2013年2月アーカイブ

財団法人石川県産業創出支援機構では、繁盛店ディスカッションとコンテスト表彰式を開催します。「あなたのネットショップ売れてますか?」
財団法人石川県産業創出支援機構では、ネット販売に取り組む多くの中小企業者に向けて、地方の魅力を発信する4名の繁盛店店主らによるディスカッションを開催します。

また「ネットショップコンテスト北陸2013」表彰式も同時開催。応募192サイトの中から選ばれた優良サイトを発表します!
講評では、グランプリ受賞サイトはもちろん、審査の中でキラリと光ったサイトを紹介します。自社のサイト運営にすぐに活かせる、参考になるノウハウや気づきが満載です。


表彰式&モチベーションアップセミナー(2013年3月8日開催)参加者募集中!

○日 時:2013年 3月 8日(金)13:30 ~ 17:00
○場 所:石川県地場産業振興センター 新館1階 コンベンションホール
    (石川県金沢市鞍月2丁目20番地)
○定 員:150 名
○受 講:無 料
○主 催:(財)石川県産業創出支援機構
 共 催:(財)富山県新世紀産業機構、(公財)ふくい産業支援センター

○内 容
 ●【ネットショップコンテスト北陸2013】表彰式
  応募サイト192件の頂点はどこに?
  コンテストの結果発表と表彰式、講評を行います。

 ●【パネルディスカッション】
 「これからのインターネット販売に必要なこと 2013」
 地方の魅力を発信する4 名の繁盛店店主がお話しするディスカッション。 

   紀伊国屋文左衛門本舗  上野 真歳氏(和歌山県)
   虎斑竹専門店 竹虎   山岸 義浩氏(高知県)
   ところてんの伊豆河童  栗原 康浩氏(静岡県)
   近江牛ドットコム  新保 吉伸氏(滋賀県)


 パネリストの詳しいプロフィールは、こちらのページをご覧ください


 <コーディネーター> 和座本舗 西田 上 氏(石川県)

●詳細・お申し込みはこちらのページからお願いいたします


●お問い合わせ●
(財)石川県産業創出支援機構 産業振興部 産業情報課
 お店ばたけ事務局
 TEL:076-267-1001 FAX:076-268-4911

石川県の意欲あるネットショップが集まるモール「お店ばたけ」に、
光触媒フラワーショップRYOKUEI(リョクエイ)様(石川県能美市)が新規出店しました。

人気の高級造花アレンジの通販サイト【光触媒フラワーショップRYOKUEI(リョクエイ)】

胡蝶蘭など贈って喜ばれるアートフラワーは光触媒フラワーショップRYOKUEI(リョクエイ)

リョクエイ様は、光触媒造花の専門ショップ。
高級造花アレンジの質とデザインの良さで、高評価を得ています。
光触媒加工なのでホコリがつきにくく、しかも抗菌効果があります。
アートフラワーインテリアで、お部屋を綺麗にしませんか。


社名:リョクエイ
住所:〒923-1211石川県能美市辰口町旭台2丁目13番地
   いしかわクリエイトラボ
電話番号:0761-58-0102(受付は月~金曜日9:30~17:30)
URL:http://www.hikari-syokubai.com/

(財)石川県産業創出支援機構お店ばたけ事務局では、「お店ばたけ新規出店者」の実店舗・ネットショップ(HP)を訪問しています。
サイトを開設したきっかけ、役割や効果、そして販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介しています。

お店ばたけ出店者 橋栄醤油みそ  (平成25年1月取材)

大正13年創業の醤油醸造メーカー・橋栄醤油みそ株式会社

まるは上みそとまるは熟みそ江戸時代の醤油5大産地(銚子・野田・小豆島・竜野・大野)の一つとして知られる金沢市大野町
大野の街中に入ると、何とも芳醇な醤油の香りが訪れる者を迎えてくれる。藩政時代から伝統の醤油づくりの技が連綿と受け継がれてきているこの地で、大正13年創業の醤油醸造メーカー・橋栄醤油みそ株式会社の4代目・橋本雄一専務(上写真:左)、営業部の赤倉和貴氏(上写真:右)にお話を伺った。


ホームページを開設し、小売部門を強化

橋栄醤油みそのホームページ橋栄醤油みその醤油の特徴は、お客様からの様々なニーズに応えるオーダーの醤油づくりに力を注いできている点だ。
例えば、甘みを求めるところ、旨みやコクを求めるところ、香りを求めるところ等々、客先によって千差万別のニーズがあり、同じ甘みでも微妙な違いがある。
お客様の様々なニーズにきめ細かく対応してきたことによって、同社の基本となる醤油の味が歳月をかけて定まってきた格好だ。
醤 油や味噌の業務用卸の売上が全体の8割強を占めている。「これまで業務用卸に注力してきたため、一般のお客様に自社の商品をもっと認知していただき、小売 部門の売上を伸ばしていきたいと考え、3年前(平成22年)にホームページを開設し、ネット販売をスタートさせたところです」と橋本専務はホームページ開 設の狙いを語る。


県産野菜を自社の味噌に合わせる 『ベジ味噌プロジェクト』

 ・ 能登野菜を使った 『中島菜みそ

ホームページ開設に合わせ、新たな商品開発への取り組みもスタートさせた。大手メーカーと価格競争する商品ではなく、付加価値をつけることでお客様に選択してもらえる魅力ある商品づくりがテーマ
県産野菜を自社の味噌に合わせる『ベジ味噌プロジェクト』醤油や味噌の消費量が落ち込んできている中で、若い人たちに手軽に味噌汁を飲んでもらえる商品を提案できないか、試行錯誤を繰り返す中で、県内の安全で安心できる生産者の顔が見える県産野菜と自社の味噌のコラボレーションを企画

県内の野菜生産者に自らの思いを伝え、共に商品開発に取り組む 『ベジ味噌プロジェクト』 を始動した。

中島菜みそまず第1弾として石川県独自の野菜の中から、能登野菜の中島菜に着目。
昨年(平成24年)春の中島菜の収穫時期に間に合い、七尾市中島町の生産農家に橋本専務が思いを伝えたところ、能登野菜・中島菜を広めたいという生産者の思いと合致。

中島菜を乾燥させてチップ状にしたものと粉末状にしたものを味噌の中に混ぜ込んだ。「混ぜる分量はどの程度がベストなのか、それを決めるために毎日昼食時に社員全員でみそ汁の試食を繰り返し、ようやく商品化にこぎつけることができました」と赤倉氏は苦労した開発段階を振り返る。そうした努力の末に新製品 『中島菜みそ が誕生する。
中島菜には血液をさらさらにする効果があると
言われていることから、キャッチコピーは「毎日さらさら生活」。中島菜みそは、通常のみそ汁を作る際に使うだけでなく、カップに適量の味噌とお湯を入れて混ぜるだけで中島菜の味噌スープとしても楽しめる手軽さが売りだ。

 ・ 白山市産野菜を使った 『トマトみそ

トマトみそ中島菜みその次に第2弾として取り組んだのが、白山市平木町で生産されているトマトを味噌に入れること。
トマトのリコピンには老化を防ぐ作用や、肌を若々しく保つ美容作用があると言われていることから、キャッチコピーは『太陽の恵でキレイキラキラ』。
そんな健康野菜を味噌に入れて手軽に食べて欲しいとの思いから 『トマトみそ』 が誕生する。トマトは水分が多いことから乾燥させる加工法等を研究するため、県工業試験場の協力も得たという。
味噌汁はもちろんのこと、トマトはイタリア料理のメイン食材であることから、リゾットやパスタを作る際に使っても美味しくなるのではとレシピを考案中


 ・金沢産野菜を使った 『生姜みそ』 

中島菜みそ、トマトみそに続くのは、女性の冷え性にも効果があり、からだを温める作用がある生姜を味噌に混ぜ込んだ生姜みそ』 である。生姜を乾燥させる時は、新生姜よりも少し寝かせたひね生姜の方が味がいいため、それを使って平成25年2月中に発売を開始する。

「ベジ味噌シリーズを販売するだけでなく、このシリーズを使うとこんな料理が美味しく作れますよといったレシピづくりもこれから取り組んでいきたい」と橋本専務は意欲的だ。
いずれの商品も生産者の顔が見える、より安心で、地域性溢れる商品コンセプトがこれまでにない特徴である。


お客様と共に商品開発に取り組む

ベジ味噌商品は、テレビや雑誌等でたびたび紹介され、話題性があることから問い合わせが増えてきている。「従来まで卸部門が主力だったことから、一般のお客様に橋栄醤油みその社名と商品を認知していただくきっかけにしていきたい。
そのためにもホームページのアクセス数をいかにして増やしていくか、お店ばたけへの出店を契機に右肩上がりになるよう勉強させていただきたいと思っています」と橋本専務は力を込める。
ベジ味噌シリーズの新商品開発にあたって、お客様からこんな野菜を使って欲しいというアイデア募集や、味噌だけでなく醤油と野菜などを組み合わせた新商品開発に向け、お客様の声を聞くようなこともやってみたいと考えている。
「若い人たちが味噌や醤油を消費しなくなってきているので、少しでも興味を持っていただけるような商品を提案することで、長い目で見てお客様になっていただけるきっかけになればと願っています」と赤倉氏は付言する。


商品と共にお客様に楽しんでいただける情報を提供

まるはの「足軽だより」ホームページでは、自社商品のアピールはもちろんのこと、バラエティーに富んだ調理例がプロ顔負けの鮮明な写真で紹介されており、顧客にとってありがたい配慮が感じられる。
赤倉氏が担当するブログまるはの一滴入魂
猫衛門の一語壱絵)はほぼ毎日更新されており、新しい情報を発信すると共に、石川県の観光情報なども積極的に掲載している。
また、数年前からお得意先に納品する際に一緒に届けている月刊紙 「まるはの足軽だより」も赤倉氏が担当し、地元の観光地はもとより、出張で県外に出かけた際は、現地の見所などをカメラに納め、ふんだんな写真と赤倉氏の文章で伝えるチラシを制作し、毎月1回届けている。
これは赤倉氏のまめな人柄が滲み出ている力作である。「商品を配達するだけでなく、お客様に楽しんでいただける情報を提供できればとの思いで始め、自社商品の宣伝は少なく、それ以外の観光地の紹介などに力を入れています」と、赤倉氏は毎月の苦労を語る。


商いの基本に忠実に邁進

「商売を大きくすることよりも、お客様から必要とされる会社、小さくても注目される会社にしたい。と同時に、お客様の口コミで評判がじわじわと広がり、お客様がお客様を呼ぶような商いに専念していきたい」と橋本専務は力を込める。
こだわりのぽん酢しょうゆ事実、ぽん酢しょうゆは、口コミで評判が広がり、じわじわと売上を伸ばしてきている。
同社の特印醤油」と「能登海洋深層水」それに能美市辰口(たつのくち)の「国造柚子(こくぞうゆず)」を使用し、酸味が苦手な人にも手軽に使ってもらえるよう柔らかく甘みを加えてあるのが特徴だ。
ぽん酢と言えばお鍋のイメージが強いが、サラダのドレッシングとして一年中使用できるとお客様からも好評とのこと。
こうした商品づくり、接客、社員教育といった基本的な部分に注力し、共存共栄の精神で、みんなで心を一つに大野醤油の発展を願い、邁進していく考えだ。
「同じ商品でも、切り口や見せ方を変え、話題になる新しい商品を開発し、様々な味噌の楽しみ方ホームページフェイスブックをフルに活用し、従来からの味噌汁ファンはもちろんのこと、若い人たちに積極的に発信していきたい」と夢を膨らませる橋本専務である。



インタビューを終えて・・・
『安売りはするな。付加価値をつけて販売せよ。』との先代の教えを胸に、堅実な商いに徹する中で、1歩ずつ着実に新しい商品を萌芽させている橋栄醤油みそ株式会社。大野の街と共に発展し、味こころを時代につないでもらいたい。

橋栄醤油みそ商   号 橋栄醤油みそ(株)

創   業 大正13年

住   所 金沢市大野町1-30

電話番号 076-268-2244

URL http://www.hashie.co.jp

石川の元気印商店街

(財)石川県産業創出支援機構「地域の絆づくりを進める!石川の元気印商店街」 では、石川県内の商店街を順次訪問し、商店街のイベントや活性化のために工夫されている事などを取材して、元気な商店街の魅力を紹介していきます。

外国人留学生と手を携え、絆が深まる商店街づくりに一丸  柿木畠振興会
(平成25年1月取材)

外国人留学生と手を携え、絆が深まる商店街づくりに一丸 柿木畠振興会

金沢市広坂の金沢21世紀美術館と金沢市役所に挟まれた通りを進み、金沢市役所裏に今も残る金沢城西外惣構堀を右に曲がると迎えてくれるのが、柿木畠商店街(かきのきばたけ)である。
同商店街は飲食店が多いのが特徴で、おでん・寿司・居酒屋・蕎麦といった和食だけでなく、中国料理、フランス料理、スペイン料理、イタリア料理、韓国料理と国際色豊か
なおかつ金沢21世紀美術館のお膝元とあって、外国人観光客が多く訪れることから「外国人にもやさしい商店街」を標榜して邁進する柿木畠振興会の新木久雄理事長ならびに竹内公明常務理事にお話しを伺った。


◆『水掛け神輿』で商店街が一つに

神輿や担ぎ手に水を掛けて参加してもらえる 『水掛け神輿』平成18年、柿木畠振興会役員の若返りに合わせ、平成5年から商店街の定番イベントとして開催している 『柿まつり』 に、もっと活気をプラスするお祭りができないかと意見交換を重ねた結果、自分たちが参加するだけでなく、見る側の人にも神輿や担ぎ手に水を掛けて参加してもらえる 『水掛け神輿』(みずかけみこし) が浮上。

柿木畠一帯は、江戸時代に金沢城の火除地として柿の木が多く植栽されていた防火の町としての歴史があり、そこにも通じることから 『水掛け神輿』 を実施することに。

柿木畠振興会には神輿がなかったため、振興会の会員たちが一から手作りで仕上げたお手製神輿を準備し、平成18年10月の 『柿まつり』 の際に記念すべき第1回の 『水掛け神輿』 が行われた。

活気あふれるお祭り「水掛け神輿」

町内の1軒1軒の商店や民家の前で止まって掛け声をかけて商売繁盛、家内安全を祈願し、威勢よく水を掛けてもらい、この日ばかりは商店街に熱気と活気が満ちあふれた

◆『水掛け神輿』 が柿木畠を一躍有名に

200人あまりが参加し、7基の神輿が乱舞する盛大なお祭り1年目は1基の神輿を30人ぐらいで担いでいたお祭りが、6年目を迎えた昨年(平成24年)は200人あまりが参加し、7基の神輿が乱舞する盛大なお祭りに成長

金沢市内に神輿を担ぐ活気あるお祭りがないこともあってか、1回見ると次は知人を誘ってまた見に行きたくなるお祭り効果で、年々参加人数も観客も増え、同時にネットで情報発信されることから、 『水掛け神輿』 は数年足らずの間に柿木畠の代名詞に。

留学生神輿(みこし)神輿は本神輿、女神輿、留学生神輿の3基のほか、街の活性化に協力する企業神輿が4基参加。
企業には1社3万円の協賛金を出してもらい、その企業に相応しい神輿を振興会で制作し、協賛企業をPRしながら町中を練り歩く。
今後さらに柿木畠の応援団企業を増やして盛り上げていきたい考えだ。この日は柿木畠の全てのお店の店主が担ぎ手として参加するため、商店街のお店は全て閉めて全員参加で盛り上げる。
手探りでスタートした 『水掛け神輿』 だったが、今では柿木畠商店街の人たちだけでなく、金沢市民も毎年楽しみにしている夏の人気イベントとしてすっかり定着してい
る。

『水掛け神輿』集合写真

◆『柿まつり』 に 『カレー博in柿木畠』 をプラスし魅力アップ

カレー博in柿木畠夏の 『水掛け神輿』 が有名になったことから、秋の 『柿まつり』 に柿木畠をアピールできる新しい要素をプラスすべく知恵を絞り、誰もが好きなカレーを商店街の各飲食店が特色を出して提供する 『カレー博in柿木畠』 が誕生

3回目の昨年(平成24年)は、18店舗から個性豊かなカレーが提供され、お寿司屋さん、居酒屋さんなどが作るお店のメニューにはない、この日限定のカレーもある。通常のお皿では1食でお腹が膨れるため、小皿に盛りつけ、何種類も食べ比べてもらえるよう提供の仕方にもこだわっている。

18店舗から個性豊かなカレーが提供

3,000食のカレーが瞬く間に完売の大盛況

カレーは1皿300円、4枚綴りチケットを購入すれば200円お得な1,000円で楽しめる。毎年あっと言う間に完売するため、3,000食に増やしたが、やはり今回も瞬く間に完売の大盛況。カレー好きの有名ブロガーが柿木畠振興会の 『カレー博』 を情報発信してくれるおかげで、この日は全国からカレー好きの人が大勢柿木畠に集まってくる

『柿まつり』 では、柿木太鼓の演奏が楽しめる同時開催の 『柿まつり』 では、柿木太鼓の演奏が楽しめることから、ジャパンテントのホストファミリーを務める柿木畠商店街の常連のお客様から「外国人留学生たちも祭りに参加させて欲しい」と頼まれ、柿木太鼓の演奏を体験してもらったところ、初めての体験に大喜びで、柿木畠の祭りに参加した感激をネットで発信してくれた。
その経験から、これまで商店街の仲間意識を高めることを主目的に開催していた祭りをもっと広い絆づくりに活用できることに気づかされる。


外国人留学生たちが柿木太鼓の演奏を体験

◆新たな気づきが商店街活性化の起爆剤に

「商店街の店主たちが全員参加で一緒に汗を流したことで、それまで会釈する程度だったのが、旧知の友のように仲良くなり、祭りの効能には正直驚きました」と竹内常務は力を込める。
それだけでなく、外国人留学生とのつながりができたことも大きな収穫である。
柿木畠振興会では、金沢で生活している金沢大学をはじめとした各大学の留学生たちに情報発信を手伝ってもらえれば、その情報を見た外国人観光客が柿木畠に食事をしに来てくれ、柿木畠がクローズアップされれば、その相乗効果で外国人だけでなく、県外からの旅行者も柿木畠を訪れてくれることにつながると考えた。
そうした好循環を創出する取り組みをスタートさせるべく、平成24年度の『地域の絆づくり商店街モデル事業』に、〝外国人にもやさしい商店街〟をテーマに柿木畠振興会が名乗りをあげ、昨年12月21日、県庁にて谷本知事より認定証の交付を受ける。

柿木畠振興会では、現在、留学生のネットワークは40人あまりに増えてきているが、今後は大学の先生とのネットワークをより緊密にし、 『水掛け神輿』 や 『柿まつり』 に一人でも多くの留学生に参加してもらうために、各大学の先生から留学生たちに説明してもらえるよう連携していく必要性を感じている。

◆国際色豊かな街に磨きをかける

地元にいる留学生たちにお祭りに参加してもらうだけでなく、柿木畠振興会の会員を集めて、語学の勉強会の講師を務めてもらうなど、さまざまな機会を作り、外国人とコミュニケーションできる土壌づくりにも力を注いでいる
柿木畠商店街のホームページは、現在日本語と英語に対応しているが、それ以外の中国語、韓国語、台湾語など、将来的には20ヵ国語程度の言語で情報発信できるよう留学生たちに翻訳を手伝ってもらい、ホームページに反映させていく予定だ。
「外国人からメニューに載っている料理や食材について聞かれた時に、すぐに質問に答えられる各店オリジナルの指さしシートの作成など、留学生の協力を得て順次実現していき、外国人にもやさしい商店街にしていきたい」と竹内常務は顔をほころばす。
そうした活動の目的は、言うまでもなく柿木畠というブランドを全国に、そして海外に向けて発信することである。


◆金沢21世紀美術館とのコラボで柿木畠を発信

平成15年、県庁が広坂から駅西に移転したことは柿木畠商店街にとって大きな痛手であったが、その翌年、広坂に金沢21世紀美術館ができたことで、新たな人の流れが生まれ、初代館長の蓑豊氏の声掛けで美術館と連動して様々なイベントを行ってきている。
例えば、21世紀美術館をイメージしたオリジナルランチを各店で提供したり、オリジナルグッズの販売や美術館のポスターの掲示など、互いに相乗効果を生み出す活動を継続してきている。
さらに
金沢21世紀美術館入場券の半券を持参すると、各店独自のサービス(1品サービス、5%引きなど)を受けることもできる。今後も金沢21世紀美術館を訪れる多くの観光客に、柿木畠に足を運んでもらえるよう美術館とのコラボレーションならびに情報発信にも力を入れていく。

◆プラス思考で柿木畠の魅力を発信

新木久雄 理事長今後は、スマートフォン向けに商店街の情報発信やイベントの生中継を発信していくことにも取り組んでいく予定である。と同時に、外国人旅行者の間でのみ活用されている口コミサイトにも柿木畠の魅力を発信していくべく準備を進めている。
日本語版と中国語版の既存のパンフレットに加えて韓国語版と英語版の柿木畠振興会のパンフレットが今春にできあがるため、それを県ならびに金沢市の各施設に置いてもらい、観光客の方に柿木畠を知ってもらう一助にしたい」と竹内常務は力を込める。
こうした様々な努力を積み重ね、柿木畠の各お店のおもてなし力を向上させていくことで、結果として柿木畠振興会のおもてなし力がアップし、ひいては金沢のホスピタリティーがアップすることにつながっていくことを切望している。
竹内公明 常務理事「柿木畠商店街はみんなが本当に仲良く、各お店をみんなで盛り上げてきており、これだけ各店のことをみんなが熟知している商店街は他にはないと思います。それができるのは何と言っても 『水掛け神輿』 で一致団結する間柄だからです」と竹内常務は自らの商店街を誇らしげに語る。
「かつては年長者と若手の間に垣根のようなものがあった時代がありましたが、近年はみんなが心を一つにしてプラス思考で柿木畠を盛り上げることに邁進しており、本当に自慢できる素晴らしい商店街になり、理事長としてこんな嬉しいことはありません」と満面の笑みで語る新木理事長の笑顔が、柿木畠振興会の全てを物語っていると言っても過言ではない。



◆インタビューを終えて・・・

『水掛け神輿』という祭りに1日参加しただけで、全ての商店主が旧知の仲のように親しくなり、みんなでみんなの店を応援する、実に気持ちのいい心意気あふれる商店街になり、商店主が自分たちの街・柿木畠に誇りを持っている。日本に昔から伝わる祭りの効能を目の当たりにさせられた思いだ。



■ 商店街メモ
・名  称    柿木畠振興会
・会  長    新木久雄
・所在地    金沢市広坂・片町一帯
・設  立    昭和60年6月1日
・加盟店    61店舗
・U R L     http://www.kakinokibatake.com/index.php

石川の元気印商店街

(財)石川県産業創出支援機構「地域の絆づくりを進める!石川の元気印商店街」 では、石川県内の商店街を順次訪問し、商店街のイベントや活性化のために工夫されている事などを取材して、元気な商店街の魅力を紹介していきます。

子供からお年寄りまで、特色あるイベントで武蔵へ誘客  武蔵商店街振興組合
(平成25年1月取材)

子供からお年寄りまで、特色あるイベントで武蔵へ誘客 武蔵商店街振興組合


金沢市民の台所「近江町市場加賀藩政期より商業の街、交通の要衝として栄えてきた武蔵地区。昭和初期より百貨店を核として発展し、現在では金沢市民の台所「近江町市場(おうみちょういちば)(右写真) ・ 金沢スカイビル ・ グランドパレス(分譲マンション) ・ 複合商業施設(平成26年春完成予定)の4つの核施設を擁する武蔵ヶ辻(むさしがつじ)交差点を中心に武蔵商店街が形成されている。
特色あるイベントを積極的に展開し、幅広い年齢層の集客に知恵を絞る武蔵商店街振興組合の中島祥博 理事長にお話を伺った。

◆武蔵は『幸せを呼ぶ四つ葉のクローバーの街』

武蔵商店振興組合は、武蔵ヶ辻交差点の四つ角を四つ葉のクローバーに見立て、 『幸せを呼ぶ四つ葉のクローバーの街』 をキャッチフレーズに掲げ、尾張町、袋町、武蔵町、彦三(ひこそ)、上堤町(かみつつみちょう)、堤町一帯に点在する計64のお店と企業で構成される。
業種は飲食、物販、百貨店、ホテル、金融機関、証券会社、専門学校、卸問屋等々多岐にわたる特徴ある商店街でもある。
また、商店街が広域なことから全ての地区で同時にイベントをすることが難しいため、袋町地域、スタジオ通り、加盟店全体、業種別等々に細分化し、それぞれターゲットを絞った集客に工夫を凝らし、目に見えて成果を挙げてきている。


◆時代が変わっても人気のガラポン抽選会

人気のガラポン抽選会

商店街の売り出しイベントとして昔から人気があるのがガラポン抽選会だ。昨年(平成24年)は、12月7日~9日の売り出し期間中、加盟店で1回の買物額が千円以上のお客様にガラポンが1回できる抽選券を配布。
ガラポン抽選会で賑わう特賞は、商店街お買い物券1万円(10本)。
各店賞(協賛17店舗 ・一例:めいてつ・エムザ賞 クリスマスケーキ引換券5本など)76本、1等 大判ジャンプ傘300本、2等 フェイスタオル600本、3等 消せるボールペン3,000本が抽選会の景品。

抽選会場となった近江町とエムザの地下連絡通路は、終日ガラポンをするお客様で賑わった。



◆朝市や灯りの夕べを開催し、袋町に賑わいを創出

袋町では町名復活に合わせ 『ふくろう朝市』 をスタートさせ、カット&エステ髪綺里の駐車場を会場に、湯涌地域の採れたての山菜や減農薬野菜などを毎月第3日曜日の朝に販売。
新鮮な野菜を買い求める地元住民で朝から賑わい、買い物と同時にご近所同士の会話も弾み、旧北国街道でもあるふくろう通りのイベントとして10年近く継続して開催されている。

『ふくろう通り灯りの夕べ』で賑わう人々また、平成23年まで子供たちが楽しめる縁日を夏に開催してきていたが、昨年(平成24年)8月には、大人も楽しめるイベントとして内容をリニューアルした 『ふくろう通り灯りの夕べ』(会場はカナカン(株)本社の駐車場) を開催。

おつまみなどの軽食ブースが出店し、ジャズの生演奏を聴きながら、キャンドルの幻想的な灯りに彩られたふくろう通りを眺め、一杯飲みながらご近所とのコミュニケーションを密にすると同時に、ふくろう通りの賑わい創出にも一役買っている。


『ふくろう通り灯りの夕べ』


◆手づくり体験を通して子供たちに武蔵の魅力を発信
九谷焼 絵付け体験
武蔵商店街には中島理事長が社長を務める中島めんやをはじめ、金箔工芸田じま越山甘清堂壽屋紙文房あらきといった歴史と伝統を受け継いでいる老舗がある。
そうした各店の伝統の技を体験してもらう 『伝統文化ふれあいフェア』 を平成22年からスタートさせている。

「市内の小学校のメールボックスを活用して案内チラシを配布したところ、これが大正解で、毎年定員を上回るたくさんの親子連れにお越しいただいています」と
中島理事長は嬉しそうに語る。

和菓子手づくり体験昨年(平成24年)は11月3日に開催。会場は越山甘清堂の駐車場を借りてテントを設営。朝9時半の受付開始時には長蛇の列ができ、武蔵商店街の大人気イベントとして定着していることを裏付けた。
和菓子手づくり体験など12の体験コーナーが設けられ、各店の店主が子供たちに手づくり体験を指導した。体験は朝10時からスタートし、最終の15時からの体験まで、多いコーナーは6回に分けて各回25名、計150名が参加。12ある体験コーナーは終日親子連れで賑わった。

陶芸ろくろ&手びねり体験参加する時間をずらすことで異なる体験がいくつもできることから、滞在時間が長くなり、武蔵商店街のお店で食事したり、休憩するという波及効果も。
「子供たちに伝統の味や技に親しんでもらい、武蔵商店街に親しみを感じてもらうことにつながれば何よりです」と中島理事長は顔をほころばす。
参加した子供たちの口コミで、兄弟や友達が翌年に参加するという格好で、毎年参加する子供たちの顔ぶれが変わり、年々広がりを見せている。


◆日頃のご愛顧に『七夕キャンドルnight』で感謝を伝える

キャンドルで彩られた幻想的な空間の中で、バイオリン・チェロ・ピアノの生演奏平成23年からは、年末のガラポンだけでなく夏場にもお客様に感謝の気持ちを伝えるイベントを実施したいとの中島理事長の肝いりで、金沢スカイホテル18階を会場に、夏の風物詩である七夕に合わせ 『七夕キャンドルnight』 を開催。昨年(平成24年)で2回目となる。
キャンドルで彩られた幻想的な空間の中で、バイオリン・チェロ・ピアノの生演奏による七夕コンサートを聴き、商店街の飲食店が出店する屋台でおつまみを注文し、ビールやワインなどを飲みながら楽しいひとときを過ごしてもらうというもの。

「第1回の時は、お客様が来て下さるのか不安でしたが、開宴時刻になると会場に入りきれないほど大勢の方に来場いただき、主催者としてほっと胸を撫で下ろすことができました。昨年はあいにくの雨天でしたが、1回目と同様に多くのお客様がお越し下さり、大盛況でした」と中島理事長は振り返る。
七夕キャンドルnight

このイベントのチラシ裏面には、商店街の28店舗が提供する夏得(なっとく)クーポンが印刷されており、それを切り取って各店に持参し買い物すると、10%~40%引など各店独自の特別サービスが受けられるおまけ付き。


◆熱烈なる武蔵商店街ファンづくりに『まちゼミ』を初開催

さまざまなイベントを開催し、お客様に武蔵商店街に足を運んでもらう努力を重ねてきた中で、お客様が各お店に行って体験してもらうイベントをしたいと考え、10年あまり前に岡崎市の商店街が始めた、各店の専門知識をお客様に伝授する 『まちゼミ』 を今年初めて開催することに。
今年2月末から3月初めにかけ第1回目を開催する。今回参加する20店舗の店主から各店の歴史や伝統、職人技についての説明を受け、その店ならではの体験をしてもらうことで、各店に興味を持ってもらうと共に販促につなげることが狙いである。
このまちゼミは、武蔵商店街の常連客により深く各お店の魅力を知ってもらうことで、熱烈なるファン客に育てることが目的で、新聞折り込みチラシを入れるほか、百貨店が得意客に送るDMの中にも入れてもらうことにしている。


◆いつも何かやっている街、おもてなしの街に全力投球!

イベントのチラシ「武蔵商店街はいつも何かやっていると思ってもらうこと、関心を持ってもらうことが誘客への第一歩と捉え積極的にイベントを実施してきていますが、常に目先を変え新鮮さを演出する、その繰り返しで街は何かしら変わっていくとの期待を込めて取り組んでいます」と中島祥博 理事長は力を込める。
平成21年4月に近江町いちば館がオープンして以来、武蔵界隈を歩く観光客が目に見えて増えてきている。
平成27年春に北陸新幹線が開通すると、金沢駅で降りた観光客を最初に迎える商店街が武蔵商店街である。その時に、ようこそお越し下さいましたと受け入れるおもてなしの街になっているかどうか。こうした点にも意を配っていく考えだ。

中島会長「金沢駅から観光客に人気の近江町いちば館までは徒歩10分程度、近江町市場を目指して歩いてきた観光客の方が最初に接するのが武蔵地区です。その商店街がいかにおもてなしの精神を発揮することができるか。それによって観光客の方から 『金沢はいいところだったからまた来たいね』 の一言がいただけるかどうか責任重大であることを肝に銘じ、みんなで金沢を盛り上げていくという思いで頑張っていきたい」と中島祥博 理事長(写真右)は熱く語る。
その上で、武蔵地区だけでなく、5タウンズの各商店街とも連携を取りながら、金沢の魅力アップ、おもてなし力アップに心を一つに邁進していく、その旗振り役の一人として全力投球していく覚悟である。



◆インタビューを終えて・・・

武蔵商店街でいよいよ 『まちゼミ』 がスタートする。金沢市内には創業100年以上の歴史と伝統ある老舗が数多くあることから、将来的には金沢市内全域に広がっていき、熱烈なファン客を着実に増やしていくイベントとして定着することを期待したい。



■ 商店街メモ
・名  称    武蔵商店街振興組合
・理事長    中島祥博
・所在地    金沢市武蔵町・尾張町・袋町・彦三一帯
・設  立    昭和38年
・加盟店    64店舗

・U R L     http://kanazawa-musashi.com/

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