一することを記述し、重要な研究資料を提供したというものである。
 句集に「草の芽」「雪割草」。俳論に前記「親鸞と芭蕉」(昭和三十八年八月刊)があり、また鶴来町合併のとき「鶴の巣だち」を編集刊行した。

なお、山本四方は昭和三十八年十一月三日、文化の日に、鶴来町文化賞を贈られている。




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