(財)石川県産業創出支援機構の「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」 金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップ(HP)を順次訪問しています。
サイトを開設したきっかけ、役割や効果、そして販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。
商品を売るのではなく、お客様に喜びと満足、スタッフの人柄を売る 「(株)ふとん屋.com」
(※ 紹介動画はこちら)
人生の3分の1は眠っている。その時、誰もがお世話になるのがふとんである。このふとんの商いもネットを活用することで成長の可能性があることを実証し、業績を右肩上がりで伸ばしている勝ち組が、小松市内で5代・111年にわたり連綿と商いを受け継いできている大杉屋ふとん店のネットショップ『ふとんの玉手箱』である。5代目社長の能登達朗氏にお話を伺った。
● ネットに活路を見いだす
バブルが崩壊し、小松市内の商店街においても空き店舗が目立つようになり、厳しい環境にさらされていた。 遡ること12年前、大学を卒業して家業を継いだ達朗氏は、新たな商いのきっかけづくりになればと、個人的にヤフーオークションに自店の商品を出品し、ネット販売を模索し始める。最初は僅かな売上だったが、年を重ねるごとに徐々に売上が伸びてきたことから、身内にも手伝ってもらいネットの商いに力を入れ、平成19年に楽天に出店。平成23年には 自店のネットショップ『ふとんの玉手箱』を立ち上げる。
楽天の売上は年々右肩上がりで伸び、現在ではネットの売上が大きなウエイトを占めるまでに成長している。「うちの店へアクセスしてもらえれば、ワクワクドキドキ、何かきっといいことがある、そんな店づくりを目標に掲げ、その思いをお客様に一目瞭然で分かっていただくにはどんな店名にしたらいいか考えた中から思いついたのが『ふとんの玉手箱』です」と笑顔で語る。
● レビュー件数が10,000件突破!!
ふとんのネットショップは星の数ほどあるが、そんな中からいかにして自店にたどり着いてもらうか。そのため、常に検索ワード対策を怠らず、どんなキーワードを入れればヒットするのか、楽天内でも常に変動する条件をいち早くキャッチし、自店へのアクセスにつなげる確率を高める努力の積み重ねで今日がある。
楽天店では多いときで1日300~400件の注文があり、店舗から離れた場所にある専用倉庫で、十数人のスタッフが連日朝から晩まで、梱包・発送作業を続けている。
レビューを書いたらプレゼント進呈など、顧客の購買意欲をくすぐるプラスα作戦が威力を発揮し、顧客の3割強がレビューを書き込む。そうしたレビュー総件数が10,000件を突破したと言うから驚きだ。現在、レビュー10,000件突破記念のキャンペーンを実施し、さらなる誘客に努めている。
● 人の気配を感じるページづくりが鍵
どんなホームページを作れば売上が伸びるのか、これは誰もが考え悩むテーマである。
その質問をすると、「そのことは私もずっと悩んできて、従来は商品と値段だけでやっていましたが、ある時そうじゃないと気づき、今はスタッフの顔を前面に出しています。ネットでは、商品と値段の見せ方に力点が置かれ、その裏側で働いているスタッフがどんな人たちなのか、そこまで見えていなかった。そこをお客様にしっかり見てもらおうと考え、スタッフを可能な限り登場させるページづくりに転換しました。ふとんは中身が見えない商品だけに、お客様からするとすごく不安だと思います。敢えて店の内側をオープンにすることで、安心して買っていただけることにつながり、レビューにも"働いている方たちの顔が見えて安心して買えます"といった反応をいただいています」と他店との差別化のポイントを語る。
商品を発送する際には、スタッフ全員の集合写真が載っている保証書と手書きのメッセージカードを必ず添付し、商品だけでなく、安心も届けている。こうした店側の日々の努力の積み重ねがリピーターにつながり、リピートするたびに少しずつ消費単価が上がり、いい商品を購入する傾向がある。
● こだわりを目に見える形で
ふとんの玉手箱のホームページには、こだわりの日本製寝具のコーナーがある。 海外製の安価なものでは満足できず、メイドインジャパンの安心できる寝具で眠りたいこだわりのユーザーに好評だ。
社長自ら布団製造工場に足を運び、工場で働く人たちの様子を取材し、作り手の思いが顧客に伝わるよう画像を交えてものづくりのこだわりを紹介するなど、まさにこだわりの商品を選り抜き、自信を持って提供できる商品をラインナップしている。
「まだまだ伝えきれていない部分があるので、今後そうしたハートの部分をうまく伝えられるよう工夫していきたい」と力を込める。
● ふらっと立ち寄りたくなるサイトめざし
商品を販売しているサイトへは、その商品が欲しい時しかアクセスしないことから、商品を購入しなくてもそのサイトをのぞいてみたくなる企画ができないかと思案した中から、寝顔フォトコンテストを思いつく。
「例えば、自分の子供の写真が掲載されれば、家族や親戚や友人も見に来てくれ、ひょっとするとそのついでに何か買い物もしてもらえるかもしれない。そんな思いで始めたところ全国放送のテレビ番組で紹介され、その反響が大きく、全国からたくさんの写真の応募があり、対応に追われました」と嬉しい悲鳴も。
メールマガジンにもこだわりがある。商品を売る(セールなど)メールマガジンだけでなく、月2回は商品を売らないメールマガジン(スタッフの情報や社内の出来事など)を配信している。
受け手側は商品を売るというメールマガジンに飽きているため、売らないメールマガジンの方が反応があり、同店を信頼して買い物する文字どおりファン客と言える、よいお客様づくりに貢献している
● 商いの輪、人の輪をさらに大きく
これまでネットショップはネットだけ、店舗は店舗だけと、切り離して商売をしていたが、ようやくネットショップが軌道に乗ってきたことから、ネットショップと実店舗を連動させ、その相乗効果を発揮することで、売上げ増につなげることはもちろん、地元のお客様にもネットショップと連動した企画で商品を提供できる形にしていくことが当面の目標だ。
「時間はかかるかもしれないが、例えば小松はこんなところだよ、小松にはこんなスポットがあるよといった地域情報を発信し、小松に遊びに来たら実店舗の大杉屋ふとん店にも遊びに来てといった形で、当店のホームページを見たお客様が小松に来て下さるようになれば、地域の活性化にもつながっていきます」と、今後の展開に期待している。
そうした方向性を模索していくための核として、石川県産業創出支援機構の「お店ばたけ」にも出店し、人の輪・情報の輪をより大きく、より広範囲に広げ、ひいては商いの輪を大きくしていくことに力を注ぐ能登社長である。
インタビューを終えて・・・
ただ商品を売るのではなく、緻密な計算に基づいたネットの活用で、厳しい時代にあっても売上が右肩上がりで伸びることを実証している。どんな商いでもアイデアと企画が重要な鍵を握っていることを痛感させられた。
商 号 (株)ふとん屋.com (実店舗は 合資会社 大杉屋ふとん店)
店舗名 ふとんの玉手箱(実店舗は 大杉屋ふとん店)
創 業 2006年8月(※大杉屋ふとん店は明治33年)
住 所 小松市本折町72
電話番号 0761-46-5133
URL ▼楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/futon-tamatebako
▼本店 http://www.futon-tamatebako.co.jp/




平成5年、法人化を機に、従来の農協に納める商いから脱却し、得意客の口コミを中心にお米を直販する形に転換する。

日本を代表するお米として知られる魚沼産コシヒカリが美味しいのは、土づくりの歴史が長いことから味に深みがあるため、たけもと農場においても有機肥料を使い、堆肥は牛糞やしいたけ農家からしいたけの菌床クズを分けてもらい、これを土づくりの際に混ぜ込み、





遡ること8年あまり前、地元の寺井小学校から総合学習の一環として、農業について子供たちに体験学習の機会を提供して欲しいとの依頼を受けた。これがきっかけとなり、主に小学校5年生約50名を対象に食育の機会を持つようになり、多い年には3校の生徒達を受け入れることもある。
即ち「料理を作ってくれる母親や生産者に対してだけではなく、肉や魚や野菜の命を『いただきます』という認識を持ってもらうこと。
農家の高齢化が進んでいることから、委託を受けて耕作する農地が今後も増えていくことが予想される。



そんな折、能美市にある北陸先端科学技術大学院大学から鶴来駅までの路線バスがあることから、同大の学生が来店するようになり、新入生が近隣のお店を検索する際、自店のホームページがあれば、新規客としてもっと来店してもらえる可能性が高まると考え、石川県産業創出支援機構の専門家派遣を活用し、平成23年春に
BarBerADACHI(バーバーアダチ)は既存のカット、顔剃り、シャンプーだけでなく、
具体的には、リラクゼーションにポイントを置いた
頭皮環境は十人十色。乾燥肌の人もいれば、脂性肌の人もいる。そうした個々のお客様の頭皮を見て、その人に合ったシャンプーやリンスを使い分けることはもちろん、頭皮環境を改善するためのケアの仕方を提案できる点が同店の売りである。
「従来の理髪店では、個々のお客様の頭皮の状態まで立ち入ることをタブー視する傾向があるものの、そこに目を向けずカットだけしていたのでは低料金を売りにするお店と変わりません。やはり、それなりの対価をいただくプロとして、低料金を売りにするお店との差別化、顧客満足を追求するサービスを提供しなければいけないと思っています」と、髪の毛をトータルでケアすることの大切さを力説する。
こうした女性のためのサービスメニューはこれまで積極的に情報発信してこなかったため、まだまだ利用者は少ないようだが、この点もホームページを開設したことをきっかけに、多くの女性に知ってもらい、女性客のウエイトが伸びることを期待している。
ホームページには、理髪店には珍しい予約フォームが設けられている。まだまだ男性の場合は、カットの予約をするという習慣が定着していないが、カットに行こうと思うタイミングは意外と重なるため、来店が集中すると30分から1時間近く待たなければならない。そうした無駄な時間を極力少なくするためにも週末や祝日に来店される方には予約を勧めている。
「将来的には、美容室のように、来店時に次回の来店日時を予約してから帰る形を定着させ、お客様にゆったりとした状態でサービスを提供できる環境づくりにつなげていきたいですね。やはり待たれていると、こちらも気持ちのゆとりがなくなり、サービスの低下にもつながります。同様にお客様も落ち着かない気持ちになり、満足度が低下し、全てがマイナスに作用してしまいます。そうした悪循環をなくすためにも予約システムを確立させたい」と、顧客満足度の向上に腐心する。






店舗をオープンしたのを契機に、園内の温室を会場に、豊吉氏が講師となって
そんな人たちの多くが宮子花園の得意客として定着。「ほとんどの方は教室の時間を楽しく過ごしたいと思って参加されているので、難しい専門的な話は一切なくし、楽しく寄せ植えやフラワーアレンジを体験してもらえるよう工夫を凝らしています」と豊吉氏はにこやかに語る。








携帯ストラップの細い紐(ひも)からロープと見間違うほどの太さの紐まで、様々な太さ、長さ、色柄、編み方の多彩なバリエーションを武器に、


しかしながら、年間で数件程度しか問い合わせがなかったことから、さらなる内容の充実とアクセス数アップを図るべく、石川県産業創出支援機構の専門家派遣制度を活用し、平成22年に
同社のホームページを見たお客様から、「クレジットカードは使えないの?」「買い物カゴはないの?」と時々言われるようだが、それに対応しようとすると、セキュリティーの問題や新たなソフトを導入しなければならず、かなりのコストがかかることから、ネットでの注文が軌道に乗り、コンスタントに売れるようになった段階での検討課題としている。
数ある紐の中でも甲冑(かっちゅう)に編み込む平紐の売れ行きが好調で、太めの紐になると和装やブライダルの需要もあるという。
手芸用品を販売する全国チェーンの量販店等に行っても、同社が扱っているような紐や房類の品揃えが十分ではなく、楽天やヤフーのショッピングページを探し回り、それでも見つけられず同社のページに辿り着くお客様も少なくない。

「将来的には、紐・房を中心にして、関連する商品も取り扱い、販売品目のバリエーションを広げていきたいと思っていますが、当面は、現在の紐・房に限定し、全国にまだまだいらっしゃるであろうヘビーユーザーを時間をかけて開拓していくことに力を注ぎ、当社の知名度アップを地道に取り組んでいきたい」と力を込める。
ネットを活用し、新規客を獲得していくためにもホームページのさらなる充実が課題であるが、一歩一歩ネット販売の実績を積み重ね、売上の新たな柱に育てていくことで、子息達が後を継ぎたくなる魅力ある企業に育てることが、森社長の偽らざる胸中ではないだろうか。




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