2010年8月アーカイブ

「ネット対決倶利伽羅合戦 session3 北陸三国志」7月度結果

「ネット対決倶利伽羅合戦 session3 北陸三国志」イメージ

富山vs石川vs福井の企業が県別チーム対抗で、ネットビジネスの目標達成率を競う「ネット対決倶利伽羅合戦 session3 北陸三国志」7月の各県達成率が発表されました。
※対決期間は2010年7月から2011年3月末までです。


ネット対決倶利伽羅合戦北陸三国志、初月の成績は、ほぼ横一線にならびました。
石川県チームが僅かなリードで首位。

富山: 96.2%
石川: 96.8%
福井: 85.9%

達成率グラフはこちら

「100%に届かないのは、今後の奮起の材料」と合田コーディネーターのコメント。
この達成率はチーム全体の平均なので、目標達成率100%以上の企業さんもいらっしゃいます。石川県チームでは最高月商を更新されたという方もいらっしゃいました。素晴らしいですね。
また、残念ながら至らなかった企業さんも、残りの月で挽回、目標達成目指して頑張ってください!


<ツイッター>
北陸三国志 @h3594
北陸三国志ハッシュタグ #h3594

【お知らせ】サーバー停止、およびお盆の開館時間につきまして

★サーバー停止、および、お盆の開館時間のお知らせ ★

1.停電によるサーバー停止について
【2010年 8月13日(金)17時30分縲鰀16日(月)8時20分の間、作業停電のためサーバーを停止】いたします。
その期間中は、ISICOホームページISICO公式サイト産業のポータルサイトDgnetお店ばたけお店ばたけブログSOHOプラザバーチャル工業団地石川新商品カタログISP)を閲覧する事ができませんので、予めご了承下さいますようお願い申し上げます。

また、【ISICOへのメール送信も出来なくなります】
ご不便をおかけ致しますが、ご了承ください。


2.(財)石川県産業創出支援機構(ISICO)の開館時間について(ISICOライブラリー
上記の停電に伴い【2010年 8月13日(金)の開館時間は、8時30分縲鰀17時15分まで】とさせていただきます。
  また、【2010年 8月14日(土)は休館】です。
  2010年 8月16日(月)からは、通常どおり、8時30分縲鰀19時30分まで開館いたします。
よろしくお願いいたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

ISICOバーチャルモール「お店ばたけ」では、2010年 7月29日(木)、平成22年度第2回目の「お店ばたけ出店者交流会」を開催しました。

お店ばたけ出店者交流会は、ネットショップオーナー(ご担当者様)のみなさまが、実際に顔を合わせて交流する会。
今回は、地場産業振興センター(金沢市)研修室に、10名の出店者が集まりました。

●出店者交流会(金沢会場)の様子(写真はセミナー風景)
出店者交流会のセミナー風景


 まずISICO事務局より、平成22年度の今後の運営スケジュールと各事業内容を紹介いたしました。

・ネットショップ経営力強化講座「基礎力編」は終了しましたが、
・ネットショップ担当者スキル強化講座「技術編」
については、まだ開催予定の講座があるので、是非受講いただきたい旨を伝えました。

平成22年度ネットショップセミナー開催予定表はこちら


 また、専門家派遣制度(ドクタークリニック)については、初回縲鰀3回目まで無料で、まだ応募可能なことを伝えました。


ホームページに関する専門家派遣(ドクタークリニック)事業について

その後、恒例の出店者自己紹介を行いました。


●続いては、出店者ミニセミナー。
(株)ヒロテック 広瀬誓さん


今回は、(株)ヒロテック/お店ばたけホームページドクター 広瀬誓さんに
「スマートフォンで何がどう変わる?」というテーマで、ネットショップオーナーが「今」知っておきたいケータイウェブの動向についてお話しいただきました。

<目次>
・スマートフォントとは?
・スマートフォントを普及させる理由
・ネットショップにとって何が変わるか
・ブラウザかアプリか 竏鈀 2つの選択肢
・今できること


 
皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。


次回交流会は、平成22年度9月2日(木)能登会場で開催予定です。

7月21日に開催いたしましたセミナー「アクセスログ解析で現状把握<分析編>」にて、受講者様より「GoogleAnalyticsで、自分(自社)のアクセスを除いた解析結果を出す設定ができない」というご質問がありました。

中野先生のウェブサイトに、この問いへの回答が記されていましたので、下記にご紹介します。


******** ここから引用 ********

Google Analyticsの機能として、プロファイル設定>プロファイルに提要したフィルタ で、自分のアクセスを除外する機能があります。
しかし、設定してもうまくいかないとのこと。

IPフィルタでは、固定IPでない限り設定は難しいので、Cookieを利用したフィルタ設定を薦めました。
これに関しては、「Google Analyticsで自分(内部)のトラフィックを除外する方法」を参考にしていただけるとよいかと思います。

他にも特殊なやり方の一つとして、「Google Analytics オプトアウト アドオン(ベータ版)」のサービスもあります。
2010年5月に公開されたばかりのベータ版なので、導入する際には今後の情報収集も大切です。

******** ここまで引用 ********

Webアプリケーションセミナー(HTML、ホームページビルダー等)のご紹介

 秋から開催される、石川県IT総合人材育成センター様主催の【Webアプリケーションセミナー】をご紹介します。
 お店ばたけのネットショップセミナーには含まれない分野「HTMLとCSS」や「ホームページ構築」などの講座もございます。


【Webアプリケーション編】

 ※会場は全て 石川県IT総合人材育成センター
 (金沢市鞍月2ー1)地図はこちら


■Web作成入門(1)竏辿TML編竏鈀
  日 程: 10月7日(木)縲怩W日(金) 2日間
  受講料: 33,600円
  ※ CSSについても少しふれます


■Web作成入門(2)竏谷avaScript編竏鈀
  日 程: 10月26日(火) 1日間
  受講料: 16,800円


■ホームページ・ビルダー基礎から活用まで
  日 程: 12月21日(火)縲怩Q2日(水) 2日間
  受講料: 33,600円


■次世代WebとAJAX 竏酎ャ習編竏鈀
  日 程: 9月2日(木) 1日間
  受講料: 16,800円
  ※日が迫っています。お申し込みはお早めに

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

 
お店ばたけ出店者 箱マイスター (紹介動画はこちら

商品と共に真心を包むパッケージをネット通販 箱マイスター

日本酒や焼酎のラベル印刷の分野で、国内シェアNo.1企業である高桑美術印刷(株)(本社 金沢市 高桑秀治社長)が、蓄積してきたノウハウを活用し、お酒を販売する際に欠かせないパッケージ関連商品をネット販売するウェブショップ「箱マイスター」をスタートさせてから5年目を迎える。ウェブ担当の前田雄一郎氏と濱田雅巳氏にお話を伺った。


お酒のパッケージ商材をネット販売

箱マイスターのホームページ同社がこれまで手がけてきた清酒や焼酎、食品等の取り扱いラベルは10万種類以上、取引先の酒造メーカーは全国1,200社を数える。そうした酒造メーカー等には、営業マンが直接出向き、さまざまなニーズに対応し、今日のシェアNo.1の地位を確固たるものとしてきた一方で、これまでほとんど開拓できなかった酒販店を新たに顧客に取り込むべく、5年前にスタートしたのがお酒のパッケージ商材を専門に扱うネットショップ『箱マイスター』である。

ラッピング、紙袋、バックなど印刷会社として、ホームページを作成することは日常業務であるが、実際にネット通販サイトを運営するのは今回が初めてのこと。お客様が使いやすいページづくりに腐心し、他のサイトと比較して見劣りすることのないレイアウトなどを心掛けているとのことだが、「業務用商品のサイトはどうしても見にくい印象が強いことから、一般のお客さんが使い易さを感じてもらえる見せ方に工夫しながら試行錯誤の日々です」と苦笑する。

「大手酒造メーカー様に対するシェアは高いですが、酒販店様をはじめとした小売店様に対するシェアとなるとまだまだ低く、しかもネット通販は後発のため、時間をかけて少しずつシェアを広げていければと思っています」と堅実路線を強調する。


酒販店のみならず新たな顧客も開拓

風呂敷は、ラッピングアレンジが自由自在現在の顧客の内訳を伺うと、「当初は酒販店様を開拓できればと考えてスタートしましたが、いざ蓋を開けてみると酒販店様は全体の5割で、あとの5割を個人のお客様、一般企業様、デザイン会社様、通販会社様がシェアしており、当初思い描いていた酒販店様だけでなく、幅広いお客様を開拓することができました」と嬉しい誤算だったよう。

お中元お歳暮などのギフト商品にギフト箱酒瓶を入れる紙袋の最小ロットは20枚、箱は50枚からとあって、個人で買うには多すぎるように思うが、送料との兼ね合いや作業の繁雑化を避けるため、これ以上細かいロットに対応することは現段階では考えていない。

「2~3枚だけ欲しいとのお問い合わせや要望もありますが、それは丁重にお断りしています」と恐縮する。支払い方法は銀行振込と代引きがあるが、顧客の7割が代引きを利用する。それは買上金額に関係なく、代引き手数料を210円(税込)でサービスしているからだ。1万円以上のお買い上げで送料が無料になることから、顧客の平均消費単価は1万円を超えるという。


お酒に続き、お菓子のパッケージ商材をネット通販

パケラボのホームページ箱マイスター』が軌道に乗り始めてきたことから、パッケージ専門サイトの第2弾として、お菓子のパッケージ・ラッピング商材を専門に扱うサイト『パケラボ』を平成22年6月にスタートさせた。

パケラボには、色んな形の箱が揃っています同じラッピング商材のため、箱マイスターの中で展開すればとの意見もあったようだが、お菓子のラッピングを買いたいお客さんが検索する時には、お菓子という検索ワードを入れるように、売る側もお菓子のラッピング商材に特化した専門サイトを立ち上げた方が、結果としてその商材を求めている方により多く、より確実にアクセスしてもらえると考えた。

ネット通販での売上は、全社の売上の1%弱とはいえ、金額にすると6,000万円と聞いて驚かされた。「箱マイスターとパケラボを合わせ、3年後に年商1億円を目指したいですね」と意欲的だ。


『お店ばたけ』に出店し、さらなるスキルアップを

おすすめのかわいいパッケージがいっぱいスタート時から地道にアクセスアップにつながる努力を重ねてくると同時に、3年前からヤフーとグーグルにリスティング広告を掲載し、コストをかけて集客アップに努めている。
それと並行し、2カ月ごとに様々なキャンペーンを展開し、その案内を随時メルマガ配信することで、アクセスアップにつなげている。そうした努力の甲斐もあって、箱マイスターは地道ではあるが、毎月前年対比プラスをクリアし、順調に伸びてきている。

しかしながら、その伸び方のスピードをさらに加速させるため、石川県産業創出支援機構が運営する『お店ばたけ』に出店し、様々な勉強会に積極的に参加するとともに、専門家のアドバイスを受け、目下アクセスアップの方策を原点に立ち返って勉強中。


目指すは24時間働く営業マン

トリュフチョコレート・プラリネ等専用の箱twitterやFacebookも販促ツールと捉え、twitterで箱マイスターのアカウントをフォローしてつぶやいて応募すると注文時に、次回使える500ptが加算される期間限定ポイントキャンペーンを実施している。(2011年2月・3月キャンペーン)またFacebookのファンページの運用も行っているが、まだまだ新しいツールのため、売上に結びつく効果的な活用法はこれから検討していくところである。
こうしたツールは、個人客をターゲットとしたサイトでは効果的に活用されているが、酒販店様などの商店が主要な顧客のため、アプローチの仕方を模索中でもある。

かわいい父の日シャツ型バッグ「箱マイスターの充実した品揃えは自負できるものの、その周辺のサービス、例えば箱の組み立て方、ラッピングの仕方といったビジュアルでお客様に分かりやすく説明するようなコーナーや、お酒のうんちくを語るコーナー、お酒の売れ筋ランキングといったお酒にまつわる+αの情報発信を充実させるとともに、お得意先の酒販店様を紹介する頑張るお酒屋さん的なコーナーを新設することも検討中である。そうした枝葉を充実させていくことで、お酒のパッケージを核として大きな広がりをもつホームページに成長していくことが期待できる。

箱マイスターfacebookページ
「やるべきことが一杯ありすぎて、まだまだこれからですが、お客様の笑顔が一人でも多くなるお役立ちサイトにすることができればと思っています」と濱田氏が抱負を語ると、すかさず前田氏が「お酒の箱やラッピングのことなら箱マイスター、お菓子の箱やラッピングのことならパケラボと世の中に認知されるサイトにすることが目標であり、夢です。
さらなる知名度アップへの努力はもちろんですが、営業マンが廻れない全国津々浦々の新規顧客を開拓する24時間稼働の営業マンとして会社の発展に貢献していきたい」と力を込める。



インタビューを終えて・・・
個人向けのネット通販花盛りの中にあって、小売店を主ターゲットとしたお酒とお菓子のパッケージ商材のネット通販に目を付けた取り組みはなかなか斬新で、これまで見落とされていた隙間ビジネスではないだろうか。現実、短期間で売上を大きく伸ばしてきていることが、潜在的なニーズがあった証拠でもある。


箱マイスターのWeb担当者の皆さん社 名 高桑美術印刷(株) (サイト名 箱マイスター)
住 所 能美郡川北町土室か16-1
電話番号 (076)277-8688
URL http://hako.wave.jp/

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

地元作家の手仕事の美しさを石川から全国に!(株)公進都市企画

白山麓の自然と風土が育んだ伝統産業である牛首紬(うしくびつむぎ)を商う西山産業のグループ会社である公進都市企画が、グループ会社の白山工房が製作した小物のみならず、地元作家の手仕事の美しさを発信したいと考え、九谷焼と牛首紬などをインターネット通販で全国に販売することを目的に、6年前に立ち上げたのが生活に潤いを提供するネットショップ『じろや』である。サイト運営責任者の小高康之 氏にお話を伺った。


人の輪が広がる商いを

白山の麓・白峰地区では昔から囲炉裏のことを「じろ」と呼んでいることから、囲炉裏を囲み家族団欒でくつろぐように、地元の伝統工芸品の数々をゆったりと品定めしてもらいたいとの思い。と同時に、イタリアではジロという自転車レースがあり、イタリア語のジロには周遊する、巡るという意味がある。そんなことから度々ネットショップを訪れてもらいたいとの思いを込め、『じろや』と命名する。

九谷焼のうつわメニュー「実店舗を持つことは資金的な負担が大きく難しいですが、ネットショップであれば、初期費用を最小限に抑え、なおかつ全国に向けて情報発信できることに魅力を感じ、この事業をスタートさせました」と小高氏。

石川県デザインセンターが毎年若手作家の支援を目的に作成している商品カタログの中から、小高氏が自らの感性に訴えかけてきた作り手の工房を訪ね歩き、現在約20名あまりの作家の手による商品を取り扱っている。


最小限の在庫のため品切れが課題

じろやが選んだ、石川県内作家の湯呑みやそば猪口それぞれの作家の器や皿などの中から小高氏の感性に叶う商品だけを少量ずつ購入し、それが売れた段階で新たに発注をかけるという、在庫を最小限に留める商いゆえ、品切れになった商品を準備するには、かなりの日数を要する。
そのため、同店のホームページを見ると、品切れと表示された商品が多いのに気付く。
「お客様からもまだ品切れですねとよく言われるのですが、資金的に負担にならない量しかストックすることができないのと、作家さんも売れるかどうか分からない商品をたくさんストックできる時代ではなく、窯元さんも同様で、一旦品切れになると改めて発注し、出来上がるまで2カ月近く待っていただいています」と不況の影響で伝統産業にかかわる様々なところで在庫を最小限しか持たないことが、品切れにつながっている。

在庫を可能な限り持たないようにしながら、同時に品切れを頻発させない工夫が目下の課題である。


手作りのホームページで一歩一歩

ネットショップ『じろや』「当店のホームページを見て牛首紬(うしくびつむぎ)を初めて知ったというお客様が意外に多くいらっしゃることから、インターネットを活用してタイムリーに情報発信していくことで、新たな需要を開拓できると感じています」と期待を込める。

じろやのホームページは、スタッフ3人が通常業務のかたわら、時間を割いてこつこつと作り上げてきた手作りのホームページであるが、石川県産業創出支援機構が毎年実施しているネットショップコンテスト石川において2009年のファイナリストに選出されており、上品な雰囲気を醸し出すページづくりが特徴である。


お客様の声を大切に

温かみのあるやきものスタートから6年あまりが経過し、売上、アクセス数ともに少しずつではあるが右肩上がりで推移している。
「当初は、器や小物など、持った感じや手触りを確認して購入する商品がネットで売れるのだろうかと半信半疑でしたが、そうした不安は取り越し苦労に終わり、意外とスムーズに購入していただけています」と嬉しそうに語る。
「お客様から器の大きさはサイズ表記で分かるが、器を手に持った時の重さが分からないとの指摘を受け、重さを表記するようにしている。そうした表記にも工夫していきたい」とお客様の声を大切にしている。

牛首紬ハンドバッグ、ポーチ特集PICKUPのコーナー(トップページの右下)を新設したのも、そうした顧客からの声に応えたもの。
「お客様の目線から見れば当店のホームページはまだまだ不十分なことから、石川県産業創出支援機構さんが運営しているお店ばたけに出店させていただき、専門家のアドバイスやネットショップを運営している方々との情報交換を通じ、より一層充実したホームページに近づけていきたい」と更なるステップアップにも積極的だ。


顧客にお得感を提供できるサービスに

いろいろなお皿じろやのホームページで買い物するにあたり、会員登録をすると250ポイントが付与される。さらに誕生日の月に購入すると250ポイントが付与されて次回購入時に使用できる。
こうしたサービスはポイントを集めるのが好きな女性のお客様に好評とのこと。
また、じろやでは、決済に「楽天あんしん支払サービス」を利用できるため、独自サイトでありながら楽天市場のポイントが貯まるほか、独自のポイント付与サービスも行っている。

小鉢やお茶碗など「本当はもっとお安く商品を提供できればいいのですが、単に値引きすることは作家さんの商品を扱っていることから現実的に難しく、それよりも買い物してくださったお客様にポイントを還元することで、じろやでまた購入していただけるような環境づくりに努めた方が、長い目で見てプラスではないかと思っています」と力を込める。

そうしたポイント付与と同時に、お買い上げ金額1万円以上で送料無料、代引き手数料はお買い上げ金額に関係なく無料と顧客にとって嬉しいサービスも実施している。


焦らず、急がず、着実な商いに邁進(まいしん)

表現も多彩な九谷焼のお皿伝統工芸でスタートしたネットショップであるが、とりわけ食器は料理を盛りつける器であることから、料理と切っても切れない関係にある。

白山麓には全国に誇れる食材がたくさんある。じろやが勧める商品なら安心して購入できると思ってもらえるまでに顧客が定着した段階で、白山麓や地元石川の食材をネット通販する次なるステップも視野に入れながら、当面は会員であるファン客を着実に育て増やしていくことに邁進する考えだ。

可愛いねこのオーナメント何を扱うにしても、まずは全国に安定した会員を保有することが先決である。「じろやのPRと同時に作家さんたちのPRの一翼を担えるよう、お互いに相乗効果で売上増につながるホームページにしていきたい」と熱く語る小高氏。
時間はかかっても地道に少しずつ前進していくことを自らも楽しみながら歩んでいる。

インタビューを終えて・・・
人あたりも語り口も実にソフトな小高氏の繊細な感性で選りすぐられた器たちが、全国各地の九谷焼ファンに愛され、それが巡り巡ってじろやの商いを育て、ひいては石川県を愛するファンの拡大につながっていく、その一歩は小さいかもしれないが、確実な一歩であることを確信した。


じろや 小高康之 氏
社 名 (株)公進都市企画 (サイト名 じろや)
住 所 白山市部入道町ト40
電話番号 (076)273-0808
URL http://www.giro-ya.com

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。
ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


ハコヤショップ (紹介動画はこちら

カラフルな弁当箱でランチタイムに笑顔と楽しさを演出!(株)たつみや HAKOYA


カラフルな弁当箱でランチタイムに笑顔と楽しさを演出!(株)たつみや

バブル崩壊以降の長引く不況下で、「弁当男子」という新語が誕生するなど、女性だけでなく男性の中にも弁当持参で出勤する節約指向が定着している今、山中漆器のカラフルな弁当箱は人気商品である。そんな中、遡ること20年前から弁当箱専業に方向転換し、今では産地を代表する弁当箱メーカーである(株)たつみやの山口雅功社長とネットショップ「HAKOYA」のウェブ担当・齊官篤志氏にお話を伺った。


20年前から弁当箱専業メーカーに

家弁「のりお」と「こうめ」山中漆器産地と言えば、かつては結婚式の引き出物やイベントの記念品など、プラスチック製の時計やハンディークリーナー、オルゴールなど様々な品揃えで、国内市場を席巻していた。ところが、バブルが崩壊し、メイドインチャイナに代表される安価な商品が流入するようになると、そうした需要が目に見えて激減していった。そうした変化の兆しをいち早くキャッチし、ギフト市場はもちろんのこと従来までの椀、盆、花器などの既存商品の取り扱いを全てやめ、弁当箱に特化した専業メーカーへと転身を果たす。

和風 弁当男子長引くデフレ経済下にあって、節約指向や内食ブームが追い風となり、弁当箱の需要は年々拡大してきており、近年は女性だけでなく、男性も自分で料理を作り、弁当箱に詰めて会社に持っていく「弁当男子」が急増し、男性用弁当箱の売れ行きも好調である。


品揃え豊富な女性用弁当箱

クールカラー まるランチなど女性用弁当箱は、単に弁当を入れる容器ではなく、ファンシーグッズと同様に見た目のかわいさ、カラフルさが重要で、ランチタイムが楽しくなる、華やかになる、話題になるようなデザインや色使いが求められている。しかも2~3種類といった少ない中から選ぶのではなく、20~30種類以上のたくさんある中から選びたいとのニーズが強く、そうした点で同社の弁当箱は絶大な人気を誇っており、国内各地の有名百貨店や雑貨店、セレクトショップ等々で広く販売されている。

「恐らく全出荷量の9割強は女性向けの弁当箱が占めていると思います」と山口社長。さらに同社は、毎年国内で開催される関連商品の見本市やパリで開催されるメゾン・エ・オブジェにも出展参加しており、新たな市場開拓にも余念がない。



運営ノウハウこそがネット販売成功の鍵

カワイイぱんだのぱんだ おにぎりBOXなど同社が楽天内に直販ショップ「HAKOYA」を開設したのは、平成22年6月。出店の狙いを伺うと、「当社の弁当箱が百貨店さんや小売店さんのネットショップで相当量売れている現実を目の当たりにするようになり、様々な流通チャネルがある中で、ネットという選択肢の重要性を感じ、メーカーといえどもネット通販に取り組む必要性を感じてきたことから、ネット販売に参入しました」と山口社長が経緯を語る。

ハコヤショップのホームページ弁当箱のような雑貨商品は、女性の場合は店頭で手にとって質感や使い勝手、デザインなどを確かめて購入するウエイトの高い商品であるだけに、ウェブ上の画像でいかに実物に限りなく近い質感を伝えるか、とりわけ蒔絵などは光の当たり方で色の変化や光沢感が変わるだけに、デジカメで撮影した画像でそこまでの質感を伝えることは難しく、試行錯誤を繰り返しているところのよう。

お家でお弁当 ピンクがかわいい家弁「ネットショップの運営は、技術的な面よりもホームページで商品を販売するノウハウが重要で、どんなページにすればお客様に買っていただけるのか、ああでもない、こうでもないと思案しながら作り込んでいるところです。何しろ当社の扱っている弁当箱の種類が多く、1,000アイテムを超えるため、本来なら1点1点その商品の魅力をアピールしたいのですが、現実には点数が多すぎて手つかず状態です。これから動画を取り入れることや、表現方法を工夫しながら、お客様に商品の魅力が正確に伝えられるように進めていきたい」と齊官氏は力を込める。


ネットは消費者ニーズと直結

カラフルなお弁当箱と水筒愛着のある弁当箱でも、シールふたがしっかり閉まらなくなったり、傷んだりするとそれで使えなくなってしまうが、同社の強みは自社で製造していることから、顧客からそうした問い合わせがあると、その弁当箱に合わせた新品のシールふたのみを販売するアフターサービスを行っており、愛着ある弁当箱を捨てずにまた使えることへの喜びの声も届いている。

モードカラー ランチBOXセット卸し業務のみ行うメーカーの場合、消費者と直結していないため、市場の反応がなかなか伝わってこないが、ネットショップを始めたことで、マスコミで自社商品が紹介されると、その影響で注文が増えるといったリアルタイムの動きが見られ、売れ筋を見ることで今の流行を知ることができる点が大きなメリットと言える。

和風重箱(中フタ付)アクセス増の一助にプレゼント企画やセール情報を、メールマガジンで配信しており、将来的には自社製品を個別にピックアップし、作り手側の思い入れや商品の特徴を掘り下げて伝えていけるようなものにしていきたい考えだ。


顧客に満足感を提供できるショップめざし

へのへの 兼六千筋弁当「お客様へのサービスの一環として、お買い上げ金額3,150円以上で送料無料にしています。そのため、8割近くの方はいろんな組み合わせで3,150円以上になるように購入されます。やはりお弁当箱のような単価の低い商品では送料の比率が大きくなるため、少しでもお客様にお得感を感じていただければと思っています」と齊官氏。自社商品をディスカウントするよりも送料無料のような付加的サービスを充実させることを重視しており、そうした点はメーカーだからこそできる部分でもある。

お家でお弁当 UCHIBEN 家弁現在はHAKOYAショップの知名度アップを図るため、集客力のある楽天に出店しているが、ネットショップ運営のノウハウを蓄積し、認知度が高まってきた時点で、自社サイトにシフトすることで、さらにお客様にメリットを還元できるショップに育てていく腹づもりである。

お箸「今後はブログやツイッターも活用し、自作の弁当自慢や課題となる弁当箱を提供し手作り弁当コンテストを実施するなど、様々なアイデアを駆使しながら、弁当箱をきっかけに新たな世界が広がるようなサイトを目指したい」と語る山口社長の舵取りで、HAKOYAワールドの輪を広げる航海は始まったばかりである。


インタビューを終えて・・・
1,000アイテムに上るバラエティーに富んだ商品の中から、自分の好きな弁当箱を自宅に居ながらにしてパソコン画面上でショッピングできることは、女性にとって楽しい買い物に違いない。商品のPRにとどまることなくお弁当に関わる様々な情報を発信するサイトに成長されることを願いたい。


Web担当 齊官篤志氏
社 名 株式会社たつみや
住 所 加賀市別所町漆器団地12-4
電話番号 (0761)77-1717
URL http://www.rakuten.co.jp/hakoyashop/

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


お店ばたけ出店者 ふとんの石田屋(紹介動画はこちら

(石田屋様は、2015年5月退店されました。記事は掲載当時の内容です。)

眠りの大切さの啓蒙とお客様の幸せ創造に邁進! ふとんの石田屋


眠りの大切さの啓蒙とお客様の幸せ創造に邁進! ふとんの石田屋

人生の3分の1は眠っている時間である。それだけ長い時間お世話になる寝具だが、果たしてそこにどれだけのお金を掛けているだろうか。車には何百万円とかけている人でも、寝具に同等のお金をかけている人はどれぐらいいるだろうか。それだけ、健康と眠りに関する理解が一般的に不足している証拠でもある。そんな眠りの啓蒙に全社を挙げて取り組んでいるのが「ふとんの石田屋」だ。このほど寝具のネット販売をスタートさせた同社Web担当の栄田俊さん、丸山篤さんにお話を伺った。


眠りの大切さ、寝具の大切さをお客様に

石田屋犀川店では、実際にお布団に横たわることができる。疲れたから眠る、眠くなったから眠る、実に単純なことではあるが、自分のからだに合った寝具で眠らないと、からだを休めるはずの睡眠が原因で体調を崩したり、肩こりになったり、睡眠時無呼吸症候群のような病気にまで発展することもある。さらに、寝具の素材も化学薬品や洗剤を使った羽毛布団よりも、自然の中で育った水鳥の羽毛や羊毛の入った布団を使うことで、豊かな気持ちになり、からだにも当然いい。そういうコンセプトで、布団を売るのではなく、眠りをトータルでプロデュースしているのが石田屋である。

アイダーダックダウン同店が取り扱う羽毛布団は高価だが、ただ高いのではなく、お客様のことを考え、安全で安心できる本物の羽毛布団しか提供しないという絶対的な自信がその価格を裏付けている。例えば、世界で最高の羽毛とされるアイダーダックの羽毛は、世界で年間2トンしか獲れないにもかかわらず、日本国内では3トン以上のアイダーダックの羽毛布団が流通しているという理解しがたい現実がある。「当社は、現地まで石田社長が自ら足を運んで仕入れ、アイダーダック100%の羽毛布団を販売しています」と胸を張る。


商品を体験できるレンタル制度を完備

Web担当 丸山篤さん本当にいい商品を選ぶには、やはり店頭に足を運び、実際に肌触りや暖かさを体感してみないことには、何十万円もする羽毛布団の購入は決断できないだろう。そうした「買いたいけど、思い切れない」、「実際に寝てみないと不安」といった顧客のニーズに応えるため、同店では有料のレンタルを行っている。
1週間程度実際に使ってみて、気に入れば、商品価格からレンタル料金を差し引いた差額を支払うことで購入でき、気に入らなければ商品を返却することで、レンタル料のみの負担で済む。商品の良さや魅力は、言葉ではなかなか伝えることが難しく、実際に使ってもらうのが一番との考え方からこうしたレンタル制度を設けている。

寝具の中で、一般的に一番悩みを抱えているのがである。枕の固さ、高さ、中の素材がその人の睡眠を大きく左右する。何個も枕を買い換えている方も多いと思うが、同店の二階では実際にベッドに寝ると、その人に相応しい枕を睡眠環境診断士の有資格者に親切丁寧にアドバイスしてもらうこともできる。布団のサイズも既製品では、長身の人には短く、小柄な人には大きすぎるといった不都合があるが、同店では自社で布団を製造していることから、顧客の自在なサイズのニーズに応えた布団を作れることも他店にない強みになっている。


ネット通販で販路拡大を

ふとんの石田屋のホームページこれまで何回かホームページのリニューアルを行ってきたが、「従来のホームページはイベント情報がトップページに掲載されていたため、石田屋が布団屋であることを分かっている地元の人はともかく、県外の人が見た時に何を売っている店なのか分かりにくかった」と反省する。

このほどネット販売をスタートさせるにあたり、一目瞭然で布団屋であること、自社商品を分かりやすく、いかに見やすく表現するかにポイントを置き、その観点からレイアウトデザインを一新した。「まだまだ商品説明の充実度が不足している点は否めず、これからもっともっと充実させていきたい」と意欲的だ。ホームページには「睡眠のことでお困りの方へ」というコーナーも設けられ、各店舗に1名以上いる睡眠環境診断士が、眠れない、朝起きると肩が痛い、枕が合わない等々の顧客の悩みに親身になって答えてくれる。

石田屋の店内風景他の社員も睡眠環境アドバイザーとして、日々の接客で経験を重ね、睡眠環境診断士へのステップアップを目指している。全国誌等にも紹介され、金沢に石田屋ありと知名度はあるものの、顧客の9割は県内客で占められ、1割程度が県外客とのことで、首都圏は現段階ではまだまだ開拓できていないことから、ネット通販を通じて全国から注文が入ることに期待をかけている。


店と顧客のよりよいコミュニケーションづくり

石田屋 犀川店の1Fのようす布団屋ではあるが、からだにいいことなら何でも取り組むとの精神から、定期的に算命学、整体教室、フェイシャルリフレクソロジー、ベビーマッサージといった教室を犀川店で開催している。これは顧客サービスであると同時に、犀川店への来店の動機付けでもある。

石田屋では、靴下や雑貨なども販売また、春・夏・秋・冬の年4回、顧客向けに「眠音(ねおん)」という季刊誌を発行している。発刊当初は金沢の紹介や作家さんの紹介、お客様の紹介などを中心にしていたが、最近は寝具のことや眠りに関わる話題も取り上げるようになってきているとのこと。
毎号1,000部発行し、石田屋ファンに愛読されている


いいものを大切に、リフォームにも力

石田屋犀川店では日本の布団店ではじめてドイツ・ロルヒ社の羽毛洗浄機を導入羽毛布団のクリーニングや綿布団の打ち直しといったリフォーム需要も同店にとっては大きなウエイトを占め、特に春から夏への衣替えシーズンに羽毛布団のクリーニングが集中し、その時期の売上の半分強を占めるという。羽毛布団をクリーニングできるドイツ製のマシンは日本に2台しか無く、その内の1台が犀川店の1階に備えられている。

一枚一枚、中の羽毛を取り出し、専用の洗濯機で洗浄し、殺菌乾燥させ、新しい羽毛を足して新しい側生地で縫製し、羽毛布団を文字通りリニューアルする。費用は35,000円~となっている。愛着ある布団を大切に使うこともホームページを通じて啓蒙していきたいと考えている。


快適な眠りのお手伝い・・それが永遠のテーマ

石田屋店内風景「お店ばたけに出店することで、様々なセミナーや交流会で勉強する機会を得られ、成功事例を聞くことができ、ホームページドクターの派遣を受けられることができ、ISICOさん((財)石川県産業創出支援機構)の支援を受けながら、ネット販売の売上を伸ばしていきたい」と期待を込める。
今年、同社は創業から88年。100周年の節目に向けて、いつの時代にあっても、寝具の大切さ、眠ることの大切さを一人でも多くの人に知ってもらうことが、同社の永遠の使命と捉え、初めに啓蒙活動ありき...、その結果として商いがついてくる。快適な眠りのお手伝い、それが石田屋の企業理念でもある。


インタビューを終えて・・・
ホームページのリニューアルを機に、眠りの大切さを伝えるメールマガジンの発行や顧客へのDM発送といったアフターフォロー面の充実が当面の課題のよう。1日1,000アクセスを目標に、全国からの注文が獲得できるホームページに育て、石川に眠りのスペシャリスト石田屋ありと自他共に認められる日もそう遠くなさそうである。


(株)石田屋 犀川店社 名 (株)石田屋
住 所 金沢市額乙丸町ニ259(本店 金沢南店)
電話番号 (076)296-1919
店 舗 金沢南店、犀川店、A・UN店(金沢市)、和座店(能美市)
URL http://www.ishitaya.com

左の写真は、犀川店です。

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。
ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


お店ばたけ出店者 ザクシー (紹介動画はこちら


手づくりの楽しみ・喜びを全国の手芸ファンに ニッソー(株)


手づくりの楽しみ・喜びを全国の手芸ファンに ニッソー(株)

日本を代表するゴム紐類の一大生産拠点である石川県かほく市から、雑貨・ファンシーグッズ、カラーゴムや手芸用ゴム紐などを全国に発信するため、平成21年3月にニッソー(株)がスタートさせたのが、個人客向けの新たなネットショップ『ザクシー』(雑貨<ザッカ>とファンシーの造語)である。同ショップの運営責任者である沢野衣津子さんにお話を伺った。


産地直送の値頃感が売り

ネットショップ 『ザクシー』産地企業が、新たな市場を開拓することを目的に、個人客向けに手芸用ゴム紐や雑貨、ファンシーグッズを販売するネットショップを新たに開設したのがザクシーである。日本列島の真ん中にある石川県の地の利を活かし、北海道や沖縄、離島を除き全国均一運賃525円を売りに、ゴムひも+手芸用小物を、小売用のパッケージはもちろんのこと、従来の卸し資材であるロール巻きになった原反にまで全て価格を付けた透明性の高いネットショップになっている。
文字通り産地直送のため、量販店等で販売されている上代価格より割安の価格設定で、この値頃感と全国均一運賃525円が、ネットショップを利用する手芸ファン客のお得感をくすぐる。


キャンペーンはアクセス増の特効薬

カラーゴム手芸を趣味とする人たちの検索キーワードは、手芸・ゴムひも平ゴム丸ゴムなどで、これら売れ筋の単語を入力し、ザクシーのページに辿り着いているようだ。

多種多様なカラーゴムが購入できるそうしたアクセスを少しでも増やす一助として、平成22年秋、ホームページのリニューアルを機会に、ホームページを見ての感想をメールすると、抽選で自社商品1,000円相当を20名にプレゼントするリニューアルキャンペーンを展開したところ、予想通りアクセス数がそれまでの倍近くに跳ね上がり、北海道から沖縄まで全国各地からのアクセスが増え、目に見えて効果を上げた。


産地企業の強みを最大限発揮

金ラメの丸ゴム全国の量販店や専門店の売れ筋情報をいち早くキャッチし、個人ユーザー向けの新商品として素早くその流行の兆しを、ホームページ上に反映できることも産地企業である同社の強みの一つである。最近は、招待状に巻いて使う金と銀のゴムひもに人気があり、個人客だけでなく、時には印刷会社から大口の注文も入るという。
原反は1ロール500mあるが、そのへんは融通を効かせ、50mでも100mでも要望に応じてカット販売できる点も同様に当店ならではである。

ゴムひもの用途も従来までの下着や洋服関連の分野だけでなく、腰痛ベルト、美容院のエクステ(つけ毛のためのゴム)、ラッピング用バンド(ゴムにプリントしたもの)等々、時代のニーズが変化しており、そうした流れをリアルタイムで自身も感じながら、半歩先、一歩先を見据えた新商品づくりに腐心している。


目標に向かって地道に前進

色が豊富なカラーひも石川県産業創出支援機構の専門家派遣事業を活用し、ホームページドクターの指導を受けていた。顧客がキーワードを入力して検索した際に、同ショップができるだけ上位に入るような取り組みも行っている。

「個人客向けのサイトは、事業者向けとは異なり、細部にまでこだわって作らないと好感を持ってもらえないとの指導をいただき、レイアウトはもちろんのこと、商品の説明や使い方などを親切に表記することが、購入に結びつけるための重要なポイントであることを自らに言い聞かせながら、手作りでこつこつと作り上げている途中で、まだまだ不都合なところが多く、やるべき作業が山積しています。

手芸好きの方が当店のホームページを見た時に、第一印象でこの店にしようと思ってもらえるような色合いやキャッチコピーを女性の立場で作っていますが、何しろまだまだ発展途上です」と苦笑する。
納得のいくホームページができた段階で、次のステップであるメールマガジンの配信を検討したいとのこと。


男性客や法人客も来店

やさしい肌触りのマスクの抗菌ゴム「来店客の大部分は女性客だが、美容師の男性からのエクステ用のゴムの注文や招待状用の金銀のゴムひもの注文など、男性客からの注文も意外と多いようだ。

ザクシーのひも人気商品は50色あるカラーゴムやカラーひもだが、何しろ1本だけなら単価は百円前後という安価な商品で、送料の方が高くついてしまう場合もあるが、平均客単価は3,000円~5,000円で、時には企業から産業資材の一つとして何十万円単位の注文が入ることもあるという。

ネットの便利さはわざわざ店に足を運ばなくていいこと、忙しくて買いに行けないからとにかく早く欲しいというニーズが強く、そうした顧客は、送料が商品代より高くつくことを厭(いと)わないことも学ぶ。


タイムリーな企画商品で売上アップを図る

ストラップやラッピングにカラー編み紐年間を通して受注は安定しているが、春先は入園・入学シーズンでもあり、トートバッグやズック袋などを手作りする母親からの注文が増えることが予想される。
「これまで産地企業の商品を仕入れて販売してきていますが、新たな試みとして自ら生地を購入し、当店の織りネームをつけた数量限定、世界に何十個しかないオリジナルの入園入学セットを準備しているところです」と嬉しそうに話す。雑貨部門の売上を伸ばすための起爆剤としてこのセットの完売に期待を込める。

見えてもOKなブラストラップオリジナル企画商品となる入園・入学セットを皮切りに、今後もタイムリーな企画商品を発売し、社名に込めた雑貨とファンシーグッズのショップとしての本領を発揮していきたい考えだ。
自社の商品だけでなく、かほく産地の同業者の商品も仕入れて扱っていることから、「ゴムひもの一大産地であるかほく市を全国に発信していく一翼を担うことができれば」と夢を膨らませる。

ネット販売の売上を年々アップさせていくべく、お客様に喜んでもらえるページづくりに今日も思いを巡らす沢野さんである。


インタビューを終えて・・・
ゴム紐類の一大生産拠点であるかほく市にある企業としてのメリットを最大限に活用することはもちろん、ホームページづくりや品揃えにおいても主要な顧客である女性の感性・目線を重視していることが、ザクシーの特徴である。オリジナル商品の今後の展開が楽しみである。


ニッソー株式会社 沢野衣津子さん

社 名 ニッソー(株) (サイト名 ザクシー)
設 立 平成21年3月
住 所 かほく市木津ハ41-1
電話番号 (076)285-0608
URL http://zakcy.com

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