石川県ふるさと語りの最近のブログ記事

catelogo130925.gif

春の味覚、ふきのとう

お店ばたけ 週刊ウンチク
第260回(2006.3.23)
「能登半島の春…山菜の季節です」
提供:のとコム 熊谷京子さん

◆わらび、山うど、ぜんまい、水ぶき、たらの芽、まがり竹…
能登の春、山菜の季節です

こんにちは
のとコム店長の熊谷京子です。春うららですね♪

私は、春の山歩きが大好きです。
七尾市の中山間地の地区で育ちましたので、
この季節の、山菜採りが一番わくわくします。

春には、山菜採り、たけのこ掘りと、
楽しみなことがいっぱいありますね。
娘たちも、山菜採りが大好きなんですよ。

私は七尾市徳田地区に住んでいます。
七尾駅から、ひと駅、金沢寄りです。
見渡す限りの、田園風景と、山の新緑がたまらなくきれいなところです。

こんなきれいなところですから、山菜の宝庫でもあります。
山菜採りには、帽子、軍手、長靴と、完全防備で行きます。
見かけだけは、立派な山菜採り人なんですよ。ヽ(;´Д`)ノ

山の中で、必ず出会うのが、蛇なんです。
いつか、手を伸ばした先に、とても、りっぱな蛇がいました。こればかりは苦手ですね。

びっくりするやら、なんだかんだで
毎年、とても賑やかに、楽しい山菜採りをしています。

コシアブラ

わらび、山うど、ぜんまい、水ぶき、たらの芽、まがり竹、等です。
一度に、沢山採れるので、それを、いかに一年中素材をいかして、美味しく味わうか。(・へ・;;)・・・・
昔から皆様、工夫してきたことだと思います。

家庭で漬けるのは、なかなか大変です。
水っぽくなったり、風味が損なったり
永く持たせるのも、工夫が要ります。


のとコムの、長者漬けを紹介します。
素材にこだわっています。
山菜、野菜を昔から伝わる方法で漬け込み、素材の風味を生かした漬物です。

酒粕は、能登の酒粕にこだわり、長期貯蔵専門店の老舗のものを厳選しています。

わらび、山うどは、地元の野山で採れた物を新鮮なうちに塩漬けしました。
手間ひまかけ、粕の中で3回漬け替えしています。
例えば、食べる前に粕をおとしますが、拭きおとすのは面倒な場合、
水で洗っても粕の味・風味が落ちる事はありません。

わらび粕漬け
わらびは山菜特有のぬめりと食感があります。

山うど粕漬け
山うどは天然物ですのでとても香り豊かです。

うり粕漬けきゅうり粕漬けも美味しいですよ。


山菜は、熊淵川の周りで採ります。
富山県氷見市の近くにあり、大呑卿と呼ばれています。
熊淵川の下流は、東浜漁港になっています。
上流には「コロサ」という、素敵なところがあります。
地名の由来は、地元の人たちに、そのわけを尋ねると

「コ は狐(きつね)、ロ は狼(おおかみ)、サ は猿(さる)」の意味で、昔から、狐や狼、猿が、沢山いたから
「コロサ」とカナ書きになっている。
    ふるさとの民話集より  文・徳田「郷土の民話」研究会

とのことです。
そんな山間の村ですから、山菜も豊富です。

現在は、多根ダムが完成し、ここは、新七尾八景の一つに数えられています。
釣り人に、内緒の人気スポットですよ。
もちろん、洋画家さんにも、デートにもね。
この季節に是非お勧めですから、遊びにいらしてくださいね。

<リンク集>
山菜漬物など、能登半島のおいしい食材、高級珍味、郷土料理・・・のとコム
●能登半島の七尾から、のん兵衛さんへ能登の美味しいものを紹介・・・居酒屋きょうこ(ブログ)
のとコムのポッドキャスティング!酒の肴、食育、子育て、人生相談の話も?・・・のとコム3人娘あははのぽん!(ブログ)

「『准后』を読めますか」【週刊ウンチク】

しらやまさんと親しみをもって呼ばれる白山。
お店ばたけ 週刊ウンチク
第257回(2006.3.2)
「『准后』を読めますか」
提供:明光自動車サービス 三納嘉一さん

(明光自動車サービス(株)様は、2012年5月退店されました。記事は掲載当時の内容です。)

◆『准后』を読めますか~聖護院門跡・道興准后

しら山の雪のうちなる氷こそ 
麓の里のつるぎなりけり    (道興准后)

文明一八年(一四八六)の夏の話である。吉野から尾添の山道を急ぐ、四十名ばかりの修験者の集団があった。村人も何人かの山伏姿はときどき見ることもあるが、こんなに大勢の集団は見たことがないので、戸口から眼だけを出して、みな不思議そうに眺めていた。

これが京の聖護院門跡 道興准后(どうこうじゅごう)の一行で、白山山頂までは登らずに、三の室(尾添~大汝峰間にある檜新宮だろうか?)で禅定をする手筈になっていた。彼らは吉岡を過ぎ、手取川を左に見て下だり、六年前に消失した白山さんの跡を拝んで、金剣宮へ参じた。
漏れ聞くと、これから石動山を経て、立山で禅定し、関東、陸奥へと旅を続けるといい、多くは語らなかった。
(『廻国雑記』の一部要約)

石川県白山市、旧鶴来町を訪ねた偉い坊さんに、京都の聖護院門跡(しょうごいんもんぜき)・道興准后がいる。彼が著した中世の紀行文には「廻国雑記」がある。

◆「准后」を読めますか
インターネットでは「振りがな」を付けるのが面倒なので大抵の方は不親切に、漢字のまま書き進まれているようだ。初出のときだけでも、「振りがな」をつけるのが親切と思うが・・。

尤も、間違えてかなを振ると、責任もあるからと、敬遠している向きもあるかも知れない。『鶴来町史』では「准后」にルビを振って、老眼と虫眼鏡を使って「じゅごう」と読めた。

インターネットで幾つか検索すると、「じゅこう」「じゅんこう」「じゅんごう」など3つがあり、それでは困る。本当は何と読めばいいのーーと云うことになる。

さて、翌日、「広辞苑」を繰ってみた。

----

じゅごう【准后】
(ジュンゴウとも) 准三宮(じゅさんぐう)に同じ。

じゅさんぐう【准三宮】
平安時代以降、皇族や上流公卿に、三宮(太皇太后・皇太后宮・皇后宮)に准じて、年官・年爵を給与した経済的優遇法。後には年官・年爵なく、名だけの優遇法となった。准三后(じゅさんごう)。
大鏡良房「このおとどは・・-の位にのぼらせ給ふ。年官・年爵の宣旨くだり」

----
何とありがたい「広辞苑」だこと。
手許の別の辞典にはなかった。思わず片手で拝んでしまった。

実は「准后」には二つの読み方があり、鶴来町史の「じゅごう」も、また他の「じゅんごう」も正しいということが判った。

<リンク集>
白山市・旧鶴来町の自動車修理・販売店
お役に立ちます★車のことなら...明光自動車サービス

第235回(2005.9.29)「大伴家持と鰻(うなぎ)」
提供:明光自動車サービス 三納嘉一 さん

鰻の蒲焼き

今回は、文学に造詣が深い、
自動車販売、リース、車検の
明光自動車サービス 三納嘉一さんより
大伴家持と鰻(ウナギ)に関する話題をお届けします。

左の写真は、お店ばたけ出店店舗、
食の安全・安心にこだわった
吉田水産の「うなぎの蒲焼き」です。


 

大伴家持と鰻(うなぎ)

資料によると、我が国に現存する最も古い歌集は、奈良時代後期に編纂された万葉集であろう。
それまでは口誦であったが、漢字の伝来によって書き留められるようになった。
その撰に最も関わったのは大伴家持だといわれている。

大伴家持は29才ごろに越中の国守となって赴任したが、そのころの越中は、今の富山県に能登半島を加えたほどの大きさであった。

そこで、水垣 久 編の「大伴家持全集」から引用してみよう。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/zensyu.html


・たまくしげ二上山に鳴く鳥の
     声の恋しき時は来にけり
  (巻十七-三九八七)

・之乎路からただ越え来れば羽咋の海
     朝凪したり船梶もがも
  (巻十七-四〇二五)

・珠洲の海に朝びらきして漕ぎ来れば
     長浜の浦に月照りにけり
  (巻十七-四〇二九)


この他家持の歌に鰻の歌がある。面白いから下記しよう。

・石磨尓 吾物申 夏痩尓 吉跡云物曽
  武奈伎取喫

・イハマロニ ワレモノマヲス ナツヤセニ
  ヨシトイフモノゾ ムナギトリメセ

・石麻呂に吾れもの申す 夏痩せに
  よしといふものぞ むなぎとり召せ

いつも痩せている石麻呂君よ。
夏痩せに良いという鰻でも食べたらどうかね。 ---という大意であろう。

つまりここで云う「むなぎ」は鰻のことで、例えば謡曲を習った方はすぐお判りでしょうが、梅を「ムメ」と発音する類である。

この歌の変体仮名の軸が床の間にかけてあったのは九州柳川の若松屋だった。
ここへは今年も「うなぎ」を食べに出かけたが、古い廊下を突き当たってすぐの部屋である。

鰻も他の食品と同じく、輸入に大部分頼っているため、食品検査を厳重にやって貰いたい。
去年も今年も、台湾産、中国産の鰻から禁止されている筈の「エンロフロキサン」が検出されているという。 これを聞いたなら、さぞ家持も嘆いたことだろう。

第231回「台風と白山」【週刊ウンチク】

第231回(2005.8.11)「台風と白山」
提供:無添加漬物風来西田栄喜さん


3名山のひとつ、白山には、夏山登山に来る人が沢山います。

白山は、石川、福井、岐阜、富山の4県にまたがり、富士山、立山とともに日本三名山の一つに数えられる山です。

この山の恵みを日々感じている、無農薬野菜の農業者の無添加漬物 風来 西田栄喜さんが、白山と台風についてお話します。


 

台風と白山

今年も台風がきましたね。去年のように当たり年になってくれなければと思います。

石川県は昔から自然災害はあまりない地域です。でっぱった能登半島の影響もあるとか、ないとか。台風に関しては、本州縦断コースだと思ったより影響が少ないときが多々あります。

一昨年の9月、風来のお店で仲間の結婚披露パーティーをやりました。そのときも台風接近で外でのBBQは出来ないな?と思っていた のですが、蓋をあけてみるといつもより風が少ないくらい。しかも曇り空で最適でした。

冬の白山(西山より撮影)。

これは私達が「しらやまさん」と親しみをもって呼んでいる霊峰白山のおかげになります。白山連峰が台風の風を遮断してくれているのです。
またしらやまさんのおかげで水不足の心配もありませんし、まさに恵みをもたらしてくれる山になります。
登山家の野口健さんが白山に来られて、ここには霊峰として人々に畏怖が残っている。だから山もきれいなんだとおっしゃられてました。

うちの親も毎朝しらやまさんに向って手を合わせています。そんな背中をみて育ちました。そして農業について改めてしらやまさんへの感謝と畏怖を感じています。この想いは子どもにも伝えていきたいです。

第177回「源さん語る・加賀野菜」【週刊ウンチク】

第177回(2004.7.29)「源さん語る・加賀野菜」
提供:無添加漬物 風来 西田栄喜さん


風来の夏野菜

今週は、30aの畑で年間50種類ほどの野菜を無農薬で育てている農業者、
風来の源さんが語る「加賀野菜」です。

[源さん畑通信Vol.25 加賀野菜]

種の時に書きましたが、在来品種の中で見直されてきたのが伝統野菜です。京野菜の水菜、浪速野菜の水なすなど、このところ消費量が増えてきたものもあります。

石川県にも伝統野菜のひとつとして加賀野菜があり、最近見直されてきました。加賀野菜は細かくいうと以下の定義になってます。

1945年以前から石川県民に親しまれ、栽培されている野菜の中で1997年に12品目認定されました。 現在は15品目になりました。

源助大根、さつまいも、打木赤皮甘栗かぼちゃ、二塚からしな、金時草、加賀太きゅうり、ヘタ紫なす、金沢一本太ねぎ、加賀れんこん、せり、加賀つるまめ、たけのこ、赤ずいき、くわい、加賀春菊 です。

この中で風来で育てているものもあります。源助大根は寸胴、寸詰まりで普通にスーパーなんかに並べても売れないのですが、キメが細かくジューシーで、おでん、漬物に最適です。うちでは大根サラダにしてよく食べます。

また加賀野菜というと高級なイメージがありますが、今も金沢の方で多く育てられているのが、加賀つるまめです。加賀つるまめは独特の香りがあるのですが、とにかく育てやすく通称「だら豆」と言われています。 「だら」とはこちらの言葉で「あほ」とか「バカ」という意味です。

それから、小さい頃からよくれんこんを食べていたのですが、今思うと、こちらはれんこんの産地でもあったんですよね。我が家ではれんこんの天ぷらはソースで食べる習慣があって、今もそうして食べています。
最近のれんこんの食べ方のヒットはれんこんと加賀丸いも(つくねいも、粘りの強い山いも)を同量すりおろし、揚げたものです。これはおつまみにも良く、冷めてもおいしいです。


無農薬野菜、キムチ...風来Web通販
"いいね金沢"加賀野菜...加賀野菜の種類やレシピなど。
おいしい店松本のぶチャンが語る「加賀野菜」
「妖しい色やね、金時草」 ...加賀野菜のドレッシングを商品化。直源醤油

前の5件 1  2  3  4  5  6

お店ばたけプラスホームページ

お店ばたけプラスホームページへ
ISICOバーチャルモール「お店ばたけプラス」は、(公財)石川県産業創出支援機構が運営するインキュベーションモールです。

アーカイブ

ブログを購読する(RSS)

  • RSS2.0を購読する
  • RSS2.0を購読する