お店ばたけステップアップ講座【Step3】第1回(「店舗分析と経営戦略 あなたのホームページ、儲かってますか?」)ご参加有難うございました。 – ISICOお店ばたけプラスブログ

店舗分析と経営戦略でさらなるステージを目指す講座、第1回目は(株)ドモドモコーポレーション 代表、お店ばたけホームページドクター遠田幹雄さん(写真左)と、野村マネイジメントオフィス代表、お店ばたけホームページドクター野村博樹さん(写真右)にお話しいただきました。
講座では「店舗分析と経営戦略」と題して、ITコーディネータ、中小企業診断士が、企業活動としてのWebマーケティングモデルを事例紹介し、ネット通販モデルと実店舗との連携の必要性について学びました。下はグループワークの様子です。

インターネットの現状として、インターネット商取引の環境の変化と現状を学んだ後、事例企業のSWOT分析(現状分析)とTOWS分析(対策案)をグループディスカッションしました。

SWOT分析を通して、Web戦略を行うことは、店舗経営にもとても役立つこと、
Web戦略を経営戦略として考えることでこれからの環境変化に対応していかなければならない。
そのためにも、SEM(サーチエンジンマーケティング)は必要不可欠であると話されました。
会社のホームページの目的は何であるか、その位置づけを把握するためにも、是非、自社ホームページでSWOT分析を試してみてください。

遠田先生、野村先生、貴重なお話をどうもありがとうございました。
次回は、<第2回>「店舗分析と経営戦略~あなたのホームページ、顧客は誰ですか? 」1月24日(木)開催です。

SWOT分析は、組織やプロジェクトの戦略的な評価を行うための有用なツールです。SWOTはStrengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の略語であり、それぞれの要素を分析して結果を把握することが目的です。

まず、強み(Strengths)は、組織やプロジェクトの優れた特徴やリソースを指します。これには、優れた製品やサービス、優秀な従業員、強力なブランドイメージ、独自の技術などが含まれます。強みを把握することで、組織の競争力を高めるために活用できるポイントを見つけることができます。

次に、弱み(Weaknesses)は、組織やプロジェクトの改善が必要な部分や制約要因を指します。これには、不十分なリソース、経験不足、品質問題、競合他社の優位性などが含まれます。弱みを把握することで、問題を解決するための施策や改善点を見つけることができます。

また、機会(Opportunities)は、組織やプロジェクトにとって有益な状況や市場の変化を指します。これには、新たな市場の開拓、需要の増加、技術革新、競合他社の弱体化などが含まれます。機会を把握することで、成長や拡大のための戦略を立てることができます。

最後に、脅威(Threats)は、組織やプロジェクトにとってリスクや課題となる要素を指します。これには、競合他社の台頭、法的な規制、経済的な変動、技術の陳腐化などが含まれます。脅威を把握することで、リスク管理や対策の計画を立てることができます。

SWOT分析は、組織やプロジェクトの内外の要素を包括的に評価するため、戦略立案や意思決定において重要な役割を果たします。強みや機会を活かすことで成果を最大化し、弱みや脅威を克服することで、組織やプロジェクトのリスクを最小化することができます。また、SWOT分析は、組織内の異なる部門や関係者との情報共有やコミュニケーションを促進するためにも使用されます。これにより、組織全体での合意形成や共通の目標設定が行われ、戦略の効果的な実施が可能となります。

ただし、SWOT分析にはいくつかの注意点も存在します。まず、分析結果は時期や状況によって変動することがあるため、定期的な更新や再評価が必要です。また、情報の収集や分析の際にバイアスや偏見が入る可能性があるため、客観的な視点で取り組むことが重要です。

さらに、SWOT分析はあくまでツールであり、分析結果だけで戦略を決定するのではなく、他の要素や情報と総合的に考慮する必要があります。最終的な戦略決定には、より詳細な調査や市場分析、競合分析などを組み合わせることが推奨されます。

要するに、SWOT分析は組織やプロジェクトの現状を客観的に評価し、戦略的な意思決定の基礎を提供するための有用なツールです。強みと機会を活かし、弱みと脅威を克服するための戦略を策定する際に活用されます。

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