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平成25年度 ネット活用セミナー 販促講座 <レベルを問わず幅広い方が対象>

【成功者に学ぶホームページ運営のためのヒント】

「eコマースでこそ培える、地方発信力」成功者に学ぶホームページ運営のためのヒント

ネットショップ立ち上げ当初から最盛期までへの奮闘。 3.11の被災から再建への道のり。東北のネットショップ勉強会「みやぎec」を立ち上げたきっかけをお話いただきます。 講演後、九谷物産(株) 代表取締役(和座本舗) 西田 上 氏との対談もあります。ご期待ください。


※詳しくはこちら http://www.isico.or.jp/omisebatake/seminar/h25han2


○日  時

  平成26年3月26日(水) 13時30分~16時30分

○受講対象者

  Webサイトを開設済(開設予定)の意欲ある経営者及び担当者 等

○定   員  50名

○受 講 料  無 料

○会     石川県地場産業振興センター 新館5F 第12研修室


【講 師  (株)ヤマウチ(山内鮮魚店)<宮城県>

        通販事業部本部 山内 恭輔 氏

        http://www.yamauchi-f.com/

売れるネットショップの秘密を探る!


石川県産業創出支援機構「売れるネットショップの秘密を探る!」では、お店ばたけに出店しているネットショップの中から、順調に成果を上げている繁盛ショップを取材し、ネットショップを成功させるためのページづくりのノウハウやポイントを紹介します。

顧客のニーズに即応し、表札のネット販売で躍進!
  (株)グラスヒュッテ・オダ

(平成25年11月取材)

顧客のニーズに即応し、表札のネット販売で躍進! (株)グラスヒュッテ・オダ

2001年10月に手作りのガラス彫刻作品を販売する工房『グラスヒュッテ・オダを設立した尾田知之氏。当初は、自らの作品を持って富山・石川県内の土産物店等に売り込みに行くも、なかなか思うように売れず暗中模索状態が続いていた。
そんな時、インターネットが普及し始めた時期でもあったことから日本中を相手に商売することを思い立ち、2003年、楽天市場に出店する。
以来10年の歳月が経過し、今では年商1億5千万円を売り上げる『表札マイスター』として確固たる地位を築くまでに。尾田社長に成功の秘訣を伺った。


◆顧客のニーズに即応し、飛躍のきっかけを掴む
(株)グラスヒュッテ・オダ 尾田社長尾田氏(写真右)が独立した当時は、インターネットが普及し始め、ネットで商品を販売するビジネスが産声を上げた時期でもあったことから、商売の合間にホームページビルダーで自前のホームページづくりに独学で取り組む日々を送っていた。
そんなある日、「実店舗がなくても楽天市場に出店すれば日本中を相手に商売ができる」と、2003年2月に『のんびり屋ガラスの国からの贈り物』
現在:表札マイスターの弟子の店 穏美里家)を出店したのが今日の原点である。「自分で作ったホームページで最初に売れたのが1万円のガラスの花瓶だった」と述懐する。
売上は、平均して月に50~60万円、よい月で100万円ぐらいだったという。1年あまりが経過した頃、顧客から「ガラス板に名前を入れて表札を作れないか」との問い合わせがきっかけで、表札づくりに取り組む。できあがった表札を新商品としてホームページにアップすると、これがおもしろいように売れはじめ、表札だけで月に100万円近く売り上げる看板商品になった。
そこで、表札を売る店の名前が『のんびり屋ガラスの国からの贈り物』ではピンと来ないと判断し、2005年6月、楽天市場に表札専門の別サイト『表札マイスターをオープン。同年10月には本店となる自社サイト『表札1.comもオープンする。
 

◆プロの手でリニューアルしたホームページでステップアップ

ガラスの表札「ネットショップでガラス雑貨を販売していたおかげで、それを見たお客様から表札という新たな商品展開の可能性を示唆され今日があるわけで、ある意味ネットの効能です」と尾田氏はしみじみと語る。
表札が看板商品になったものの、売上的には月150万円ぐらいを上限に、なかなかその壁を乗り越えられない時期が続いたため、プロにホームページを作ってもらう必要性を痛感する。
そこで、楽天市場に出店した当初、東京で開催された講習会で知り合った浜松市にあるSAVAWAYという会社に製作を依頼。その会社が販売しているカートシステム「マルチドメインカート」を導入し、買い物しやすいホームページが完成する。
いろんな表札投資コスト的には、毎月の固定費ならびに月の売上が一定金額を超えたら更に上乗せという契約。
毎月固定費が発生することは、そこだけみるとマイナスではあるが、そのコストを惜しんでいては、売上をステップアップさせることができないと判断した。
リニューアルしたホームページは順調にアクセス数、売上共に伸び始め、ガラス表札だけでなく次第に金属製表札を要望する顧客の声が増えてきたことに応えて金属製表札も作るようになり、現在では金属製表札の注文の方が多いとのこと。
表札のネット販売で成功した同社の真似をし、表札を販売する店が楽天市場には何社もあるが、何と言っても真っ先に手がけた『表札マイスター』への注文が断トツであり、楽天市場で先駆けて取り組んだ先行者利益の典型と言える。


◆自社サイトから楽天市場に注力をシフト

表札マイスター(楽天市場店)自社サイトは、楽天市場やヤフーと異なり、いかにしてアクセス数を増やすか、そのSEO対策としてリスティング広告のオーバーチュアやアドワーズに出費。
検索順位を少しでも上位にすべく取り組み、「今週は上がった」、「今週は下がった」と一喜一憂していた。
そのうち自社サイトの検索順位が、3~4ページ目に低下した時期がしばらく続いたことから、オーバ-チュアやアドワーズだけに頼っていてもコストばかり要して成果が出ないと判断し、楽天市場に注力することに方針転換する。
もちろん出店料や広告費に月20万円程度はかかるものの、トータルコストで見れば安くつくと判断したからだ。
ページづくりの面では、同社の表札を購入した様々な年齢層の顧客が、実際に玄関にその表札を設置し、その場で撮影した笑顔溢れるスナップ画像がたくさんアップされていることで、購入を検討している顧客にとっては、購買意欲がそそられる仕掛けにもなっている。

◆楽天市場での受賞が売上増にもつながる

九谷焼の表札ホームページのリニューアルはもちろんのこと、表札を作る素材もガラスステンレスアルミ九谷焼金箔など次々と新商品を世に送り出した。
バー ジョンアップの努力を重ねてきたことで、注文件数も年々増加。と同時に、ホームページの勉強を重ねてきたことで、尾田氏自らは作れなくてもある程度のノウ ハウを蓄積できたと判断し、外注していたホームページの維持管理を自社内で完結させるべく、専門知識を有する人を新たに採用し、現在はWeb担当二人が同 社の全てのサイトの維持・管理を行っている。
そうしたホームページに対する日々のこまめな対応が奏功し、2010年には「ネットショップコンテスト石川2009」でグランプリを受賞


楽天市場EXPO賞(成功のコンセプト賞)を受賞その翌年には念願であった「楽天市場EXPO賞(成功のコンセプト賞)」を受賞と、グラスヒュッテ・オダのネットショップの実力が地元は共より全国でも高く評価される。
それが話題となり、誘客にもつながる好循環が生まれ、現在、『表札1.com』(本店)、 『表札マイスター』(楽天市場店)、 『表札マイスター』(ヤフー店)の3店舗で、月平均1200万円を売り上げ、中でも楽天市場の集客力が断トツとのこと。

楽天市場に出店していれば自社サイト(本店)を検索上位にもっていくための並大抵ではない労力が省け、安定した売上が見込める点が大きい。とはいえ、「どのような環境になっても、バランス良く各サイトの売上を上げていく戦略を練る上で自社サイト(本店)がある意味は大きい」と尾田氏は強調する。



◆表札シミュレーターの導入で、次なる高みへ

お客様が自由にレイアウトをデザインできる表札シミュレーターを平成25年6月に製作し、ホームページに付加サービスとしてアップした。顧客が自分の好みのレイアウト、素材、色などを自由に選び、実際の表札になったらどんな感じになるかを文字通りシミュレーションできる優れものだ。
投 資額も相当かかったことと想像されるが、「まだこのシミュレーターを導入したことが即売上増につながるという効果は現れていませんが、他社にない新たな試 みを先行してやっていくことが、次のステップにつなげるための重要なポイントです」と、常に先を見据え、チャレンジ精神旺盛だ。


◆顧客にとってのオンリーワンを追求

いろんな表札表札は1度作れば、そう度々替えるものではなく、1軒に1つあれば十分な商品のため、リピーターはほとんどないに等しいと思われる。
それなのに年々業績を伸ばしている秘密はどこにあるのか。
それを突き詰めて考えていくと、一人一人のお客様にいかに満足してもらうか、「表札マイスターに頼んで良かった」と言ってもらえるオンリーワンのモノづくりに徹しているからではないだろうか。
そうした高い顧客満足度が口コミでじわじわと広がり、それが大きな輪となって同社の業績に反映してきている。
ガラスから金属へ、そして地元の伝統工芸である九谷焼や金箔も表札に活用することで、他にはない差別化商品を世に送り出してきている。さらに平成26年からの発売に向け、同じガラスでも質感の異なる新たなガラス表札の開発にも取り組んでいる。
こうした十人十色の様々なニーズに対応できる充実した品揃え、商品開発力こそが、同業他社には真似ができない最大の武器である。
近年、大手メーカーが廉価なものや同様の商品を扱い始めたことから、販売力やルートを持っている大手に対抗するためにも、いかに小回りの利くモノづくりで顧客満足度を高めるか、そこが鍵を握ってくる。
「お客様にとってオンリーワン、ナンバー1のショップであり続けるために日々の努力を怠らず、将来的にはエクステリアをトータルで提案できる企業に育てていきたい」とさらなる飛躍に向けて邁進する尾田氏である。


◆インタビューを終えて

社長を含め16名のスタッフが日本中の住宅やマンションの玄関先を個性的な表札で飾っている素晴らしい仕事である。思い立ったら即行動に移す尾田氏の行動力と顧客満足度を追求したモノづくりで、日本中の家庭に幸せの輪を送り続けてもらいたい。


グラスヒュッテ・オダ・企業名        (株)グラスヒュッテ・オダ
・サイト名              表札1.com(自社サイト)
・所在地        金沢市福増町北204-20
・電話番号       076-287-3925
・創業          平成13年
・URL         http://www.hyosatsu1.com/

平成25年度 ネット活用セミナー【製造業向け】
事例から学ぶ製造業ネット活用の肝!

中小製造業こそインターネットを活用して新規顧客開拓、新規市場創造を実現してほしいと願って講演を続けること12年。

講師自身の実体験と、数多くの縁者さまの成功事例をもとに具体的でわかり易い講演内容です。

是非この機会に、インターネットが自社の利益に直結する有効有益なメディアであることの理解と収益につながるホームページの構築方法の基礎と成功事例を学び、独立自尊のメーカーへ実践の一歩を踏み出してください。


※詳しくはこちら http://www.isico.or.jp/omisebatake/seminar/h26seizou


開 催 要 領


○日  時

  平成26年 1月30日(木) 13時30分~16時30分

○定  員   100名

○受 講 料   無 料

○会  場   石川県地場産業振興センター 新館5F 第12研修室(金沢市鞍月2-20)


講演実績800回超!  製造業・BtoBに強い!WEBマーケティング講師

村上 肇 氏講 師:村上 肇(むらかみ はじめ)氏

株式会社 (SOU Corporation)

 代表取締役 eエヴァンジェリスト


こんなあなたにオススメです!

・ 製造業のネット活用の基本を学びたい方。

・ ホームページは作ったけれど商売に活かせていない方。

・ 最新の製造業、BtoBの成功事例から学びたい方。

・ WEBマーケティングによる新規顧客開拓、新規市場開拓にチャレンジしたい方。

・ 競争のない世界で商売をしていきたい方。

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プロフィール
 1962年3月29日生まれ

 日本のネットビジネス、特にB2B、ECのパイオニアとして、中小製造業のインターネット活用に新たな道を開拓した。

 1997年、町工場WEBマスターとなり、1999年、マグネットワールドオープン。当時製造業では唯一日経ECグランプリを受賞するなど中小製造業がネットで成功できることを実証した。

 実務経験を基にしたWEBマーケティングのセミナーは全国各地で好評を博し、12年間で800回を超える開催実績を持つ。

 また、がんばる製造業のためのコミュニティ「e製造業の会」の主宰や、各地での「製造業ネット活用塾」など、ものづくり企業のネット活用を支援する。

 経営する株式会社創では、「日本中にメーカーを増やす!」を事業コンセプトに、WEBマーケティングを軸に、コンサルティング・WEB企画設計制作・WEB運営サポートを実施し着実に成果を積み重ねている。

 セミナー勉強会参加者やクライアント企業に多くの業績アップ事例があるほか、IT経営力大賞や日経ものづくり大賞、 DELLスモールビジネス賞などの受賞企業も多く輩出している。

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【 事業ドメイン 】

 ◎セミナー事業      ・村上肇、800回超の講演実績!

                 http://hajime.e-b2b.jp/
            

 ◎WEB制作事業   ・中小企業(製造業/BtoB)に利益をもたらす

  「ホームページ工場」   http://www.h-m.jp/

 ◎e製造業の会      ・脱☆下請け!頑張る製造業のためのコミュニティ

                 http://factory.e-b2b.jp/             


【 参考資料 】

  ◎ニュートップリーダー連載記事

                  http://hajime.e-b2b.jp/download.html

  ◎ネットビジネス、WEBマーケティング講演実績800回超。

                 http://hajime.e-b2b.jp/results/index.html


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【 お問合せ 】

 (財)石川県産業創出支援機構 産業振興部 産業情報課(お店ばたけ事務局)

    TEL 076-267-1001   FAX 076-268-4911
    e-mail  info@omisebatake-isico.com

売れるネットショップの秘密を探る!


石川県産業創出支援機構「売れるネットショップの秘密を探る!」では、お店ばたけに出店しているネットショップの中から、順調に成果を上げている繁盛ショップを取材し、ネットショップを成功させるためのページづくりのノウハウやポイントを紹介します。

顧客の信頼に応える誠実な商いで顧客満足度No.1ショップに邁進
  (株)エース

(平成25年10月取材)

顧客の信頼に応える誠実な商いで顧客満足度No.1ショップに邁進 (株)エース

鞄(かばん)にあまり興味のない人でも名前を聞けば頷くメイドインジャパンの有名鞄ブランド『吉田カバン』。老若男女を問わず人気が高く、全国に数ある『吉田カバン』を扱うネットショップの中で、トップクラスの業績を維持しているのが金沢市竪町に本社を置く(株)エースが運営するネットショップ『クールキャット』だ。自社(クールキャット)+楽天市場+アマゾン+実店舗の4店舗で年商4億円を稼ぐまでに成長させた運営責任者兼店長の松田卓也氏に成功までの歩みを伺った。

◆時代の変化を敏感にキャッチし、ネットショップを開設
クールキャット(エース)のホームページ松田氏が入社したのは遡ること13年あまり前。当時の同社は、竪町のファッションビル・パティオにテナントとして入居する吉田カバンの専売ショップであった。
折りしもインターネットが普及し始めた時期でもあり、時代の流れに敏感な乙村要介社長の閃きで、ネットショップ(自社サイト)の立ち上げを任される。「インターネットで鞄が売れるのだろうか・・・疑心暗鬼の気持ちで一杯だった」と松田氏は述懐する。
現 実問題として、社長から命じられたもののホームページを作ることはもちろんのこと、ネットに関する知識がなかったことから、同社のコンサルタントをしてい た会社に外注する形を取り、松田氏が商品の写真を撮影し、各商品の説明文を書き、それらを外注先にメールで送ってホームページを作成してもらうというス タートだった。
 ・使用ソフト  ホームページビルダー
 ・初期投資   50万円程度
 

◆SEO対策として鞄のリンク集に広告を出稿

クールキャット店内の様子スタート時のホームページは1つの鞄に対して1、2点の画像を掲載している程度で、商品に関する情報量も少なく、現在のホームページとは比較にならない簡素さで、総点数も200点までなかった。
「ネッ トショップをスタートした月に2件だけ注文があり、ネットでも 鞄は売れるんだと思ったことを覚えています」と苦笑する。吉田カバンの新製品が出ると松田氏が商品写真を撮って説明文を付け、それをコンサルタント会社に 送ってホームページに追加してもらうやり方で2年ぐらい運営。「正確な数字は記憶していませんが、初年度は月商5~10万円程度だったと思います」と振り 返る。カバンがずらりと並ぶクールキャットg
インターネットの黎明期(れいめいき)でもあり、各商品の説明文中に検索で引っかかってもらいたいキーワードを入れることを心がけたとのこと。同時に、当時から全国的に知る人ぞ知る太田垣氏が運営する全国の鞄ショップのリンク集(japanbag.com)があり、それに最初の頃は月1万~1万5千円程度の広告を3年あまり掲載する。同時並行して検索サイトでヒットするよう商品説明に検索関連ワードを散りばめ、顧客目線で少しでも使いやすいページづくりに取り組むといった地道な努力を重ねた結果、3年経過した頃に月商500万円に達し、その当時の実店舗の売上と比較しても遜色がないまでに伸びてきたことから本格的にネットに力を注ぎ始める。


◆ネット特有の外的要因で売上急伸!

吉田カバン今から10年ほど前の新年2日に出社した松田氏が、パソコンのスイッチを入れてみると、なんと60件あまりの注文が舞い込んでいた
それまで1日平均5~6件、多くて10件程度だったため、これは何があったのかと驚き、よくよく調べてみると、元旦に全国放送されたテレビ番組で吉田カバンの商品が紹介されていたのだ。
マスコミの影響力を痛感すると同時に、この事が『クールキャット』が飛躍する契機となる。「自社の営業努力ではなく、外的要因でも売上が左右されるネットの世界の新たな魅力を実感した出来事で、こうした偶然やラッキーの積み重ねで今日まで伸びてきたというのが正直な思いです」と松田氏は語る。


◆顧客目線に立った詳しい商品説明とこまめな更新が鍵

吉田カバン(ポーター)「う ちのホームページのポイントは、各商品に対する専門性を追求していることでしょうか。どこよりも詳しいけれど、その詳しさが店サイドの目線にならないよう に留意しています。ユーザーの中には詳しい方もいれば、そうでない方もいらっしゃるので、専門用語はできるだけ使わず平準な表現を心がけています」とペー ジ作りのポイントを披瀝。
ポーター(吉田カバン)ス タートして5年あまりが経過した時に、最初の大幅なリニューアルを実施するにあたり、数社のコンペを行い、その中から現在の外部SEと契約し、ホームペー ジの制作をアウトソーシング化。汎用ソフトでは痒いところに手が届かないと判断し、買物カゴのカートシステムを自社オリジナルのものに作り替えたことが、 最初のリニューアルでの大きな変化。
 ・使用ソフト  フロントページ(マイクロソフト社製)
 ・投資費用   500万円程度

同時に、毎週のように外部SEと打ち合わせをし、常にホームページの細部にまで目をくばり、こまめに変更を加えながら、日常的に小さなリニューアルを行っている。

◆システム化で顧客減の誤算

小物と財布2度目の大きなリニューアルは、平成23年11月に着手。従来まで各ページをhtmlで構成していたものを、ASPを使ってシステム化した。
と ころが、リニューアルした途端に売上が減少。それまで多くの商品を1ページに紹介していたページづくりから1商品1ページのスタイルに変更したことで、売 上が2割減。「店サイドの管理のしやすさ、利便性を追求するあまりシステマチックになってしまい、結果的に今までクールキャットをご愛顧いただいてきたお 客様を無視したリニューアルになり、お客様が離れてしまったのでは・・・」と松田氏は分析する。落ち込み分を取り戻すべく、外部SEと相談しながら必要な 修正を加えるとともに、毎月PPC広告にも30万円あまり投資してきたことで、2年経過した現在、ようやくアクセス数ならびに売上がリニューアル前に近づ きつつあるとのこと。
 ・使用ソフト   ドリームウィーバー(アドビ社製)
 ・投資額     2年間で約1000万円
 ・年間アクセス 160万件

◆メールマガジンで来店を喚起

顧 客に来店を促すツールとして、同社が力を注いでいるのがメールマガジンである。メールマガジンの登録者は1万人強で大手通販サイトに比べれば1桁違うもの の、同社の場合は開封率が非常に高いのが特徴で、一番開封率が高いセール時は、1万通送信して3千通開封されるという。メールマガジンで3割の人が来店す るというのは凄い数字であると同時に、クールキャットに対する根強い人気の証左でもある。「実店舗では、明るい笑顔と気持ちのいい接客をすることで、お客 様にいい印象を持ってもらえますが、ネットショップの画面上でそれを表現しようと思っても難しいものがあります。その意味でメールマガジンは、お客様との コミュニケーション手段として重要です」と力を込める。

◆他店との差別化、付加価値創出に腐心

フィッターワンショルダー「顧客サイドから見たお得感をいかに打ち出すか。当店で買いたくなる付加価値の提案が十分にできていない点が課題です」と松田氏。
吉田カバンは値引きが出来ないので他店では利益率を下げ
QUOカー ドなどをプレゼントしているところもある。利益率を下げずにどんな形で付加価値をつけてカバーしていくかに知恵を絞っている。また、吉田カバンの商品が看 板商品であることは間違いないが、商売人として自分のところで企画した商品を売りたいと思うのが自然で、同社もこれまでメーカーとタイアップしてオリジナ ル商品を販売してきている。
平成25年11月には13周年記念企画として、グリップスとのコラボでフィッターワンショルダー(写真左:15,750円)を限定販売。他では買えないオリジナル商品の企画で特徴を打ち出すと共に、オリジナル万年筆のプレゼントといったおまけを付けることで購買意欲を刺激する努力を怠らない。


◆スマートフォン対応が今後の課題

現 状での課題を伺うと「スマートフォンへの対応ですね」と即答。現在の受注の30~40%がスマートフォンからで、松田さん曰く、「パソコンで自分の欲しい 商品を事前に調べておき、後でスマートフォンで注文するという行動パターンが多くなってきています」とのこと。既にスマートフォン対応の携帯サイトも開設 しているが、まだまだ発展途上の段階。お客様を分かりやすく誘導するナビゲートをしっかりし、提案型の見せ方をしていくことがポイントになる。理想としてはパソコン対スマートフォンを50対50に持っていきたい考えだ。

◆自社サイト100%を目標に前進あるのみ

現 時点では、自社50%、楽天市場25%、アマゾン25%の売上比率を目標に掲げ邁進しているが、将来的には自社100%にすることが理想です。そうなれ ば、楽天市場等に年間支払っているポイントやマージンの支出がなくなり、利益率が格段にアップし、その分をお客様に還元できます」と、まだまだ道半ばを強 調する。これまで外部SEに依頼していた細かい作業を自社内で対応できるようにするため、平成26年度は専門知識を有する人材を採用予定。さらに同社に は、鞄部門の他にアパレル部門など三つの部門があることから、近い将来これら三つを自社サイト内でモール化することで相乗効果を高めていくことも考えてい る。「お客様目線で使い勝手がよく、魅力あるページをいかに作り上げていくか、これからも地道に前進していきたい」と松田氏は締め括る。

◆インタビューを終えて

吉 田カバンとの取引金額ベースでみると、同社の実店舗とネットショップの売上合計は、現在全国第2位に位置する超優良店である。システム化を推進したリ ニューアルで予想外の躓きはあったものの、日々の地道な努力の積み重ねでリカバーしつつある。売上が大きくなってもそれに胡座(あぐら)をかくことなく、 常にチャレンジャー精神を忘れない『クールキャット』が目指す先には、海外市場が見えているのかも知れない。


クールキャット((株)エース)・企業名        (株)エース
・サイト名              クールキャット
・所在地        金沢市竪町44
・電話番号       076-223-8880
・URL    http://www.ace-company.net/~coolcat/

売れるネットショップの秘密を探る!


石川県産業創出支援機構「売れるネットショップの秘密を探る!」では、お店ばたけに出店しているネットショップの中から、順調に成果を上げている繁盛ショップを取材し、ネットショップを成功させるためのページづくりのノウハウやポイントを紹介します。

蓄積してきたノウハウ、商品力を武器に世界の市場を視野に
  (株)ダンボール・ワン

(平成25年10月取材)

蓄積してきたノウハウ、商品力を武器に世界の市場を視野に(株)ダンボール・ワン

「ネットショップは作ったものの・・売上が伸びない」こんな声が多く聞かれる中、ネットショップ開設から8年で年商2億5千万円を売り上げる強者がいる。七尾市にあるダンボール製造販売の(株)ダンボール・ワンである。
ダンボールワンは、2005年に従来までの名刺代わりのホームページを手づくりでネットショップ化し、初年度アクセス数が年間300件、売上高30万円だったものが、現在では年間アクセス数25,000件、売上高2億5千万円と驚異的な成長を現実のものとした。
ダンボールがネットで売れるのだろうか?半信半疑でのスタートだった」と述懐する(株)ダンボール・ワン 取締役 営業部長 辻俊宏 氏(写真下)に成功の秘密を披瀝いただいた。


◆自らを追い込み、自ら学ぶ、それが鍵
ダンボールワン 辻俊宏氏辻氏は19歳の時にIT分野が得意な友人と二人で能登の海産物を扱うネット通販ベンチャーを立ち上げ、学生起業家として注目を浴びるも、3年足らずで自主廃業した。
そんな彼の経歴に惹かれた同社の岩崎隆社長に請われ、ネット通販担当として採用される。
「社 長からネット部門を任されたものの、実は自分はネット通販の営業を担当していただけで、ホームページも作れないし、ネットの知識は何もないとは言えず、自 分を崖っぷちに追い込み、まずは関連書籍を片っ端から読みあさり、ネットショップのことを教えてくれるセミナーは、県内では
石川県産業創出支援機構(ISICO)さんのお店ばたけの無料セミナーしかなく、それにも積極的に参加して勉強させてもらいました。その意味ではISICOさんには随分助けてもらっています。専門的な知識を少しずつ頭に入れていくと同時に、ホームページビルダーを使って、試行錯誤を繰り返しながらネットショップと言えるようなホームページを何とか独学で作り上げました」と当時を振り返る。

過去のダンボールワンのホームページ
最初から専門業者に外注してしまうのではなく、自ら苦労して基礎的な知識と最低限の技術を身につけ、なおかつ数値目標として年間のアクセス数や売上げを設定し、自らを追い込んだことが、後々の成功につながる重要なポイントである。


◆商品アイテム、アクセス数を増やす努力

当時のダンボール業界は、顧客からの注文を受けてから製造する受注生産で、在庫を持つという発想がなかった。そこで辻氏が考えたのは、ネットでダンボールを買う人の立場になった時に、最低限どんなサイズのダンボールの需要があるかを予測し、当初3種類ぐらいのダンボールを100枚単位で在庫し、1枚欲しい、3枚欲しいという個人客にも割安な料金で提供できるよう体制を整えた。
ネッ トショップ化初年度の年間アクセス数は300件、年間売上30万円と現実は厳しかった。そこで辻氏がアクセスを増やすために行ったのが、SEO(検索エン ジン最適化)対策とPPC広告(掲載は無料だが、クリックされた回数分だけ課金される検索エンジン等に掲載されているネット広告)である。SEO対策はい かにして自らのホームページにアクセスしてもらうか、そのため検索キーワードと成りうる言葉をホームページ上に散りばめ、商品説明をいかに丁寧にしている か、検索エンジンが上位に引き上げてくれる可能性を高める地道な努力を重ねる。
スタート当初は資金がないことから、毎月1万円程度をめどにPPC広告にも投資しながら、自社ホームページの認知度を上げることに努める。さらには、売上を伸ばしている同業他社や他業種で人気の高いホームページを研究し、いいところは積極的に自社のホームページに採用することにも力を注ぐ。
一方、顧客サービスの面では、注文を受けた当日に即日発送するサービスを開始するなど、顧客の立場になった努力が奏功し、2年目(2006年)には年間の売上が280万円と約10倍に伸びる


◆SEO対策に強く、実績のあるWeb制作会社をネットで検索

売れているネットショップのいいところを真似することで、年商3,000~4,300万円まで売上は伸びたが、そのあたりで頭打ちになり、壁にぶつかる。その壁を乗り越える打開策として辻氏が考えたのが、Web制作会社にホームページを外注することだった。
ネットで検索してようやく見つけたのが大阪市内の専門業者だった。早速、綿密な打ち合わせを重ね、辻氏が思い描くホームページのビジョンを伝え、初心者向けのソフトであるホームページビルダーから上級者向けのソフトであるドリームウィーバーによるホームページ制作がスタート。自動見積システムの導入や顧客管理システム、買い物カゴなどを含めたシステム全体のリニューアルに300万円あまりを投資する。それが2009年のこと


現在のダンボール・ワンのホームページ

◆自動見積システム導入で次なるステップへ

自動見積システムと聞くと、相当難しくコストのかかることのように素人には思えるが、実はエクセルの表計算ソフトレベルで十分対応できるという。とはいえ、そのままでは使い勝手面で十分とは言えず、自社用にカスタマイズされていることは言うまでもない。
この自動見積システム導入と同時に、PPC広告への投資を月30万円までに拡大し、商品構成面でも従来の既製品に留まることなく、顧客のあらゆるニーズに対応できるフルオーダーシステムを導入。
これを機にネットショップとしてアクセス数・注文数共に急伸。次なるステップとも言える年商1億円の壁を突破。「プロにホームページを制作してもらったら終わりではなく、維持管理はもちろんのこと、部分的な更新など常に怠ることがないよう心がけています。と同時に、目標となる数値を設定したら自分の胸の内に仕舞うのではなく、社員に向けて公言し、自分を追い込むことが成果を挙げるために必要不可欠」と辻氏は力説する


売上げの推移

◆素人の目、第三者の意見にも耳を傾け転換率UP

ホームページに限らず、どんなことにも通じることかもしれないが、その道の専門家になってしまうと意外と見落としてしまう基本的なこと、簡単なことというのがありがち。そのため、辻氏はホームページのことはもちろん、パソコンを触ったこともないようなお年寄りや、自社のホームページを使ったことがない知人に、実際に自社のホームページで買い物行動を試してもらい、どこが分かりにくく、どこが不便か、そうした細かな点を洗い出し、常に改良を加えてきている。
また、PPC広告はバナー広告と異なり、クリックしてもらえば自社のホームページに必ず来てもらうことができ、自信のある商品であれば確実に売れるだけに、ある程度のリピーター客が定着し、売上も安定している場合は、SEO対策よりも実効が期待できる


◆常に先を見据えた戦略展開で更なる飛躍

今年(2013年)10月にホームページのリニューアルを実施。年間を通して100万円~200万円は毎年ホームページの維持管理、使い勝手の向上に投資している。 現在、年間1万5千件あまりの注文を受けているが、これを1人で対応しているため、能力オーバーになりつつある。とはいえ、人員を増やすと人件費が発生す るため、100万円程度の投資で受注システムを増強することができるのであれば、その方が安上がりと判断し、受発注部門の投資も実施する。さらに半年後に何をするか、1年後に何をするか、どんな投資をするかが既に決まっているというから驚きだ。
ダンボール関係のネットショップは、全国で50社を超すが、その中でも1位、2位を争うまでに成長した同社は、日本を飛び出し、2013年12月9日に台湾でダンボールのネット通販サイトBox1(http://www.box1.tw/) をオープンする。台湾国内はヤマト運輸が市場シェアの4割を占めており、流通面のインフラも整っていることから決断した。 台湾にはまだダンボールを販売するサイトがないことから可能性は無限であり、アジアの中でもとりわけ親日家の多い台湾で営業実績を積み上げた上で、東南アジア、中国、そして世界へと展開すべく、夢は大きく膨らんでいる。


◆インタビューを終えて

現 在の同社の売上をみると、実店舗が4割に対し、ネット販売が6割に成長。1円でも安く買いたい顧客には、自社広告が印刷された割安ダンボールを提案、梱包 方法も簡易梱包と丁寧梱包に差別化、梱包時に必要なものが揃った引っ越しセットを開発するなど、品揃え面でも顧客目線がポイント。お店ばたけの中でもずば 抜けた実績のある同社だけに、お店ばたけ加入メンバーの牽引役はもちろんのこと、石川から世界に飛躍してもらいたい。

ダンボール梱包・企業名       (株)ダンボール・ワン
・サイト名             ダンボールワン
・所在地       石川県七尾市下町丁32-1
・電話番号      0767-57-3002
・U R L      http://www.notosiki.co.jp/

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