「石川発!頑張るネットショップ」 ふとんの石田屋(金沢市額乙丸町)~眠りの大切さの啓蒙とお客様の幸せ創造に邁進!

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


お店ばたけ出店者 ふとんの石田屋(紹介動画はこちら

(石田屋様は、2015年5月退店されました。記事は掲載当時の内容です。)

眠りの大切さの啓蒙とお客様の幸せ創造に邁進! ふとんの石田屋


眠りの大切さの啓蒙とお客様の幸せ創造に邁進! ふとんの石田屋

人生の3分の1は眠っている時間である。それだけ長い時間お世話になる寝具だが、果たしてそこにどれだけのお金を掛けているだろうか。車には何百万円とかけている人でも、寝具に同等のお金をかけている人はどれぐらいいるだろうか。それだけ、健康と眠りに関する理解が一般的に不足している証拠でもある。そんな眠りの啓蒙に全社を挙げて取り組んでいるのが「ふとんの石田屋」だ。このほど寝具のネット販売をスタートさせた同社Web担当の栄田俊さん、丸山篤さんにお話を伺った。


眠りの大切さ、寝具の大切さをお客様に

石田屋犀川店では、実際にお布団に横たわることができる。疲れたから眠る、眠くなったから眠る、実に単純なことではあるが、自分のからだに合った寝具で眠らないと、からだを休めるはずの睡眠が原因で体調を崩したり、肩こりになったり、睡眠時無呼吸症候群のような病気にまで発展することもある。さらに、寝具の素材も化学薬品や洗剤を使った羽毛布団よりも、自然の中で育った水鳥の羽毛や羊毛の入った布団を使うことで、豊かな気持ちになり、からだにも当然いい。そういうコンセプトで、布団を売るのではなく、眠りをトータルでプロデュースしているのが石田屋である。

アイダーダックダウン同店が取り扱う羽毛布団は高価だが、ただ高いのではなく、お客様のことを考え、安全で安心できる本物の羽毛布団しか提供しないという絶対的な自信がその価格を裏付けている。例えば、世界で最高の羽毛とされるアイダーダックの羽毛は、世界で年間2トンしか獲れないにもかかわらず、日本国内では3トン以上のアイダーダックの羽毛布団が流通しているという理解しがたい現実がある。「当社は、現地まで石田社長が自ら足を運んで仕入れ、アイダーダック100%の羽毛布団を販売しています」と胸を張る。


商品を体験できるレンタル制度を完備

Web担当 丸山篤さん本当にいい商品を選ぶには、やはり店頭に足を運び、実際に肌触りや暖かさを体感してみないことには、何十万円もする羽毛布団の購入は決断できないだろう。そうした「買いたいけど、思い切れない」、「実際に寝てみないと不安」といった顧客のニーズに応えるため、同店では有料のレンタルを行っている。
1週間程度実際に使ってみて、気に入れば、商品価格からレンタル料金を差し引いた差額を支払うことで購入でき、気に入らなければ商品を返却することで、レンタル料のみの負担で済む。商品の良さや魅力は、言葉ではなかなか伝えることが難しく、実際に使ってもらうのが一番との考え方からこうしたレンタル制度を設けている。

寝具の中で、一般的に一番悩みを抱えているのがである。枕の固さ、高さ、中の素材がその人の睡眠を大きく左右する。何個も枕を買い換えている方も多いと思うが、同店の二階では実際にベッドに寝ると、その人に相応しい枕を睡眠環境診断士の有資格者に親切丁寧にアドバイスしてもらうこともできる。布団のサイズも既製品では、長身の人には短く、小柄な人には大きすぎるといった不都合があるが、同店では自社で布団を製造していることから、顧客の自在なサイズのニーズに応えた布団を作れることも他店にない強みになっている。


ネット通販で販路拡大を

ふとんの石田屋のホームページこれまで何回かホームページのリニューアルを行ってきたが、「従来のホームページはイベント情報がトップページに掲載されていたため、石田屋が布団屋であることを分かっている地元の人はともかく、県外の人が見た時に何を売っている店なのか分かりにくかった」と反省する。

このほどネット販売をスタートさせるにあたり、一目瞭然で布団屋であること、自社商品を分かりやすく、いかに見やすく表現するかにポイントを置き、その観点からレイアウトデザインを一新した。「まだまだ商品説明の充実度が不足している点は否めず、これからもっともっと充実させていきたい」と意欲的だ。ホームページには「睡眠のことでお困りの方へ」というコーナーも設けられ、各店舗に1名以上いる睡眠環境診断士が、眠れない、朝起きると肩が痛い、枕が合わない等々の顧客の悩みに親身になって答えてくれる。

石田屋の店内風景他の社員も睡眠環境アドバイザーとして、日々の接客で経験を重ね、睡眠環境診断士へのステップアップを目指している。全国誌等にも紹介され、金沢に石田屋ありと知名度はあるものの、顧客の9割は県内客で占められ、1割程度が県外客とのことで、首都圏は現段階ではまだまだ開拓できていないことから、ネット通販を通じて全国から注文が入ることに期待をかけている。


店と顧客のよりよいコミュニケーションづくり

石田屋 犀川店の1Fのようす布団屋ではあるが、からだにいいことなら何でも取り組むとの精神から、定期的に算命学、整体教室、フェイシャルリフレクソロジー、ベビーマッサージといった教室を犀川店で開催している。これは顧客サービスであると同時に、犀川店への来店の動機付けでもある。

石田屋では、靴下や雑貨なども販売また、春・夏・秋・冬の年4回、顧客向けに「眠音(ねおん)」という季刊誌を発行している。発刊当初は金沢の紹介や作家さんの紹介、お客様の紹介などを中心にしていたが、最近は寝具のことや眠りに関わる話題も取り上げるようになってきているとのこと。
毎号1,000部発行し、石田屋ファンに愛読されている


いいものを大切に、リフォームにも力

石田屋犀川店では日本の布団店ではじめてドイツ・ロルヒ社の羽毛洗浄機を導入羽毛布団のクリーニングや綿布団の打ち直しといったリフォーム需要も同店にとっては大きなウエイトを占め、特に春から夏への衣替えシーズンに羽毛布団のクリーニングが集中し、その時期の売上の半分強を占めるという。羽毛布団をクリーニングできるドイツ製のマシンは日本に2台しか無く、その内の1台が犀川店の1階に備えられている。

一枚一枚、中の羽毛を取り出し、専用の洗濯機で洗浄し、殺菌乾燥させ、新しい羽毛を足して新しい側生地で縫製し、羽毛布団を文字通りリニューアルする。費用は35,000円~となっている。愛着ある布団を大切に使うこともホームページを通じて啓蒙していきたいと考えている。


快適な眠りのお手伝い・・それが永遠のテーマ

石田屋店内風景「お店ばたけに出店することで、様々なセミナーや交流会で勉強する機会を得られ、成功事例を聞くことができ、ホームページドクターの派遣を受けられることができ、ISICOさん((財)石川県産業創出支援機構)の支援を受けながら、ネット販売の売上を伸ばしていきたい」と期待を込める。
今年、同社は創業から88年。100周年の節目に向けて、いつの時代にあっても、寝具の大切さ、眠ることの大切さを一人でも多くの人に知ってもらうことが、同社の永遠の使命と捉え、初めに啓蒙活動ありき...、その結果として商いがついてくる。快適な眠りのお手伝い、それが石田屋の企業理念でもある。


インタビューを終えて・・・
ホームページのリニューアルを機に、眠りの大切さを伝えるメールマガジンの発行や顧客へのDM発送といったアフターフォロー面の充実が当面の課題のよう。1日1,000アクセスを目標に、全国からの注文が獲得できるホームページに育て、石川に眠りのスペシャリスト石田屋ありと自他共に認められる日もそう遠くなさそうである。


(株)石田屋 犀川店社 名 (株)石田屋
住 所 金沢市額乙丸町ニ259(本店 金沢南店)
電話番号 (076)296-1919
店 舗 金沢南店、犀川店、A・UN店(金沢市)、和座店(能美市)
URL http://www.ishitaya.com

左の写真は、犀川店です。


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ISICOバーチャルモール「お店ばたけ」は、(公財)石川県産業創出支援機構が運営するインキュベーションモールです。

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