「石川発!頑張るネットショップ」加賀丸いも麦とろ 陽菜(金沢市)からだにいい安全・安心な健康食の提供がテーマ

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!お店探訪記」加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

からだにいい安全・安心な健康食の提供がテーマ 陽菜

からだにいい安全・安心な健康食の提供がテーマ 陽菜

石川特産の高級芋、加賀丸いもを使用した「味つけとろろ」を販売している陽菜(ひな)。
一年前にからだにいい安全・安心な健康食の提供がテーマに開業したアンテナショップ陽菜は、 口コミはもちろん、雑誌やテレビでも紹介され、常連客が着実に増えてきている。
今年(平成22年)8月に、更なる販路拡大を目指しネットショップをオープン。
陽菜を運営している赤嶺福海氏にお話しを伺った。


● 健康食・加賀丸いもを広めたい

地元能美市産の加賀丸いも自然薯(じねんじょ)掘りを生業としていた赤嶺氏の父親が、晩年体調を崩した時に自然薯を使った食べ物屋をしたいとの夢を語っていたという。
しかしながらその夢を果たせぬまま30年あまり前に他界する。「私は乳酸菌を中心とした健康食品ビジネスに取り組んできましたが、50歳を過ぎた頃から亡父の語っていた夢が頭をもたげるようになってきたのです」と振り返る。
自然薯はホルモンの面からみても非常にからだに良い成分を含有していることや、これからはからだにいい食をテーマにやっていきたいとの思いが熟し、自ら店を持つことを決意する。
ただ、自然薯は原料の確保やコスト的な問題があるため、自然薯と変わらぬ成分を有する地元能美市産の加賀丸いもに着目し、その美味しさ、魅力を広めるための店「陽菜」(ひな)を平成21年8月にオープン、亡父の夢でもあっただけに感慨もひとしおの様子。


● こだわりの数々

調味料にも徹底してこだわっている。お客さまの健康を願い、食材一つひとつを手づくりで提供していくことにこだわっている。その一環として、店舗のすぐ近くに畑を借り、店で使うトマト、きゅうり、なす等々の野菜を無農薬で栽培し、そこから収穫した野菜を調理し、お客さまに提供している。店で使う味噌も手づくりである。大豆150㎏程度を使用し、1年間に使用する約400㎏の味噌を製造している。
冬場の仕込みの時期に、味噌の仕込み体験を行っている。希望するお客さま10人ほどを招き、仕込み作業を通してコミュニケーションがより一層密になり、お客さまも自分で仕込んだ味噌を後々、味噌ができ次第、もらうことが出来ることから、参加者達はそのイベントを楽しみに参加しているという。

提供される料理を見れば一目瞭然だが、本わさびをお客さま自らおろすことができるよう、丸ごと1本付けられている。コストはかかるが、本わさび1本の存在感はなかなかのもの。

お店で使うトマト、きゅうり、なす等々の野菜を無農薬で栽培。醤油は、玉子かけごはん専用に開発された「たまひめ」、ドレッシングは、地元大野の直源醤油が源助大根を素材として開発した「直江屋源兵衛」、塩は竹の中に塩を入れて焼き、十分の一の量まで水分を飛ばして作られたキ・パワーソルトといった具合で、調味料にも徹底してこだわっている。


● なぜか店内は流木ギャラリー

流木を材料にしたオブジェ流木を材料にしたオブジェ加賀丸いもを使った料理を提供する店ではあるが、店内の至る所に流木を材料にしたオブジェが並べられている。

hina_05.jpgその点について伺うと、「私は若い頃から流木が好きで、海岸で拾ってきたものを事務所の前に飾ったり、室内にも飾ったりしていました。そのうち、流木をデザインして作品にできる人がいないかと探していたところ、北海道の流木作家である村本さんと知り合い、店内に飾ってあるオブジェはもちろん、テーブルに置いてある調味料入れも作ってもらいました」と顔をほころばす。


● 味つけとろろのネット販売に注力

 陽菜の味つけとろろをネット販売。今年(平成22年)8月から味つけとろろのネット販売をスタートさせ、3カ月余で500セットを発送したという。

来年のお中元から地元の百貨店である大和での販売も決まったとのことで、味つけとろろの美味しさに太鼓判を押されたようなもの。ネットショップの販売促進面での様々なヒントやアドバイス、出店しているメンバーとの情報交換など、自慢の味つけとろろをより多くの方々に知ってもらい、買ってもらえるショップに育てていくため、このほどISICOの「お店ばたけ」に出店。お中元とお歳暮の各シーズンに1,000セットの販売を目標に掲げる。


● 顧客とのコミュニケーションを大切に

店内の様子店内の各テーブルにアンケート用紙が置いてある。とはいえ、アンケートを取るだけではお客さまに楽しみがないことから、毎回クイズを出題し、後日正解をハガキで知らせ、正解者の中から抽選でプレゼントを提供している。

手作りの新聞やアンケートこのハガキを次回来店時に持参すると、飲み物がサービスになる心憎い演出も忘れない。

既に800名を超える回答が寄せられており、アンケートにメールアドレスを記入したお客さまには、イベントなどの情報をメールで配信すると共に、年3回程度手作りの新聞や販促ハガキを発送し、顧客とのコミュニケーションを深めることにも余念がない。


● 人気メニューは「まかない」だった「猫とろ丼」!?

加賀丸いも 麦とろめし月曜日から金曜日までのランチタイムだけ営業し、土日は休みと決めていたものの、お客さまの要望が多いことから金曜日と土曜日は夜も営業している。

ランチタイムのメニューは、麦とろめし(めった汁、サラダ、香の物付)700円、玉子かけごはん(めった汁、サラダ、香の物付)500円、蕎麦とろろ800円。
赤嶺氏が自らのまかないとして食べていた猫とろ丼(700円)を新しくメニューに追加したところ好評を博しているとのこと。どんな丼なのかは是非足を運んでご賞味あれ。
今年(平成22年)11月から陽菜(ひな)のとろろ弁当(600円、みそ汁付き700円)が新たに登場し、テイクアウトも可能になった。前日までに予約すれば、10個から金沢市内の配達にも対応する。


● 加賀丸いもの魅力をもっともっと

陽菜を運営している赤嶺福海氏とろろがいくら身体にいいと言っても、アレルギー等でとろろを食べられない人もいることから、そんな人たちにも来店してもらえるように、食材にこだわったからだにいいカレーを試作中とのこと。どんなカレーができあがるのか楽しみである。

「美味しい、安い、居心地がいい...、そんなお客様の声が、食べログやぐるナビなどの食関連サイトで話題になるように、これからもからだにいい食材、手づくり、無農薬栽培の野菜にこだわり、地元産でいい食材があれば、そうしたものも採り入れながら、お子さんからお年寄りまでが気軽に食事に来ていただける店を目標に頑張りたい」と、温かな眼差しで語る赤嶺氏である。

インタビューを終えて・・・加賀丸いもは形が丸く、ぬめりがあるため、皮剥きは重労働である。自ら滑り止めのついたグローブをはめ皮剥きに日々汗を流す赤嶺氏。陽菜の味つけとろろには、からだにいいもの、美味しいもの、健康になれるものを多くの人に食べてもらいたいとの愛情が込められている。

加賀丸いも麦とろ・流木ギャラリー 陽菜の店舗店舗名 加賀丸いも麦とろ 陽菜(ひな)
住 所 金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階
電話番号 (076)280-3334
営業時間 月~土 昼11~15時
金・土のみ 夜17~21時も営業
URL  http://www.hinahina.jp/


お店ばたけプラスホームページ

お店ばたけプラスホームページへ
ISICOバーチャルモール「お店ばたけプラス」は、(公財)石川県産業創出支援機構が運営するインキュベーションモールです。

アーカイブ

ブログを購読する(RSS)

  • RSS2.0を購読する
  • RSS2.0を購読する