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第197回「農業者のパンフレット制作」【週刊ウンチク】

第197回(2004.12.16)「農業者のパンフレット制作」
提供:林農産 林浩陽さん

お笑い系農家林さんちのスタッフは撮影に協力的

林さんちこと林農産の林浩陽さんは、元デザイナーのお笑い系農業者。
そんな林さんちのパンフレットは、普段見慣れたものとはひと味もふた味も違います。

今回は、その農家のパンフ制作の裏話をお送りします。

 

最近のWeb百姓は、、、

下は、林さんちのお笑い系パンフレットの撮影風景、、、\(^o^)/
左の写真がタイトルに。右、後ろではこうなっています。

この写真が表紙に

後ろではこうなっています

 

林さんちでは、パンフレットを2年おきに制作しています。

昔の農家は、別に、そんなことしなくても、お上や農協が、農産物を販売してくれたのでそんな苦労は、必要ありませんでした。
しかし、昨今の米余りで、米価の下落等で、せっかくこだわって作っても、二束三文ではやってられません。

そこで林さんちでも、10年前からダイレクトメールに使うパンフレットなるものを作り始めたのです。


実は、林さんちの社長とその妻は金沢美大の工業デザインと商業デザイン卒で、卒業後、それぞれデザインの道に進むも、農業の世界に入ることになって、一度は筆を折った経緯がありました。

まさか、農業を始めて、またまたクリエイティブな仕事に戻ろうとは、思いもしませんでした。しかしデザインを辞め農業をするにあたり「農業もデザインもモノ作りは同じ」という考えは、時を経て正しかったことを証明しました。


実際のデザインは、大学の後輩のデザイナーにお願いして、主に私は企画立案、妻はコピーと校正等々、チームで行っています。
最近は、お笑い系のテーマが多く、デザイナーもノリノリ。
かなり厳しい要求を、我々スタッフに求めて来ます。

それでも、林さんちのスタッフは絶対に「嫌や」とは言わないのが、すごいと誉められています(なんのこっちゃ)


今年のコンセプトは、「林さんちの下手でうまい話」


つまり、米作りは決して上手な訳ではないけど、正直に、そして少しお笑いの入った「うまい」が林さんちワールドというわけです。

さて、この「下手うま」果たして、皆様にうけるかどうか、お楽しみに。


●パンフレットが欲しい方は、住所氏名電話番号をkoyo@karatsu.ne.jp まで!

第194回「ひしほ醤油、パリへ行く」【週刊ウンチク】

第194回(2004.11.25)「ひしほ醤油、パリへ行く」
提供:金沢・ヤマト醤油 山本つくしさん

パリの三つ星レストランで採用された生醤油「ひしほ醤油」

今週は、日本で最初の生醤油、「ひしほ醤油」を製造販売する
ヤマト醤油味噌 メルマガ担当のつくしさんがひしほパリに進出の話題でお送りします!

 

ヤマト醤油味噌・四代目のヨメ 【つくし】です。

           ・‥…━━━☆

四代目が先週、パリから帰ってきました。

【SIAL】というヨーロッパ最大の食品見本市に
ジェトロがジャパン・パヴィリオンを出すので、
その内の(ちっちゃい)ブース出展の機会を得ることができたんです。

ドラ店長が
でかい顔してプレゼンしている(狭い)ブース。ご覧下さい↓

ひしほ醤油お味見中のルドワイヤン氏とヤマト醤油の山本店長

お味見をしているハンサムな男性。
なかなか素敵なかたです。

このかた、誰あろう
三ツ星レストラン【LEDOYEN(ルドワイヤン)】の
クリスチャン・ルスケール氏なんですって。


・‥…━━━☆


2002年に【ルドワイヤン】創業初の
ミシュラン三ツ星をもたらした
ルスケール氏は
【タイユバン】【リッツ】で修行を積んだ人なのだそうです。


ウチのブースをふらり訪れて

ドラ店長:「いかがでしょ?お味は」

ルスケール氏(以下R):「ウチで使う量は少ないけどいいか?」

:「うぃ、ムッシュー。お使いただければとても嬉しいです」

R:「じゃあー、コレ(ひしほ醤油)気に入ったから使う。」

:(ΘoΘ;)「 メ、メルシーボクー、ムッシュ」


というようなシンプルなやり取りがあり

「ウチの店でこの醤油を使ってるって言ってもいいからね!」

夢うつつのドラ店長に
そう声をかけ、颯爽と去っていかれたそうです。

・‥…━━━☆

【ルドワイヤン】は
現在、パリで一番予約の取りにくいレストラン。

ですが
その場で二日後の予約をとり付けたドラ店長
≪ひしほ醤油≫の配達かたがた行ってきたんですって。


普通は高級車で乗りつけるところ
地下鉄を使って、駅から歩いて★★★食堂へ!

しかも、洋服○青山のスーツで(笑)。

極めつけは≪ひしほ醤油≫を入れて
手に提げたナイロン袋・・・。

ドアマンは(車でなくて)暗闇からいきなり現れたドラ店長に
ビックリしていたそうです。

袋を提げたこの東洋人に、どう応対したものか、って!

・‥…━━━☆


お料理は繊細を極め

これ以上火を入れるとだいなし、

これ以下だとナマ

っん、もぉー絶妙の味だったそうです。

日本酒の世界では

『手をかけて、時間をかけて 限りなく水に近いのが極上の酒』
と言われるそうです。

三ツ星の味も、まさにそうだったらしい。

・‥…━━━☆


これまでもフレンチに醤油を使ってきたというルスケール氏。

つくしの貧困な想像で恐縮ですが
ジビエ(野生の鳥や禽獣)に使うとすごく相性がいいかも?
なんてね。

生の醤油 ひしほでどんなひらめきが生まれるのかとても楽しみです。

第191回「野菜の高騰・野菜の暴落」【週刊ウンチク】

第191回(2004.11.4)「野菜の高騰・野菜の暴落」
提供:無添加漬物 風来 西田栄喜さん

風来の秋野菜

今年は、史上最多の台風が襲来し、多くの被害を及ぼしました。
農作物に関しても、関東の産地、九州の大産地がのきなみ被害を受け、野菜の価格が全国的に高騰し、注目されています。

今回は、無添加漬物風来の西田栄喜さんが、野菜の高騰と暴落についてお話しします。


 

野菜の高騰/野菜の暴落

今は葉野菜を中心に高値が続いています。便乗値上げなども心配され公正取引委員会なども動き出しましたね。

あまりの高値にレタスがアメリカから輸入されたりもしています。
レタスのようなものが輸入されて日保ちしているのが不思議でなりませんが、どうなのでしょう。

まあ確かに今は野菜が高騰してますし、台風被害のなかった産地の野菜も高値取引されています。ちょっと行き過ぎかな、とも思いますが逆に去年は大変だったようです。


金沢の砂丘地は昔から夏はスイカ、冬は大根の産地です。
去年はあの冷夏、スイカがまったく売れなかったようです。

ある生産者が去年の7月の終わり、4日間かけて(人も雇い)スイカを4000個収穫して市場に出荷したそうです。値段は後になって振り込まれてくるそうなのですが、その時に振り込まれたのが、6万円。

「う~んひと玉150円か~、しかたがないな~」 と、最初思ったそうですが、よ~く考えてみると、ひと玉15円!!
ここまでくると笑いが出たといってました。あのスイカが15円ですよ。信じられます?


また、去年の冬は大根が豊作で、店頭価格で1本80円などもざらにありました。そんな時に農家に入ってくるのは1本あたり10円ぐらいだそうです。これでは肥料代も出ません。

高値の時ばかり注目されてしまいますが、安い時に「これでは農家が大変だ!!」という声は・・・あがらないか・・・

第186回「大野紫と醤油五大産地の特徴」【週刊ウンチク】

第186回(2004.9.30)「大野紫と醤油五大産地の特徴」
提供:金沢・ヤマト醤油 山本晴一さん

金沢大野の醤油 大野紫
加賀百万石の醤油処、金沢・大野の伝統的な製法で作り上げた醤油がもうじき発売されます。

それに因んで、金沢・ヤマト醤油 専務の山本晴一さんが、大野醤油の特徴やその歴史背景をご紹介します。
 


金沢・ヤマト醤油 店長です。


涼しくなったこの時期には新米が流通するし、秋の旬のものが順に食卓を彩るようになり、楽しみな日々ですよね。

さて、本日は特別限定醸造のお醤油をご案内させてください。

商品名は『大野紫(おおのむらさき)』
 300ml ¥1260

江戸時代の伝統製法を復活した、金沢伝統の『うまくち醤油』です。

商品原材料
・うまくち醤油(本醸造)
・原材料名:丸大豆、小麦、食塩、米糀
・保存方法:高温多湿の場所を避け、常温で保存して下さい。

この商品は10月2日以降のお届けとなります。


実は、『醤油屋』という商売が世の中にはじめて生まれたのは、江戸時代に入ってからです。

江戸時代以前は、茹でて塩や味噌で味付けをするというのが一般的な調理方法で、だしをとったり、醤油で香りと味を整えるというような調理方法は無かったそうです。

お蕎麦やうどん、てんぷら、鰻の蒲焼、昆布だしのお吸い物や、茶碗蒸し等の和食(エッセイストの玉村豊男さんによると、和食の定義は、だし+醤油+砂糖・みりんのコンビネーションリキッドでの味付けなんだそうです!)
が一般的に食べられるようになったのも、実は江戸時代も後期に入ってからでした。


この時代に、人口の多い都市は、一にお江戸。
二に大坂。三に京都で、四番目が加賀百万石の金沢!


何が言いたいかって?
その、単なる郷土自慢なんですが・・・・
もうちょっと最後まで聞いてやってください・・。

つまり、人口の多いところ=一大消費地ですから、その近くに産業としての『醤油屋』が集中して生まれた=一大生産地を形成したのです。


●お江戸に対しての、醤油は千葉県の銚子や野田で!

●大坂や京都での醤油の需要に対しては、小豆島や播州・龍野(たつの)で!

●そして、加賀の需要に対しては、金沢の大野町で『醤油屋』というか醤油醸造が盛んに行われて現在に至るわけです。

江戸時代においては、金沢は、日本の醤油醸造が行われた五大産地のうちのひとつでした。

こうした五大産地は、気候・風土も水も食文化や嗜好の違いで、それぞれが特徴ある商品としての醤油を醸造しておりました。


●銚子や野田は、きりっとした辛口で、かつ香り高いタイプの醤油が造られていました。鰹節との相性が強く求められたのだと考えられます。

●西の大坂や京都では、おだしには昆布が欠かせません。
したがって、これに合う醤油は、少し色がうすく、はんなりした出汁味を活かすタイプが求められました。

●これに対して、加賀百万石の金沢では、雪が降る風土のせいか、武家文化の影響か、しっかりした味付け(甘辛い味)が好まれたようです。


加賀料理の代表に挙げられる「鴨の治部煮」や「鯛のから蒸し」等の味付けを見れば明らかです。
醤油のタイプは、西の色のうすい醤油にさらに甘味が加わったタイプで、地元では『うまくち醤油』と言われるタイプです。

まあ、今は全てが薄味で(メリハリが無い!おっと失礼!)すが、当時は、『甘い』っていうのが、とっても贅沢で、美味しい味・うまい味だったということも関係していたと思われます。


加賀料理というと、ハレの料理で、一般ピープルが日常食べるケの料理とは一線を画すと言われております。

しかし、町民層でも、4里四方に海も山も、当然お米はたくさんあるという環境では、自然と食文化も磨かれていきました。
旬の美味しいものを毎日、地元の調味料で味付けして食べるという暮らしのなかで、厳しく商品選択がくり返されて現在に至るわけです。


こちらのお刺身(夏の赤烏賊や渡り蟹・秋の鯛やカレイ・甘海老やガスエビ・冬のタラの子付けのお刺身・大根おろしで食べる寒ブリ・ズワイガニや香箱蟹)には、特にこうしたやや甘口の『うまくち醤油』が好まれています。

今回、皆様にご紹介する『大野紫(おおのむらさき)』は、こうした歴史的背景をもとに、町史等の文献にあたり、江戸期の製法(米糀を醤油に加える)を復活した商品です。
たくさんの米糀を加えるなんて、贅沢な感じがしますが、それが『うまくち醤油』のよさなんです。

漁師がこの醤油瓶を一本船に載せて漁に出て、お魚が釣れると、これでお刺身を食べたり、煮物もしたり(みりんを入れなくても良い)と良いこと尽くめなんだそうです。


 味覚の秋、あなたも「うまくち」の大野紫で楽しみませんか?

 ・・・・ご注文はこちらのぺージからどうぞ・・・


※万一、売り切れになった場合は(=嬉しい悲鳴)は、
残念ですが、仕込みの数量が限られているので、追加生産は簡単にはできない商品です。来年の今の時期までお待ちいただかなくてはなりません。なにとぞご了承を賜りますようお願い申し上げます。

第184回(2004.9.16)「カメムシ歓迎!堂々の2等米、三つ星の3等米」
提供:林農産 林浩陽さん


カメムシにやられたお米

今週は、「超普通じゃないコシヒカリ」
新米の販売が待たれる(9/21予定!)
林農産 林浩陽さん
お米のカメムシ被害とその品質に対する疑問、考えを、語ります。



 

「カメムシ歓迎!」

台風の連続攻撃に、耐えながらの稲刈りが続いています。

それでも、なんとか収穫し、袋詰め、そして検査をして、いよいよ出荷となるのですが、 ここで登場するのが、カメムシ君。皆さんが、一般に思っている大きな触ると臭いカメムシではなくて、意外に小さいカメムシです。カメムシって、すごい数の種類があるんですね。私もビックリしました。 

このカメムシ君が、お米の赤ちゃんの汁を籾に口を刺して、チュウチュウ吸うのです。まあ、吸うのは勝手?だけど、その吸った跡が黒く残るのが問題
(ページ上写真参照)

黒くなってしまったお米が、千粒中2粒以上あると、お米の等級も価格も1等からどんどん下がってしまう。このたった2粒のために、林さんちも、10年ほど前までは、せっせとこのカメムシ君対策の為に、なんの疑問も持たず、関係機関の指導のもと殺虫剤を散布していました。でも、この農薬、すごく体にキツイのです。夏の農作業を終え、御苦労さんとビールを飲んだら吐き気がして、、、。こりゃどう見ても、危ない薬だなと感じていました。

1等米、カメムシ被害なしカメムシ被害無し、まあ運が良かった、\(^o^)/

2等米、カメムシ被害1~2/1000カメムシ被害千粒中1~2粒、堂々の2等
3等米、カメムシ被害3~7/1000カメムシ被害千粒中3~7粒 三ツ星のお米と林さんちでは呼ぶ

 このハンコで、お米の値段は、60キロ玄米で、農協さんや、業者さんで、1000円~1500円づつ低下していきます。
農薬を散布していないのだから逆に、値段が上がるのが普通だと思うが、、、(-_-#)

 そこで、珪酸分=ガラス質を沢山、お米に与えて、ガラスの鎧を稲に着せる様にし、さらに肥料も3割ほど減らして、少しスリムな稲にすることにより、カメムシ君やその他の虫君に、食べられにくくしました。

それでも、最初の頃は、近所で農薬散布を始めると、私の母から、そろそろ撒かないのかと、クレームが入るのですが、その度に「風が強いから」とか「二日酔いやから」と、チャーミングに、かわしていました。そのうち、適期が過ぎて、散布できないと言う作戦でした。

でも、数年経つと、近所の人達も、林さんちで散布しなくて大丈夫なら、撒かないと言う方が、増えて来て、最近では極少数のマニア?の方が散布するに至りました。

そもそも、住宅が増えて散布する環境でも無くなったというのも一因ではあります。


 リンゴやミカンの虫食いはとても目立ちますが、千粒中2粒、しかも、米粒の中心に黒い点があっても別に、毒があるわけでもなく食べるには問題ありません。しかも、現代に入り科学の力で、この色のついたお米をかなり除去できるようになったのです。

1000粒のお米
千粒って、これぐらいです


しかも、農薬を撒けばカメムシが居なくなるのではなく、農薬の抗体を持った生き残りのスーパーカメムシ君が、より一層猛威を振るうのです。
しかも、天敵のツバメ、トンボ、クモ達もいない、天国のような環境でです。

だから、どう見ても、わざわざお金と労力しかも健康を害してまで、農薬を撒く必要を感じないのです。


 ところが、この時期になると、地元新聞で「カメムシ大発生、例年の5倍!」なんて見出しで報じるものだから、気の弱い我々農家は、ビビッてしまいます

田んぼのお客様からも、農薬散布しないのか?と問い合わせはあるわ、
農家でない方からも、「今年は、カメムシが大変やそうやね?」と、気の毒がられる始末。その度に、上記のことを繰り返し説明することになります。

そして、トドメは、関係機関から「カメムシ追放」というノボリ旗が、沢山田んぼや道路沿いに立てられます。これは、まさしく情報操作以外の何ものでもないのでは!


 林さんちでは、カメムシ歓迎!

  カメムシも食わない米は、美味くない!

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