お店探訪記の最近のブログ記事

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(財)石川県産業創出支援機構「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」 金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップ(HP)を順次訪問しています。
サイトを開設したきっかけ、役割や効果、そして販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


毛髪をトータルでケアするヘアサロンを標榜 「BarBerADACHI」
(※ 紹介動画はこちら)

毛髪をトータルでケアするヘアサロンを標榜 バーバーアダチ


金沢市内から車を走らせること30分あまり、白山麓の入口・鶴来地区に創業130年という老舗の理髪店「BarBerADACHI」(バーバーアダチ)がある。カットと顔剃りを看板メニューとする昔ながらの店から、発毛の原点である頭皮ケア、育毛促進のための頭皮マッサージなど、理髪店の新しいスタイルを確立すべく邁進する5代目店主・安達拓史さんにお話を伺った。


● 自店の情報を発信するHPを開設

バーバーアダチのホームページ平成8年、鶴来商工会とスーパーが入居するコミュニティーセンター『レッツ』が新装オープン。その1階テナントの一つとして入居し、現在地で15年目を迎えるのがBarBer ADACHI(バーバーアダチ)である。

理髪店に対するイメージを改めて整理してみると、男性の場合、自宅のすぐ近所にあるお店にはあまり行かない傾向がある。
一方、初めて行くお店となると、どんなお店なのか、どんな主人なのか、そうした情報は閉鎖的で全く分からず、サービス業であるにもかかわらず、お客様からすると敷居が高く、入りにくい。こうした壁を取り払い、誰でも気軽に来店していただけるお店として情報発信したいとの思いをかねてより抱いていた。

バーバーアダチの店内の様子そんな折、能美市にある北陸先端科学技術大学院大学から鶴来駅までの路線バスがあることから、同大の学生が来店するようになり、新入生が近隣のお店を検索する際、自店のホームページがあれば、新規客としてもっと来店してもらえる可能性が高まると考え、石川県産業創出支援機構の専門家派遣を活用し、平成23年春にホームページを開設した。

まだ1年経過していないものの、少しずつホームページを見ての来店が増えてきている。同大は日本人だけでなく外国人留学生も多く、「中国語や韓国語のホームページも作って欲しいとの要望も耳にしています」と学生からの反響に手応えを感じている。

 

 


● お客様が納得してお金を使いたくなる付加サービスに力

バーバーアダチ ヘッドスパ理髪店の料金体系は、特に決められているわけではなく、それぞれの店が自由に価格設定できるため、店舗によって価格にばらつきがあり、低料金を売りにするお店から価格の高いお店までかなり幅がある。

近年、低料金のチェーン店が金沢市内やその近郊で店舗展開するようになり、同店の顧客が一部流れているのも事実。しかし、戻ってこないわけではない。「お客様は、今回は特にイベントもないしお金もないから安いお店でカットし、イベントがあったりおしゃれしたい時は従来の行きつけのお店でカットするといった使い分けをされています」と分析する。

BarBerADACHI(バーバーアダチ)は既存のカット、顔剃り、シャンプーだけでなく、オプションメニューが豊富な点が特徴である。
例えば、秋から冬にかけては抜け毛が多くなる季節である。この原因は、頭皮の血行が悪くなるためで、それによって髪の毛に栄養が届かなくなり、細くなって抜けやすくなる。そうならないために、頭皮マッサージやブラッシング、血行促進につながるシャンプーの仕方などをお客様に伝授するサービスを『鶴来シャンプー』と銘打ち、付加サービスの一つとして力を入れている。

バーバーアダチの店内の様子具体的には、リラクゼーションにポイントを置いたヘッドスパと首から肩にかけてのマッサージで、10分程度のお試しコースを315円、20分程度の基本コースを1,050円で提供している。
従来のカットだけでなく、プラスαのサービスメニューを充実させることで、顧客にリフレッシュし、より満足してもらうことが狙いである。

「家に帰ると小さい子供さんがいるお父さんなどは、カットしている時ぐらいしかリラックスできるゆとりの時間がありません。そんな時に、ちょっとヘッドスパでリラックスしてもらい、満足していつもより少し多めにお金を使っていただく、そんなお金を使う楽しみを提案していきたい」と付加サービスの意義を語る。

 

 

 

● 髪の毛のトータルケアを売りに

理髪師用のハサミ頭皮環境は十人十色。乾燥肌の人もいれば、脂性肌の人もいる。そうした個々のお客様の頭皮を見て、その人に合ったシャンプーやリンスを使い分けることはもちろん、頭皮環境を改善するためのケアの仕方を提案できる点が同店の売りである。

待合室「従来の理髪店では、個々のお客様の頭皮の状態まで立ち入ることをタブー視する傾向があるものの、そこに目を向けずカットだけしていたのでは低料金を売りにするお店と変わりません。やはり、それなりの対価をいただくプロとして、低料金を売りにするお店との差別化、顧客満足を追求するサービスを提供しなければいけないと思っています」と、髪の毛をトータルでケアすることの大切さを力説する。

そうした安達氏のこだわり、熱い思いをホームページ上でいかに発信していくか、文章で書いても、動画で見せても、なかなか本質が伝えにくいだけに、安達氏の人柄を知る顧客の口コミに優るものはないが、初めて同店のホームページにアクセスしてきた新規客にそうした思いを感じ取ってもらい、来店に結びつけていくか、その点が当面の課題でもある。


● 理髪店+α

レディースルームBarBerADACHI(バーバーアダチ)は、男性客だけでなく、女性客のためのレディースシェービングも提供している。店頭を見ただけではそこまでは分からないが、ホームページを覗いてみると、レディースシェービングプラスαのサービスメニューが紹介されている。しかも男性客と同じスペースで椅子を並べてという形では女性客がリラックスできないことから、店内にそのための専用個室スペース(左の写真)まで設けている。

バーバーアダチで使用しているくしこうした女性のためのサービスメニューはこれまで積極的に情報発信してこなかったため、まだまだ利用者は少ないようだが、この点もホームページを開設したことをきっかけに、多くの女性に知ってもらい、女性客のウエイトが伸びることを期待している。

また、同店はWi-Fiのスポットにもなっていることから、スマートフォンやiPadなどを持参すれば、暗証番号を入力するだけで、快適なネット環境が提供されることも魅力的なサービスである。


● 新たなスタイル確立に腐心

5代目店主の安達拓史さんホームページには、理髪店には珍しい予約フォームが設けられている。まだまだ男性の場合は、カットの予約をするという習慣が定着していないが、カットに行こうと思うタイミングは意外と重なるため、来店が集中すると30分から1時間近く待たなければならない。そうした無駄な時間を極力少なくするためにも週末や祝日に来店される方には予約を勧めている。

バーバーアダチの店内風景「将来的には、美容室のように、来店時に次回の来店日時を予約してから帰る形を定着させ、お客様にゆったりとした状態でサービスを提供できる環境づくりにつなげていきたいですね。やはり待たれていると、こちらも気持ちのゆとりがなくなり、サービスの低下にもつながります。同様にお客様も落ち着かない気持ちになり、満足度が低下し、全てがマイナスに作用してしまいます。そうした悪循環をなくすためにも予約システムを確立させたい」と、顧客満足度の向上に腐心する。

顧客の囲い込みが激しい業界だけに、既存のお客様を大切にしながら、新規客を少しでも獲得できるよう安達スタイルの商いに邁進している。

 

インタビューを終えて・・・
鶴来には、白山(しらやま)さんあり、美味しい食事処あり、美しい風景あり、何よりも美味しい空気がある。しかも金沢から車で約30分、ちょっとしたドライブ気分で出かけられる。金沢からリラクゼーションのひとときを求めて出かけるお客様が、一人、二人と増えていくことを願わずにはいられない。


白山市「バーバーアダチ」の店舗外観社 名 BarBerADACHI
住 所 白山市鶴来下東町カ26
電話番号 (076)272-0509
URL http://letsbb.com/

(財)石川県産業創出支援機構「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」金沢・加賀・能登 は、石川県内の実店舗・ネットショップ(HP)を順次訪問しています。
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こだわりのシクラメンを看板に家族の絆が魅力の「宮子花園(みやしかえん)」
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こだわりのシクラメンを看板に  家族の絆が魅力の宮子花園(みやしかえん)


JR野々市駅からほど近い白山市横江町の田園地帯の中に、シクラメン栽培一筋38年、今はハーブの栽培も手がけ、ハーブティーや手作りクッキーで来園客をもてなす宮子花園(みやしかえん)がある。土づくりからこだわり、丹誠込めたシクラメンが整然と並ぶハウスを中心に、家族4人がそれぞれの個性を発揮し、他にない宮子ワールドを構築している。シクラメンに惚れ込んだオーナーの宮子豊吉さん・外喜子さんご夫妻にお話を伺った。


兼業農家から花卉専業に

オススメ商品稲作農家の長男として産まれた豊吉氏は、中学2年の時に施設園芸をやりたいと心に決め、松任農業高校(現 翠星高校)で野菜栽培と花卉(かき)栽培を学ぶ中で、とりわけシクラメンの魅力に憑かれる。卒業後、県立農業短期大学の一期生として学び、卒業するとシクラメンの栽培農家として稲作と兼業でスタートする。

農作物の出来は土で8割方決まることから、シクラメン用土の土づくりから徹底してこだわり、一鉢ずつ手冠水で丹誠込めて栽培した。ところが、暫くすると栽培技術が発達し、それまでの手冠水から底面吸水方式に変わったことで、一気に大量栽培が可能になり、全国的にシクラメンの生産量が増大し、1鉢あたりの単価が下がり始める。

あられや雪にも負けないパンジー稲作も減反続きで、厳しい先行きを予感した豊吉氏は、それまで手がけていなかったガーデニング向けの春先の花苗の栽培を始めることを決断し、稲作を委託に出し、花卉(かき)栽培の専業農家に転身。昭和62年のことである。

夏の暑さにも強いガーデンシクラメン育てた花が花卉市場でいい値段で競り落とされることを目標に日々頑張っていたが、一鉢ずつ手塩にかけたものも、大量栽培したものも、市場でまとめて競り落とされるため、差別化が通らない相場の世界で、値崩れし、元も子もない結果となった。


自家栽培&自家販売

オレンジの壁が目印「花工房夢見草」そうした相場に左右される状況に嫌気がさし、それなら自分たちで売ってみようと考え、田んぼの脇に『花売ります』と書いた看板を立ててみると、予想以上に多くの人が買いに来てくれた。

そうこうしているうちに、「肥料が欲しい」、「土が欲しい」といったお客様の要望に応えるべく、育苗温室を小さな売店に改造して店頭販売を始めたところ、バブル景気に向かっていた時代背景もあって、たくさんの来店につながった。

ハーブティーや手作りケーキなどを楽しめます。平成9年には花香房夢見草を開設し、花にまつわる雑貨類やハーブティー娘さん手作りのクッキー等を本格的に販売。今に比べればまだ景気のいい時代で飛ぶように売れ、贈答用の大口注文も入り、商いは順調に推移する。


豊吉氏の話術で教室が繁盛

とても広い園内店舗をオープンしたのを契機に、園内の温室を会場に、豊吉氏が講師となって寄せ植え教室フラワーアレンジ教室をスタートし、今年で15年目を迎える。

豊吉氏の話術には定評があり、口コミで人気が広がり、近年ではあちこちから声が掛かり、出張教室も開催している。

そんな人たちの多くが宮子花園の得意客として定着。「ほとんどの方は教室の時間を楽しく過ごしたいと思って参加されているので、難しい専門的な話は一切なくし、楽しく寄せ植えやフラワーアレンジを体験してもらえるよう工夫を凝らしています」と豊吉氏はにこやかに語る。


50の手習いでネットショップを開設

宮子花園(みやしかえん)のホームページ遡ること6年前、県農業試験場からパソコン研修への参加をすすめられ、それまで二人(豊吉氏、外喜子氏)ともパソコンが得手ではなく、ましてネットショップなど考えてもいなかったが、「この機会を逃すと上達するチャンスはないと一念発起し、二人で真面目に通いました」と豊吉氏は述懐する。

たくさんんのシクラメン何回か通ったおかげで、ブログをアップすることができるようになり、ブログを並べただけの買い物カゴ機能もない簡単なものだったが、同店ホームページの前身がスタート。これによって、少しでも若年層のお客様を新たに獲得することができればとの思いだった。

そんなホームページとまで言えないような状態ではあったが、東京からの大口注文を受注することができ、インターネットの底力を痛感する。

手作りブラックべーリージャムそのことがきっかけで、本格的なホームページを開設すべく、石川県産業創出支援機構の専門家派遣を活用し、現在のホームページが平成18年に完成し、「お店ばたけ」にも出店。定期的に開催されるセミナーに参加し、研鑽を重ね、個人情報保護の観点からショッピングカートのカラーミーショップを導入し、買い物カゴの情報が漏れないようシステムを変更したところ、徐々に注文が増えてきている。


ブログは誘客に大きく貢献

ギフト用の花かごセット同店のブログは、宮子花園の顔として四季の花情報(シクラメンやブラックベリーなど植物に関すること)、花とハーブで、元気いっぱい!(ハーブやクッキーなどの加工品や家族に関すること)、花吉さんは今日も一生懸命!!(店主である豊吉氏の個人的なつぶやき)の3つのパターンに分けられており、様々な検索に引っかかるよう工夫している。現実に、ブログで紹介した花がすぐ売れ始めたり、何月何日のブログに掲載されていたあの商品が欲しいといった問い合わせもあり、着実な成果に結びついている。

ホームページの内容をタイムリーに更新したいという思いはあるが、実店舗が忙しいためそこまで手が回っていない。そのできない部分を日々のブログ更新で何とかカバーしている格好だ。さらに、豊吉氏はfacebookを積極的に活用し、将来を見据えた人脈づくりにも取り組んでいる。


直帰客をいかにして買い物に向けるか

丈夫で長持ち宮子花園のシクラメン多い月は1カ月に5万~6万件のアクセスがあるが、同店のホームページにはお客様のためのサービスとも言える、シクラメンの手入れの仕方ブラックベリーの育て方・剪定の仕方のようなサービスページが多くある。

花苗のご紹介そうしたページにアクセスして中身を読んだら直帰するパターンが多く、そこを見たついでにショッピングしてもらえるような仕掛けが十分でないため、アクセス数が多いわりには売上につながっていない。

「そのページに何かをプラスすることで、ショッピングにつながり、ファンページに入れてもらえるなど次の一歩を踏み出してもらえるような工夫をすることが課題ですね」と、外喜子さんは分析する。


家族の個々の魅力が相乗効果を発揮

白山市にある宮子花園「今後は寄せ植え等の教室をもっと増やしていきたい」と外喜子さん。教室を開催すると、1つの会場で、少なくても20人、多いときは70人ぐらいが参加するため、ある程度まとまった量の花が売れるからだ。まだまだ行っていない地域がたくさんあるだけに、そうしたところを開拓し、確実な売上につなげていきたい考えだ。

ドライハーブの量り売り家族全員がB型というユニークな宮子家、それぞれに自己主張が強く、個性的な家族が好きなことを言いながら、明るい雰囲気の宮子花園ができあがっている。

シクラメンからスタートし、そこにハーブが加わり、フラワーアレンジメントの有資格者の息子さん、調理師と菓子製造の免許を有する娘さんが加わり、商いの枝葉が広がり、宮子花園へ行けば何かあるとお客様がワクワクするショップを目標に、家族で邁進中である。

インタビューを終えて・・・
パソコンが得手でなかったご夫婦が、一日の終わりにブログを更新することが日課になり、会話の中に専門用語が飛び交うまでに成長された姿を目の当たりにし、これからのネットショップの展開が益々楽しみである。


宮子花園(みやしかえん)社 名 宮子花園(みやしかえん)
住 所 白山市横江町87番地
電話番号 (076)275-2448
URL https://www.miyashikaen.com

(財)石川県産業創出支援機構「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」金沢・加賀・能登 は、石川県内の実店舗・ネットショップ(HP)を順次訪問しています。
サイトを開設したきっかけ、役割や効果、そして販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


丸紐・平紐、房のあらゆるニーズに小回りの効くモノづくりで対応 「モリ(株)」
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丸紐・平紐、房のあらゆるニーズに 小回りの効くモノづくりで対応携帯ストラップの細い紐(ひも)からロープと見間違うほどの太さの紐まで、様々な太さ、長さ、色柄、編み方の多彩なバリエーションを武器に、あらゆる丸紐・平紐、房類のニーズに対応する個性的な企業が、加賀市にあるモリ株式会社である。
紐と房類に特化し、ホームページ開設により全国から注文が入るようになった同社の森修英社長にお話を伺った。


撚糸+ドールヘア+紐・房

レーヨンカラー 色んな色があります先代が昭和39年に撚糸工場を興したのが同社のスタート。その後、浅草の人形問屋に節句人形の髪の毛(ドールヘア)を納めるようになる。

根付け紐平成に入ると、節句人形の髪の毛を作るついでに鎧兜(よろいかぶと)の紐や房を製造できないかと打診され、紐と房の仕事が新たに加わる。当初は、紐メーカーから購入したものを納めていたが、メーカーに注文する場合は、まとまった量が必要なため、少量多品種の注文に対応すべく自社で機械を導入し、自社生産に切り替えた。

ドールヘアについては、雛(ひな)人形は安定しているものの、市松人形や尾山人形といったその他の人形が売れなくなったことで、仕事量は大幅に減少している。


ホームページ開設で小売へ進出

房紐.com一口に紐と言っても細いものから太いものまで、全て専用の編み機で生産されている。
こうした紐類の大部分は、大手甲冑(かっちゅう)メーカーに卸しており、残りは仏具店や菓子店、根付けの紐などとして卸している。

従来までの卸業務だけでなく、一般の人にも知ってもらい、買ってもらうためには自社のホームページを開設することが一番の近道と考え、ホームページ制作ソフトを使って平成21年に自前のホームページを立ち上げた。

ひもの編み機しかしながら、年間で数件程度しか問い合わせがなかったことから、さらなる内容の充実とアクセス数アップを図るべく、石川県産業創出支援機構の専門家派遣制度を活用し、平成22年にホームページ(房紐.comをリニューアル。それが奏功し、「最近は一日に数件程度問い合わせがくるようになってきました」と顔をほころばす。

ホームページを開設するまでは卸業務のみであったが、現在は個人や企業に直接販売する小売のウエイトが少しずつではあるが伸びてきて、売上全体の1割程度を占めている。
平成23年に入ってからアクセス数が次第に伸び始め、現在は月1,300件を超えるまでになり、問い合わせも日に2~3件は入るようになってきた。

ひもの編み機同社のホームページを見たお客様から、「クレジットカードは使えないの?」「買い物カゴはないの?」と時々言われるようだが、それに対応しようとすると、セキュリティーの問題や新たなソフトを導入しなければならず、かなりのコストがかかることから、ネットでの注文が軌道に乗り、コンスタントに売れるようになった段階での検討課題としている。


様々な用途に使われる紐

カラーが豊富数ある紐の中でも甲冑(かっちゅう)に編み込む平紐の売れ行きが好調で、太めの紐になると和装やブライダルの需要もあるという。

同社のホームページでは、激得500円均一コーナーを設け販促に努めており、森社長はく「おそらく他社さんの同様の紐製品に比べて2~3割はお買い得になっていると思います」と笑顔で語る。

節句鎧兜の顎に付ける房紐(忍緒赤/金手綱16mm蝶結び)ネットで紐を購入する人の多くは、趣味で手作り甲冑を制作している人たち。東北地方は伊達政宗、愛知県は徳川家康の手作り甲冑を身につけてお祭りで合戦まで行う地域もある。
「中には自動車販売店から和装のキャンピングカーを作るので、ハンモックにつける房が欲しいといったユニークな注文や、競技用の鞭(むち)を制作している会社やアクセサリー関係の会社、用途は不明ですが鉄工所からも紐の注文がある」とのこと。

ホームページを開設したことで、京都から和装の帯締めの注文も入るようになり、さらには、時代劇の道具類を扱う業者からも問い合わせや注文が入るようになってきた。

手作り甲冑の編み込み部分に使用する紐は、150mぐらいの長さが必要で、平均消費単価は5,000~6,000円。


量販店にないものがあるのが強み

手芸用品を販売する全国チェーンの量販店等に行っても、同社が扱っているような紐や房類の品揃えが十分ではなく、楽天やヤフーのショッピングページを探し回り、それでも見つけられず同社のページに辿り着くお客様も少なくない。

検索キーワードは、平紐・飾り房・飾り紐といったものが上位を占める。
量販店が扱ってもそれほど量が出ないから置かないのだろうが、どうしてもその紐が欲しいというお客様が全国にいることも事実で、その意味ではそうしたこだわりの趣味人にとって同社はなくてはならない存在である。

節句鎧兜の顎に付ける房紐(忍緒黒/金唐打太細16mm蝶結び)そんな人たちが、同社のホームページを発見したことを同じ趣味を持つ仲間に広めるべく、自分のホームページに同社のバナーを張ったり、口コミでも宣伝してくれるおかげで、房紐.comの輪が次第に広がり始めている。

節句鎧兜の顎に付ける房紐(忍緒金色柄16mm無双結び)同社は、1,000円であらゆる試作品の製作をサービスしている。顧客が欲しい太さの紐・寸法・色を伝えれば、希望通りの試作品が送られてくるわけだ。
「これは商売としては赤字ですが、自分の欲しい紐がなくて困っているお客様に喜んでもらいたいとの思いで大出血サービスしています。

試作が本番でも構いませんという但し書きを入れてあることで、お客様も気軽に依頼できるようで、今は月に20件ぐらいの試作依頼があり、お送りした試作品が気に入ってもらえ追加オーダーが入った時が嬉しい瞬間です」と顔をほころばす。


紐・房を中心に魅力ある商い目指す

「将来的には、紐・房を中心にして、関連する商品も取り扱い、販売品目のバリエーションを広げていきたいと思っていますが、当面は、現在の紐・房に限定し、全国にまだまだいらっしゃるであろうヘビーユーザーを時間をかけて開拓していくことに力を注ぎ、当社の知名度アップを地道に取り組んでいきたい」と力を込める。

飾り紐 房付き卸業務への対応で時間が取られ、なかなかホームページを充実させることに時間が割けないのが現実だと思うが、甲冑に、人形に、菓子箱に、根付けに、携帯ストラップにと様々な商品に使われている自社の紐の使われ方をホームページはもちろんのこと、ブログを活用して発信していくことで、新たなユーザー発掘に繋げていっていただきたい。

菊結び2連古代紫、朱赤ネットを活用し、新規客を獲得していくためにもホームページのさらなる充実が課題であるが、一歩一歩ネット販売の実績を積み重ね、売上の新たな柱に育てていくことで、子息達が後を継ぎたくなる魅力ある企業に育てることが、森社長の偽らざる胸中ではないだろうか。


インタビューを終えて・・・
日頃何気なく使っている紐も専門的に掘り下げると奥が深いことに驚かされる。様々なところに紐は使われているだけに、異業種とのコラボレーションで新たな展開の可能性が広がり、これから益々楽しみである。


モリ(株) 代表取締役社長 森修英 氏社 名 モリ株式会社
住 所 加賀市大聖寺仲町6
電話番号 (0761)73-1544
URL http://fusahimo.com/

(財)石川県産業創出支援機構「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」金沢・加賀・能登 は、石川県内の実店舗・ネットショップ(HP)を順次訪問しています。
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創業360余年、家族でもてなす城下町・金沢最古の宿 「すみよしや旅館」
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創業360余年、家族でもてなす城下町・金沢最古の宿

時代が移り変わり、旅のスタイルやニーズも変化している中、かつては出張族の金沢での常宿として愛されたすみよしや旅館も、近年では国内はもとより海外からの観光客が宿泊者の9割を占めるまでに変化してきた。
そうした変化への対応の一つがホームページの開設である。創業360余年、金沢で最も長い歴史を持つ、すみよしや旅館の若女将・住未恵さんにお話を伺った。


ビジネス客から観光客へシフト

江戸時代のけやきの一枚看板現当主が8代目で、若女将夫婦が9代目となる金沢で最古のすみよしや旅館は、遡ること360余年前、なんと江戸時代の創業である。

玄関を入ると、江戸時代に加賀藩が関所を通るための通行証「手判」の交付を城下7軒の信用ある宿屋に代行させていた手判宿であったことを示す<開>の文字が入った欅(けやき)の一枚看板が、ガラスケースの中に大切に飾られている。
もちろん、その7軒の宿のうち現存するのは同館だけで、商いを長く継続することの難しさを痛感させられる。

すみよしや旅館内昭和50年代の半ば頃までは、ビジネス客が宿泊客の大部分を占め、月曜から金曜まで平日連泊し、週末は自宅に帰るという使われ方が主流だったそうだ。
それだけに旅館と常連客は家族同然の気心知れた付き合いとなり、アットホームな旅館として愛された。
その頃は、上司と部下が相部屋で泊まり、商いのいろはを教え込まれるのが一般的だったが、今は個室が当たり前の時代になり、そうしたビジネス客はホテルに流れ、旅館の魅力を堪能したい国内外の観光客が取って代わった格好だ。


ホームページで情報発信

すみよしや旅館 日本語ホームページ宿泊客の9割が観光客で、近年は外国人の宿泊客が増加傾向にあることから、予約の一手段としてネットの活用を考え、平成20年に日本語のホームページを開設した。

すみよしや旅館 英語ホームページ金沢市旅館ホテル協同組合が外国人に向けて情報発信する手段として、無料のブログを活用する取り組みをスタートさせたのを利用し、同館も情報発信したところ、外国人の予約が徐々に入るようになったことから、英語のホームページの必要性を感じ、石川県産業創出支援機構の専門家派遣制度を使って英語版ホームページを作成する。そうした取り組みが奏功し、平成22年は宿泊者の3割を外国人が占めるまでになった。

しかし、今年3月11日の東日本大震災の発生以降、外国人の利用がピタッと止まってしまった。
放射能汚染の風評被害が一日も早く収まり、外国からの観光客が戻ることを願うばかりである。外国人旅行者は、日本国内を2~3週間かけてゆっくり回る60代以上の富裕層が多い。
外国人のお客様から英語版ホームページについて「道順を分かりやすく載せて欲しい」、「コメントを載せられるようにした方がいい」といった要望やアドバイスをいただいているが、まだ対応し切れていないのが現状だ。

すみよしや旅館の地図日本語版と英語版では紹介している料理のメニューが異なっている点を伺うと、「外国人の方は加賀野菜と言ってもピンとこないし、例えば蓮蒸しのレンコンを説明してもレンコンを食べる習慣がなく、しかも原型が分からず、ねっとりとした食感のものは好まない。
また、治部煮の麩なども好まれず、そうした点にも気を配った献立づくりをしています。そのため、ホームページでは理解してもらいやすい料理を紹介しています」とのこと。

外国人旅行者から質問されることをテーマにした英会話研修にも積極的に参加し、英会話の研鑽に努めている若女将が、片言の英語で、一生懸命外国人客をもてなす姿は何とも微笑ましい。


ホームページは長所と短所が表裏一体

すみよしや旅館内「今の時代は、誰もがインターネットを利用しており、予約する前に必ずホームページで情報確認されているようで、当館のホームページにアクセスされた方の検索キーワードが、ズバリ【すみよしや旅館】が一番多いことからもそう言えると思います」とホームページ開設の効果を強調する。

ホームページの内容更新について伺うと、「目標は高く、ブログは1週間に1回の割合、月に4回書こうと思っていますが、現実は厳しく、今のところはまだそこまで書けていません」と苦笑する。

近年は直前になって予約する方が多く、同館もじゃらんや楽天に部屋を提供しているが、当日予約OKを推奨されている。「こちらからすると予めご予約いただいた方が準備できて助かるのですが、お客様のニーズに対応するためにはそうも言っていられません」とネット対応の厳しい現実も。

現在のホームページからの予約は、何回もお客様とメールのやりとりを行うため、自ずと意思疎通が図られ、チェックイン時間の変更があった時やキャンセル時の連絡が必ずもらえる安心感がある。一方、ホームページ上で予約が完結するシステムにする場合は、クレジットカードのセキュリティー強化などにも対応しなければならない。
将来的には考えなければならない時期が来ることは分かっているが、現状のメールでやりとりしながら予約を受ける形を当分は維持していきたい考えだ。


一泊朝食付きプランが人気

一番広い赤壁の間最近の予約傾向で増えているのが、夕食は好きな時間に好きなものを食べに行き、旅館では翌朝の朝食のみ付けるというパターンだ。
このニーズは年齢に関係なく、若い人にも年配者にも増えてきている。ネット販売でも朝食のみ付いているプランが先に売れる。そうした中で、いかにすみよしや旅館ならではの特徴を出していくか、若女将が常に自問自答していることである。

旅館と言えば接客サービスが最大の武器であるが、昔に比べるとあまり構い過ぎないよう心掛けている。
外国人観光客も様々で、体験教室などの予約をして欲しいと言ってくる人もあれば、全て自分一人で手配して行動する人もいる。
そんな十人十色の様々なニーズを持った人たちに、臨機応変に対応し、なおかつ全てのお客様から合格点をもらえるもてなしが日々の課題であり、家族4人が力を合わせて日々全力投球している。


すみよしや旅館ならではのもてなし

中庭「東日本大震災直後の3月、4月は電話が鳴るたび、メールが来るたびにキャンセルの連絡で本当に辛かったですが、ゴールデンウィーク以降は少しずつ戻ってきている感じと胸を撫で下ろす。

お風呂プライバシー保護や個人主義の時代にあっては、旅館よりもドア一枚で個の空間になるホテルの方が圧倒的に快適で便利である。
そんな時代にあって、そんな時代だからこそ、旅館のあり方、あるべき姿は非常に難しく、厳しい時代であることは言うまでない。

金沢市内の旅館が減少し続けている時代にあって、いかに個性を出し、特徴あるもてなしでお客様に満足を提供するか、課題は多いが、持ち前のやる気・元気・笑顔を売りに、家族だけでもてなす小規模の旅館だからこそできる小回りの利くもてなしと、近江町市場に近く、金沢の街を歩いて回るにはうってつけのロケーションにあることもすみよしや旅館の大きな魅力であり、そうしたメリットを最大限に発信し、息の長い商いを続けていただきたい。


icon_pen.gifインタビューを終えて・・・
「継続は力なり」と言われるが、一つの商いを360余年・9代にわたって連綿と受け継いできた老舗の商魂に心から敬意を表したい。様々な時代の変化を柔軟に乗り越え、機敏に対応してきたから今日があり、長引く景気低迷の今こそ本領発揮の時だと感じた。


すみよしや旅館 住 未恵さん社 名 すみよしや旅館
住 所 金沢市十間町54番地
電話番号 (076)221-0157
URL http://www.sumiyoshi-ya.com

(財)石川県産業創出支援機構「お店ばたけ事務局が注目する15サイト!」金沢・加賀・能登 は、石川県内の実店舗・ネットショップ(HP)を順次訪問しています。
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能登の珍味・うまいもんを愛情込めて楽天通販で全国に 「じんきち」
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能登の珍味・うまいもんを愛情込めて楽天通販で全国に


能登は穴水町に知る人ぞ知るうまい寿し屋・幸寿しがある。既にネットショップでも着実に売上を伸ばしている人気店だが、その店のご主人・橋本公生氏の長女・有子さんが4年前に、楽天内に楽天内に能登くちことこのわたの専門店「じんきち」を出店。父が運営する幸寿しのネットショップに追いつけ追い越せの気概で取り組む橋本有子さんにお話を伺った。


ゼロからスタートして4年目

能登くちことこのわたの専門店「じんきち」 幸寿しのサイトは、10年以上前からご主人の橋本公生さんが、石川県産業創出支援機構の専門家派遣を活用し、勉強を重ね、お店ばたけにも出店し、自ら運営管理しているネットショップである。
同機構が主催するネットショップコンテスト2008初代グランプリを受賞するなど、県内企業が運営する人気サイトの一つに成長している。

このわた(海鼠腸)セット自前のサイトが軌道に乗ったことから、さらに能登のうまいもんを全国に発信したいと考え、同店の屋号である「じんきち」の店名で楽天にショップを開設した。その運営管理を任されたのが長女の有子さん。
しかしながら、専門的な知識があったわけではなく、お父さん同様に石川県産業創出支援機構の専門家派遣を活用するとともに、セミナー等にも参加し、サイト運営の初歩から学び、今年(平成23年)4年目を迎える。


人気商品は「厚焼き玉子」

人気の厚焼き玉子能登を代表する珍味である「くちこ」と「このわた」の専門店としてスタートし、今は幸寿しの商品を順次メニューに加え、バリエーションを少しずつ増やしてきた。中でも人気があるのは、能登半島で産まれたセイ・アグリー健康卵を11個も使用して、女将(有子氏のお母様)が焼き上げる自家製の厚焼き玉子(1本1,000円、税・送料込)だ。
これは出汁巻きではなく、醤油・砂糖・塩・酒を絶妙に調合した厚焼き玉子で、リピーターの多い商品である。じんきちのショップでは、10月限定で、通常1,000円の厚焼き玉子を999円(税・送料込)で販売。1円の違いで注文に変化が出るかを試みた。

干しくちこじんきちのサイトは、春から秋にかけては月平均6,000~8,000件のアクセス、能登の食材が美味しい冬になると16,000件を超すアクセスがあり、そのうち1~2%程度が商品を購入する顧客に。
一度購入した顧客がしばらくして再び来店するリピート率も高いようだ。


週末の昼は県外客で賑わう実店舗

やきしお 粗めJTBが発行する旅行雑誌「るるぶ」に幸寿しが紹介されたのがきっかけで、ホームページへのアクセスが増え、県外からの来店客も急増している。
東日本大震災直後は落ち込んだものの、5月以降の土曜、日曜の昼間は60~90人程度の県外客が訪れるというから驚きだ。

自家用車での来店がほとんどだが、中には能登空港を使って東京から来る方もあり、そうしたお客様には珠洲の塩をプレゼントしている。近年は能登丼も人気で、能登丼目当てのお客様も多い。


家族で盛り立てるブログ

穴水にある幸寿し店内の様子ネット通販の顧客の大部分が県外客であることは幸寿しもじんきちも同様だ。そのため、ただ自社商品を販売するだけのページづくりではなく、能登のまつりや季節の移り変わりを伝えるブログをこまめに更新しており、なかなか好評のようだ。

実際に来店する県外客の数字に、その効果が現れており、能登への観光誘客にも一役買っている。
有子さんの息子さんは少年相撲の期待の星で、彼の活躍を伝えるブログに対する応援メッセージも送られてくるという。
このように家族ぐるみで盛り立てているほっとなページづくりが、商品購入につながる要素の一つになっているように思える。

3年熟成イカ魚醤楽天に出店して4年目を迎えるとはいえ、知名度が低いため商いとしてはまだまだこれからのようだが、「ご注文いただいたお客様には親切丁寧な対応を心がけると共に、ご注文いただいた商品を発送する際、ほんの気持ち程度ですが、ささやかなお土産を一品添え、手書きのお礼メッセージを書いてお送りしています」と有子さんの実直な人柄を感じさせる。
ちょっとしたお土産の同梱は、お客様の立場になると、ささやかではあるが、とても嬉しい心遣いであり、これからも続けていただきたいサービスである。

贈り物に最適 人気のこのわたほとんどのお客様は、くちこ、なまこを検索キーワードにじんきちのネットショップにたどり着いているが、中には息子さんが相撲をやっているため、相撲という検索キーワードで辿り着くユニークな例もあるそうだ。


細かな配慮が「じんきち」の売り

とっても人気! 鯖寿司(さば棒寿司)お客様の購買意欲をくすぐる商品紹介をするため、ホームページの商品写真にはとりわけ注意を払い、ライティング等にもこだわって撮影している。
また、売れ筋商品を作るべく、厚焼き玉子、くちこ、このわたなどをクローズアップで紹介することで、ホームページにアクセスしたお客様がクリックしたくなる演出にも力を入れている。
同時に、お客様からのレビューをチェックし、要望やサービス面で対応できることがあれば積極的に取り入れ、親しまれるページづくりを心がけている。

同店の看板商品であるこのわたは、他のどのお店のよりも美味しいと、定期的に購入する東京の寿し店もあるほどだ。
同店から発送される冷凍真空パックの商品は、全てプロトンシェフという専用のマシンで作られる。
これで冷凍真空パックにしたものを正しい解凍方法で解凍すると、本当に冷凍?と思うぐらい完璧な保存が出来るのだ。
栄螺(さざえ)の壺焼きもバター味、みそ味、しょうゆ味の3種あり、袋から出して火にかけ、沸騰したらできあがりという優れもので、自宅に居ながらにして居酒屋気分が味わえる。
鯖押し寿司やお刺身などは、その日水揚げされた新鮮なものを使い、冷蔵便で発送するが、到着まで2日を要する地域への発送は事前に断るという徹底ぶりで、食の安心・安全に関しても徹底している点が、買う側からすると安心できる。


父娘で切磋琢磨

しめ鯖じんきちのメールマガジンは、ほとんど商品のことは書かずに、日々の出来事や相撲の練習に励む息子さんのことを発信し、月に1回程度は商品をPRしている。有子さんが運営しているサイトであるという個性をホームページ上でいかにして発揮していくか、そのあたりの工夫もこれからの課題のよう。

とっても人気! 鯖寿司(さば棒寿司)「今後は、パソコン向けサイトだけでなく、携帯端末向けのモバイルサイトの充実も図っていきたいと思っています」とやる気満々。と同時に、自分らしさ、自分の色合いをネットに反映させていくためにはどうすればいいのか。日々試行錯誤しながら個性的なホームページを目指し、ネットショップの先輩でもある父が運営する幸寿しのショップに追いつけ、追い越せを目標に、今日もパソコンとにらめっこで更新作業に取り組む有子さんである。


インタビューを終えて・・・
有子さんにすれば、父親から任されて引き受けたショップ運営だったが、今ではお客様とのやりとりを楽しみながら、日々の受注応対・梱包・発送業務に勤しみ、ブログの更新も日課として生活リズムの中に取り込まれ、意欲的に取り組む姿が印象に残った。


じんきち<(株)能登前・幸寿し内>社 名 じんきち<(株)能登前・幸寿し内>
住 所 鳳珠郡穴水町大町チの37-4
電話番号 (0768)52-2114
URL http://www.rakuten.co.jp/zinkichi/

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