「石川発!頑張るネットショップ」 (株)たつみや(加賀市別所町)カラフルな弁当箱でランチタイムに笑顔と楽しさを演出!

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。
ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


ハコヤショップ (紹介動画はこちら

カラフルな弁当箱でランチタイムに笑顔と楽しさを演出!(株)たつみや HAKOYA


カラフルな弁当箱でランチタイムに笑顔と楽しさを演出!(株)たつみや

バブル崩壊以降の長引く不況下で、「弁当男子」という新語が誕生するなど、女性だけでなく男性の中にも弁当持参で出勤する節約指向が定着している今、山中漆器のカラフルな弁当箱は人気商品である。そんな中、遡ること20年前から弁当箱専業に方向転換し、今では産地を代表する弁当箱メーカーである(株)たつみやの山口雅功社長とネットショップ「HAKOYA」のウェブ担当・齊官篤志氏にお話を伺った。


20年前から弁当箱専業メーカーに

家弁「のりお」と「こうめ」山中漆器産地と言えば、かつては結婚式の引き出物やイベントの記念品など、プラスチック製の時計やハンディークリーナー、オルゴールなど様々な品揃えで、国内市場を席巻していた。ところが、バブルが崩壊し、メイドインチャイナに代表される安価な商品が流入するようになると、そうした需要が目に見えて激減していった。そうした変化の兆しをいち早くキャッチし、ギフト市場はもちろんのこと従来までの椀、盆、花器などの既存商品の取り扱いを全てやめ、弁当箱に特化した専業メーカーへと転身を果たす。

和風 弁当男子長引くデフレ経済下にあって、節約指向や内食ブームが追い風となり、弁当箱の需要は年々拡大してきており、近年は女性だけでなく、男性も自分で料理を作り、弁当箱に詰めて会社に持っていく「弁当男子」が急増し、男性用弁当箱の売れ行きも好調である。


品揃え豊富な女性用弁当箱

クールカラー まるランチなど女性用弁当箱は、単に弁当を入れる容器ではなく、ファンシーグッズと同様に見た目のかわいさ、カラフルさが重要で、ランチタイムが楽しくなる、華やかになる、話題になるようなデザインや色使いが求められている。しかも2~3種類といった少ない中から選ぶのではなく、20~30種類以上のたくさんある中から選びたいとのニーズが強く、そうした点で同社の弁当箱は絶大な人気を誇っており、国内各地の有名百貨店や雑貨店、セレクトショップ等々で広く販売されている。

「恐らく全出荷量の9割強は女性向けの弁当箱が占めていると思います」と山口社長。さらに同社は、毎年国内で開催される関連商品の見本市やパリで開催されるメゾン・エ・オブジェにも出展参加しており、新たな市場開拓にも余念がない。



運営ノウハウこそがネット販売成功の鍵

カワイイぱんだのぱんだ おにぎりBOXなど同社が楽天内に直販ショップ「HAKOYA」を開設したのは、平成22年6月。出店の狙いを伺うと、「当社の弁当箱が百貨店さんや小売店さんのネットショップで相当量売れている現実を目の当たりにするようになり、様々な流通チャネルがある中で、ネットという選択肢の重要性を感じ、メーカーといえどもネット通販に取り組む必要性を感じてきたことから、ネット販売に参入しました」と山口社長が経緯を語る。

ハコヤショップのホームページ弁当箱のような雑貨商品は、女性の場合は店頭で手にとって質感や使い勝手、デザインなどを確かめて購入するウエイトの高い商品であるだけに、ウェブ上の画像でいかに実物に限りなく近い質感を伝えるか、とりわけ蒔絵などは光の当たり方で色の変化や光沢感が変わるだけに、デジカメで撮影した画像でそこまでの質感を伝えることは難しく、試行錯誤を繰り返しているところのよう。

お家でお弁当 ピンクがかわいい家弁「ネットショップの運営は、技術的な面よりもホームページで商品を販売するノウハウが重要で、どんなページにすればお客様に買っていただけるのか、ああでもない、こうでもないと思案しながら作り込んでいるところです。何しろ当社の扱っている弁当箱の種類が多く、1,000アイテムを超えるため、本来なら1点1点その商品の魅力をアピールしたいのですが、現実には点数が多すぎて手つかず状態です。これから動画を取り入れることや、表現方法を工夫しながら、お客様に商品の魅力が正確に伝えられるように進めていきたい」と齊官氏は力を込める。


ネットは消費者ニーズと直結

カラフルなお弁当箱と水筒愛着のある弁当箱でも、シールふたがしっかり閉まらなくなったり、傷んだりするとそれで使えなくなってしまうが、同社の強みは自社で製造していることから、顧客からそうした問い合わせがあると、その弁当箱に合わせた新品のシールふたのみを販売するアフターサービスを行っており、愛着ある弁当箱を捨てずにまた使えることへの喜びの声も届いている。

モードカラー ランチBOXセット卸し業務のみ行うメーカーの場合、消費者と直結していないため、市場の反応がなかなか伝わってこないが、ネットショップを始めたことで、マスコミで自社商品が紹介されると、その影響で注文が増えるといったリアルタイムの動きが見られ、売れ筋を見ることで今の流行を知ることができる点が大きなメリットと言える。

和風重箱(中フタ付)アクセス増の一助にプレゼント企画やセール情報を、メールマガジンで配信しており、将来的には自社製品を個別にピックアップし、作り手側の思い入れや商品の特徴を掘り下げて伝えていけるようなものにしていきたい考えだ。


顧客に満足感を提供できるショップめざし

へのへの 兼六千筋弁当「お客様へのサービスの一環として、お買い上げ金額3,150円以上で送料無料にしています。そのため、8割近くの方はいろんな組み合わせで3,150円以上になるように購入されます。やはりお弁当箱のような単価の低い商品では送料の比率が大きくなるため、少しでもお客様にお得感を感じていただければと思っています」と齊官氏。自社商品をディスカウントするよりも送料無料のような付加的サービスを充実させることを重視しており、そうした点はメーカーだからこそできる部分でもある。

お家でお弁当 UCHIBEN 家弁現在はHAKOYAショップの知名度アップを図るため、集客力のある楽天に出店しているが、ネットショップ運営のノウハウを蓄積し、認知度が高まってきた時点で、自社サイトにシフトすることで、さらにお客様にメリットを還元できるショップに育てていく腹づもりである。

お箸「今後はブログやツイッターも活用し、自作の弁当自慢や課題となる弁当箱を提供し手作り弁当コンテストを実施するなど、様々なアイデアを駆使しながら、弁当箱をきっかけに新たな世界が広がるようなサイトを目指したい」と語る山口社長の舵取りで、HAKOYAワールドの輪を広げる航海は始まったばかりである。


インタビューを終えて・・・
1,000アイテムに上るバラエティーに富んだ商品の中から、自分の好きな弁当箱を自宅に居ながらにしてパソコン画面上でショッピングできることは、女性にとって楽しい買い物に違いない。商品のPRにとどまることなくお弁当に関わる様々な情報を発信するサイトに成長されることを願いたい。


Web担当 齊官篤志氏
社 名 株式会社たつみや
住 所 加賀市別所町漆器団地12-4
電話番号 (0761)77-1717
URL http://www.rakuten.co.jp/hakoyashop/


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