「紅白の鏡餅?!」
提供:林農産 林浩陽さん
今回は、冬には鏡餅を販売する、お米とお餅の
林農産 林浩陽さんが、紅白の鏡餅、シンプルなお雑煮など、石川県のお餅文化と当社のお餅通販についてご紹介します。
←左の画像は、林農産が新調した、2代目巨大お鏡様です。 初代お鏡様は、発泡スチール製で今年の8月21日に、8年間の労をねぎらい、田んぼのフェスティバルで引退式を執り行いました。2代目様は、強化プラスチック製です、、\(^o^)/
「紅白の鏡餅?!」
林さんちWeb通販では、お正月餅の注文受付を12月10日より開始しています。
林さんちのお餅は、「塩入り」「紅白鏡餅」「ワサビ入りお鏡餅」と、かなりレアな商品ですので、果たして全国の皆様に受け入れられるか、心配していましたが、なかなかどうして健闘しています。
この「塩入りのお餅」「紅白のお鏡餅」は、加賀百万石だけの伝統です。
ところが、「井の中の蛙大海を知らず」、大学生になるまでこれが常識だと思っていました。紅白餅に至っては、15年ほど前に知ったほどです。
それから、加賀藩つまり富山との県境付近から、金沢市付近一帯では、ほとんどの家のお雑煮が、すまし汁に、お餅が1個か2個、プッカリ浮かんでいるだけのものです。(加賀地方は雑煮餅も紅白、形は丸です)
まあ家々によって、わずかにトッピングはありますが、そんなに多く入れるわけではありません。林家では、ミツバを浮かべ、砂糖!ショウガ!を餅の上に乗せます。
このように、シンプルなお雑煮だから、餅自体に塩味がついているのです。
普通は、お正月くらい贅沢に食べようと言うことで、お雑煮には、書いて字の如く、いろんな具が入っているのですが、食が元々豊かだった加賀藩では、お雑煮もシンプルになっていったのでしょう。
そして、そのシンプルさとバランスを取るように、紅白餅という派手な演出になったのかもしれません。
さらに、林さんちのお鏡餅は、カビを遅らせようとワサビ入りになっています。
最近では、この紅白餅も、東京の方で洒落で買われる事が増えてきて、私も嬉しい限りです。
次に、林さんちのおもちの食べ方をご説明します。
まず、林さんちのお餅をお雑煮にする時は、味は薄めでお願いします。
普通に、お湯でお雑煮用餅を煮て作っても、林さんちのお餅は溶けたりしないので大丈夫ですが、お湯を少し張った皿にお雑煮用餅を入れて、30秒~1分ほどチンするとすぐに柔らかくなります。それを、お雑煮の鍋に入れると簡単です。
紅白餅を希望の物好きな方、、いや、ご興味をもたれた方は、ぜひ林さんちのお餅をどうぞ!
(お手数ですが、ご注文の際、備考欄に「紅白希望」とお書きください)