「地域の絆づくりを進める!石川の元気印商店街」七尾駅前通り商店街振興組合

石川の元気印商店街

(財)石川県産業創出支援機構「地域の絆づくりを進める!石川の元気印商店街」  では、石川県内の商店街を順次訪問し、商店街のイベントや活性化のために工夫されている事などを取材して、元気な商店街の魅力を紹介していきます。

七尾駅前の魅力ある商店街リボン通りへの誘客に日々努力  七尾駅前通り商店街振興組合
(平成24年12月取材)

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かつては七尾駅に降り立つと目の前に商店街の通りが見えた七尾駅前通り商店街(愛称:リボン通り商店街)だが、七尾駅前再開発事業により、駅前にパトリア、ミナクルの2つの商業ビルが林立し、駅前に通じていた商店街の入口が塞がれた格好となり、現在では駅から商店街の通りを見ることができない。
そのため、従来にも増して商店街の存在をアピールすることが不可欠となり、様々なイベントを開催し、地元住民とのつながりを大切にしている。日頃の取り組みについて得能勝秀理事長にお話を伺った。


◆商店街のコミュニケーション拠点「ふれあいリボン館」
七尾駅前通り商店街(愛称:リボン通り商店街)

七尾駅前再開発事業が開始される前、駅前通り商店街の愛称を募集したところ「リボン通り商店街」に決まり、アーケードの入口にリボンのマークをあしらった「ハートを結ぶ 七尾駅前 リボン通り商店街」として新たなスタートを切った。
以来、リボン通りの愛称を周知すべく、商店街の通りの街灯や各商店前のプランターに名称看板を付けてアピールしている。

リボン通り商店街は自ら商売をしている人もさることながら貸店舗が多いのが特徴で、商店街の通り中程にある空き店舗の一つを組合で借り、商店街の休憩スペース「ふれあいリボン館」として買い物客や地域住民に開放している。
「ふれあいリボン館」では、常時子供たちの個性豊かな作品が展示されている。お年寄りが商店街の途中で一服できる場所としての利用だけでなく、子供たちの絵画教室、書道教室、音楽教室などの練習の場としても活用されており、常時子供たちの個性豊かな作品が展示され(写真:左)、一息入れるお客様に癒しを提供するスペースとして好評を得ている。




◆ちびっ子の夏のお楽しみ「七夕まつり写生大会」

七夕まつり写生大会リボン通り商店街では、毎年、七夕の時期に商店街の通りに商店主が一斉に七夕飾りを華やかに設置し、七夕ムード満点の商店街をスケッチしてもらう写生大会を開催している。
約2万枚のチラシを作成し、地元の保育園、幼稚園、小学校に配布するだけでなく、新聞折り込みでも参加者を募集。
今年(平成24年)で44回目となる地元に定着したイベントになっている。この時ばかりは200名あまりのちびっ子たちが商店街の道路脇に陣取り、真剣にスケッチする姿で賑わい、いつもと趣の異なる商店街を見ることができる
写生大会後の表彰式写生大会が終わると子供たちの描いた絵を審査し、特賞8名、金賞16名、銀賞24名、銅賞40名の計88名に盾と賞状と記念品が贈られる
ちなみに特賞の記念品はキャラクター目覚まし時計。参加賞としてシャープペンシルとジュースが全員に配られる。

このイベントは、毎夏のリボン通り商店街の定番イベントとして地元の子供たちがとても楽しみにしている。44年もの歴史があるだけに、七尾で育ったちびっ子たちが、大人になってからも「そう言えばリボン通り商店街の七夕まつり写生大会に参加したなぁ・・」と懐かしく思い出すイベントに違いない。
写生大会の入賞作品は商店街に貼り出され、それを見に人が集まるという相乗効果もある。


◆一大イベント 「しののめフェスティバル」 と 「リボンバザール」

しののめフェスティバル

商店街の秋の一大イベントとして、七尾東雲(しののめ)高校と連携して開催される「しののめフェスティバルinリボン」がある。
場所やテントなどの施設、焼きそばやからあげの屋台などで使用する備品類は全て商店街が準備し、高校生たちは自分たちで栽培した野菜や花などを持ち込み、自分たちで販売する。
(写真上)
文化祭と商いの勉強を兼ねたイベントで、平成23年まで10年あまり、前身の七尾商業高校時代からリボン通り商店街を会場に継続して開催してきている。

ブラスバンドと太鼓演奏

よさこいとブレイクダンス

ブラスバンドや太鼓演奏に加え、よさこい・ブレイクダンスの演舞も行われ大いに盛り上がる(写真上)

この日ばかりはリボン通り商店街に若者が溢れ、その熱気が商店街をパッと明るくし、そんな若者たちの活気に引き寄せられるように大勢の見物客が集まり、大きな賑わいが創出される。商店街にとっても、東雲高校にとっても意義ある秋の一大イベントだ。

残念ながら平成24年は学校行事との兼ね合いで休止となった。「やはりこうしたブラスバンドや太鼓といった勢いをつける音楽とよさこいやブレイクダンスのイベントは、お客様もとても楽しみにしているだけに、来年はぜひ開催したい」と力を込める。

売り出しイベントである「リボンバザール」当日は、商店街を挙げての年2回の売り出しイベントである「リボンバザール」も同時開催され、押すな押すなの人出で商店街は大賑わいとなった。(写真:左)







◆一人でも多くのお客様のハートを掴む

得能理事長商店街の置かれている環境が厳しいことは否めないが、そんな中でも市や県の商店街活性化事業等を有効に活用し、商店街に少しでも人を呼び込むことにつながるイベントや情報発信に知恵を絞っている。と同時に、商店街の継続事業としてこれまで126回続けてきている先述の「リボンバザール」を今後も春と秋の2回開催し、加盟する商店が元気に頑張っていることを地元の人たちに発信していくことに力を注いでいく考えだ。
様々な環境変化に柔軟に対応し、常に前向きに、歴史あるイベントを大切にすると同時にいかに有効活用していくか。
ここに商店街として英知を結集し、心のこもった接客サービスで顧客に満足を提供することに邁進していく覚悟である。
商店主の高齢化が進む中、「数軒あまりではありますが、後継者が名乗りを上げた店舗があることが、これからのリボン通り商店街にとっての明るい話題です」と
得能勝秀理事長(写真:左上)は顔をほころばす。次代を担う若手たちが新しい発想で商店街を盛り上げていくことを期待したい。


◆インタビューを終えて・・・

七尾駅前だけでなく、どこの商店街も店主の高齢化、後継者難、少子化など取り巻く環境は厳しいが、そんな時こそリボン通り商店街のキャッチフレーズにあ る、組合員と顧客のハートを結ぶ、心あたたまる商店街として真心サービスをモットーに商店街の存在感を発揮してもらいたい。



 ■ 商店街メモ
・名  称    七尾駅前通り商店街振興組合
・理事長    得野勝秀
・所在地    七尾市大手町一帯
・設  立    平成6年
・加盟店    33店舗


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