「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」じんきち(鳳至郡穴水町)

(財)石川県産業創出支援機構「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」金沢・加賀・能登 は、石川県内の実店舗・ネットショップ(HP)を順次訪問しています。
サイトを開設したきっかけ、役割や効果、そして販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


能登の珍味・うまいもんを愛情込めて楽天通販で全国に 「じんきち」
(※ 紹介動画はこちら)

能登の珍味・うまいもんを愛情込めて楽天通販で全国に


能登は穴水町に知る人ぞ知るうまい寿し屋・幸寿しがある。既にネットショップでも着実に売上を伸ばしている人気店だが、その店のご主人・橋本公生氏の長女・有子さんが4年前に、楽天内に楽天内に能登くちことこのわたの専門店「じんきち」を出店。父が運営する幸寿しのネットショップに追いつけ追い越せの気概で取り組む橋本有子さんにお話を伺った。


ゼロからスタートして4年目

能登くちことこのわたの専門店「じんきち」 幸寿しのサイトは、10年以上前からご主人の橋本公生さんが、石川県産業創出支援機構の専門家派遣を活用し、勉強を重ね、お店ばたけにも出店し、自ら運営管理しているネットショップである。
同機構が主催するネットショップコンテスト2008初代グランプリを受賞するなど、県内企業が運営する人気サイトの一つに成長している。

このわた(海鼠腸)セット自前のサイトが軌道に乗ったことから、さらに能登のうまいもんを全国に発信したいと考え、同店の屋号である「じんきち」の店名で楽天にショップを開設した。その運営管理を任されたのが長女の有子さん。
しかしながら、専門的な知識があったわけではなく、お父さん同様に石川県産業創出支援機構の専門家派遣を活用するとともに、セミナー等にも参加し、サイト運営の初歩から学び、今年(平成23年)4年目を迎える。


人気商品は「厚焼き玉子」

人気の厚焼き玉子能登を代表する珍味である「くちこ」と「このわた」の専門店としてスタートし、今は幸寿しの商品を順次メニューに加え、バリエーションを少しずつ増やしてきた。中でも人気があるのは、能登半島で産まれたセイ・アグリー健康卵を11個も使用して、女将(有子氏のお母様)が焼き上げる自家製の厚焼き玉子(1本1,000円、税・送料込)だ。
これは出汁巻きではなく、醤油・砂糖・塩・酒を絶妙に調合した厚焼き玉子で、リピーターの多い商品である。じんきちのショップでは、10月限定で、通常1,000円の厚焼き玉子を999円(税・送料込)で販売。1円の違いで注文に変化が出るかを試みた。

干しくちこじんきちのサイトは、春から秋にかけては月平均6,000~8,000件のアクセス、能登の食材が美味しい冬になると16,000件を超すアクセスがあり、そのうち1~2%程度が商品を購入する顧客に。
一度購入した顧客がしばらくして再び来店するリピート率も高いようだ。


週末の昼は県外客で賑わう実店舗

やきしお 粗めJTBが発行する旅行雑誌「るるぶ」に幸寿しが紹介されたのがきっかけで、ホームページへのアクセスが増え、県外からの来店客も急増している。
東日本大震災直後は落ち込んだものの、5月以降の土曜、日曜の昼間は60~90人程度の県外客が訪れるというから驚きだ。

自家用車での来店がほとんどだが、中には能登空港を使って東京から来る方もあり、そうしたお客様には珠洲の塩をプレゼントしている。近年は能登丼も人気で、能登丼目当てのお客様も多い。


家族で盛り立てるブログ

穴水にある幸寿し店内の様子ネット通販の顧客の大部分が県外客であることは幸寿しもじんきちも同様だ。そのため、ただ自社商品を販売するだけのページづくりではなく、能登のまつりや季節の移り変わりを伝えるブログをこまめに更新しており、なかなか好評のようだ。

実際に来店する県外客の数字に、その効果が現れており、能登への観光誘客にも一役買っている。
有子さんの息子さんは少年相撲の期待の星で、彼の活躍を伝えるブログに対する応援メッセージも送られてくるという。
このように家族ぐるみで盛り立てているほっとなページづくりが、商品購入につながる要素の一つになっているように思える。

3年熟成イカ魚醤楽天に出店して4年目を迎えるとはいえ、知名度が低いため商いとしてはまだまだこれからのようだが、「ご注文いただいたお客様には親切丁寧な対応を心がけると共に、ご注文いただいた商品を発送する際、ほんの気持ち程度ですが、ささやかなお土産を一品添え、手書きのお礼メッセージを書いてお送りしています」と有子さんの実直な人柄を感じさせる。
ちょっとしたお土産の同梱は、お客様の立場になると、ささやかではあるが、とても嬉しい心遣いであり、これからも続けていただきたいサービスである。

贈り物に最適 人気のこのわたほとんどのお客様は、くちこ、なまこを検索キーワードにじんきちのネットショップにたどり着いているが、中には息子さんが相撲をやっているため、相撲という検索キーワードで辿り着くユニークな例もあるそうだ。


細かな配慮が「じんきち」の売り

とっても人気! 鯖寿司(さば棒寿司)お客様の購買意欲をくすぐる商品紹介をするため、ホームページの商品写真にはとりわけ注意を払い、ライティング等にもこだわって撮影している。
また、売れ筋商品を作るべく、厚焼き玉子、くちこ、このわたなどをクローズアップで紹介することで、ホームページにアクセスしたお客様がクリックしたくなる演出にも力を入れている。
同時に、お客様からのレビューをチェックし、要望やサービス面で対応できることがあれば積極的に取り入れ、親しまれるページづくりを心がけている。

同店の看板商品であるこのわたは、他のどのお店のよりも美味しいと、定期的に購入する東京の寿し店もあるほどだ。
同店から発送される冷凍真空パックの商品は、全てプロトンシェフという専用のマシンで作られる。
これで冷凍真空パックにしたものを正しい解凍方法で解凍すると、本当に冷凍?と思うぐらい完璧な保存が出来るのだ。
栄螺(さざえ)の壺焼きもバター味、みそ味、しょうゆ味の3種あり、袋から出して火にかけ、沸騰したらできあがりという優れもので、自宅に居ながらにして居酒屋気分が味わえる。
鯖押し寿司やお刺身などは、その日水揚げされた新鮮なものを使い、冷蔵便で発送するが、到着まで2日を要する地域への発送は事前に断るという徹底ぶりで、食の安心・安全に関しても徹底している点が、買う側からすると安心できる。


父娘で切磋琢磨

しめ鯖じんきちのメールマガジンは、ほとんど商品のことは書かずに、日々の出来事や相撲の練習に励む息子さんのことを発信し、月に1回程度は商品をPRしている。有子さんが運営しているサイトであるという個性をホームページ上でいかにして発揮していくか、そのあたりの工夫もこれからの課題のよう。

とっても人気! 鯖寿司(さば棒寿司)「今後は、パソコン向けサイトだけでなく、携帯端末向けのモバイルサイトの充実も図っていきたいと思っています」とやる気満々。と同時に、自分らしさ、自分の色合いをネットに反映させていくためにはどうすればいいのか。日々試行錯誤しながら個性的なホームページを目指し、ネットショップの先輩でもある父が運営する幸寿しのショップに追いつけ、追い越せを目標に、今日もパソコンとにらめっこで更新作業に取り組む有子さんである。


インタビューを終えて・・・
有子さんにすれば、父親から任されて引き受けたショップ運営だったが、今ではお客様とのやりとりを楽しみながら、日々の受注応対・梱包・発送業務に勤しみ、ブログの更新も日課として生活リズムの中に取り込まれ、意欲的に取り組む姿が印象に残った。


じんきち<(株)能登前・幸寿し内>社 名 じんきち<(株)能登前・幸寿し内>
住 所 鳳珠郡穴水町大町チの37-4
電話番号 (0768)52-2114
URL http://www.rakuten.co.jp/zinkichi/


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