「お餅のウンチクあれこれ」どうしてお餅を食べるの?お餅は太るの?【週刊ウンチク】 – ISICOお店ばたけプラスブログ

第250回(2006.1.5)

「お餅のウンチクあれこれ」

提供:のとコム 熊谷京子さん

今回は、能登半島のおいしい食材・高級珍味・郷土料理をネット通販する

のとコム 熊谷京子さんが、お餅のうんちくをお話しします。

どうして節句にお餅を食べるの?お餅は太るの?…お答えします。ご覧ください!

「お餅のウンチクあれこれ」

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

お正月といえば、お餅ですね。

「もち」と言えば何を想像しますか?ずんだ餅、五平餅、わらびもち、くず餅、信玄もち、大根もち、あべかわもち、あんころもち、ぜんざい・・・あぁ~どれも美味しいですよね。想像しただけで幸せな気分になります(*^m^*) 。


餅は白く色がつけやすく、またどんな食材とも相性がいいので、料理や餅菓子など、バリエーションは数限りなくあるのです。

そもそもお餅は、昔から人の生命に力を与える食物とされてきました。

日本では古来から、節目節目にお餅を食べてきました。節句(お正月、節分、桃の節句、端午の節句など)、季節の区切り(田植、七夕、お盆、お彼岸、刈り入れなど)、吉事(結婚、出産、お祭りなど)などに必ず餅をつき、ご近所などに振る舞うのが習慣がありました。

これは、お餅が「神が宿る食べ物」と考えられているからだそうです。

能登では今でも日本のすばらしい伝統を絶やすことなく、節目節目にはお餅を食べる機会が多くあります。

それでも、「おもちを食べる」のはお正月だけ、と思っている人が多いですよね。

実際に、ここ数年、もち米の需要が減っているそうです。残念ですね。古代より受け継がれてきた神聖な食べ物・お餅をもっと知っていただき、お正月以外にも食べていただきたいです。

「お餅」と一言で言っても、丸餅・角餅、焼く・煮るなど、地域や好みによって食べ方もいろいろです。

焼き餅には醤油、きな粉、大根おろし・・・お雑煮では白味噌ベース・醤油ベース・・、中に入れる具も地域・好みによって様々ですね。最近ではピザやお好み焼き・・・といろいろなレシピがあります。お餅は何にでもあう、万能選手ですね。

「お餅=太る」と言われますが、なぜでしょう?

お餅はお米に比べると消化がとても早いのです。お餅は凝縮されて食べやすく美味しいので、一度口にしたら止まらず、ましてや胃に残らないのでついつい食べすぎてしまう・・・ですから「お餅=太る」と言われるのです。

しかしお餅は消化がよいので、食べすぎさえ注意すれば決して太ることはありません。大豆製品などのたんぱく質や、野菜などのビタミン・ミネラルを一緒にとると、栄養学的にもバランスが取れます。お鍋やお雑煮は大変理想的なお餅料理と言えますね。
「白丸もち」「白角もち」 で使われている「新大正餅米」は、富山で作られるもち米です。

もち米の王様と言われる「新大正餅米」。「コシ」の強さと、「のび」「ねばり」「舌触り」「風味」はどれも強く、本来の「もち」を堪能できます。荷崩れしません。

一度食べたら忘れられない味。他のお餅は食べられなくなりますよ。

本当のお餅を味わっていただきたいので、完全無添加です。カビが生えますので、必ず冷蔵庫に入れお早めにお召し上がりください。注文を受けてから、おもちを作ります。「今時、そんなことしているの?」とよく言われます。本物の証明です。

お雑煮は、各家庭の味があります。

「のとコム三人娘」のアニモ隊員の実家では、京都の白味噌ベースに根野菜を具沢山に、そして最後に青海苔をかけてたべます。

私の実家では、地元七尾市八田町でとれた餅米で、手作り餅、鰹節のだし、ちくわ、こんにゃく、根野菜の具沢山の、お雑煮です。 これをいただいて、今年は頑張ります。

<ミニリンク集>

●能登半島のおいしい食材・高級珍味・郷土料理をネット通販…のとコム

●能登半島の七尾から、のん兵衛さんへ能登の美味しいものを紹介します。

のとコムブログ「居酒屋きょうこ」

  • カテゴリ: 歳時記・季節のお話,週刊ウンチク
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