「ネットショップ構築からグランプリを経て・・・」(株)フクイカメラサービス

「ネットショップ構築からグランプリを経て・・・」

  (株)フクイカメラサービス 代表取締役社長 高山 陽一氏

「ネットショップ成功事例セミナー」


ネットでデジカメ修理!?

フクイカメラサービスのサイトフクイカメラサービスは、福井市内でデジタルカメラの修理に特化したビジネスを展開している会社です。従業員は23名、平均年齢30歳。

主要取引先は家電量販店、プリクラメーカー、カメラ店、写真館、さらにカメラメーカー8社と契約する修理認定店として、年間約7万台のデジタルカメラを修理しています。

ホームページを開設したのは2年半前で、それまではホームページを作りませんでした。どうして作らなかったのか、その理由は

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 ・ BtoBの会社であること
 ・ カメラが壊れたら購入店に持って行く→ネットで修理は申し込まない
 ・ カメラ業界に革命が起こる デジタルカメラの登場→フィルムカメラが無くなるなんて・・・
 ・ 昔はカメラ屋でカメラを買っていた →デジタルカメラは家電量販店で購入する(パソコンともリンク)

  ホームページを作らないのは自分を追い込むため
  ネットで修理を集めるなんて逃げていると考えていた

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福井県は人口も少ないし、メーカーもなく、問屋もない。北陸だけで商売をしても成り立たない→商圏を全国に広げよう→営業で全国一になることを標榜→業界地図を自分が書き換えるとの強い意志で取り組んできました。

とはいえ、インターネットの普及で、デジタルカメラもネットで購入する人が増え、その人たちは修理はどこに出すのか?という疑問がありました。そこで、そ ろそろホームページを開設してネットで修理を集めることを決意しました。デジタルカメラの修理はどこよりも早くスタートしましたが、ネットに関しては業界 内でも後発で、どこよりも遅く始めました。



成功事例のないネット修理サービスの構築

どうすれば修理を集められるだろうか。自分たちは技術屋だから、まずは顧客から見た時の 『安心感』 と 『利便性』 を徹底的に追求していこうと考えました。

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◇『安心感』
 
 年間7万台修理している実績
 ・
 修理状況をリアルタイムで表示
 ・
 修理料金の開示
 ・
 地方色を出さない

◇『利便性』
 
 玄関先まで無料で引き取りに行く
 ・
 返却手数料無料
 ・
 代引き手数料無料
 ・
 夜10時までの修理依頼で365日翌日集荷

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この中でも修理料金の開示が最もハードルが高く、BtoBの世界では絶対できないことですが、これをやらないとBtoCは成立しないため、事前に取引先の各メーカーの了解を取り付けるのに苦労しました。ようやく了解を取り付けた上でホームページの制作に取りかかりました。



他にない特徴あるサイトづくりに腐心

ホームページは自社で作るのか、外注するかを検討したときに、私は迷わず外注を選びました。最大の理由は、大きなビジネスチャンスだけに素人っぽいホームページは避けたいとの思いからで、プロに依頼することにしました。

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ウェブ制作会社の選び方>高山社長が考えたポイントは、
 1. 友人、知人、見識者の紹介で決めない→パートナーを自ら探す
 2. 自社で変更、更新が容易にできる
 3. 作品事例がダイナミックで自由な制作会社がいい
 4. 必勝パターンを押し売りする会社は避けたい

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一から一緒に考えてくれる制作会社を求めて、「福井・ホームページ制作」とキーワードを入れて検索してみた中から、私がこれだと閃いた会社を一つ見つけま した。それがバージョンジャパンという会社です。その会社は同世代が3人でやっていて、さまざまな話をしながら私の考え方を理解してもらい、基本は押さえ つつも誰が見てもいいなぁと思う遊び心も加味したサイトづくりを依頼しました。

当社のサイトの一番の特徴は、修理の流れがモニターできることで す。お客様からお預かりしたカメラが、今どんな状態にあるか、随時確認できるように表示されます。また、他のお客様がどんなカメラを修理に出しているのか が一目瞭然で分かるよう各メーカーのカメラの画像をクリックすると、例えばどの色の修理依頼が多いのかといったことも分かるようになっています。

・ 「お客様の声」
お客様の声は当初つけていませんでした。
家電量販店やメーカーのコールセンターとしてはお客様は故障が発生して修理代金がかかるとなった段階からクレームの嵐で、日々大変な思いをして対応しています。ところが、サイト経由ではお客様と直接やりとりをしているため、お客様の声には素晴らしい評価をいただき、涙が出るほど嬉しいお褒めの言葉をいただいています

・ 「ブログ
日々のカメラの修理内容を細かく書けばお客様にはプラスの情報になりますが、当社は修理認定店のためそれは書くことができません。そこで、当社にしかでき ないことをしようと考え、スタッフが順番に毎日ブログを書いています。いつの間にか仕事に追われ、毎日更新し続けられる会社はそうはないと思います。これ ができているのは、小さな会社で社員が仲良く、エキサイティングな時間を共有できているからに他ならず、当社のブログを見て取引の申し込みがあったほど評価が高いです

・ 「ネットショップコンテスト北陸2013でグランプリを受賞
何よりも当社のスタッフが一番喜んでくれ、それだけで十分かなと思っています。多くの常識を破り、新しいことに取り組みホームページを立ち上げたことが認められたことが嬉しいです。この受賞で会社の信用力がアップし、知名度アップにも大きく貢献してくれました。 



修理サイトから生まれた新規事業『ハイシューカ!』

ハイシューカ!のサイト物を集める事業者として、修理、クリーニング、リサイクル、レンタルなどたくさんの業種があります。
ネットは小売業だけでなく我々のように物を集める事業にも活用できるのです。ただ、ネットで物を集める際に最も大切なポイントは、申し込みのしやすさ、集荷のしやすさだと思います。我々の仕事は、物を集めないとビジネスが始まらず、集荷=集客です。
自社サイトで実践してきている夜10時まで申し込めば365日翌日集荷するサービスは、当初自社のために構築したシステムですが、将来的に集荷サービスはこうなっていくとの考えに行き着いたのです。

そこで新規事業として立ち上げたのが、レンタル型集荷フォーム『ハイシューカ!』です。40種類のバリエーションの中から自社にフィットするものを選んで自社サイトに貼り付けてもらうだけで、そのサイトに集荷サービスが付加されるという優れものです。
これはクロネコヤマトと佐川急便の二大運送会社とシステム連携しており、お客様が集荷フォームに入力を完了した瞬間に運送会社にデータが転送されます。お客様を会員制にすることでIDとパスワードで簡単入力にも対応しています。
また翌日だけでなく当日集荷サービスにも対応できるようになっています。その他、SSL対応、フォームのカスタマイズも可能で、価格競争ではないサービスで競合他社に差をつけることができます。

通常このシステムを自社で開発しようとすると何百万円という膨大な投資コストが発生しますが、このシステムは月々1万円で誰でも使うことができます。これによって集荷業務から解放され、ランニングコストも大幅に削減することができます。
顧客データが一元管理できることで、集めることに対して大きな市場が生まれます。これは小売業でもメーカーでも活用でき、全ての集めたいを適えるビジネスとして代理店も募集中です。

デジカメ修理サービスをつきつめて考えた結果として、新しい集荷システム『ハイシューカ!』が平成25年11月15日にスタートしました。目標を実現するために何とかしようと行動する力があれば、いろんな可能性が生まれることを身を以て実感しています。

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