お店探訪記の最近のブログ記事

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(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


お店ばたけ出店者 ふとんの石田屋(紹介動画はこちら

(石田屋様は、2015年5月退店されました。記事は掲載当時の内容です。)

眠りの大切さの啓蒙とお客様の幸せ創造に邁進! ふとんの石田屋


眠りの大切さの啓蒙とお客様の幸せ創造に邁進! ふとんの石田屋

人生の3分の1は眠っている時間である。それだけ長い時間お世話になる寝具だが、果たしてそこにどれだけのお金を掛けているだろうか。車には何百万円とかけている人でも、寝具に同等のお金をかけている人はどれぐらいいるだろうか。それだけ、健康と眠りに関する理解が一般的に不足している証拠でもある。そんな眠りの啓蒙に全社を挙げて取り組んでいるのが「ふとんの石田屋」だ。このほど寝具のネット販売をスタートさせた同社Web担当の栄田俊さん、丸山篤さんにお話を伺った。


眠りの大切さ、寝具の大切さをお客様に

石田屋犀川店では、実際にお布団に横たわることができる。疲れたから眠る、眠くなったから眠る、実に単純なことではあるが、自分のからだに合った寝具で眠らないと、からだを休めるはずの睡眠が原因で体調を崩したり、肩こりになったり、睡眠時無呼吸症候群のような病気にまで発展することもある。さらに、寝具の素材も化学薬品や洗剤を使った羽毛布団よりも、自然の中で育った水鳥の羽毛や羊毛の入った布団を使うことで、豊かな気持ちになり、からだにも当然いい。そういうコンセプトで、布団を売るのではなく、眠りをトータルでプロデュースしているのが石田屋である。

アイダーダックダウン同店が取り扱う羽毛布団は高価だが、ただ高いのではなく、お客様のことを考え、安全で安心できる本物の羽毛布団しか提供しないという絶対的な自信がその価格を裏付けている。例えば、世界で最高の羽毛とされるアイダーダックの羽毛は、世界で年間2トンしか獲れないにもかかわらず、日本国内では3トン以上のアイダーダックの羽毛布団が流通しているという理解しがたい現実がある。「当社は、現地まで石田社長が自ら足を運んで仕入れ、アイダーダック100%の羽毛布団を販売しています」と胸を張る。


商品を体験できるレンタル制度を完備

Web担当 丸山篤さん本当にいい商品を選ぶには、やはり店頭に足を運び、実際に肌触りや暖かさを体感してみないことには、何十万円もする羽毛布団の購入は決断できないだろう。そうした「買いたいけど、思い切れない」、「実際に寝てみないと不安」といった顧客のニーズに応えるため、同店では有料のレンタルを行っている。
1週間程度実際に使ってみて、気に入れば、商品価格からレンタル料金を差し引いた差額を支払うことで購入でき、気に入らなければ商品を返却することで、レンタル料のみの負担で済む。商品の良さや魅力は、言葉ではなかなか伝えることが難しく、実際に使ってもらうのが一番との考え方からこうしたレンタル制度を設けている。

寝具の中で、一般的に一番悩みを抱えているのがである。枕の固さ、高さ、中の素材がその人の睡眠を大きく左右する。何個も枕を買い換えている方も多いと思うが、同店の二階では実際にベッドに寝ると、その人に相応しい枕を睡眠環境診断士の有資格者に親切丁寧にアドバイスしてもらうこともできる。布団のサイズも既製品では、長身の人には短く、小柄な人には大きすぎるといった不都合があるが、同店では自社で布団を製造していることから、顧客の自在なサイズのニーズに応えた布団を作れることも他店にない強みになっている。


ネット通販で販路拡大を

ふとんの石田屋のホームページこれまで何回かホームページのリニューアルを行ってきたが、「従来のホームページはイベント情報がトップページに掲載されていたため、石田屋が布団屋であることを分かっている地元の人はともかく、県外の人が見た時に何を売っている店なのか分かりにくかった」と反省する。

このほどネット販売をスタートさせるにあたり、一目瞭然で布団屋であること、自社商品を分かりやすく、いかに見やすく表現するかにポイントを置き、その観点からレイアウトデザインを一新した。「まだまだ商品説明の充実度が不足している点は否めず、これからもっともっと充実させていきたい」と意欲的だ。ホームページには「睡眠のことでお困りの方へ」というコーナーも設けられ、各店舗に1名以上いる睡眠環境診断士が、眠れない、朝起きると肩が痛い、枕が合わない等々の顧客の悩みに親身になって答えてくれる。

石田屋の店内風景他の社員も睡眠環境アドバイザーとして、日々の接客で経験を重ね、睡眠環境診断士へのステップアップを目指している。全国誌等にも紹介され、金沢に石田屋ありと知名度はあるものの、顧客の9割は県内客で占められ、1割程度が県外客とのことで、首都圏は現段階ではまだまだ開拓できていないことから、ネット通販を通じて全国から注文が入ることに期待をかけている。


店と顧客のよりよいコミュニケーションづくり

石田屋 犀川店の1Fのようす布団屋ではあるが、からだにいいことなら何でも取り組むとの精神から、定期的に算命学、整体教室、フェイシャルリフレクソロジー、ベビーマッサージといった教室を犀川店で開催している。これは顧客サービスであると同時に、犀川店への来店の動機付けでもある。

石田屋では、靴下や雑貨なども販売また、春・夏・秋・冬の年4回、顧客向けに「眠音(ねおん)」という季刊誌を発行している。発刊当初は金沢の紹介や作家さんの紹介、お客様の紹介などを中心にしていたが、最近は寝具のことや眠りに関わる話題も取り上げるようになってきているとのこと。
毎号1,000部発行し、石田屋ファンに愛読されている


いいものを大切に、リフォームにも力

石田屋犀川店では日本の布団店ではじめてドイツ・ロルヒ社の羽毛洗浄機を導入羽毛布団のクリーニングや綿布団の打ち直しといったリフォーム需要も同店にとっては大きなウエイトを占め、特に春から夏への衣替えシーズンに羽毛布団のクリーニングが集中し、その時期の売上の半分強を占めるという。羽毛布団をクリーニングできるドイツ製のマシンは日本に2台しか無く、その内の1台が犀川店の1階に備えられている。

一枚一枚、中の羽毛を取り出し、専用の洗濯機で洗浄し、殺菌乾燥させ、新しい羽毛を足して新しい側生地で縫製し、羽毛布団を文字通りリニューアルする。費用は35,000円~となっている。愛着ある布団を大切に使うこともホームページを通じて啓蒙していきたいと考えている。


快適な眠りのお手伝い・・それが永遠のテーマ

石田屋店内風景「お店ばたけに出店することで、様々なセミナーや交流会で勉強する機会を得られ、成功事例を聞くことができ、ホームページドクターの派遣を受けられることができ、ISICOさん((財)石川県産業創出支援機構)の支援を受けながら、ネット販売の売上を伸ばしていきたい」と期待を込める。
今年、同社は創業から88年。100周年の節目に向けて、いつの時代にあっても、寝具の大切さ、眠ることの大切さを一人でも多くの人に知ってもらうことが、同社の永遠の使命と捉え、初めに啓蒙活動ありき...、その結果として商いがついてくる。快適な眠りのお手伝い、それが石田屋の企業理念でもある。


インタビューを終えて・・・
ホームページのリニューアルを機に、眠りの大切さを伝えるメールマガジンの発行や顧客へのDM発送といったアフターフォロー面の充実が当面の課題のよう。1日1,000アクセスを目標に、全国からの注文が獲得できるホームページに育て、石川に眠りのスペシャリスト石田屋ありと自他共に認められる日もそう遠くなさそうである。


(株)石田屋 犀川店社 名 (株)石田屋
住 所 金沢市額乙丸町ニ259(本店 金沢南店)
電話番号 (076)296-1919
店 舗 金沢南店、犀川店、A・UN店(金沢市)、和座店(能美市)
URL http://www.ishitaya.com

左の写真は、犀川店です。

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


お店ばたけ出店者 Lide「リーデ」 (紹介動画はこちら

顧客のこだわりをリーズナブルに実現!! Lide「リーデ」


顧客のこだわりをリーズナブルに実現!! Lide「リーデ」

新しい家具が欲しい時、そのスペースのサイズを測り家具店を巡るものの、なかなかぴったりしたサイズの家具が見つからないのが現実だ。そんな時、縦・横・高さを何と1ミリ単位でオーダーできる組み立て式家具を販売しているネットショップがあるのをご存知だろうか。思い通りのサイズの家具がないのなら自分でそうしたニーズに応えられるネットショップをやろうと一念発起。オーダー家具のネットショップLide「リーデ」を設立した道海勉社長にお話を伺った。


「あったらいいな」をビジネスに

オーダーメードで作るテレビ台家具に人一倍愛着を感じる道海氏が、自宅の空きスペースにぴったり収まる家具を求め、採寸したメモを片手に金沢市内の家具店を何軒も廻るも、ぴったりしたサイズの家具は見つからなかった。やむなく趣味の日曜大工の腕を活かして自分の欲しいサイズの家具を作り始めた時に、「ひょっとしてこんな思いをしているのは自分だけではなく、これを商売にすればいけるんじゃないかと思った」と振り返る。

家具製作風景早速、ネットにどんなオーダー家具のショップがあるのか調べてみたところ、いわゆる高級オーダー家具の店はたくさんあるが、どこも高額で、しかも素人には注文しにくいホームページばかり。それなら自分でやろうと思い立ったのが3年前のこと。独学で身につけた知識で縦・横・高さの寸法を1ミリ単位でオーダーできる画期的なホームページを開設した。


簡単で分かりやすいページづくり

ネットで簡単に見積りが出せるネットでオーダー家具を販売する場合、通常であれば細部にわたって何度もメールのやりとりや電話をしないと顧客の思いが製作する職人に伝わらず、手間暇ばかり要することが懸念される。そこで道海氏が考えたのは、パターンオーダー的な発想で、材料となる木材を統一し、パネルの色も白・薄い木目・濃い木目の3種に限定することで、材料原価を極力抑えている。

受注する家具は、台所や洗面所の収納棚、食器棚、下駄箱、隙間家具、デスクなど、家具全般、多岐にわたる。何よりも顧客が縦・横・高さの寸法を入力するだけで簡単に見積もり価格が表示される自動見積もり計算ソフトを組み込んだことで、とても使い勝手の良いページに仕上がっている。

木材の色は、白・薄い木目・濃い木目の3種に限定オーダー家具と聞くと高額なものを想像するが、道海氏の目指しているのはリーズナブルで手軽に注文でき、誰でも簡単に組み立てられるオーダー家具であり、そうした思いがホームページの端々に反映されている。
ネットショップをオープンした当時から石川県産業創出支援機構の『お店ばたけ』に出店し、各種セミナーに積極的に参加、ネットショップを運営する仲間との情報交換を通じて様々なことを学び、ホームページドクターの指導を受けるなど、ホームページの充実に向け貪欲に取り組んでいる。


顧客は大都市圏が断トツ

リーデのオーダー家具事例ネットショップをスタートして3年あまり、注文してくる顧客の大部分を関東・関西ならびに東海といった大都市圏在住者が占めているという。もちろん数は大都市圏の比ではないものの、北海道から沖縄まで全国各地から注文が入ってきているとのこと。
家具はそんなに頻繁に買い換えるものではないが、「以前にウチで購入された方が、商品を気に入っていただき、リピート注文が入ってくるようになってきました」と嬉しそうに語る。

ネットショップの場合は、いかにしてアクセスしてもらえるかが勝負を決めるだけに、同社は検索キーワードを大切にし、Lide「リーデ」のホームページが上位にヒットするよう知恵を絞っている。これまでのところ、テレビ台、台所隙間家具、台所収納棚、パソコンデスクなどが人気商品とのこと。



親切・丁寧・わかりやすいをモットーに

リーデのオーダー家具事例「自動見積もりで簡単に自分の欲しい商品の価格が分かることが他のショップとの大きな違いだと思っています。それプラス自分だけの特別仕様、例えば側面にこのサイズの穴を開けて欲しい、こんな形の切り込みを入れて欲しいなど、メールでの問い合わせからオーダーを受注する比率が増えてきていることから、そうしたお客さんに対しては、できるだけ丁寧に細かなところまで対応しています。

また、組み立てについてもマニュアルを同封するため、どなたでも簡単に組み立てできるのですが、特別な仕様の場合は、それを少しアレンジしていただかないとできない場合もあり、中には途中で分からなくなって問い合わせの電話をいただくお客様もありますが、そんな時も丁寧にお答えし、解決しています」と、顧客満足を第一に取り組む姿勢をアピールする。


エコへの取り組みも好評

リーデのエコ梱包返送システム組み立て式の家具を購入した場合、梱包してある段ボール箱や発泡スチロールなどの緩衝材がゴミになり、後始末に困る場合が少なくない。そうした顧客の心理と環境配慮に対応すべく、同社では梱包材のリサイクル活動を展開している。

商品を発送する梱包の中に、緩衝材を入れて同社に返送する袋を同封している。これはゴミが出ないだけでなく、リサイクルにもつながることから顧客からも好評で、ほとんどの顧客が梱包材を返送してくるそうだ。エコはもちろんのこと、オーダー家具は形が不定形のため、一つ一つ丁寧に梱包しているとシステム化できず手間ばかりかかって段ボールを揃えるのも大変だが、一度使用した段ボールや緩衝材をリサイクルできれば、コスト面でも梱包作業の手間の面でも大いに助かり、一石二鳥というわけだ。
「マンション住まいの方などは場所を取って邪魔なゴミにしかならない梱包材を返送できるので、とても好評です」と顔をほころばす。


さらなるアクセスアップに向けて

家具を組み立てているところ自分の店なのだから自分で作ろうとのポリシーのもと、ホームページ製作の知識がなかった道海氏は、独学で勉強しながらホームページを作り上げ、受注した商品写真をその都度追加する作業を積み重ね、今日の膨大な情報量を有するサイトにまで仕上げてきた。

本来なら注文を受けた全てのお客様にメールを送信し、アフターフォローをしたいところだが、日々の注文をこなすことで精一杯なのが現状で、そうした顧客サービスを充実していくことがこれからの課題の一つである。

現段階では、年間を通してまずまずの成績を上げられるまでになってきていることから、あとはいかにホームページの内容を充実し、アクセスアップにつなげるか。「これからはオーダー家具のバリエーションを広げる努力と共に、オーダーで気軽に買える組み立て家具の提案を発信し続け、皆さんが家具を買うスタイルを変えていきたい」と、このコンセプトに徹した商いを強調する道海社長である。


インタビューを終えて・・・
工場を見学し、耐汚性・耐油性・耐熱性・耐水性・健康安全性等々に優れたリサイクル基材であるパーティクルボードを家具素材に使用し、組み立て方法、職人の手間等々コストをいかに抑えるか、その点を追求し徹底させた道海社長の緻密な計算が手に取るように分かり、顧客満足第一のオーダー家具の真髄を見た思いだ。


カラーオーシャン 道海勉氏社 名 カラーオーシャン(サイト名 Lide「リーデ」)
設 立 平成19年
住 所 白山市千代野西2-9-10
電話番号 (076)218-9555
URL http://l-kagu.com

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!頑張るネットショップ」金沢・加賀・能登 では、石川県内の実店舗・ネットショップを順次訪問しています。ネットショップを始めたきっかけ、販促やページ作りで工夫されていること、今後の目標などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。


ツルミ印舗 (紹介動画はこちら

手彫りの技でお客様の思いをハンコに宿す (株)ツルミ印舗

パソコンが普及し、インターネットで様々なことが可能になった便利な時代になっても、日本では銀行に口座を開設する際、車を購入する際、契約書、婚姻届等々、何かにつけてサインではなく銀行印、認印、実印といったハンコが重要な役割を果たす。金沢において明治以来140年余り、手彫りのハンコを商い、金沢の繁栄を縁の下で支えてきた老舗・ツルミ印舗5代目・鶴見昌平氏にお話を伺った。


手彫りにこだわって140年

ハンコは本人の唯一無二の証であるものだけに、機械で彫った量産品では唯一無二のハンコとしての価値は全くない。ハンコは一つひとつ手で彫るから意味がある。同店のはんこ彫刻人である昌平氏の父は、この道40年を超すベテラン職人であり、一等印刻師の称号を有する現代を代表するハンコの匠である。

手彫りにこだわる注文を受けた文字の字源を一文字ずつ調べ、それを基にハンコの文字を意匠としてデザインする。文字には相性があり、機械彫りでは難しい場合もあるが、そこは卓越した手彫りの技があるためどんな意匠も自在で、機械彫りでは決して真似できない。手彫りのハンコには文字そのものに生き生きとした勢いと、流れがある。そうした職人技によって、直径僅か15ミリ前後の小さなハンコの中に躍動感溢れる美しい文字の世界が繰り広げられる奥深い領域だ。しかも、機械彫りと異なり、同じ職人が彫っても同じものは二つと作れないことこそ、唯一無二の証でもあるわけだ。

「唯一無二の証だからこそ完全手彫りにこだわり、一生使っていただくはんこだからこそ、お客様が押すのが楽しくなるハンコをお届けするのが、当店の流儀です」と5代目は力を込める。


満を持してのホームページリニューアル

ツルミ印舗のホームページ高校卒業にあたり、4代目である父から勧められ、横浜にあるハンコの専門学校に4年間通い、ハンコのいろはからみっちり学び、5代目として戻ってきた。

早速、昌平氏手づくりのホームページをスタートさせ、以来数回のリニューアルを重ねてきたが、このほど半年あまりの準備期間をかけ、ハンコが探しやすく、選びやすく、お客様に分かりやすいページづくりを目指し、満を持してのホームページにリニューアルした。現段階では、売上全体の3割程度がネット販売で、とりわけ実印の注文が多いという。
かつて勉強のためにと楽天に出店した時期もあったが、ハンコという商品は価格競争をして販売する商品ではないと判断し、1年半あまりで撤退し、自社のホームページのみでの販売に転換している。


手彫りの蘊蓄(うんちく)をホームページで発信

手彫り印鑑同店のホームページを全く見ないで来店したお客様の大部分は、価格が手頃な機械彫りを選択するそうだ。例えば15ミリの象牙の実印で、手彫りと機械彫りでは15,000円ほどの差がある。

同じ文字でも彫る職人さんによって全く印象の異なる雰囲気になるのが、手彫りの魅力でもあると同時に、機械彫りにはない味わいが特徴だ。とりわけ実印となれば、一生に1回の買い物でもあり、いいものを持ってもらいたいと考えている。

ハンコを彫る一方、ホームページを閲覧し、手彫りの蘊蓄(うんちく)を読んだ上で来店されると手彫りを注文される傾向があるとのこと。「お客様と1時間ぐらいお話をしている中で、ハンコを作るにあたっての思い入れなどを聞くと、当然のことですが作り手の我々としてもお客様の思いが手仕事に反映され、より心のこもったものづくりになります」と実感をこめる。

お客様から求められれば、開運につながるハンコの材質や書体などを選ぶお手伝いもするが、これはあくまでもお客様任せであり、店側からあえて説明することはしない。


ネット販売にも対面販売の心配りを

陳列されたハンコ「対面販売であれば、お客様の目を見て会話することで、その人の人柄や雰囲気を感じられ、なおかつどんな思いでハンコを作るのかも伺うことができます。一方、ネットではお客様の顔が見えず、お客様もこちらの顔が見えません。
そこを補うため、ネット通販では、注文フォームにお客様がハンコを作るにあたっての思いを自由に書き込んでもらうスペースを設けてあります。それを拝見することで、少しでもお客様の気持ちに近づいたものづくりができればと思っています」と笑顔で語る。


未来工芸プロジェクトにも参画

未来工芸プロジェクト 「家宝(KAHOU)/未来工芸印鑑」 中小企業団体中央会の後援を得て、九谷焼と山中塗の異業種交流による表札と印鑑のセット「家宝シリーズ」を開発したグループの代表が、せっかく九谷焼と山中塗の伝統工芸の職人技で作り上げた商品だけに、印鑑の文字部分だけ機械彫りというのはいかがなものかと思案していた時、たまたまツルミ印舗のブログが目に止まり、昌平氏に会いたいと来店したのが、このプロジェクトに関わることになったきっかけである。

山中塗、九谷焼、ガラス工芸等々の異業種の職人が集まり、次なるコラボレーションを模索しているところで、「異なる分野の方たちと交流することで、さまざまな刺激をもらうことができ、とても勉強になっています」と嬉しそうに語る。


金沢ブランドの一翼を担う

大人の女性限定はんこ「金沢」のネームバリューは、ネットビジネスにおいてもブランド力を発揮しているとのこと。そうしたことはネットで注文されたお客様からのお礼のメール文からもうかがい知ることができる。
中には、金沢への旅行を兼ね実店舗へ来訪されたお客様もいるとのこと。

「私自身も金沢のはんこ屋ということをアピールしており、金沢ブランドの一翼を担うことができれば、こんな嬉しいことはありません」と顔をほころばす。機械彫りであればものの数分でできあがるものが、手彫りの場合はそれだけに集中してやっても数時間を要する。その結果としてできあがるハンコの印面の違いは一目瞭然であり、わずか十数ミリの世界に展開される職人技の凄さは圧巻である。それこそが本物を求めるお客様の心をとらえて離さない。


プラスαの商いを指向

四代目 鶴見健一氏(左側)、五代目 鶴見昌平氏(右側)店頭での商いから離れ、地域の集まりやイベント会場に出張しての篆刻(てんこく)教室の開催も以前から取り組んでいる。
40代、50代を中心に毎回10名以上の参加者がある。好評を得ており、長い目で自店の商いにもつなげていければと考えている。篆刻教室を通じて、日本のハンコ文化を盛り立て、広めていく要素を何か付加していくことができればと思案しているところでもある。

4代目であるベテラン職人の父の仕事を横目に、次なる時代の道しるべを見い出すべく、新たな取り組みにも積極的に取り組む5代目の活躍に期待したい。


インタビューを終えて・・・
日頃何気なく使っているハンコだが、職人さんが丹誠込めて仕上げた手彫りの逸品を手にすると、ハンコに込められたお客様の思いとそれに応える職人技が見事にコラボレーションし、唯一無二の作品として仕上がっていく深遠なるストーリーを改めて痛感させられた。


 (株)ツルミ印舗 店舗外観店舗 店舗名 (株)ツルミ印舗
住 所 金沢市高岡町23-21
電話番号 (076)221-3451
創 業 明治初期
URL http://www.i-hankoya.co.jp

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!お店探訪記」加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

からだにいい安全・安心な健康食の提供がテーマ 陽菜

からだにいい安全・安心な健康食の提供がテーマ 陽菜

石川特産の高級芋、加賀丸いもを使用した「味つけとろろ」を販売している陽菜(ひな)。
一年前にからだにいい安全・安心な健康食の提供がテーマに開業したアンテナショップ陽菜は、 口コミはもちろん、雑誌やテレビでも紹介され、常連客が着実に増えてきている。
今年(平成22年)8月に、更なる販路拡大を目指しネットショップをオープン。
陽菜を運営している赤嶺福海氏にお話しを伺った。


● 健康食・加賀丸いもを広めたい

地元能美市産の加賀丸いも自然薯(じねんじょ)掘りを生業としていた赤嶺氏の父親が、晩年体調を崩した時に自然薯を使った食べ物屋をしたいとの夢を語っていたという。
しかしながらその夢を果たせぬまま30年あまり前に他界する。「私は乳酸菌を中心とした健康食品ビジネスに取り組んできましたが、50歳を過ぎた頃から亡父の語っていた夢が頭をもたげるようになってきたのです」と振り返る。
自然薯はホルモンの面からみても非常にからだに良い成分を含有していることや、これからはからだにいい食をテーマにやっていきたいとの思いが熟し、自ら店を持つことを決意する。
ただ、自然薯は原料の確保やコスト的な問題があるため、自然薯と変わらぬ成分を有する地元能美市産の加賀丸いもに着目し、その美味しさ、魅力を広めるための店「陽菜」(ひな)を平成21年8月にオープン、亡父の夢でもあっただけに感慨もひとしおの様子。


● こだわりの数々

調味料にも徹底してこだわっている。お客さまの健康を願い、食材一つひとつを手づくりで提供していくことにこだわっている。その一環として、店舗のすぐ近くに畑を借り、店で使うトマト、きゅうり、なす等々の野菜を無農薬で栽培し、そこから収穫した野菜を調理し、お客さまに提供している。店で使う味噌も手づくりである。大豆150㎏程度を使用し、1年間に使用する約400㎏の味噌を製造している。
冬場の仕込みの時期に、味噌の仕込み体験を行っている。希望するお客さま10人ほどを招き、仕込み作業を通してコミュニケーションがより一層密になり、お客さまも自分で仕込んだ味噌を後々、味噌ができ次第、もらうことが出来ることから、参加者達はそのイベントを楽しみに参加しているという。

提供される料理を見れば一目瞭然だが、本わさびをお客さま自らおろすことができるよう、丸ごと1本付けられている。コストはかかるが、本わさび1本の存在感はなかなかのもの。

お店で使うトマト、きゅうり、なす等々の野菜を無農薬で栽培。醤油は、玉子かけごはん専用に開発された「たまひめ」、ドレッシングは、地元大野の直源醤油が源助大根を素材として開発した「直江屋源兵衛」、塩は竹の中に塩を入れて焼き、十分の一の量まで水分を飛ばして作られたキ・パワーソルトといった具合で、調味料にも徹底してこだわっている。


● なぜか店内は流木ギャラリー

流木を材料にしたオブジェ流木を材料にしたオブジェ加賀丸いもを使った料理を提供する店ではあるが、店内の至る所に流木を材料にしたオブジェが並べられている。

hina_05.jpgその点について伺うと、「私は若い頃から流木が好きで、海岸で拾ってきたものを事務所の前に飾ったり、室内にも飾ったりしていました。そのうち、流木をデザインして作品にできる人がいないかと探していたところ、北海道の流木作家である村本さんと知り合い、店内に飾ってあるオブジェはもちろん、テーブルに置いてある調味料入れも作ってもらいました」と顔をほころばす。


● 味つけとろろのネット販売に注力

 陽菜の味つけとろろをネット販売。今年(平成22年)8月から味つけとろろのネット販売をスタートさせ、3カ月余で500セットを発送したという。

来年のお中元から地元の百貨店である大和での販売も決まったとのことで、味つけとろろの美味しさに太鼓判を押されたようなもの。ネットショップの販売促進面での様々なヒントやアドバイス、出店しているメンバーとの情報交換など、自慢の味つけとろろをより多くの方々に知ってもらい、買ってもらえるショップに育てていくため、このほどISICOの「お店ばたけ」に出店。お中元とお歳暮の各シーズンに1,000セットの販売を目標に掲げる。


● 顧客とのコミュニケーションを大切に

店内の様子店内の各テーブルにアンケート用紙が置いてある。とはいえ、アンケートを取るだけではお客さまに楽しみがないことから、毎回クイズを出題し、後日正解をハガキで知らせ、正解者の中から抽選でプレゼントを提供している。

手作りの新聞やアンケートこのハガキを次回来店時に持参すると、飲み物がサービスになる心憎い演出も忘れない。

既に800名を超える回答が寄せられており、アンケートにメールアドレスを記入したお客さまには、イベントなどの情報をメールで配信すると共に、年3回程度手作りの新聞や販促ハガキを発送し、顧客とのコミュニケーションを深めることにも余念がない。


● 人気メニューは「まかない」だった「猫とろ丼」!?

加賀丸いも 麦とろめし月曜日から金曜日までのランチタイムだけ営業し、土日は休みと決めていたものの、お客さまの要望が多いことから金曜日と土曜日は夜も営業している。

ランチタイムのメニューは、麦とろめし(めった汁、サラダ、香の物付)700円、玉子かけごはん(めった汁、サラダ、香の物付)500円、蕎麦とろろ800円。
赤嶺氏が自らのまかないとして食べていた猫とろ丼(700円)を新しくメニューに追加したところ好評を博しているとのこと。どんな丼なのかは是非足を運んでご賞味あれ。
今年(平成22年)11月から陽菜(ひな)のとろろ弁当(600円、みそ汁付き700円)が新たに登場し、テイクアウトも可能になった。前日までに予約すれば、10個から金沢市内の配達にも対応する。


● 加賀丸いもの魅力をもっともっと

陽菜を運営している赤嶺福海氏とろろがいくら身体にいいと言っても、アレルギー等でとろろを食べられない人もいることから、そんな人たちにも来店してもらえるように、食材にこだわったからだにいいカレーを試作中とのこと。どんなカレーができあがるのか楽しみである。

「美味しい、安い、居心地がいい...、そんなお客様の声が、食べログやぐるナビなどの食関連サイトで話題になるように、これからもからだにいい食材、手づくり、無農薬栽培の野菜にこだわり、地元産でいい食材があれば、そうしたものも採り入れながら、お子さんからお年寄りまでが気軽に食事に来ていただける店を目標に頑張りたい」と、温かな眼差しで語る赤嶺氏である。

インタビューを終えて・・・加賀丸いもは形が丸く、ぬめりがあるため、皮剥きは重労働である。自ら滑り止めのついたグローブをはめ皮剥きに日々汗を流す赤嶺氏。陽菜の味つけとろろには、からだにいいもの、美味しいもの、健康になれるものを多くの人に食べてもらいたいとの愛情が込められている。

加賀丸いも麦とろ・流木ギャラリー 陽菜の店舗店舗名 加賀丸いも麦とろ 陽菜(ひな)
住 所 金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階
電話番号 (076)280-3334
営業時間 月~土 昼11~15時
金・土のみ 夜17~21時も営業
URL  http://www.hinahina.jp/

(財)石川県産業創出支援機構の「石川発!お店探訪記」加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

日本で唯一、珪藻土七輪の産地・珠洲が誇り(株)鍵主工業


日本で唯一、珪藻土七輪の産地・珠洲が誇り(株)鍵主工業

遡ること2000万年~1200万年前、能登半島の海中に珪藻(けいそう)というプランクトンの遺骸が堆積したのが珪藻土(けいそうど)である。珠洲の珪藻土の層は、深いところで500mもあり、日本一の埋蔵量を誇る。江戸時代初期から一般家庭の竈(かまど)や製塩竈の材料として使われていたが、明治時代になると、七輪などの製品として販売されるようになり、全国の家庭に普及していった。日本で唯一の珪藻土産地・珠洲を代表するメーカーである(株)鍵主工業の鍵主哲社長にお話を伺った。


● 珪藻土七輪の現状

珪藻土七輪珠洲の珪藻土七輪ガス調理器のみならずIH調理器までもが各家庭のキッチンに普及している今、なかなかお目にかかることはないが、昭和30年代頃までは、プレス成型された珠洲の珪藻土七輪が全国の家庭で活躍し、とりわけ焼き魚の美味しさは現在の調理器具の比ではなかった。

kaginushi_02.jpg時代の流れ、生活様式の欧米化、都市ガスの普及にともない、次第に七輪が家庭から姿を消し、生産量が激減した時期を経て、平成の時代に入り、こだわりを持った人たちの間で、珪藻土七輪が見直され、一般的なものでは旅館の一人用七輪、特注では焼肉店の無煙ロースターの中に組み込まれた七輪など、復権の動きが顕著になってきている。さらに、近年はより本物指向の人たちや料理店向けに、珪藻土の切り出しから手作業で製造した切り出しコンロが人気を集めている。


● 13年あまり前にホームページを開設

kaginushi_03.jpg遡ること13年あまり前から、ネット通販で新規顧客を開拓すべく、鍵主社長の手づくりで珪藻土七輪を紹介するホームページを開設。

ネットショップの売上推移を伺うと、「売上がここへきて下降気味だったことから、売れるネットショップの作り方、運営方法等を勉強することを目的に石川県産業創出支援機構の『お店ばたけ』に新規出店させてもらったところです。ウチがホームページを開設した当時は、ネットに商品を掲載しておくだけで売れていく時代だったことから、忙しさにかまけてそのままになっていました」と苦笑する。

珪藻土コンロでバーべキューを同社の売上の大部分を占める耐熱レンガの製造は、景気に大きく左右され、設備投資が落ち込むと受注がなくなることから、景気に左右されることなく安定して販売できる珪藻土コンロの製品群で、「景気の影響を少しでもカバーできるように持って行きたい」との思いが、ネット通販のテコ入れへとまた、『お店ばたけ』への出店を後押ししたようだ。


● 顧客の立場になった商いの重要性に気付く

珠洲市の名産 珪藻土七輪、こんろ「テレビで紹介されると驚くほど問い合わせや注文が入るのは嬉しいのですが、火の起こし方が分からない、炭の使用量が不適当、コンロの手入れの仕方が分からない等々の基本的な知識を持っていない人たちが多いことを痛感させられ、我々メーカーの責任として、正しい使い方をきちんと伝える努力を怠ってきたことを思い知らされました。そのことを今の段階でしっかりやっておかないと、せっかく購入していただいても使い方が分からないお客さんばかりになっても困りますから」と優しい眼差しで語る。
というのも、従来まで珪藻土コンロは、使い方を熟知した人しか購入しない商品だったが、数年前ぐらいからのバーベキューブームや不況下で家飲み層が増えたことで、珪藻土コンロを見たことも使ったこともない若い世代が購入するようになったことが最大の要因で、そうした顧客層への対応が後手に回っていた点を反省する。

ホームページにおいても同様に、楽しく使ってもらうことがメーカーとして一番望むところだけに、そうした部分の情報を提供するコンテンツを充実させていく必要性を痛感している様子。


● 認知度アップに地道な努力

珪藻土コンロ鍵主社長は自身のブログで、珠洲をはじめとした能登の祭りのPRも積極的に行っているが、観光客の来店は10年前に比べると減ってきているという。
その理由は、自家用車にカーナビが普及したことで、かつては狼煙の灯台から海岸線沿いに走るのが一般的だったのが、カーナビが最短距離で誘導するため、狼煙の灯台から見附島に直行するルートを辿るようになり、珪藻土資料館(鍵主工業社屋に併設した「珪藻土資料館」では、珪藻土関係の資料を展示、また、七輪やコンロなどを販売している。)のある同社がルートから外れた格好だ。「それをどうこう言っても始まらず、カーナビの設定をする際に、珠洲でお薦めの場所の一つに入れてもらえるように努力するしかない」と自らに言い聞かせる。

穴水のカキまつりで、珠洲の珪藻土コンロを大量に使用。その方策の一つとして、珪藻土コンロの魅力を知ってもらうべく、東京で開催される自治体のイベントに珪藻土コンロを持参し、サンマを焼いて来場者に提供するなど積極的な取り組みを続けている。

地元では、穴水のカキまつりで珠洲の珪藻土コンロが大量に使われており、「あちこちでカキを焼いて提供する際に、同時に珠洲の珪藻土コンロもPRしていたただいています」と感謝する。そうした認知度向上への日々の努力の積み重ねで徐々に売上が伸びていくことを期待し、珠洲のPRに努力を惜しまない。


● 珪藻土と共にこれからも...

kaginushi_08.jpg不況が続いているため、好景気の時代にはなかなか目を向けてもらえなかった地場産業に興味を持つ若者が増え、そのおかげで同社にも若者が就職するようになり、平均年齢はここ数年で若返ってきている。
さらに、既存の製品から一歩踏み込み、新製品を開発しようと、同業者が集まって珪藻土でピザ窯を作る研究中とのこと。

試作品でピザを焼きながら出来上がりを確認し、平成23年の春頃までには珪藻土の新たな製品として完成させるべく取り組んでいる。「ピザは子供からお年寄りまでファンの幅広い食品だけに、珪藻土の耐熱レンガで作ったピザ窯で美味しいピザが焼ければ、珠洲発の新製品になるのではと期待しています」と顔を綻ばす。

kaginushi_09.jpg珪藻土コンロを生産できるのは日本中で珠洲しかなく、この強みを大いにアピールし、珠洲に珪藻土コンロあり、そんな意気込みで全国に発信していくと同時に、日本中で使われている珪藻土コンロに対する責任を痛感している。「珪藻土コンロでバーべキューをやったら楽しかった。またやりたいと言って下さるお客さんを一人でも多く増やしていくことができたら...」この言葉に、鍵主社長の偽らざる思いが込められている。


インタビューを終えて・・・
能登の珪藻土コンロは全国シェア100%。これは本県を代表する伝統産業として誇るべきことであり、珠洲と言えば珪藻土コンロと言われるよう認知度アップに努めていただきたい。珪藻土コンロは、金具さえ外せば、全て土に還るエコな製品でもあり、地球環境に優しいモノづくりの典型で、まさに能登はやさしや土までも...。

鍵主工業 鍵主哲社長店舗名 (株)鍵主工業
創 業 昭和7年
住 所 珠洲市蛸島町1-2-146-1
電話番号 (0768)82-0780
URL https://kaginushi.co.jp/
鍵主工業七輪の里 https://7rin.biz/

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