「秋はハーブを植えましょう!」【週刊ウンチク】 – ISICOお店ばたけプラスブログ

◆晩秋のガーデンには、ハーブのセージを植えましょう。
◆秋はハーブを植えましょう!

石川県白山市で、花とハーブの生産販売をしている宮子花園(みやしかえん) 宮子外喜子です。
秋は、ハーブを植えましょう!
秋に植えるハーブ、中でもおススメは、鑑賞用のハーブ “セージ(サルビア)”です。

<料理に使えるセージ>
コモンセージは、料理に使うハーブの中でも人気のハーブです。
シソ科の多年草で、爽やかな初夏の季節に青紫色の花を咲かせます。
唇に似た形の花は、シソ科の花に共通しているようです。
コモンセージには、消化促進・殺菌作用・精神安定・強壮作用といった効能がありますが、
お肉料理に使ってみてください!絶対風味が変わりますから。
白い葉を細かく刻んで、挽き肉に混ぜて・・・・ハンバーグからお試しください。
2~3枚のセージの葉で、いつものハンバーグが大変身しますよ。

<鑑賞用のセージ>

キッチンハーブのコモンセージと葉の色が違うだけというのが、
ゴールデンセージやパープルセージ、トリカラーセージです。
コモンセージの葉に斑が入った品種で、鑑賞用の苗としても扱われます。

お料理に使ったり、ハーブティーにして飲んだりできないものが多いですが、
花壇に植えておくとボリュームが出て、存在感のある花を楽しめます。
セージの仲間は、きれいな花が咲くものが多いので、是非植えてみてくださいね。

数ある鑑賞用のセージの中でも人気の高いロシアンセージ
花期が長いチェリーセージをご紹介しましょう。

<ロシアンセージ>
ロシアンセージは、草丈60cm、夏から秋にかけてラベンダー色の花を咲かせます。
切れ込みのある銀色がかった葉も観賞価値が高いハーブです。

 

初夏に咲いたロシアンセージを、真夏に一度切り戻しをすることで、もう一度きれいな花を楽しむことができます。
花香房夢見草(宮子花園の花とハーブのお店)の前に植えたロシアンセージの様子は、こちらから

刈り込むことをおすすめしても、躊躇して切らない方が多いようです。
でも実際にロシアンセージを刈り込んだお客様には、
「教えていただいたように切ってみたら、とっても綺麗な花を長く楽しめて・・・
ホントに良かったわ~!」と、とても喜ばれています。

ただ今小さいポット苗ですが、数量限定で販売中です。
来年の初夏に開花するロシアンセージ、育ててみませんか?
暖かい室内の窓辺に置いて、冬の期間は葉だけを観賞してもいいかもしれません。

<チェリーセージ>
チェリーセージは、なにしろ花が咲いている期間が長いことが一番のおススメです。
「多年草の花は、何をしなくても毎年必ず咲いてくれる。」という特徴がありますが、
花が咲く時期がある程度限られているものが多いかと思います。

でも!!
このチェリーセージは、春から晩秋まで咲き続けてくれますから驚きでしょう。
真っ赤に赤紫、白、ピンクなど、花色が豊富なことも魅力の一つです。

柑橘系の香りがして、虫も付きにくく育てやすいところが人気です。
中でもホットリップスは、紅白でおめでたいイメージが喜ばれています。

<ロシアンセージとチェリーセージの育て方のポイント>
ロシアンセージとチェリーセージのどちらも、耐寒性のある多年草のハーブ苗です。
でも花壇やプランター植えでは、真冬には地上部は茶色く枯れてしまいます。
木質化した茎が、ポキポキと折れるようになったら・・・・
なるべく短く刈り込んでください。

春になると、新芽がすごい勢いで芽吹いてきますよ。
小さなポット苗が何倍ものボリュームに成長しますから、地植えする場合は
横の苗との間隔をあけて植えるようにしてください。

これから日に日に寒くなる時期ですが、この寒い季節を耐えてこそ!強い苗に育ってくれます。
師走を前に、今のうちに花の綺麗なセージの苗を植えておきましょう!

タイトルとURLをコピーしました