第81回「たけもと農場」■"米作日本一"の技術を継承し、ホームページを通じて、農業を身近に感じてもらいたい【今月のお店】

【今月のお店】第81回「たけもと農場


たけもと農場 田んぼ風景
視界一面に広がる田園、霊峰白山を目前に眺めたのどかなロケーション。白山の雪解け水と、九谷焼の窯元が集まる上質な土壌。
そんな最高の稲作環境に恵まれた能美市で、お米の生産と直販を行うたけもと農場をご紹介します。

有機JAS認証コシヒカリ、特別栽培コシヒカリ、一般栽培コシヒカリをはじめとした、低農薬、低化学肥料を心掛けた 安全・安心なお米を生産・販売しています。

今回は、7代目で取締役 竹本 彰吾さんに実店舗とネットショップの取り組みを伺いました。


たけもと農場の特別栽培米コシヒカリ
病害虫防除のための農薬を使わずに、完熟堆肥と魚粉を中心とした肥料で培った特別栽培米コシヒカリ


有機JAS認証コシヒカリ
有機JAS法に則った栽培法で、農薬・化学肥料不使用の有機JAS認証コシヒカリ


エコ農業者認定証
化学農薬や化学肥料を減らす技術をもつ農業者に贈られる「エコ農業者認定証」。


受賞盾
朝日新聞社や毎日新聞社などから数々の米作表彰を受賞。

美しく光るたけもと農場のお米
白米の保存方法でおいしいのは精米後2週間までなのだとか。お米の保存方法はこちら

竹本平一顕彰碑<br />
米作日本一を記念した竹本平一顕彰碑

■土にこだわり、天皇杯や米作日本一を受賞
Q.たけもと農場のお米について教えて下さい。

たけもと農場の歴史は古く、記録が残っている限りでは、江戸末期以降先祖代々続く稲作農家です。
先代から、農業の原点は「土作り」にあり、お米は土から栄養を吸って育つので、おいしいお米の基本だと考えています。具体的には、化学肥料は極力使わず、有機質肥料を増やしたり、堆肥をまいたり、また土を深く起こしたり、水管理を徹底するなど、50年前から上質な田んぼを作るために努力をしてきました。
そうしたことを継続し、 昭和34年には、40ヘクタールの稲作面積で、収穫量が石川県一になりました。その後昭和40年に、朝日新聞社主催の米作日本一賞を受賞、 翌年の昭和41年には農林水産祭の天皇杯も受賞しました。 天皇杯は、石川県内でも受賞社が多く、林農産さん、ぶった農産さん、珠洲市のすえひろさん、和多農産さんが受賞されており、米どころ石川県として高い評価が得られています。

たけもと農場のお米には、コシヒカリは3種類あり、特別栽培米、有機JAS認証、一般栽培米があります。他にはひとめぼれ、カグラモチを作っています。

中でも特別栽培米は、農林水産省のガイドラインに則った栽培方法を指し、農薬、化学肥料の使用量は一般栽培米に比べて50%以下と指定があります。半分以下であれば使用量は問われませんが、たけもと農場の特別栽培米は、農薬は70%カット、化学肥料も80%カットと指定基準より大幅に低減しており、その代わり有機肥料を豊富に施用しています。今では一番の売れ筋商品で、お客様から安全・安心が認められた結果だと思っています。


■両親の背中を見て農業の道へ
Q.就農のきっかけについて教えて下さい。

子どもの頃から両親の仕事を間近に見ていたので、日常的に農業を手伝って育ちました。
平成5年、父、竹本敏晴が農業生産法人として会社を設立し、私が高校生になった頃から、家業を継ごうと自覚するようになりました。
大学は農業とは全く異なる教育学分野へ進学しましたが、卒業後は実家へ戻り、就農して5年目になります。
今では両親と、私の奥さんと、スタッフ1人の合計5人で仕事をしていますが、それまで40ヘクタールもの田んぼを両親だけで作っていたので、どうやっていたんだろうと思うと不思議なくらいです。

■ネットショップをはじめたきっかけと取り組み
日常の生活にインターネットは欠かせないものになってきています。実際、自身でも会社情報を調べたりしてインターネットを活用しているので、自社でもホームページがないと信用が得られないのではと感じるようになってきました。ネットショップを先駆けて成功されている野々市町の林農産さんの影響も大きいです。

ホームページは自社で作成し、2007年2月に開設しました。作っただけでは売上に直結しないので、2008年冬に買い物かご機能をつけました。また、検索エンジン対策に重点を置き、グーグルアナリティクスでアクセス解析するようにしました。この取り組みにより新規のお客様から注文が増えました。特に愛知県や東京都 からが多いです。その理由として、重いお米を宅配するネットショップが、車を持たない都会の生活に向いているからなのかなと思います 。お陰様で継続して購入いただいているお客様が増えてきました。
インターネットで購入されたお客様には、時々メールを送っていますが、お米のなくなる頃を見計らった時期に案内するなど、もっと戦略的に販売促進したいと考えています。


■最近の出来事とお客様の声
Q.最近の出来事と取り組み、これからの展望について教えてください。

当店では、注文を受けてから精米し、その日のうちに企業さんや個人のお客様へ全国発送しています。コシヒカリは、味が濃くしっかりとした粘りが特徴で、「今まで食べてきたお米と味が全然違う」と言って下さったり、代金の振込用紙の通信欄に「とてもおいしかったです」とコメントがあった時はとても嬉しかったです。
農家の閑散期である冬季は、首都圏の展示会や農家同士の勉強会に参加しています。意外と思われるかも知れませんが、冬の方が忙しい事もあるのですよ。
2009年11月に、東京で開催された受注懇談会では、企業やレストランの担当者から「たけもと農場さんのコシヒカリは甘みがあっておいしいので、東京で売ればきっとヒットするよ。」と激励され、今後も販路開拓を頑張っていきたいです。

ホームページの位置づけは、たけもと農場の米を、いろんな人に知ってもらいたいという思いと、農業の事を身近に感じてもらえるきっかけになればいいと思います。その為にはホームページや新米農家のブログ おコメの生産・販売の【たけもと農場】で自分達農家の情報を増やしていきたいと思います。

■家族が増え、奥様の活躍にも期待
Q.2008年秋にご結婚された竹本さんご夫妻。奥様は農業を経験していかがですか?

結婚するまで、農業に関しては。経験も知識もありませんでした。よく農家の嫁は苦労が多いのではないかと言われますが、私は出来ることをしているだけなので全然大変とは感じていません。
ネットショップのほうでも少しずつ協力していきたいと思います。 ブログ『りな農家生活★☆コメ農家の嫁ブログ☆★』では農業について素人なりに感じたことや、日常的な事も情報発信していきたいと思っています。(竹本里奈さん)

■インタビューを終えて・・・
たけもと農場さんの特別栽培米は、真っ白で、もちもちとした弾力があります。
そのようなおいしい精米したばかりのお米を食べられるのは、農家直販のいいところ。
米作りに忠実で、とても誠実で仲良しの竹本ご夫妻、家族で協力してこれからも安全でおいしいお米を作り続けていって欲しいと思います。(お店ばたけ事務局)

店 名 たけもと農場
会社名 (有)たけもと農場
代 表 竹本 敏晴
所在地 〒923-1113
石川県能美市牛島ロ175(地図はこちら
TEL 0761-57-1919
FAX 0761-57-1848
E-Mail contact@takemotonojo.com
お店URL http://www.okomelove.com/
ブログURL http://takemotonojo.net/


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