「石川発!頑張るネットショップ」 ジャンティール キタカミ(河北郡内灘町)恋人の聖地・内灘に恋人たちのジュエリーショップ

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

お店ばたけ出店者 ジャンティール キタカミ

恋人の聖地・内灘に恋人たちのジュエリーショップ ジャンティール キタカミ


平成21年、恋人の聖地に認定された内灘町。この町でジュエリー一筋25年、堅実な商いで得意客を増やし、巷で人気の高いジュエリーショップが『ジャンティール キタカミ』である。新たな取り組みとして、ウェブショップを開設して約1年、オリジナルアクセサリーの売れ行きが好調な同店の北上徹祥社長(右から4番目)、北上宗憲チーフデザイナー(右から3番目)にお話を伺った。


● 気が付けば25周年
ジャンティールキタカミ北上社長はジュエリーショップを持つ夢を実現すべく、昭和60年に自らの生まれ故郷である内灘町に『ジャンティール キタカミ』(ジャンティールはフランス語でおしゃれの意)をオープンする。その門出を祝すかのように、同年産まれたのが三男の宗憲さんで、彼は店の歩みと共に成長し、今は頼もしい片腕としてアクセサリーの製作を担当している。

バブル期には、香林坊109やポルテ金沢にも支店を構えていたが、遡ること13年前に全て撤退し、本店一店舗に集中する。
「今のように本店だけであれば、お客様がいつ来店されても私か家内が必ず接客できますが、支店を出すと、私たち夫婦が店にいない時間が多くなり、目が行き届かなくなり、お客様からすると顧客満足度の低い店になっていました」と北上社長は自省する。


● ネットショップで若い顧客を開拓
天使の恋するネックレス地元の専門店として、地元に役立つ店でありたいと邁進してきた北上社長の背中を見て育った宗憲さんは、「うちの店は、若い人たちには敷居が高く入りにくいとの声を耳にしていたため、若い人が気軽に購入できる価格帯のアクセサリーをウェブショップで販売することで、若い人に来店してもらう動機付けになればとの思いから、1年前に手作りのホームページを立ち上げました」とネットショップ開設の経緯を語る。

同店のネットショップでは、オリジナルアクセサリー『天使の恋するネックレス&ブレスレット』を販売している。恋人の聖地・内灘に相応しく、恋人たちを応援する同店ならではのアイデア商品で、注文を受けてから1点、1点、宗憲さんが手作業で仕上げている。「ネットショップでアクセサリーを購入した若い人たちを、ゆくゆくはブライダル需要にもつなげていきたい」と目を輝かせる宗憲さん。


● 人気ブロガーとコラボ
ジャンティールキタカミのネットショップ昨年、内灘町が恋人の聖地に認定されたのを受け、町のイベントに人気ブロガーの桃ちゃんを呼んでサイン会を開催した際、同店オリジナルの『天使の恋するネックレス』を着用してもらい、彼女のブログで時々宣伝してもらう契約を取り付ける。桃ちゃんがブログにネックレスを着用した写真をアップし、アクセサリーのかわいさをアピールしたことで人気に火がつき、注文が一気に増えたという。

同店では、北上社長スタッフ宗憲さんがそれぞれにブログを発信しており、こうしたブログからウェブショップに入ってくる人が少なくなく、販促ツールの一つとして貢献している。


● ネットは全国がターゲット
「ネットショップを立ち上げたところ、これまでご縁のなかった関東、関西方面はもちろんのこと、北海道や沖縄からもアクセサリーの注文が舞い込んで来たのには驚きました」と宗憲さんは振り返る。1年あまりが経過し、月平均で約3000件のアクセスがあるとのこと。

『天使の恋するネックレスをつけたおかげで彼氏ができた・・・』との喜びの声が多数寄せられており、「そうした全国各地の女性たちが、近い将来、恋人の聖地でもある内灘町の当店に遊びに来てくれることが私の楽しみの一つです」と北上社長は顔を綻ばす。


● お店ばたけに出店し、レベルアップを図る
自店のホームページのレベルを客観的に評価してもらうべく、平成21年度にISICOが主催したネットショップコンテスト石川2009に初めてエントリーする。「ホームページの作成は素人である私が自己流で作成したものだけに、プロが作成したものと比べると著しく見劣りがし、素人のできることには限界があることを痛感しました」と宗憲さん。

そこで、ISICOのお店ばたけに出店することで、プロのアドバイザーによる指導や助言を受け、魅力あるホームページにリニューアルしていきたいと考えた。


● 幸運を呼ぶエンジェル
幸運を呼ぶエンジェルジャンティールキタカミの店内に入り、左手に進むと壁面にユリの花を手に持った天使の絵が飾られている。これは遡ること22年あまり前、百貨店のアンティーク売場に飾られていたのを北上社長が見つけ買い求めたもの。以来、誰が決めたわけでもないが、この天使の絵の前で写真を撮ったカップルが幸せになることから、『幸運を呼ぶエンジェル』として人気のスポットになっている。開店から25年間で8000組を超えるカップルが同店で婚約指輪、結婚指輪を買い求めているというから驚きだ。

お客さんと同店の縁の始まりは婚約指輪だが、その後の結婚指輪、毎年の結婚記念日や誕生日と、次々と記念日が到来することから、婚約指輪を購入したお客様の大部分がリピーターになっている。「オープン当初のお客様の中にはお孫さんまで三世代のお付き合いも少なくなく、一組のお客様との出会いが、その人の人生はもちろんのこと、ご家族の人生の節目にも当店がお役に立てることが何より嬉しいです」と満面の笑みで語る北上社長。


● あくまでも地元顧客第一主義
ISICOの指導を得て、ホームページが充実した段階で、楽天への出店や世界市場もターゲットにしたい考えだ。「ただ、アクセサリーは注文が入ってから私が一人で作るため、大量に注文が入った場合は対応できなくなります。25年間商いを続けてくることができたのは、日々来店してくださる地元のお客様があってのことで、そのお客様を一番大事にしていきたいと思っています。ネットショップの可能性はとても素晴らしいことは分かっていますが、ネットへの対応に時間が取られて実店舗の接客が疎かになるようなことはしたくないので、そのジレンマがあります」と地域密着型店舗にこだわる宗憲さん。若さの中にもしっかりとした芯が1本通った考え方に感服させられる。

『天使の恋するネックレス』に漆塗りを施した『WAJIMA』シリーズさらに、異業種である輪島塗とコラボレーションし、『天使の恋するネックレス』に漆塗りを施した『WAJIMA』シリーズを新たに展開するなど、同店の商品アイテムに新風を吹き込む若き宗憲さんのこれからの活躍が楽しみである。


インタビューを終えて・・・
長男が店長、三男がデザイナーとして両親をサポートし、家族とスタッフが心を一つにしてお客様を温かくおもてなしする、これがジャンティールキタカミが追求する商いであることを痛感させられた。

ジャンティール キタカミ 外観店舗名 ジャンティール キタカミ
住 所 河北郡内灘町鶴ヶ丘3-138-3
電話番号 (076)238-7770
創 業 昭和60年
URL http://genti-k.shop-pro.jp/


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ISICOバーチャルモール「お店ばたけプラス」は、(公財)石川県産業創出支援機構が運営するインキュベーションモールです。

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