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(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 (株)花とも 


お客様の『ありがとう』『笑顔』が商いの喜び (株)花とも


石川県内に星の数ほどあるフラワーショップの中でも、独自の取り組みで個性を発揮している1軒が、今回ご紹介する(株)花ともである。金沢市・内灘町・津幡町・野々市町のショッピングセンター内に4店舗を展開し、平成20年にはいしかわ産業化資源活用推進ファンド(活性化ファンド)を活用した新たな取り組みをスタートさせるなど、積極的な商いを実践する同社の記州陽子社長にお話を伺った。

● 能登榊の復活をライフワークに
能登榊
時代と共に榊の需要が減り、出荷する人の高齢化も進み、次第に造花や外国産が幅を利かせるようになり、近年では日本人の精神が宿る神棚の榊までが外国産にとってかわられるようになってきていた。

そんな状況を目の当たりにし、「能登各地に自生している榊を途絶えさせては、次の世代の人たちは自分たちの身の回りにそうした資源があることに気が付かないまま、里山が荒れ放題になってしまう」と危機感を抱いた記州氏は、自ら能登各地へ足を運び、地元のお年寄りを説得し、行政の協力を取り付けるなど、東奔西走して何とか能登産の榊が市場に出回るまでに復活させることができた。

「私は、これを自社だけのビジネスにするつもりはなく、出荷する人たちに作り方や選別方法の指導はしますが、あくまでも金沢市花き公設市場に出荷してもらい、他の花屋さんと同じ価格で今も購入しています。生涯一花屋として、能登産の榊を復活させることが私の使命だと思って頑張っています」としみじみ語る。
毎週1回の頻度で能登各地に足を運び、生産者のお年寄りたちとコミュニケーションを深めたり、相談相手になったりと、まさにライフワークになっている。そうした人たちとの出会い、縁を何よりも大切にし、喜びになっていることが記州氏の言葉の端々に感じられる。

農商工連携の採択を受けた20年9月から21年8月までの丸1年間に2万6千束の榊が能登から金沢市花き公設市場に出荷された。それまで能登の里山で放置されていた榊が、記州氏の情熱に動かされた人たちの手によって立派な商品として生まれ変わったのである。

● 春待ち桜・能登照葉セットを発売
春待ち桜・能登照葉
記州氏が生まれた森本校下には、花園地区という江戸時代から啓翁桜を育て、春に出荷してきた産地がある。

この桜が年内に出荷されていた記憶があったことから、開花時期の研究を生産者と金沢市農業センターの協力を得て実証実験を行ったところ、見事に年内に開花させることができた。そこで、『春待ち桜』と自らネーミングを考案し、自社で商標登録を行い、売り出しに向けてのチラシを作るため、19年の年末にカメラマンに開花した桜を撮影してもらうことになった。
ところが、桜は開花している時は花だけで緑の葉がなく、彩りの点で今ひとつだったことから、緑の葉を添えて撮影することを思いつく。時期的に入荷していた能登の椿の枝と啓翁桜を合わせて撮影したところ理想的な絵になったことから、この二つをセットにして販売することとし、椿は『能登照葉』(のとてりは)と命名する。
「花だけを販売しても付加価値の点で今ひとつ魅力にかけることから、知人の武内酒造さんに相談をもちかけたところ、桜の花の酵母で日本酒を造ってもらえることになり、それなら能登照葉もお酒を造れないだろうかと思っていたところ、松波酒造の金七さんと知り合い能登照葉のお酒が誕生したのです」とエピソードを披瀝。

こうして春待ち桜と能登照葉の花とお酒のセットができあがり、20年は限定200セットを完売し、21年も200セット限定で販売される。お酒を扱うことから同社も別会社の(有)花座で酒販免許を取得し、各店の店頭でお酒単品の販売も行っている。

● 椿の縁で販路開拓
春待ち桜・能登照葉
「春待ち桜と能登照葉が商品化できた時点から、社名に椿の字が入っている東京の椿山荘に使ってもらえるようになりたいと念じていたし、機会があると目標として話していました。そんなある日、東京で開かれた石川県の物産展に出品していたところへ、偶然にも椿山荘の末澤社長さんが来場され、うちの社員に名刺を置いていかれたのです。その後、注文が入り、桜フェアをホテルで開催する期間限定で春待ち桜のお酒を使っていただき、能登照葉とのセットも販売していただくことができ、思いがけず夢が叶いました。全てが順調に回転していったのも、県の活性化ファンドの採択事業になったおかげだと感謝しています。自社だけでやっていたらまだまだ日の目を見てなかったかもしれません」と述懐する。

将来的には、この商品を金沢ブランドのギフトに育てたいと考えていることから、22年からは金沢市内と能登の各1軒の花屋さんにも扱ってもらうことになっている。
そうした輪を少しずつ広げ、販売量が増えれば、生産者にもメリットがあり、相乗効果で伸びていけることから、取り扱う店舗のネットワークを広げることがこれからの課題でもある。

● 使用済みバスケットを引き取るエコバスケット
花とも 店内
事業花ともでは、捨てるに捨てられず家に溜まっているバスケットを同店に持ち込むと、小さなものは100円、大きなものは200円の金券と交換するサービスを21年夏からスタートしている。

「回収したバスケットは、お客様にエコバスケットを使用してもいいか伺った上で、それでいい場合は、同じ予算でもバスケット代分お花が増えるメリットがあります。環境のために大きなことはできませんが、ささやかでも役に立てることがないかと思案した中からこのアイデアが生まれました。他店で購入したものでも受け入れているので、そうしたバスケットと金券を交換したお客様は必ずと言っていいほど、ウチへ花を新たに買いに来てくださり、わずかな金券で大きな相乗効果が生まれています」と顔を綻ばす。

● 『ありがとう』でお客様とつながる店
記州陽子社長
「お客様は、買い物をされた後に必ずと言っていいぐらい、お金を払っているにもかかわらず『ありがとう』と言って帰られます。お客様がお金を払った後に『ありがとう』と笑顔で帰っていただくことができる店でありたいと常に思っています。経営者としては社員のリストラをすることなく、ずっと雇用し続けられる経営者でありたいです」と満面の笑みで語る。

花ともの4店舗に勤務する13名の社員の中には、フラワー装飾技能検定という国家検定の1級有資格者が2名、2級有資格者が3名いる。
本来なら、独立しても不思議ではないが、結婚退社や出産退社以外の理由で退社する従業員が過去に一人もなく、長い人は勤続20年以上になる。それだけ働く側にとって居心地の良い会社である証左であり、記州社長の人柄に惹かれて勤続年数が更新されている。

「人との出会い、ご縁を大切に、これからも花を介して幸せをお客様にお届けする一番身近な町の花屋に徹していきたい」と決意を新たにする記州氏である。

インタビューを終えて・・・
「自分たちが自信を持って勧めるものをお客様に納得して買ってもらう商いしかやりたくない」との記州氏の熱い思いが、スタッフはもちろん、店内の品揃えにも漲っている。金沢発の新しいブランドを大切に育て、後世に大きく花咲かせてもらいたい。

(株)花とも 桜田店 外観
商 号 (株)花とも
住 所 金沢市木越町ヨ71-1
電話番号 (076)251-0008
創 業 昭和52年
URL http://hanatomo.info/

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 イル ピアット ハタダ 

能登の新鮮な魚介・野菜をイタリアンで供す イル ピアット ハタダ


七尾港の能登食祭市場からほど近い、恵寿総合病院先の桜川大橋を渡ってすぐのつつじが浜交差点を左折すると、突き当たり左角に3色のイタリア国旗が風にはためく店がある。口コミで人気が広がり、七尾市内の美味しいイタリアンレストランとして評判の『イル ピアット ハタダ』である。
能登の食材にこだわった料理に情熱を注ぐ畑田寛シェフにお話を伺った。

● 営業マンからシェフに転身
オーナーシェフ 畑田寛 氏
大学を卒業し、大手事務機メーカーの営業マンとして働いていた畑田氏は、各地への転勤があるうえに、県内に戻っても金沢勤務のため、実家のある穴水までなかなか戻れず、将来的に親との同居を考えていたことから、27歳で退社を決意する。とはいえ、その後の仕事が決まっていたわけではなく、とりあえず朝5時から午後3時までは片町の鮮魚店でアルバイトし、夕方から深夜にかけては金沢国際ホテルのイタリアンレストランの調理補助のアルバイトを始める。

一年あまりが過ぎた頃、調理長から「社員になって勉強したらどうか」と勧められたのがきっかけで、本格的に料理人として修業することに。
それから10年あまり勤めた後退社。さらに、東京に出て有名店で修業すべく面接を受けて合格するも、都内での生活や諸々を熟考した結果、若いうちに地元に戻って店を持った方が賢明と判断し帰郷する。

● 多難を乗り越え開店にこぎつける
イルピアットハタダの店内の様子
実家の穴水に戻り、通える範囲内の能登の地で店を持ちたいと物件を探し始めていた時、石川県に災禍をもたらした能登半島地震が発生し、自宅が半壊。「ようやく家を直したと思ったら父親が他界し、自分にとって大変なことが続きましたが、知り合いの伝手でいろいろ見て回った中で、この店しか選択の余地がなかった」と振り返る。
こうして平成19年の秋に『イル ピアット ハタダ』をオープンする。

店名を日本語に直訳すると「畑田のお皿」で、そこから「畑田の料理」の思いで命名したもの。「まだあちこち改装したり、購入したい設備などもありますが、オープン当初の借り入れがたくさん残っているので、まずはこれを返済していくことで精一杯です」と苦笑する。普通の民家のような外観だったことから、少しでもイタリアンレストランらしく見えるようイタリア国旗をはためかせ、店内にはイタリアから輸入した特徴ある小物を並べ、イタリアにまつわる音楽をBGMに流すなど、一歩店内に足を踏み入れると、そこはまさにイタリアンな我が家という雰囲気が醸し出されている。

● 食材は可能な限り地元能登産
能登ワインとパスタ
地元の農家の方々が丹誠込めた野菜、能登で水揚げされる新鮮な魚介など能登の食材をメインに使用している。穴水の実家を朝出てから能登島の農家へ寄って野菜を仕入れたり、直売所で買い出ししてくるのが日課になっている。ワインも穴水の能登ワインを揃えるなど、自らの地元にあるものを大切にする、ひいきにすることから入るのが畑田流。「料理については特別変わったことは何もしていません。何しろ一人でやっているのでできることには限界があります。ただ、金沢国際ホテル時代に自分が担当していたパスタだけは他の店に負けたくないという思いで日々精進しています」と力を込める。

食材だけでなく、イタリアンではあるが、調味料として能登のいしりを使用しているのも同店の特徴であり、料理とマッチしてなかなか好評のよう。

新しいメニューを考える際のポイントを伺うと、「食材のロスを出さないことが絶対条件です」と即答。新メニューを考えると、食材が数種類必要になる。そうした食材をランチでもディナーでも使い回すことができるメニューづくりを季節感を盛り込みながらしなければならず、いつも頭を抱えるようだ。季節感に重きを置きすぎると特殊な野菜や高価な魚介が必要になり、他の料理に使い回しができずロスとなるため、奇をてらわずオーソドックスなものが自然と中心になるという。

● 常連客に支えられ2周年
できるだけ地元の食材を使用
オープンから2年が経過し、地元七尾市内だけでなく、輪島や珠洲、遠くは金沢や加賀方面からもわざわざ来店してくださる常連客が増えた。

イタリア料理を提供する店ではあるが、いろんな嗜好の顧客に対応できるよう、ワインだけでなく、日本酒や焼酎も取り揃えている。顧客の年齢層は20代後半から70代のお年寄りまで幅広いが、メイン層は30代から50代とのこと。
「来店されるお客様から日々さまざまなことを教えていただいたり、料理のヒントをいただき、それに自分なりのアレンジを加え、喜んでいただけるメニューづくりを心がけています」と語る通り、ランチはパスタランチが1,200円、おすすめのコースランチが2,800円、ディナーはパスタコースが2,000円、シェフおすすめコースが3,500円とリーズナブルな価格が魅力だ。

「注文を受けて料理を提供することで精一杯で、サービスのレベルはまだまだです。それでも手が空いた時はできるだけフロアに出て、お客様に料理の説明をしたり、感想を聞かせていただいたり、コミュニケーションを取る努力をしています」とシェフの人柄が垣間見える。

● イタリアン弁当を新たな柱に
イルピアットハタダの意味は畑田のお皿
「近くの病院や事業所のお客様から、会議の時に出すイタリアン弁当を作ってもらえないかとの要望が多くなってきていることから、新たな事業の柱として取り組むことを検討しています」と前向きに語る。

人手がないため、お客さんに店まで取りに来てもらう形になるようだが、一般客向けではなく病院や事業所などの会議で使う価格帯が2,000円前後の付加価値の高い弁当だけに、これが軌道に乗れば安定した収益の柱になる可能性が見込めることから、既にメニューの試作に着手している。

● 七尾にハタダありを目指し
イルピアットハタダ 店内の様子
「能登へ行くならハタダでランチを食べようと言っていただけるようになることが、私の目標です。そのためにもピザ釜を入れて自家製ピザもやりたいと思っていますが、まずは日々来店してくださるお客様に真心込めた料理を提供し、大切におもてなしすることに邁進したい」と、日々の地道な努力でファン客を増やしていくことを自らに言い聞かせるように語る。

能登へお出かけの際には、イタリア国旗がはためくイル ピアット ハタダを訪ね、能登のイタリアンを是非ご賞味あれ。

インタビューを終えて・・・
能登で純粋なイタリアンにこだわった貴重な店。純朴な人柄のシェフが、能登の大自然で育まれた食材に愛情をこめて調理した文字通り能登のイタリアンが地元だけでなく広く県内に浸透し始めてきていることを実感。


イル ピアット ハタダ 外観
商 号 イル ピアット ハタダ
住 所 七尾市小島町大開地1-5
電話番号 (0767)58-3636
創 業 平成19年
営業時間 11時30分縲鰀14時30分
17時30分縲鰀21時
定休日 水曜日
URL http://www5.plala.or.jp/Hatada/

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 ル ミュゼ ドゥ アッシュ

No.1同士のコラボで能登の魅力を発信! ル ミュゼ ドゥ アッシュ

10月に入り、潮風が心地よい和倉温泉を訪れた。和倉温泉と言えば、『プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選』で29年連続日本一の栄誉に輝く旅館・加賀屋がある。
その加賀屋と七尾市出身で日本を代表するパティシエ・辻口博啓氏のコラボレーションで誕生した『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』を訪ね、シェフ パティシエの永田欽哉氏にお話を伺った。

● 七尾の活性化が共通の願い
『辻口博啓美術館』ならびに『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』
自身の出身地である七尾に格別の思い入れがある辻口氏は、かねてより能登の食材を使ったスイーツを通して、能登の魅力を発信することができないかとの思いを抱いていた。
一方、加賀屋は和倉温泉活性化のために、温泉地に人を呼び込める魅力あるものを作れないかと模索していた。

そんな時、地元七尾出身の辻口氏とコラボレーションすることで、より多くの人に七尾ひいては能登の魅力を知ってもらうことができるのではないか、そうした双方の七尾を思う情熱が、平成17年、『辻口博啓美術館』ならびに『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』のオープンという形で結実する。

金沢出身の永田シェフも辻口氏同様に、子供の頃に食べたケーキの美味しさ、楽しさに感動したのが、この道へ進んだきっかけ。高校を卒業すると大阪の製菓専門学校へ進み、関西で12年あまり、一流ホテルを転々として修業を積み、コンテストに出場した際、辻口氏が審査員の一人だったことが縁で、後に東京・自由が丘の『モンサンクレール』で一年あまり働いた後、和倉への出店に合わせてシェフパティシエとして地元に凱旋した格好だ。「和倉から日本全国へ、そして世界へ、能登の魅力を発信したいとの思いは、辻口も私も同じです」と熱く語る。

● 地元の食材にこだわる
オリジナルケーキ
東京・自由が丘にあるモンサンクレールと和倉ならびに金沢のル ミュゼ ドゥアッシュでは、全てのケーキの配合も使う食材も異なる。東京の店と2点だけ共通な"自由が丘ロール"と"セラヴィ"は配合や製法は同じでも、能登で生産された能登ミルクやセイアグリーの健康卵を使用していることから、味わいは全く異なる。「その味わいの違いを東京から来られたお客さんに楽しんでいただきたい」と永田シェフは顔を綻ばす。この2点以外は、全て石川オリジナルの配合で製造されているため、ここでしか味わえない。

地元の食材を取り入れるにあたって、素材そのものの味わい、美味しさを素直に表現したケーキづくり、これが辻口氏のこだわりであり、永田シェフが日々心がけていることでもある。と同時に、和素材の和をそのまま出すのではなく、和と洋の融合がキーワードであり、それを表現する辻口氏のセンスが何とも絶妙である。

● 地元食材のパワーが感じられるモノづくり
ケーキと焼き菓子
「地元の食材は生産地まで足を運び、自分の目と舌で確かめ、生産者の顔が見えるモノづくりを実践しているので、何よりも安心して使うことができます。
どんなにいい食材でも遠方からトラック便で運ばれてくると、移動した時間分だけ負担がかかり、食材本来のパワーが減少していると思います。
その点、産直のパワーは地元で使うことで十二分に発揮でき、地元の人たちの真心がこもったパワーが必ずできあがった商品に反映され、ここへ来て食べていただくことで、そのパワーをお客様にも享受していただけると思っています」と、ケーキや焼き菓子を通じて、能登の地元力を発信していくことが自らの役割と肝に銘じ、一つ一つの商品に真心をこめ、お客様に届ける店づくりに邁進している。

● 地元食材のラインナップ
地元の素材を活かしたオリジナルケーキ
能登ミルクの美味しさを素直に表現した"能登ミルク杏仁"、輪島の活地気米を使ったクリームと杏のクリームから成る"リ・カッチキ"、珠洲の塩を使ったタルトキャラメルとクレームショコラから成る"セルノワ"、加賀棒茶を練り込んだロール生地と能登大納言の小豆を組み合わせた"加賀棒茶ロール"、能登の赤ワインで煮込んだイチジクをフレッシュクリームチーズで包んだ"ヴォーグ"等々バラエティーに富んでいる。
その他、鳥屋酒造の吟醸酒"水面に映る月"を使ったショコラも人気とか。

現在、生菓子は30種類、焼き菓子、パン、チョコレートを含めると100種類あまりのアイテムが華やかにショーケースを彩る。

● 県立美術館に出店して1年
ルミュゼドゥアッシュKANAZAWAの店内
「金沢のお店は、オープン当初から大変多くのお客様にご来店いただいていますが、あまりの混雑でゆっくりケーキを楽しんでいただくことができず、おもてなしの面ではかえってご迷惑をおかけしています」と恐縮する。
くつろいだ雰囲気の中でケーキとお茶を楽しんでいただくことが同店のコンセプトだけに、もてなし面ではまだまだ合格点はつけ難いようだ。

製造スタッフは各店に12名あまり、そのスタッフで1日平均約600個前後のケーキを製造する。連休になると2,000個近いケーキを製造する日もあり、早朝から閉店まで製造しっぱなしでも追いつかない状況になるという。和倉の店でも金沢の店でも、全て一からその場所で製造し、作りたてのフレッシュな美味しさを味わってもらうことにこだわっている。

● 子供たちに夢を与える基金を設立
話題の焼き菓子「YUKIZURI」
今年(平成21年)発売された焼き菓子"YUKIZURI"が話題になっている。この商品の売上の一部を寄付し、辻口博啓夢基金として、子供たちに夢を与える事業に使いたいと考えている。

自身が子供の頃に抱いた夢を叶えたことで、未来ある子供たちに夢を与えたいとの思いからこの基金を設立することに。具体的なことはこれからだが、永田氏によると「辻口はかねてから絵画コンクールを行い、入賞した子供たちをルーブル美術館に連れて行き、本物の空気観、世界観を体感してもらい、それをきっかけに子供たちが更なる夢を持てるようなことがしたいと口癖のように言っています」とのこと。

"YUKIZURI"は同店だけでなく、北陸自動車道の北陸3県内サービスエリア、小松空港、能登空港、兼六園内茶店でも販売されており、子供たちに夢を与える事業の実現が待望される。

● 全ては地元の活性化のために
シェフ パティシエ 永田欽哉 氏
地元にはまだまだ多くの食材があるだけに、さらなる広がり・可能性が大いに期待できる。「生産者の方たちも自分の育てた食材で作られたケーキを見て感嘆の声を上げられ、作り手としてこんなに嬉しく、楽しく、やり甲斐のある仕事はありません」と満面の笑みで語る。

そんな永田シェフの陣頭指揮の下、『自分はこの店で頑張りたい』という意欲に溢れたスタッフたちが、辻口氏のスイーツに込める情熱を各々のハートに焼き付け、加賀屋ならびに辻口氏のブランド名に恥じることのない魂のこもったケーキ、焼き菓子をスタンバイし、今日もお客様を迎えるル ミュゼ ドゥ アッシュである。

インタビューを終えて・・・
加賀屋ならびに辻口氏のネームバリューは全国ブランドだけに、お客様の期待値も高く、少しでもその期待を裏切ることがあってはならない。その意味で、No.1の宿命を抱える両者が常に緊張感を持った真剣勝負で挑んでいる。「やさしさが私のケーキづくりの裏コンセプトです」と照れながら語る永田シェフの言葉が印象的。

ル ミュゼ ドゥ アッシュ 外観
商 号 ル ミュゼ ドゥ アッシュ
運営会社 (株)レグレット
(日本語で白鷺の意)
住 所 七尾市和倉町ワ部65-1
電話番号 (0767)62-4000
創 業 平成17年
営業時間 9時縲鰀19時
URL http://www.kagaya.co.jp/le_musee_de_h/

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 鹿野酒造(株)

八重菊や 酒もほどよし 常きげん 鹿野酒造(株)


加賀市八日市町地内に、蓮如上人巡錫の地として伝わる名水「白水の井戸」がある。
今から10年前、この井戸を再興し、清酒の仕込み水としても用いているのが、文政2年(1819年)の創業から190年あまり、6代にわたって受け継がれている『常きげん』の蔵元・鹿野酒造である。鹿野頼宣社長に酒造りに託す思いを伺った。

● 酒造りは「人」
農口尚彦 杜氏
日本酒離れと言われて久しいが、時代と共に杜氏の後継者がいなくなってきていることが、全国の蔵元にとっての最重要課題であることは言うまでもない。

かつて他社に勤めていた農口尚彦杜氏が65歳の定年を迎え退職することを耳にした鹿野社長が懇願し、自社の杜氏に迎え入れてはや12年。76歳とは思えないバイタリティーで日々酒造りに取り組み、社員の若手蔵人たちに杜氏のイロハを伝授している。「酒造りは住み込みでやる作業だけに人の和が一番大切で、造り手のコミュニケーションが円滑になっていないと、いかにいい原料を準備してもいい酒はできあがらない」と、鹿野社長は酒造りにとっていかに人が重要かを強調する。
現在、36歳の副杜氏を農口氏の後継にすべく力を注いでいる。

● 酒造りは「米」
酒造りに不可欠な酒米・山田錦遡ること14年あまり前、酒造りに不可欠な酒米・山田錦の割当が少なく、思うように確保できなかったことから、自分たちで山田錦を栽培することを決意する。

自社周辺の田に山田錦の苗を植えて栽培をスタートさせる。
当初は、普通の水稲に比べて稲穂の丈が長いため、台風が来るたびに倒れて苦労したようだが、今では毎年安定した収穫を得ている。

「これまで兵庫産の山田錦が一番と思っていましたが、自前で栽培した山田錦を使用した常きげん大吟醸が金賞を受賞したことで、米の栽培方法次第で地元産でも遜色ないことが証明されました」と顔を綻ばす。
とはいえ、自家米の収穫量は80俵足らずと限られているため、全出荷量に占める自家米の使用比率は5%程度と、まだまだ兵庫産・山田錦に頼らざるを得ないのが現状のよう。「この土地で山田錦が栽培できるのも地球環境の温暖化によるものだと思います。そう考えると、手放しで喜んでいいものか、このところ台風も少なくなってますしね・・・」と複雑な表情に。

● 酒造りは「水」
白水の井戸
蓮如上人が吉崎御坊にいた四年半あまりの間に北陸を布教して歩き、その途中この地に立ち寄り、掘った井戸がこの集落の生活水として使われていた。それが昭和40年代に上水道に切り替わり、存在そのものが忘れ去られていた。

たまたま、平成10年が蓮如上人の500年忌にあたり、この井戸の取材を受けたのを機に、再興することを思い立ち、平成9年に自費を投じて『白水の井戸』を整備する。

清酒の仕込みには自社敷地内の井戸水を使用しているが、再興を機に白水の井戸水も仕込み水として使い始めている。「田園酒蔵」とも称される当蔵にとって白水の井戸の佇まいは、その名に相応しい趣である。

● 『常きげん』の由来
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昔は米が貴重品だったことから、豊作の年は村人を集めて酒盛りをして祝ったものと思われる。
そんな折りに、4代目当主が常に豊作であって欲しいとの願いを込めて詠んだ『八重菊や 酒もほどよし 常きげん』の句から常きげんの名が誕生したという。

本来なら上機嫌となるところを「上」ではなく「常」にしたあたりが心憎い。

● 農口杜氏の山廃仕込みが看板
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健全な酵母の働きには、乳酸が不可欠だが、山廃仕込みは自然界の乳酸菌を利用するため、山卸(櫂入れ)を廃止した古式の仕込み方法であり、通常の速醸造りより日数が2縲怩R倍必要となる。これが農口杜氏が得意とする技であり、他の追随を許さない名人技である。その奥義を若い杜氏たちに伝授しているところでもある。

腰の強いコクと鋭いキレ味が特徴で、売上の半分近くは山廃仕込みが占め、自他共に認める鹿野酒造の看板商品になっている。それを裏付けるかのように、今年に入り能登杜氏組合能登町支部きき酒会最優秀賞、能登杜氏自醸酒品評会最優秀賞、金沢国税局新酒鑑評会優等賞と受賞を重ねてきた農口杜氏の渾身の美酒「常きげん 大吟醸」が全国新酒鑑評会金賞を受賞している。

● 日本酒には厳しい時代
鹿野酒造 ホームページ
バブル期のチューハイブーム、ワインブーム、その後の焼酎ブームと、度重なるライバルの台頭で、10年前に比べると、全国ベースで日本酒の消費量は半減している。

「日本人の主食が米であることを考えると、もっともっと日本酒を飲んでもらいたいと思い、日頃からききちょこ会などを開催しています。イベントを開くと若い女性がたくさん来てくれるのですが、それが思うように実需につながらない。やはり、日本人の食の洋風化がこれだけ進んでいる時代だけになかなか難しいですね」と複雑な表情だ。

かつての商いは、加賀の温泉旅館で成り立っていたと言っても過言ではなかったが、バブルが崩壊し、温泉旅館が相次いで倒産する事態となり、積極的に県外へ営業に出ることで何とか落ち込みをカバーしてきている。そうした努力の甲斐あってほぼ北は北海道から沖縄や海外まで、量の多少はあるにせよ、常きげんブランドが販売されている格好だ。

現在では温泉旅館の直売はほぼゼロに等しく、小売店が6割、問屋が4割(含むネット販売)という構成になっている。「今となっては高い授業料も払いましたが、温泉旅館のおかげで今日の基盤を築かせてもらったと感謝しています」としみじみと語る。

● 愛される酒造りに邁進
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農口杜氏の職人技を若い杜氏が何分の一かでも身につけてくれることを切望する鹿野社長は、「『常きげん』という名前に込められた代々の思いを大切に受け継ぐ蔵人と社員を育てること。人、米、水へのこだわりは、これまでもこれからも変わることなく、鹿野酒造の原点として伝え続けていかなければなりません。その意味でも、息子にはもっともっと技術や営業力を身につけ、代々受け継がれてきた酒造りへのこだわりを肝に銘じて頑張ってもらいたい」と思いを込める。

「日本酒は日本人のために先祖が英知を結集して誕生させたお酒であるだけに、たとえ時代が変わっても、日本人にとって、日本人の食卓に身近な存在であり続けたいと願っており、造り手である我々の努力が足りない点も否めませんが、日本人の心の癒しに欠かせないお酒として末長く愛される商品づくりに、これからも邁進していきたい」と決意を新たにする鹿野社長である。

インタビューを終えて・・・
全国の酒蔵が一様に杜氏の後継者育成に苦労している中、鹿野酒造さんには鬼に金棒とも言える黄綬褒章受章の現代の名工・農口杜氏という心強い達人が若手を指導・育成されていると伺い、酒造りの伝統を確実に受け継いでいく暖簾に託された思いを共感させていただいた。

鹿野酒造(株) 外観
商 号 鹿野酒造(株)
住 所 加賀市八日市町イ6
電話番号 (0761)74-1551
創 業 文政2年(1819年)
URL http://www.jokigen.co.jp/

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 は、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 (有)三共農園 

おいしい、楽しい、夢の国、加賀フルーツランド (有)三共農園

安・近・楽の観光ニーズと高速道路1,000円の相乗効果で、このシルバーウィーク期間中、多い日は1,500人を超す来場者を記録したスポットが、加賀市にあるフルーツの楽園・加賀フルーツランドである。フルーツ狩りはもちろんのこと、バーベキューコーナーも連日満席の人気だったという。
加賀フルーツランドを運営する(有)三共農園の岸省三社長にお話を伺った。

● 加賀フルーツランドができるまで
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古くから加賀市内一帯では、ぶどうの栽培が盛んに行われていたが、昭和38年の三八豪雪で壊滅的な被害を受け、それを機に降雪の少ない海岸丘陵地の加賀市豊町一帯で40年から44年にかけて新しいぶどう園が造成された。

それから20年あまりの歳月が流れ、昭和から平成に替わる頃になると、高齢化による離農や後継者不足という問題が表面化してくる。そのような状況から、自然との触れ合いや癒しを求める消費者ニーズに着目し、豊町果樹生産組合、加賀市農業協同組合、(有)三共農園が一体となって遊休農地等を活用した観光農業プランを策定。その具体的な事業が「加賀フルーツランド構想」である。
(有)三共農園を核としたフルーツランド新規事業計画が本格化し、農地の集団化、衰弱樹の改植、果樹生産物の高付加価値化、直販の効率化等々を目指し、近隣果樹農家との提携を促進するとともに、国庫等の補助を受けて農村交流研修施設を建設し、平成5年1月に加賀フルーツランドがオープンする。

● 果実が収穫できるまで
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何年もの忍耐が必要果樹栽培は、木を植えてから果実が実るまで品種によって3年から8年の歳月を経過しないと収穫できないため、その間は収入ゼロで乗り切らなければならず、資金面での苦労は多かったようだ。

代表取締役 岸省三 氏
「地元の生産組合の皆さんはもとより、加賀市農業協同組合さんがとても協力的に力になってくださったおかけで、事業の立ち上げはスムーズにできたと感謝しています。若い人たちが果樹栽培に夢を持てるような施設をやりたいとの一心で邁進してきたので、自分自身は苦労したと思っていませんが、従業員には大変な苦労をかけてきたと申し訳なく思っています」とこれまでを振り返る。

● 年間通してフルーツ狩りが可能
パークゴルフとバーベキューも楽しめます
年間を通して旬のフルーツ狩りができるところは、全国的に見ても大変珍しい。

石川県はいろんな果物の北限であると同時に南限であることから、試行錯誤を繰り返しながら新しい果物を育てることに挑戦してきている。
現在では、春先のいちごを皮切りに、さくらんぼ、ブルーベリー、ぶどう、なし、りんごの順に年間を通してもぎとり体験できる。その他に柿、栗、いちじく、西洋なしの栽培をしており、みかんの栽培にもトライしている。

正確な入場者数はカウントしていないとのことだが、おおよそ10万人強の年間来園者があるという。その内訳は、県内が4割、隣県の富山・福井が4割、あとの2割が関西・中京方面から。意外なのは、外国人のツアー客が増えてきているとのこと。
「高速道路1,000円の効果は絶大で、今年は県外からのお客さんがかなり増えています」と顔を綻ばす。フルーツランド入口に整備されたパークゴルフ場の利用者も近年増えてきており、中には旅行会社のツァーに組み込まれるケースもあるようだ。リピーター率が高いのも特徴で、そうしたお客さんがまた新たなお客さんを連れて来園するという好循環が生まれている。

昨年(平成20年)から土・日・祝日限定で始めた『フルーツバイキング&チョコレートフォンデュ』は毎回大盛況で、金沢を中心に若い女性が殺到する人気ぶりとか。

● オリジナル商品の充実にも取り組む
オリジナルジャム
加賀フルーツランドで収穫された果物を原料に、ジュース、ワイン、ジャムなど美味しい食べ方を提案することで、付加価値の高い商いを展開している。
売上に占める内訳は、フルーツのもぎ取りが3割、バーベキューを含めた飲食が3割、物販が3割、自家栽培のフルーツを原料としたジュース・ワイン・ジャムが残りの1割という状況で、オリジナル商品の伸びが顕著なよう。現状では外部へ委託して製造しているが、将来的には製造体験工房的な施設を作ることも思い描いている。

オリジナルジャムとジュースが入った贈答用セット商品
こうしたオリジナル商品の売れ筋を伺うと、1位ジャム、2位ジュース、3位ワインの順。ホームページでも通販は行っているが、やはり実際にフルーツ狩りを体験した人たちが、売店で現品を見て購入する比率が圧倒的に高いようだ。お中元やお歳暮の時期には贈答用のセット商品が相当数出るようになり、産地直送の新鮮なフルーツを届けたいというニーズが高まっていることを実感している様子。そうした贈答品でジャムをもらった人が、今度は実際にフルーツ狩りに行って食べてみようと来園するケースが増えてきているという。

地元で美味しいかぼちゃがあると聞けば、ポタージュスープを試作し、美味しいトマトがあると聞けばトマトジュースを作りと、新しいことにも積極的にチャレンジしている。「加賀市内で収穫された野菜にも目を向け、美味しいものを多くの人に知ってもらいたい」との岸社長の熱い思いが伝わってくる。

● オーナー制度も好評
りんご園
果樹園のオーナー制度は、ぶどうとりんごで300名余りが登録しており、収穫時期になると来園し、自らの手で収穫することが醍醐味となっているようだ。

最近では、保育園や学校がオーナーとなり、収穫時期に園児や生徒たちが来園し、もぎとり体験をするといった食育の一環として利用されるケースが目に見えて増えてきているという。

● 果物と花のパラダイスめざし
三共農園 店内
加賀フルーツランドの魅力をもっと多くの人に知ってもらえるようなアンテナショップを金沢市内に設けることも検討中である。

石川県産りんごの新品種『秋星』を昨年からジャムにして販売したところ「美味しい」と大盛況で、瞬く間に完売したことから、今年はジュースの販売も計画し、昨年の倍近い収穫を目指している。

「オープンから16年の歳月をかけていろんな果物を育ててきましたが、まだまだお客さんが食べたいと思う品種がたくさんあるわけで、種類のさらなる充実と加工施設の整備が当面の課題です。と同時に、季節の花をもっと増やし、花とフルーツでおもてなしできるパラダイスにしていきたい」と力を込める。子息が昨年入社し、若い社員たちと一緒になって頑張っている姿を見ながら、これからのさらなる発展に期待を込めるとともに、壮大な青写真を描き続ける岸社長である。

インタビューを終えて・・・
あと4年で加賀フルーツランドは開園から20年の節目を迎えるだけに、フルーツと季節の花々がフルーツランド全体を美しく彩り、来園者をもてなしてくれるようになれば、石川県を代表する観光スポットの定番となることは間違いない。そう確信して加賀フルーツランドを後にした。


(有)三共農園 外観
商 号 (有)三共農園
住 所 加賀市豊町イ59-1
電話番号 (0761)72-1800
創 業 平成5年
営業時間 9時縲鰀17時
URL http://www.furulan.com

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