石川発!お店探訪記の最近のブログ記事

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(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 では、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 マルガージェラート
能登産にこだわった心意気が伝わるジェラート マルガージェラート

能登町に新鮮な生乳を原料に美味しいジェラートを製造販売しているお店があると聞き、早速伺ってみることにした。梅雨入りしたとはいえ、今年は真夏日続きとあって、冷たくて美味しいジェラートはこの季節一番人気の高い商品でもある。穴水からボラ待ちやぐらの見える海岸線を走り、能登町に入りしばらく行くと目指すマルガージェラートの看板が見えてきた。(有)マルガーの柴野大盾監査役にマルガージェラートの魅力を伺った。


● マルガーの歩み
柴野大盾監査役
能登町一帯の里山で昭和42年に始まった国営パイロット事業で、農地が造成された際、広大な土地を活かした北海道型の酪農に自らの人生を賭けるべく入植した柴野氏だったが、牛乳を生産して10年あまりすると、牛乳がだぶつき、生産しても買い取ってもらえない状況に直面する。

そんなことが約10年おきにあり、そのたびに資金繰りに追われていた。

マルガージェラート 店舗
「こんなことを続けていても・・と思い始めていた平成10年に息子が就農したのを機に、親子で酪農の将来をじっくり話し合い、自分たちの手で、飼料からこだわって育てた乳牛のミルクを原料にジェラートを作って販売することを思い立った」と創業の経緯を語る。
とはいえ、その世界は全くの素人だけに、国内で牧場のアイスクリームを看板にしている店を食べ歩き、子息は遠くイタリアまでジェラートの研修にも参加した。

1年あまり様々な試行錯誤を経て、搾りたて生乳100%で、後味がさっぱりとしながらコクのある、低脂肪・無添加のマルガージェラートの味を確立するに至り、平成11年、(有)マルガーを設立し、本格的にジェラート販売を開始する。

● ジェラート専業に方向転換
バリー恵ション豊富なジェラート
2年後の平成13年、NHKの大河ドラマ「利家とまつ」放映に合わせ、金沢城の中で開催されたイベントに出店したところ、予想以上の反響があり利益も出た。それに自信を深め、30年あまり続けてきた酪農をやめ、15年からは原料乳を購入する形に切り替え、ジェラート製造に専念する。ただ、店頭販売だけでは季節の売上のバランスが極端で、夏は1日何百人と来店客があっても冬場はゼロの日もあったりした。そんなことから、冬場の売上を増やす方策として、全国のホテルやレストラン、居酒屋などにジェラートを卸す業務用のウエイトを伸ばすことに力を注いできた結果、今では売上全体の6割強を業務用卸しが占めるまでに。「卸し業務が順調に伸びたことで、店頭販売のジェラートが落ち込む冬場にもコンスタントに注文が入り、年間を通して安定した商いができ、経営的にも非常に楽になりました」と満足げに語る。
平成14年には、イベントで好評を得たことから野々市町に2号店を出店し、金沢近郊の顧客を着実に獲得してきている。

● バリエーション豊富なジェラート
左から抹茶・珠洲天然塩・赤崎いちご・大納言小豆
量的には少ないものの、能登には季節の野菜や果物が数多くある。野菜にしても果物にしても、長い間農業に携わっていため人的なネットワークがあり、苦労することなく様々な食材が入手できる。そのおかげでバリエーションに富んだジェラートのメニューが実現しているのだ。定番メニューは、珠洲の塩、宇出津(うしつ)のいしり、能登町のいちご・かぼちゃ、五郎島のさつまいも、抹茶、黒ごま、ブルーベリー、つぶつぶバニラ、チョコラータ、ローストアーモンド、クリームチーズ、ラムレーズン、金時草、加賀梅酒、日本酒等々、名前を聞いただけでも甘党には垂涎もののラインアップだ。その他、季節のフレーバーとして、さくら、よもぎ、牡蠣貝、ゆず、すもも、栗、バラ、加賀棒茶、マンゴー、イチジク、白桃、スイカ、梨、枝豆等々、こちらもバリエーションに富んでいる。このように県内の様々な食材とコラボレーションできるのがジェラートの魅力でもあり、これからもいろんな広がりが期待できそうだ。

● ジェラートは栄養食品
マルガージェラートセット
ジェラートの原料は牛乳であり、カルシウム、ビタミン、カロテンを豊富に含んだ栄養食品でもある。「日本では手術後の最初の食事はおもゆですが、外国ではジェラートを食べるそうです。熱を冷ます作用もあるのかもしれませんが、口当たりが良く栄養価が高いことに着目されています。健康ブーム、癒しブームの時代だけに、そうした観点からもジェラートの魅力をアピールしていきたい」と意欲的。

● 乳製品の総合メーカーをめざし、チーズも発売
マルガージェラート チーズ
ジェラートから一歩踏み込みチーズの製造も手がけている。既にフレッシュタイプのマルガーモッツァレラ(100グラム)640円、熟成タイプのマルガーゴーダ(100グラム)850円を発売している。モッツァレラはフレッシュタイプのためクセがなく、後味がさっぱりとしていて、調理しやすいのが特徴で、石川県商工会連合会が主催する特産品コンクールで優秀賞を受賞している。ゴーダは、4カ月間熟成して、まろやかな味に仕上がった。スライスしてそのままワインのお供に、あるいはスライスしたものにブルーベリージャムをぬり、薄く切ったリンゴを載せて食べるのがお薦めとか。「チーズはジェラート以上に奥が深く、醗酵させる時の温度・湿度・水分・時間などの環境に大きく左右され、どの要素が異なってもできあがった味が異なる難しさがあり、これからも日々研究を重ねていきたい」と、納得できる商品づくりを追求し続ける姿勢を強調する。

● 次代に託す商い
下はマルガージェラート野々市店
平成20年、金沢市香林坊の109裏に子息が支店をオープンした。「私は場所的に反対だったが、息子がどうしてもやりたいと言うのでやらせたが、1年もたずに撤退しました。勉強代として、この苦い経験を踏まえ、背伸びをせずに着実な商いに徹してもらいたい」と父親の眼差しに。新鮮な生乳と地元の食材にこだわったジェラートづくりがマルガーの真髄であり、ジェラートからスタートした同社は、乳製品の総合メーカーになることが最終目標でもある。

「先般、輪島で農業をやっている知人から、輪島の『ばば瓜』というお化け瓜を紹介されました。これは、そのまま食べてもあまり美味しくない瓜ですが、それをシャーベットに仕上げてみたところ、香りも良く清々しい味になり、意外なできあがりに驚かされ、新たな一品が誕生しました。このようにまだまだ隠れた郷土の食材がたくさんあり、もっともっと掘り起こしていきたいと思っています」と現状に満足することなく、常に次を模索しつづける柴野親子の本当の挑戦はこれからなのかもしれない。

インタビューを終えて・・・
大手メーカーのジェラートに比べると、1個1個手づくりの上に、原料乳も値上がりしているため、価格的に地元のレストラン等の卸し先を開拓する際のネックになっているという。今の時代、安心・安全・無添加をアピールすることで、消費者も納得し、価格の問題は乗り越えられるのでは・・・。金沢の飲食店を開拓することは、次なるステップにつながるのではないだろうか。


(有)マルガー野々市店 外観
商 号 (有)マルガー
住 所 鳳珠郡能登町字瑞穂163-1
電話番号 (0768)67-1003
設 立 平成11年
URL http://www.malgagelato.jp/

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 では、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 柳田食産

完熟・無農薬のブルーベリーを能登から 柳田食産(株)

昨今の健康食品ブームで、からだにいい食材に関心が寄せられている。そんな一つに、アントシアニンが目に良いと言われるブルーベリーがある。県内で昭和58年からブルーベリーの里構想を立ち上げ、地域を挙げて栽培に取り組んできているのが能登町の旧柳田村地区である。この事業を推進する核として設立された第三セクター・柳田食産(株)の福池正人社長にブルーベリーに託す思いを披瀝いただいた。


● ブルーベリーの里への歩み
柳田食品 商品
旧柳田村地区の山林には、もともとブルーベリーの原生種と言われる「ナツハゼ」が多く自生し、各家庭で果実酒として昔から親しまれていた。当時の農協の組合長がこれにヒントを得て、昭和58年にブルーベリーの苗木を導入し、本格的な栽培に着手する。
平成元年には、ブルーベリーを原料とした能登ワイン「猿鬼」が誕生。平成2年には「ブルーベリー村整備構想」を策定。ブルーベリーは、6月終わりから早生種の収穫が始まり、7月が全盛期で、晩生種が9月から10月初めまでで収穫が終わる。
その意味で、稲作との兼業として理想的な果実でもあることから、集団転作による栽培面積の拡大を図り、平成5年には全国初の「全国ブルーベリー祭」を開催し、名実共に柳田村が「ブルーベリーの里」であることを全国に発信する。

平成8年には、植物公園内にワイナリー「柳田村農林産物総合センター・喜の実館」が完成し、第三セクターの柳田食産(株)によってブルーベリーワイン・ジャム・ゼリーなどの特産品を次々と誕生させ、今日に至っている。「山口元村長の強力なリーダーシップと行動力がなければ、今日の能登町のブルーベリーはなかったかもしれない」と述懐する。生産農家も当初の27軒から現在は100軒あまりに増えている。

● 完熟・無農薬にこだわる
柳田食産 ブルーベリー畑
能登町のブルーベリーの売りは、何と言っても『完熟・無農薬』。未熟のうちに収穫すると、追熟によって色は濃くなるものの、酸味がうまく抜けないのだという。そのため、樹上で完熟させてから収穫している。しかも、健康のため安心・安全なもの、環境に配慮し、無農薬栽培を徹底している。

そのこだわりは、生産者のブルーベリーを加工用ではなく、生食を主体に販売したいとの思いがあるからだ。能登町産のブルーベリーは生の果実を販売しているが、ブルーベリーの苗や樹の大敵は毛虫。うっかりしていると一晩で葉を食い尽くされることもある。それでも農薬が使えないため、葉を一枚一枚めくりながら手で駆除するしかない。
さらに、せっかく実った果実を鳥についばまれることがないよう畑全体にネットを張り巡らさなければならず、大変な手間と労力を要する。1本の樹から収穫できる果実は、多くて5kg、平均すると2kg。雨が降ると収穫できず、しかも日持ちがしないため出荷調整が効かず、生産者にとってはリスクの高い果実でもある。

● ジャムも能登町産に全量転換へ踏み切る
ブルーベリージャム(上)と製造工場(下)
スタート当初3トン足らずだったブルーベリーの収量も平成20年には20トンにまで増えてきたことから、ジャムは能登町産のブルーベリーを全量使用する方向に舵を大きく切ったところである。

「これまでのジャムと味が変わってしまうため、バイヤーの反応も二分され、受け入れられるまでに多少の時間を要することが懸念されますが、思い切って全て能登町産に切り替えることを決断しました」と力を込める。

同社のブルーベリージャムは、原料となる実の栽培から行い、混ぜものは一切なく、180g入りのジャムを製造するのに200gの果実を使用する誠実なモノづくりだけに、当然、価格も一般的にスーパーの店頭に並んでいるものと比較すると割高になる。一方、ワインについては、能登町産のブルーベリーは酸味が強くワインに馴染まないため、全体の1割程度地元産を混ぜて醸造している格好だ。

● 子供たちにブルーベリーに親しむ機会を
きのみワイナリー観光農園
喜の実ワイナリーには観光農園が併設されている。
7月の1ヶ月間、9時から16時まで一般開放して摘み取り体験を行っており、毎年1000人あまりの来園があるという。

地元のブルーベリーに親しんでもらいたいとの思いから、小学校入学前の未就学児に限って無料開放している。
料金は中学生以上1,000円、小学生500円。ブルーベリー100gのお土産付き。同時にワイナリーの見学や、ジャム作り教室(料金別途)も体験できる。

● 一番人気はジャム
福池正人社
売れ筋ランキングは、1位ブルーベリージャム、2位果実(生・冷凍)、3位ブルーベリーワインの順。

その他、地元石川の農産物を商品化しようとの思いで、珠洲産のいちごで作ったいちごジャム、珠洲産の梅で作った梅ジャム、能登町産のいちじくとかほく市産のいちじくを使用したいちじくジャムを生産している。
ブルーベリーワインは年間2万5千本を出荷している。

● 味と価格が課題
売店ではお土産に商品が購入できる
ブルーベリージャムを全て能登町産の原料に転換できるか、それが目下の課題である。いくら安全で、安心でも、スーパーの店頭では安い輸入物に押されてしまい、陳列スペースすら確保してもらえないのが現状だ。

能登町の生産現場を少しでも多くの人に見に来てもらうことで、この商品の価値を分かってもらうしかないのかもしれないが、口から入る食べ物だけに、価格で選ぶのではなく、安心・安全を基準に選んでもらいたいものである。
その打開策として、「従来の1kg詰めの容器ではなく、100g程度が入る小さな容器で、気軽にお試し感覚で購入してもらえる商品開発を進めているところです」とのこと。

試飲コーナー(休憩スペース)
これができれば今一歩思い切れなかった顧客にも手を出してもらえるのではないだろうか。スーパー等にこうした商品が並ぶようになれば、新たな顧客が増えるに違いない。
「地元産100%で、安心できる安全なモノづくりに徹していけば、必ずお客さんに受け入れてもらえると考えています」と自社を地元産の農産物を加工するメッカに育てていくことに情熱を傾注する福池社長である。

インタビューを終えて・・・
せっかく地元に素晴らしい食材があっても、消費者が知らなければ売れないわけで、知ってもらう努力が何よりも大切だ。その意味で、能登町の特産品を集めて金沢市内で紹介するアンテナショップを設けてはどうだろうか・・・。このブルーベリーの果実の美味しさを多くの人に知ってもらいたいものである。是非ホームページからご注文を。

田食産(株) 外観
商 号 柳田食産(株)
住 所 鳳珠郡能登町字上町イ部46-6
電話番号 (0768)76-8100
設 立 平成7年
URL http://www.notoberry.com/

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 では、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

-金沢・加賀・能登 頑張るお店- 油谷製茶

茶の栽培から販売まで責任の持てる商いが信条 (有)油谷製茶

小売というのは、メーカーが製造した商品を仕入れて販売する商いであるが、多くの商品の場合、それでは生産者、問屋の段階で何が行われているのか全く分からない。そこに疑問を感じ、トレーサビリティーに責任の持てる商品をお客様に提供したい、そんな思いで30年近く前から茶葉の栽培から販売までを一貫して自社で行っているのが、宝達志水町に本社を構える油谷製茶である。
油谷祐仙社長にこだわりの商いを披瀝いただいた。


● 原料にまで遡って責任のもてる商いに徹す
油谷祐仙社長
大正時代に油谷社長の祖父が、お茶の担ぎ売りを始めたのが商いの原点である。先代が製茶機械を導入し、静岡から原料となるお茶を買いつけて加工する商いに転換し、三代目の油谷社長は静岡と熊本の契約農家で栽培された茶葉のみを原料に用い、本来、産地の問屋が行っている業務を自社工場で全て行っている。
一般のお茶販売店は、静岡の問屋から10kgあるいは20kg単位で送られてきたものをブレンドし、個包装したものに自社のラベルを貼って店頭販売している。その点、同社の場合は、農家から直接納品された茶葉を自社工場で一貫加工し、販売までを完結させているため、コスト的に中間マージンを取る業者が入らないメリットがあるだけでなく、何よりも「安全・安心」がこれだけ喧しく言われる時代にあって、トレーサビリティーが厳格に管理されている。

現在、HACCPに対応したJONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)の有機JAS認定を取得すべく、5年計画で取り組んでいる最中でもある。そこまで取り組んでいる製茶業者は全国でも数社程度で、その中でも先駆けとなるべく奮闘中だ。


● こだわりの茶葉栽培
商品が並ぶ 下は抹茶アイスと抹茶どら焼きと抹茶シュークリーム自社の商品に対する思い入れは熱い。例えば、他とは違う蒸し方、農薬を可能な限り使わない、契約農家に対して覆いを被せて色を良くする作業工程の指示や摘栽時期まで細かく指定している。収穫された茶葉を現地で蒸して揉み、荒茶ができる。この荒茶は水分量が8%~5%で、そこから茎や棒などの不純物を全て除外して乾燥させると、水分量が2%~3%に抑えられ、日持ちするようになる。
店頭で販売されているお茶には賞味期限を入れているが、実のところお茶に賞味期限はないそうだ。

お茶の北限は、新潟県村上市がこれまでの常識だったが、地球温暖化の影響で、今では岩手県でもお茶が生産されるようになってきている。とはいえ、「長年培った技術がある静岡のお茶に勝るものはありません。」と太鼓判を押す。
その意味で、ここにきて盛んに言われるようになった農商工連携を30年ちかく前から実践してきているわけで、全てのお茶に生産者名が明記されている。


● お茶の美味しい飲み方を伝授
油谷製茶 店内かつては卸しもやっていたが、今は一部地元スーパーへ卸しているものの、ほとんど直売に切り替えている。
羽咋市、七尾市、白山市に各1箇所ずつテナントとして出店し、それ以外は、石川県物産協会が主催する全国各地の百貨店で開催される物産展に参加して販売している。と同時に、地方の百貨店に自社商品を置いてもらうべく営業活動に余念がない。

直営店では、お茶の試飲はもちろん、お茶の入れ方を丁寧に教えることに力を注いでいる。いくらいい茶葉を使っても入れ方が間違っていては本来の美味しさが味わえないからだ。
「お茶は、自分で入れるという工程を経ないと飲むことができません。そのためには、どんな水を使うか、お湯の温度は何度がいいか、蒸らす時間は・・、といったそれぞれのお茶に最も相応しい入れ方をきちんと教えることも大切な役割で、お客様最優先でやっています。」と力説する。


● 物産展は貴重な営業の場であり情報収集の場
全国の物産展で販売する油谷社長
売上に占める顧客の比率は県内が6割、県外が4割という。県外の顧客開拓は、各地の百貨店での物産展の来場者を取り込む格好で営業している。
「地方の物産展で直接お客様からいろんな意見をいただくことで、お客様のニーズに合った商品を作るための参考にし、翌年の商品づくりに反映させています。」と語るように、その地方その地方で、味の好みが異なるため、行く地方によって持っていくアイテムを変えているとのこと。

北海道は、ほうじ茶のような香ばしさや熱いお湯で飲むものが好まれる。関東は、香りの強いお茶が好まれる。関西は、香りは薄くてもいいから、いいものを何回も使いたいという傾向がある。山陰や中国地方へ行くと、お茶に添加物を入れて味付けしたものが好まれている。九州方面は甘口のお茶が好まれ、食文化も甘い傾向がある。このように地方によってお茶の売れ筋が異なるのだ。

昔からお茶に添加物を混ぜて美味しくする手法が普通にやられているというのには驚かされた。油谷社長は「それが嫌で、安全で安心なものを消費者に提供したいと思い、静岡の農家を廻って、信頼できる契約農家を開拓していった。」と今の商いのやり方に方向転換した真相を語ってくれた。

そうしたお茶の安全・安心に対する思い入れ、意気込みを物産展の来場者に訥々(とつとつ)と話して納得したお客様に買ってもらっているため、一度ファンになれば離れることはない。とはいえ、不景気になると、今まで1500円のお茶を飲んでいた人が1,000円のお茶に単価が下がることで、販売量は同じでも売上が下がることは否めない。


● 完全無人化工場の稼働に邁進
油谷製茶の製茶工場食品は人間の手が触れるとトラブルの元になることから、製茶工場内は可能な限り自動化されており、衛生面でも安全な工場になっている。
「お茶の産地でもないところにある店が、仕上げ加工を自前の工場でやっていることは考えられないとよく言われますよ。」と工場設備への自信を覗かせる。

現在の製茶工場はかなりのレベルで限りなく自動化に近いものではあるが、これを完全無人化の無菌室を備えたHACCP対応の工場にすることが当面の目標であり、既にその実現に向けて動き始めている。参考になる店や工場があると聞けば、物産展で全国各地へ出向いた際に、足を延ばして現場を見に出かけ、常に新しい情報の収集に貪欲に取り組んでいる。


● 全てはお客様の満足のために
商品が並ぶ「商いをする上で一番大切な宝物はお客様です。買って下さるお客様がいなかったら商売は成り立ちません。」と断言する。 この言葉が、油谷製茶の全てを表現していると言っても過言ではない。
すなわち、安全・安心なお茶をお客様に飲んでもらいたいとの思いが、商いのポリシーであり、そのポリシーに感銘を受けたファン客が全国にいる。
商売人にとってこんな幸せなことはないのではないだろうか。


インタビューを終えて・・・
近年、後を絶たない食品偽装で食品メーカーに対する信頼を失いつつある消費者の一人として、当たり前のことを当たり前に、きちんとやっている油谷製茶さんに出会え、ほっと胸を撫で下ろす思いだ。お客様第一と口で言うのは容易いが、有言実行し続けてこそ真の商人なのではないだろうか。


(有)油谷製茶 店舗商 号 (有)油谷製茶
住 所 羽咋郡宝達志水町荻市チ52
電話番号 (0767)29-2057
URL http://cha.shop-pro.jp/


(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 では、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 おむすび美人!

カルゲン米の美味しさを多くの人に伝播 おむすび美人!

遡ること30年前から、カルゲン(カルシウム肥料)の魅力に取り憑かれた杭田忠三社長が、生きた土作りからこだわり、ミネラル豊富で美味しいお米が育つカルゲン農法の確立に長年汗を流してきた。からだに良く、美味しいカルゲン米とカルゲン農法で育った昔ながらの野菜の美味しさを多くの人に知ってもらいたいと、そのアンテナショップとして平成18年5月、金沢市内におむすびを販売する「おむすび美人!」を開店した。

● からだに良くて美味しいカルゲン米の普及
石川県産カルゲン米コシヒカリ
カルゲンとは、太古の昔、海水中の石膏分(カルシウムと硫黄)が沈殿凝固して鉱石となり、地表や地層で層をなしているもので、これを原料に植物の肥料(ミネラル・栄養)と土壌改良剤として用いることで、生命エネルギーを持った土づくりができるというもの。その生きた土で育てられたカルゲン米はミネラルなどの栄養素が豊富に含まれ、消化吸収の良い安全で健康にいい食養生できるお米なのだ。現実にその農法で育てたカルゲン米と野菜を食べ続けている杭田氏は健康そのもので、とても84歳とは思えない若々しさとバイタリティーの持ち主で、自らその健康効果を実証している。このカルゲン米の美味しさを普及させたい、その熱い思いから行動させ、この「おむすび美人!」を開店することとなった。

● 体に良いおむすびを体に良い店で提供する
おむすび美人 店内
宣伝広告費にお金をかけるよりも、目立つ立地で店舗をオープンすれば、前を通りかかった車が自然と立ち寄ってくれるだろうと考え、現在地を購入した。

店づくりにあたっては、おむすび屋らしい和風建築はもちろんのこと、健康にいい商品を扱うだけでなく、来店されたお客様に環境面でも快適な店にしたいと考え、床下には炭とセラミックスを敷きつめるという念の入れようだ。店内の柱や壁の木材には国産の檜を使うなど、内装材の塗料や接着剤に対するアレルギーのある人でも心地良くいられる空間づくりに配慮している。そのため、常識を逸脱したコストがかかっているようで、「おむすび屋をやるのに土地と建物で私のような投資をするのは気違い沙汰だと笑われるかもしれないが、どうせやるのなら中身も器もいいものにしたかった。」と苦笑する。

おむすび美人 店内
店舗のPRについては、開店前のパート募集チラシとオープン後に3回程チラシを配った程度。「マスコミの方々が面白い店ができたと取材してくださり、随分お世話になりました。やってみて分かったのは、店の前を偶然通りかかった車が、こんな所にこんな店があるんだという感じで、飛び入りのお客さんが多いことで、やはりこの場所を選んで正解だったと思っています。そして、何より嬉しかったのは、『はまったうまさ』と常連客の口コミでお客様が増えたことです。」と顔を綻ばす。

● 朝ご飯を食べてもらいたくて
カルゲン米を販売
早朝開店最近は、朝ご飯を食べずに出社する、あるいは学校に行く人たちが多いことから、健康のためにも朝ご飯を食べてもらいたいとの思いで、早朝7時に開店し、昼食の時間帯を過ぎて午後3時に閉店する営業形態を取っている。昼食時間帯には、店頭に行列ができるほどの賑わいぶりで、土・日・祝日には平日の倍以上を売り上げる。

カルゲン農法で栽培した野菜を販売
来店する客層は、学生、ビジネスマン、OL、主婦、子供からお年寄りまで幅広く、女性客の比率が6割強という現状だ。おむすびはもちろんのこと、店先で籠に入れて販売されているカルゲン農法で栽培されたネギ、白菜、大根などの野菜を買い求める主婦の姿も目につく。 店の一角にはカルゲン米の販売コーナーが設けてあり、1日に100kgを販売する日もあるという。「とにかく一度食べていただくと、皆さんカルゲン米の美味しさにはまり、リピーターになっていただいています。」と胸を張る。

● 約20種類のおむすびメニュー
おむすびメニュー
店内に一歩足を踏み入れると、おむすびに入る具材をイラストで表現したパネルが掲げられたオープンカウンターが迎えてくれる。持ち帰り用と店内用に分けられた注文書に列記されたメニューの中から自分の食べたいおむすびに印をつけ、個数を書き込んでカウンターに出すと、その注文を受けてからパートのお母さんたちが1つ1つ握り始める。「ベテランの主婦でも1時間に握れる個数は200個が精一杯のため、手握りにこだわってやりたいと当初は考えていましたが、繁忙時間帯は対応しきれなくなることから、いろいろな機械を試した中で、これならばという限りなく手握りに近い握り方ができるものが見つかり、テイクアウト用は1時間に1000個握ることができるこの機械で対応しています。」とのこと。

おむすびのメニューは、一番人気の鮭ハラス180円、二番人気の焼きたらこ200円、三番人気の梅160円、その他に天むす250円、いくらハラス250円、いくら230円、かつお150円、ツナマヨ140円、銀シャリ100円など約20種類と豊富だ。おむすびのごはんは白米と玄米が選べるようになっているが、コンスタントに全体の3割の人が玄米を選択するという。普通の玄米に比べてカルゲンの玄米は格段に甘みと旨みがあり、一度食べると病み付きになると太鼓判を押す。

定食
イートインコーナーで食べる際、おにぎり+αのおかずとして用意されているセットメニューに使われている野菜類も出来る限り、カルゲン農法で栽培されたものを使っている。元気印セット(おかずのみ)串カツ、豚汁、漬物、小鉢が付いて300円、健康印セット(おかずのみ)サラダ、デザート、漬物、小鉢が付いて300円と破格の安さで提供されている。自分の好きなおにぎり2~3個とこのセットメニューを注文する人が多い。

● 石の上にも3年を目標に
総菜が並ぶ

「この店を始めるにあたって、当初3年間の赤字は覚悟し、それ以上続くようならやめることも考えていましたが、開店から1年半あまりが経過してようやく順調に売上、来店客数が推移してきており、この調子で伸びてくれれば、何とか軌道に乗せることができるのではないか・・。」とまだまだシビアに自己採点する。

杭田忠三社長
どんなに体に良い農法で、どんなに美味しいお米を作っても、そういうお米があることを周知しないことには消費者は分からないのが現実。その意味で、杭田氏がおむすび屋を開店し、とにかく食べてもらって、美味しさを分かってもらおうと決断した「おむすび美人!」の取り組みは着実に実を結んできているようだ。健康に良いカルゲン米を食べて、からだの中から健康美人になってもらいたいとの願いを込めて命名した「おむすび美人!」が、一日の食生活に欠かせない存在になっているお客さんが日に日に増えることを願ってやまない。


インタビューを終えて・・・
商いも事業も経営者の情熱がお客の心を掴む。正に、それを実践している杭田氏のバイタリティーに圧倒された。84歳とはとても思えない身軽なフットワークで、カルゲン米の効能を自らのからだで実証する宣伝マンとして、益々お元気で長生きしていただきたい。

おむすび美人! 外観
商 号 (有)おむすび美人
住 所 金沢市八日市出町922
電話番号 (076)240-3222
創 業 平成18年5月
営業時間 7時~15時
定休日 毎週火曜日

(財)石川県産業創出支援機構「石川発!お店探訪記」金沢・加賀・能登 頑張るお店 では、石川県内の実店舗・ショップを訪問し、取扱商品の特徴・売れ筋、店づくりや店舗展開・経営方針、顧客サービスや今後の課題などを取材して、頑張っているお店の魅力を紹介していきます。

金沢・加賀・能登 頑張るお店 ふる里の味 すみげん

ふる里の伝統の味一筋に150年余 ふる里の味 すみげん

北前船が日本海を往来していた時代から、海産物・珍味を扱い、本物の味を150年の長きにわたって守り続けている老舗が、小松市三日市商店街に店舗を構えるすみげんである。時代が変わり、人々の嗜好が変化しても、根強い人気の珍味の数々を代々商いとし、空き店舗が点在する商店街の中で一際活気溢れる店を営む5代目の角谷治男さん、ご子息で6代目の角谷亮さんにお話を伺った。


● こだわりの珍味が所狭しと並ぶ
すみげん 店内
地元の人たちの食卓に並ぶ食品を扱う商いであるからには、消費者に対して誠実であることは当然のこととして代々受け継がれてきているだけに、昨今の食品偽装などは論外で、「地元のお客様に感謝しながら商いをさせていただく気持ちを忘れてはいけないと日々自らに言い聞かせています。」と安心・安全な食品を提供することを第一に掲げる。
店頭には、えいひれ、ふぐの糠漬、丸干しいか、塩ふぐ、塩ウニ等々酒の肴としてお馴染みの乾物や珍味が所狭しと並べられている。

すみげんの乾物や珍味
冬場の人気商品であるかぶら寿司は、本来青かぶらを使用するが、同店の場合は、県外からの注文が多いため、臭いが強く癖のある青かぶらではなく、千枚漬け等に使用される癖のない白かぶらを使っているのが特徴だ。初めて食べる人でもあまり抵抗無く食べられることから、お客様から好評を得ている。
「昔から金沢で食べられている青かぶらを使ったかぶら寿司を食べ慣れた方には逆に物足りなく感じられるかもしれませんが、全国のお客様のニーズを考えたすみげん流の差別化です。」と治男社長。

● 亮さんが独学でホームページを運営
すみげん ホームページ
家業を継ぐ際、父である治男社長からの第一声は「ホームページをやってくれだった。」と亮さんは振り返る。その分野はもちろん素人で、何の知識もなかったが、ホームページ製作ソフトを購入したのを手始めに、以後、独学で今日のものができるまでに習熟したという。
同店のホームページを見てまず驚くのは、過去10年間に5万人もの顧客に通販をしているということだ。その大部分は県外からの注文で、しかもリピーターの比率が年々高まってきている。その要因として、珍味類の品揃えの豊富さがまず挙げられる。さらに、通販を利用する顧客の立場になった様々な心憎いサービスもネット販売の伸びにつながっている。

熨斗や包装紙、紙袋などをサービスするというのは、どこの店でもやっていることだが、珍味の場合は生鮮食品と同様のため、特に夏場のクール便発送は不可欠である。クール便を利用する場合、通常の宅配料にプラスされるクール代を同店が負担している。これは新規の顧客をいかにして掴むか、その一つの方策として亮さんが考えたホームページ限定のサービス。「大手のショッピングモールに参加する際の手数料や卸販売のマージンのことを考えると、お客様に直接還元した方がいいと考えています。」と治男社長も顧客満足度を強調する。たしかに数百円のことではあるが、お客様からすると非常にありがたいサービスであり、その分もう1品購入しようかという気にもさせる。

すみげん 糠漬け
また、何種類かの珍味を少量ずつ組み合わせ、割安な価格設定をしたお試しパックも人気だ。そうした工夫も相まって年間の平均客単価は4,000~5,000円、中元や歳暮の時期は1万円を越えることも。購入金額によっては、珍味等の小袋をおまけとして同封し発送している。そのサービスが奏功し、「おまけの珍味が美味しかったから、今度はあれを送って欲しいという注文も舞い込みます。」と顔を綻ばす。とはいえ、売上的には店頭販売が圧倒的に多く、通販の比率はまだ1割弱とのこと。「今後さらにこの比率を伸ばすべく、様々な工夫を採り入れていきたい。」と意欲的だ。

すみげん珍味
珍味の美味しい食べ方、新しい食べ方を提案していくことも大切な仕事と捉えており、その意味でもホームページを活用している。

● 九谷焼ともコラボレーション
九谷焼を販売
同店のホームページでは、食品の他、九谷焼の小鉢やお皿を販売している。その理由を亮さんに伺うと、「たまたま私の知人に九谷焼の窯元があり、伝統食を扱っているすみげんとして、伝統食と伝統工芸品を一緒にお客様にお勧めできないかとの発想からスタートしたもので、中元や歳暮の時期にはオリジナルのセットを数量限定で販売しています。」とコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。

すみげん 贈答品
「同様に、頑固親父のお米も、注文が入ってから契約農家で精米し発送しています。」と亮さんが話すと、「来店されるお客様の年齢層はどうしても高めになってしまいますが、ホームページを開設していることで、若い層の新しいお客様が増えてきているのは嬉しい現象です。」と治男社長が後押しする。さらには、ブログを通して全国から『こんな風にやったらもっとおもしろいのではないか』といったアドバイスが届けられたり、中には各地の特産物を好意で送ってきてくれるお客様もいるという。

● 新しい時代に向けて
佃煮の量り売り
「この商売は不況に強いと言われていたが、昨今の不景気の影響は顕著で、とりわけ贈答品関係は、単価が落ちたり、個数が減ったりと目に見えて消費者の財布の紐が堅くなってきています。中元はやめて歳暮だけにするといった動きも見られ、景気低迷の影響は顕著に表れてきています。しかも、今の時代は変化が激しく、あまりにこだわってばかりいると時代に取り残されてしまうような部分もあることから、柔軟な発想で物事に取り組んでもらえればいいと思っています。ただ、伝統的に受け継がれてきている食品をなくすようなことがあってはいけないという意識だけは忘れずにしっかりと持った上で取り組んでいってもらいたい。」と子息へエールを送る。

すみげん ギャラリー
「これからの時代は会社を大きくしていくことはなかなか難しく、確実に、着実に一歩一歩前進していってくれればいいと思っています。」との父の言葉を受け、「老舗だからといってずっと同じ事だけやっていたのではいつかは行き詰まると思います。その意味で、今はビジョンを描きにくい時期ではありますが、インターネットを介してできたたくさんの仲間と情報交換する中から、面白いアイデアが出た時には、挑戦してみたいと思っています。」と亮さんは堅実な中にも内に秘めた闘志を垣間見せる。

インタビューを終えて・・・
全盛期38店舗あった三日市商店街の営業店舗は、現在は15店舗に激減し、商店街は閑散として寂しい状況だ。そんな中で、代々受け継がれてきた商いを父がしっかりと受け継ぎ繁盛させている姿を見て、子息が後を継いでいる稀少な繁盛店である。店まで足を運んでもらうことが難しい時代になってきているだけに、インターネットを介した通販がその部分をうまくカバーし、小粒でもピリリと辛い個性的な商いを確立している。


ふる里の味 すみげん 外観
商 号 (有)ふる里の味 すみげん
住 所 小松市三日市町9番地
電話番号 (0761)22-4214
創 業 嘉永年間
定休日 毎週水曜日
営業時間 9:30~19:00
URL http://www.sumigen.co.jp/


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